• 作成日 : 2025年2月4日

リマインダーをiPhoneのロック画面に表示! 締切や約束忘れを防ぐには?

iPhoneには、タスクや予定を忘れずに管理するためのリマインダーという機能が標準搭載されています。リマインダーはロック画面に表示されるため、わざわざロックを解除することなく、タスクや予定を確認できます。

本記事では、iPhoneのリマインダーリストをロック画面に表示させる方法について解説します。

リマインダーをiPhoneのロック画面に表示するメリット

iPhoneのリマインダーは、タスクの管理や予定の確認などに使える便利な機能で、iPhoneに標準搭載されています。リマインダーを活用すれば、買い物リスト、業務スケジュールの管理、重要な会議の予定など、自分がやるべきさまざまな予定・計画を簡単に管理できます。

特に便利な機能として、場所にもとづいた通知があります。指定した場所に到着すると自動的に通知が届くため、会社に着いてやるべき作業や、スーパーで買わなければいけないものなどを忘れずに知らせてもらえます。

また、毎日、毎週、毎月といった周期で繰り返し通知してもらう設定も可能です。習慣化したいことや定期的なタスクの管理を簡単に行えます。

タスクやスケジュールの管理に便利なリマインダーは、iPhoneのロック画面にリストを表示させることもできます。リマインダーリストをロック画面に表示させることで、以下のような、さまざまなメリットが期待できます。

やることが一瞬で確認できる

ロック画面にリマインダーを表示しておけば、わざわざiPhoneをロック解除しなくてもロック画面に直接リマインダーが表示されるため、急ぎの用事やすぐに取りかかりたいタスクをすぐに把握できます。

必要最低限のリマインダー情報だけをロック画面で確認できるため、複数のアプリを開いてあれこれ確認するよりも集中力を削がれにくいという面もあります。ロック画面上でリマインダー内容を把握し、すぐに行動に移せるため、次の作業に集中しやすくなります。

通知が届くためタスク忘れを防ぐ

iPhoneを起動せずともロック画面にリマインダー内容が表示されるため、常にタスクが視界に入り、通知を見逃しにくくなります。

特に時間や場所に関わる大切なタスクを忘れにくくし、抜け漏れの防止に役立ちます。スケジュールやタスクの忘れに対する不安が軽減され、心の余裕も生まれるでしょう。

スケジュール管理の習慣がつく

何度もロック画面を見直しているうちに、タスクや予定を無意識に確認する習慣が身につきやすくなります。前もって予定を意識した行動を取るようになり、スケジュール管理がうまくできるようになると期待されます。

時間や場所などで通知をしてくれるリマインダーの機能を活用すれば、さらにスケジュール管理の習慣化が図れるでしょう。

iPhoneのリマインダーをロック画面に表示する設定方法

iPhoneのリマインダー機能は、2011年にiOSバージョン5から利用できるようになりました。従来はサードパーティー製のToDoアプリを使用するケースが多かったのが、Apple純正のタスク管理アプリ「リマインダー」が搭載されました。

さらに、リマインダーはウィジェットとしてロック画面に表示することができるため、iPhoneユーザーはよりタスクや予定を管理しやすくなりました。

しかし、このリマインダーをロック画面に表示させる方法がわからない人もいるようです。以下、その設定方法を解説します。

「リマインダー」アプリにリストを登録

最初に、iPhoneのリマインダー本来の機能として、リストの作成を行います。

まず、ホーム画面に設置されたリマインダーアプリをタップします。リマインダーアプリの画面に切り替わったら、画面左下の「+新規リマインダー」をタップし、リストを作成します。

画面左下の「+新規」から、リストにタスクを追加できます。各タスクには、通知を送りたい日時や場所を設定します。

さらに新しいリストを追加したい場合は、リマインダーアプリの最初の画面で、右下「リストを追加」から作成します。

「リマインダー」アプリの通知設定

リマインダーの通知機能をオンにします。通知機能をオンにすることで、設定したタスクや予定の時間に、iPhoneが通知でお知らせしてくれるようになります。

まず、ホーム画面から「設定」アプリをタップします。設定の項目の中から「リマインダー」をタップし、「通知を許可」をオンにします。 「通知のオプション」で「ロック画面」にチェックを入れます。

その後、リマインダーアプリから通知してほしい項目と、通知する日付と時刻、必要な場合は繰り返しの設定をします。日時ではなく、特定の場所を指定して通知を受ける設定をすることも可能です。

「リマインダー」リストをロック画面(ウィジェット)に表示

リマインダーリストをロック画面に表示させるには2つのやり方があります。ロック画面から直接行う方法と、ホーム画面の設定アプリから行う方法です。

ロック画面から直接行う方法

ロック画面を長押しして、「カスタマイズ」が表示されたらタップします。 「ウィジェットを追加」をタップし、アプリの項目をスクロールして「リマインダー」を選択します。表示されたリストの画像をタップすると、ロック画面に表示され、画面右上の「完了」で作業終了です。

ホーム画面の設定アプリから行う方法

ホーム画面の「設定」アプリをタップします。設定の画面をスクロールして、「壁紙」を選択。画面に表示されたロック画面をタップします。

あとは、ロック画面から行う方法と同様です。「ウィジェットを追加」をタップ→「リマインダー」を選択→リストの画像をタップ→「完了」で作業終了となります。

リマインダーのリスト表示を変更

ロック画面に表示されたリマインダーリストを、別のリストに変更することもできます。

「ウィジェットを追加」の画面でリマインダーリストをロック画面に表示させたあと、表示されたリストをタップします。画面がリマインダーアプリに切り替わるので、表示させたいリストを選択します。すると、ロック画面のリストが変更されるので、最後に「完了」をタップします。

リストの代わりに、「今日」「日時設定あり」「フラグ付き」をロック画面に表示させることも可能です。

ロック画面から「リマインダー」を編集・削除する方法

ロック画面からリマインダーを編集・削除するには、まずロック画面のウィジェットをタップします。するとリマインダーアプリが開くので、ここでリストの内容を編集・削除します。

リマインダーの内容ではなく、ロック画面の表示だけを削除したい場合は、「ウィジェットを追加」の画面を表示させ、表示されているリマインダーリストの左上「-」のボタンをタップします。すると、ロック画面からリマインダーリストが削除されます。

iPhoneのリマインダーリストはロック画面に3つ以上表示できる?

iPhoneのリマインダーリストは、ロック画面に2つまでの表示となっています。リストが複数ある場合は、最も使用頻度の高いリストを優先して表示させると良いでしょう。

ロック画面のリマインダーリストの変更方法は、前章「リマインダーのリスト表示を変更」をご参考ください。

また、リマインダーをロック画面に表示させると、タスクは上から3つまでしか表示されません。4つ目以降のタスクを表示させたい場合は、リマインダーアプリを起動し、表示させたいタスクを上から3番以内に移動してください。

iPhoneのリマインダーをロック画面に表示させ、タスク管理スキルをアップ

iPhoneのリマインダーは、タスクや予定を通知してくれる便利な機能です。日付や日時だけではなく、特定の場所に到着した時に通知をしてくれる点が大きな特徴です。

iPhoneでは、このリマインダーのリストをロック画面に表示させることもできます。ロック画面にリストを表示させることで、ロック画面を解除せずにタスクや予定を瞬間的に確認できるため、通知機能に頼るばかりではなく、スケジュールを忘れずに覚えておく手助けもしてくれます。

スケジュール管理やタスクの進行などに不安がある人は、iPhoneのリマインダー機能を活用してみてください。


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