- 更新日 : 2026年1月23日
パワーポイントで報告書を作成するには?構成例やレイアウトのコツを解説
パワーポイント(PowerPoint/PPT)で業務報告書やプロジェクト報告書を作りたい、見やすくまとめたいと思ったことはありませんか。報告書は情報を正確に伝えるだけでなく、読み手が素早く要点を把握できる構成が求められます。本記事では、パワーポイントで報告書を作成する方法から、必要な要素、レイアウトのコツまで解説します。
目次
パワーポイントで報告書を作るメリットは?
パワーポイントなら視覚的にわかりやすく、グラフや図表を効果的に配置した報告書を作成できます。
報告書というとWordで作成するイメージがありますが、PowerPointにも多くのメリットがあります。グラフや図表を自由に配置でき、視覚的なインパクトを出しやすい点が特徴です。また、そのままプレゼン資料としても使用できるため、報告会議での説明にも活用できます。
経営層への報告、プロジェクトの進捗報告、営業成果の報告など、要点を簡潔に伝えたい場面ではパワーポイントが適しています。
パワーポイントで作る報告書に必要な構成
表紙、目的、結論、本文(データ・分析)、今後のアクションという基本構成を押さえましょう。
報告書に盛り込むべき要素を解説します。報告の種類や目的に応じて、取捨選択してください。
表紙
報告書の顔となるページです。
報告書のタイトル、報告日、報告者(部署名・氏名)、報告対象期間などを記載します。タイトルは報告内容が一目で分かるよう、具体的に記載しましょう。「営業報告」ではなく「2024年度第3四半期 営業実績報告」のように、期間や内容を明示します。
エグゼクティブサマリー(要約)
報告の要点を1ページにまとめます。
忙しい読み手が最初のページだけで概要を把握できるよう、結論、主要な数値、重要なポイントを簡潔にまとめます。詳細は後のページで説明するため、ここでは要点のみを記載します。
報告の目的・背景
なぜこの報告を行うのかを明示します。
報告の目的、対象範囲、前提条件などを記載します。読み手が報告の文脈を理解できるよう、必要な背景情報を簡潔に説明しましょう。
結論・成果
最も重要な結果を先に伝えます。
報告書では「結論ファースト」が基本です。達成した成果、主要な結論、判明した事実などを先に示し、その後で詳細な説明を行います。読み手は最初に結論を知ることで、その後の情報を理解しやすくなります。
本文(データ・分析・詳細)
結論を裏付けるデータや分析を示します。
数値データ、グラフ、比較表などを使って、結論に至った根拠を説明します。データは羅列するだけでなく、何を意味するのか、どう解釈すべきかを添えましょう。前期比、計画比、前年同期比など、比較対象を明確にすると理解しやすくなります。
課題・問題点
明らかになった課題を整理します。
目標未達の要因、発生した問題、リスク要因などを正直に報告します。課題を隠さず示すことで、報告の信頼性が高まります。
今後のアクション・提案
次に何をすべきかを明示します。
課題に対する対策、今後の計画、必要な意思決定事項などを記載します。「誰が」「いつまでに」「何をするか」を明確にすると、実行につながりやすくなります。
補足資料(必要に応じて)
詳細データや参考情報を添付します。
本文に入れると冗長になる詳細データ、参考資料、用語解説などは、補足資料として最後にまとめます。
報告書のレイアウトのコツ
読みやすさと情報の優先順位を意識したレイアウトで、伝わる報告書を作りましょう。
効果的なレイアウトのポイントを紹介します。
1スライド1メッセージを徹底する
情報を詰め込みすぎないようにします。
1枚のスライドで伝えることは1つに絞りましょう。複数の内容を詰め込むと、何が重要か分からなくなります。情報が多い場合は、スライドを分割してください。
結論を最初に配置する
各スライドの冒頭にメッセージを置きます。
スライドのタイトルや最初の1〜2行で、そのページで伝えたいことを端的に示します。「売上推移」ではなく「売上は前年比15%増で目標達成」のように、結論をタイトルに含めると効果的です。
数字は大きく目立たせる
重要な数値を視覚的に強調します。
達成率、売上金額、増減率など、重要な数字は大きなフォントで目立たせましょう。「売上高 5億円(前年比+15%)」のように、数字と比較情報をセットで示すと分かりやすくなります。
グラフと表を効果的に使う
データは視覚化して伝えます。
数字の羅列ではなく、グラフで傾向を、表で比較を示しましょう。推移を見せるなら折れ線グラフ、構成比なら円グラフ、比較なら棒グラフが適しています。グラフには必ずタイトルと単位を付けてください。
色を使いすぎない
配色はシンプルに統一します。
メインカラー、アクセントカラー、背景色の3〜4色程度に抑えましょう。良い結果は青や緑、悪い結果は赤やオレンジなど、色に意味を持たせて一貫して使用すると、直感的に理解できます。
余白を確保する
詰め込みすぎず、読みやすさを優先します。
スライドの周囲や要素間に適度な余白を取ることで、情報が整理されて見えます。余白は「無駄」ではなく「見やすさ」を生む重要な要素です。
フォントを統一する
読みやすいフォントを選び、全体で統一します。
游ゴシックやメイリオなど、視認性の高いフォントを使用しましょう。タイトルは24〜32pt、本文は14〜18pt程度が目安です。フォントの種類は2種類以内に抑えます。
テンプレートを活用する
統一感のあるデザインを効率的に実現します。
スライドマスターでレイアウトを統一するか、会社のテンプレートがあれば活用しましょう。毎回ゼロから作るより効率的で、品質も安定します。
パワーポイントの報告書作成時の注意点
正確性、客観性、読み手への配慮を意識しましょう。
報告書を作成する際の注意点を確認します。
データの正確性を確認する
数字の間違いは信頼を損ないます。
グラフや表のデータが正しいか、計算ミスがないか、出典は明確かを必ず確認しましょう。
客観的な記述を心がける
事実と意見を区別します。
報告書は客観的な事実を伝えることが基本です。意見や推測を述べる場合は、「〜と考えられる」「〜の可能性がある」など、事実と区別できる表現を使いましょう。
読み手の立場で確認する
第三者の視点でチェックします。
専門用語は適切か、説明不足の箇所はないか、論理の飛躍はないかを、読み手の立場で確認してください。可能であれば、提出前に他の人に見てもらいましょう。
伝わる報告書で成果を正しく共有しよう
パワーポイントで報告書を作成する際は、表紙、要約、結論、データ、今後のアクションという基本構成を押さえましょう。レイアウトでは1スライド1メッセージを徹底し、結論を先に示し、数字やグラフで視覚的に伝えることが大切です。
正確なデータと分かりやすい構成で、読み手に伝わる報告書を作成してください。
この記事をお読みの方におすすめのガイド5選【部署別紹介】
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