• 作成日 : 2024年8月21日

iPhoneメモのパスワードを忘れたら?ロック解除・変更方法を解説

iPhoneメモのパスワードを忘れて入力ミスし、「正しいパスワードではありません」と表示された場合は、パスワードをリセットすることで解決します。パスワードが思い出せなくて変更できない場合も、リセットを活用するのが有効です。この記事では、iPhoneメモのパスワードを忘れた際の対処法について解説します。実際のiPhoneの画面と共に、ロック解除の手順を解説しています。

iPhoneメモのパスワードを忘れたら?

iPhoneメモのパスワードを忘れてしまった場合は、パスワードをリセットしましょう。パスワードをリセットすると、新しく作成したメモで新しいパスワードを利用できるようになります。ただし、すでにロックされていたメモに対しては、パスワードをリセットしてもアクセスできないため、注意してください。

リセットする手順は、以下のとおりです。

1.設定アプリを開いて「メモ」をタップする

iPhoneメモパスワード_リセット手順1

2.「パスワード」をタップする

iPhoneメモパスワード_リセット手順2

3.「パスワードをリセット」をタップする

iPhoneメモパスワード_リセット手順3

4.Apple IDのパスワードを入力して「OK」をタップする

iPhoneメモパスワード_リセット手順4

5.再度表示される「パスワードをリセット」をタップする

iPhoneメモパスワード_リセット手順5

6.iPhoneのパスコードを使用するか提示されるため、メモ専用のパスワードを設定する場合は「今はしない」をタップする

iPhoneメモパスワード_リセット手順6

7.新しいパスワードとヒントを入力し、「完了」をタップする

iPhoneメモパスワード_リセット手順7

iPhoneメモのパスワードを変更する方法

Face ID または Touch ID を使うか、現在のパスワードを覚えている場合は、パスワードを変更することも可能です。リセットでは新しくロックするメモに対してのみ、新しいパスワードが適用されます。一方、変更ではすでにロックされていたメモに対しても、新しいパスワードでロック解除できます。

1.設定アプリを開いて「メモ」をタップする

iPhoneメモのパスワード変更_手順1

2.「パスワード」をタップする

iPhoneメモのパスワード変更_手順2

3.「パスワードを変更」をタップする

iPhoneメモのパスワード変更_手順3.png

4.Face ID または Touch ID を使うか、これまで使用していたメモ用パスワードを入力する

5.新しいパスワードとヒントを入力し、「完了」をタップする

iPhoneメモのパスワード変更_手順5

iPhoneメモをパスワードロックする方法

iPhoneメモをパスワードロックする場合、以下2つの方法があります。

  • iPhoneのパスコードでロックする
  • メモ専用のパスワードでロックする

iPhoneのパスコードでロックする

iPhoneのパスコードを使用する場合は、別途パスワードの設定は不要です。複数のデバイスでiCloudのメモにアクセスする際は、それぞれのデバイスのパスコードやログインパスワードでメモを開けます。

メモ専用のパスワードでロックする

メモ専用のパスワードでロックする場合は、以下の手順で設定します。

1.ロックするメモを開いて右上の「三点リーダー」をタップする

2.「ロック」をタップするiPhoneメモパスワードロック_手順1

3.画面下部の「パスワードを作成」をタップする

4.新しいパスワードとヒントを入力し、「完了」をタップする

iPhoneメモパスワードロック_手順4.jpg

ロックされたメモは、パスワードを入力するか、Face IDまたはTouch IDを利用することで開けます。

iPhoneメモをパスワードロックできないときは?

iPhoneメモをパスワードロックできない主な原因は、以下の3つです。

  • 3以降にアップデートされていない
  • iCloud、iPhone以外のアカウントでメモを作成している
  • メモにタグが付いている

iOS9.3以降にアップデートされていない

iPhoneメモのロック機能に対応しているのは、iOS9.3以降のバージョンです。iOS9.3未満はロックできないため、まずはiOSがアップデートされているか確認しましょう。

iOSのバージョンは「設定アプリ」「一般」「情報」の順にタップをしていくと「iOSバージョン」の欄より確認できます。もし、iOS9.3未満であれば「一般」に戻り「ソフトウェアアップデート」から「ダウンロードとインストール」をタップすると、アップデートが可能です。

iCloud、iPhone以外のアカウントでメモを作成している

iCloudやiPhone以外のアカウントでメモを作成した場合、ロックはかけられません。ロックできるのはデバイス上のメモと、iCloud内で管理されているメモだけです。以下の書類が挿入されたメモも、ロックができないようになっています。

  • PDF
  • オーディオ
  • ビデオ
  • Keynote
  • Pages
  • Numbers

また、Yahoo!やGmailなどのアカウントと同期されているメモもロック不可能なため、注意しましょう。

メモにタグが付いている

iOS15以降のiPhoneでは、メモの中に「#」を入力してタグを追加できます。たとえば、仕事関連のメモに「#work」と入力しておけば、仕事のメモをまとめてチェックしたいときに便利です。

タグはメモを管理するうえで便利な機能ですが、タグ付きのメモはロックがかけられません。タグを付けたつもりでない場合でも「#」の後に文字が入力されていると、タグと認識されるため、ロックをかけられないメモは、記載内容も確認してみるとよいでしょう。

iPhoneメモのパスワードを忘れないために

iPhoneメモのパスワードを忘れないためには、以下の方法を利用するのがおすすめです。

  • パスワードを定期的にリセットする
  • パスワードにヒントを設定する
  • Face IDまたはTouch IDを使用する
  • パスワード管理アプリを利用する

パスワードを定期的にリセットする

忘れてしまいがちなiPhoneメモのパスワードは、定期的にリセットすることで、常にパスワードを覚えている状態を作るとよいでしょう。

パスワードのリセットは以下の手順で行います。

  1. 設定アプリを開いて「メモ」をタップする
  2. 「パスワード」をタップする
  3. 「パスワードをリセット」をタップする
  4. Apple IDのパスワードを入力して「OK」をタップする
  5. 再度表示される「パスワードをリセット」をタップする
  6. iPhoneのパスコードを使用するか提示されるため、メモ独自のパスワードを設定する場合は「今はしない」をタップする
  7. 新しいパスワードとヒントを入力し、「完了」をタップする

iPhoneのリマインダーの機能を使い、リセットするタイミングを管理するのもおすすめです。

パスワードにヒントを設定する

iPhoneメモをロックする際には、パスワードと共に「ヒント」を設定できます。ヒントを設定しておくと、2回連続で間違ったパスワードを入力した際に表示されるため、パスワードを忘れた場合の対策になります。

たとえば、パスワードを何かの記念日にしている場合は、ヒントの項目に「〇〇記念日」と入力しておきましょう。思い出せなくなったときにそのヒントがあれば、正しいパスワードを入力するうえで役立つでしょう。

Face IDまたはTouch IDを使用する

iPhoneメモのロックではパスワードの設定をしますが、同時に「Face ID」または「Touch ID」を有効にすることも可能です。パスワードを入力しなくても、ロックされたメモを簡単に開くことができます。

設定は、以下の手順で行いましょう。

  1. 設定アプリを開く
  2. 「メモ」をタップする
  3. 「パスワード」をタップする
  4. 「Face ID」または「Touch ID」を使用の切り替えボタンをONにする

Face IDTouch ID使用手順

ただし、Face IDまたはTouch IDの設定をアップデートした場合は、パスワードが必要なため、忘れないように注意しましょう。

パスワード管理アプリを利用する

パスワード管理アプリを利用するのも有効です。パスワード管理アプリとは、自動でIDとパスワードを入力して管理するアプリのことです。SNSやWebサイトのURLを判別し、必要なパスワードの候補を表示してくれます。

また、管理するだけでなく、複雑なパスワードを自動生成する機能もあります。安全性の高いパスワードを設定したい場合にも重宝するでしょう。パスワード管理アプリを選ぶ際は、セキュリティレベルや対応デバイスをチェックしてください。

iPhoneメモのパスワードを忘れたらリセットしてみよう

iPhoneメモのパスワードを忘れたときは、リセットを試してみましょう。Apple IDのパスワードさえわかればリセットできるため、ぜひ実践してください。ただし、リセットしてもすでにロックをかけているメモを開くことは不可能です。

パスワードを忘れそうであれば、覚えているうちに思い出しやすいパスワードとヒントへ設定し直すとよいでしょう。パスワード管理アプリを利用し、複雑で安全性の高いパスワードを設定して管理するのもおすすめです。


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