• 更新日 : 2024年1月19日

パスワード管理アプリ【2024年】おすすめ7選!ビジネスでの選び方を解説

パスワード管理アプリおすすめ7選!ビジネスでの選び方を解説

パスワード管理アプリとは、IDやパスワードを安全に管理できるアプリです。安全性の高いパスワードが自動的に生成され、安全に保管できます。情報漏洩や業務効率の悪化を防げるのがメリットです。

本記事ではパスワード管理アプリの機能や選び方、活用方法を解説するとともに、おすすめのアプリを紹介します。

パスワード管理アプリとは?

パスワード管理アプリとは、ユーザーに代わって自動でIDとパスワードを入力するアプリです。WebサイトやSNSのURLを判別し、記憶したIDとパスワードの候補を表示します。

ここでは、パスワード管理アプリの必要性や機能、ビジネス上の役割についてみていきましょう。

パスワード管理アプリの必要性

インターネットが普及して、ネット上のサービスやSNSを使う機会が増えています。ログインIDとパスワードが求められる場面も増え、その都度新しいIDとパスワードを作らなければなりません。ログインIDとパスワードを正しく管理することはセキュリティ上重要であり、管理を怠ると情報漏洩や業務効率の悪化につながります。

パスワード管理アプリはWebサイトやSNSのURLを判別し、記憶しているIDとパスワードの候補を表示します。IDやパスワードをどこかに記録する手間や忘れる心配がありません。

セキュリティの面からもパスワード管理アプリは重要です。パスワードをメモした紙を不用意に管理し、個人情報やビジネス上の機密情報が漏洩するというリスクを防止できます。

パスワード管理アプリの機能

パスワード管理アプリでは、安全性の高い複雑なパスワードが自動的に生成されます。数字やアルファベットがうまく組み込まれ、比較的長めなパスワードは第三者に見破られる可能性がほとんどありません。

パスワードの入力は自動的に行われ、入力する手間が省けて業務が円滑になります。また、パスワードは暗号化されており、クラウド上のサーバーに安全な状態で保管されるため安心です。

パスワード管理アプリの選び方は?

パスワード管理アプリはさまざまな会社からサービスが提供されているため、選ぶのに迷うかもしれません。パスワード管理アプリの選び方にはいくつかのポイントがあります。

選び方の詳細について、順にみていきましょう。

セキュリティレベル・安全性の高さ

パスワード管理アプリは個人情報の漏洩を防ぐなど、セキュリティ面が万全であることが重要です。以下のような対応をしているアプリであれば、安全性が高いといえるでしょう。

  • ログインに2段階認証が求められる
  • 指紋認証や顔認証が求められる
  • パスワードをクラウド保管する
  • 暗号化が「AES-256」方式

このように、セキュリティ面について十分配慮したアプリを選ぶようにしましょう。

対応しているOSやデバイスを確認

自分が使用するOS・デバイスに対応しているかの確認も大切です。多くのアプリはあらゆるOS・デバイスに対応していますが、一部には特定のOSでは利用できないものもあります。OSは対応していても、バージョンによっては利用できない場合があるため注意しましょう。

場所によってデバイスを使い分けている人も多いかと思いますが、WindowsとMacのみに対応しているアプリもあり、タブレットやスマホでは使えません。パスワード管理の設定を共通にするためには、マルチデバイス対応のアプリが必要です。

バックアップ機能がついているか

パスワード管理アプリには、バックアップ機能があるものを選びましょう。バックアップ機能はデータをパソコン・SDカード・クラウドなどに自動保存する機能で、万が一デバイスが故障した場合に大事なデータを失うことがありません。機種変更するときも、スムーズにデータを引き継げます。

バックアップ機能が搭載されていない、もしくは課金が必要になるアプリもあるため、事前によく確認してください。

パスワードの登録数

パスワードの登録数はアプリによって異なります。利用するサービスが多い、複数人で利用するといった場合、登録数が無制限であれば安心です。

パスワードの登録数が多い場合、管理をしやすいことも選ぶポイントになります。パスワードを作成した順に並べ替える、SNSやメールなど種類別に分類するといった一括管理の機能があれば、登録数が多くても管理に困ることがありません。

無料か有料か

パスワード管理アプリは無料と有料に分かれます。両方が利用できるものや、有料版で無料のお試し期間が設けられているものなど形態はさまざまです。

無料と有料では、パスワードの登録数や利用できる機能などが異なります。自分の利用状況に合わせて選ぶとよいでしょう。

有料版でお試し期間が設けられているものであれば、実際に利用して、お金を払ってでも引き続き利用したいかどうかを検討できます。

必ずしも有料だから優秀で、無料は利用しにくいとは限りません。有料か無料かよりも、自分の利用方法に対して必要な機能が装備されているかが大切です。

パスワード管理アプリのおすすめ7選

数あるパスワード管理アプリの中から、おすすめのアプリを7つ厳選しました。特徴を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1Password(ワンパスワード)

1Passwordは、パスワードを一括管理できるアプリです。数多くのログインIDやパスワード、クレジットカード情報、銀行口座などの個人情報を「保管庫」で管理し、「マスターパスワード」と呼ばれるひとつのパスワードでアクセスできるようにします。マスターパスワードを入力する代わりに、指紋認証の利用も可能です。

クラウド上でデータを保存できるため、デバイスを気にする必要がありません。パソコンで保存したパスワードを、タブレットやスマホでも利用できます。

1Passwordは有料版で、無料のお試し期間が設定されています。

Lastpass(ラストパス)

Lastpassは、パスワードと個人情報を暗号化された保管庫で保存できるアプリです。管理しているパスワードを分析し、変更するべきと判断したパスワードを表示する機能があります。

OSが同じデバイスであれば、パスワードを同期させることも可能です。また、ログインでは指紋認証の利用ができます。

個人向けには無料版が用意されており、ビジネス向けも1ユーザーあたり月間6ドル程度と手頃な価格設定です。無料のトライアルも利用できます。

Bitwarden(ビットウォーデン)

Bitwardenは、クラウド同期タイプのパスワード管理アプリです。パスワード数とデバイス数に上限はなく、保管庫にログイン情報を保存して同期し、複数のデバイスで同じ情報を共有できます。

個人向けには無料版があり、法人向けは会社の規模に応じて1ユーザーあたり月額3〜5ドルで利用できます。無料トライアルも可能です。

Microsoft Authenticator(オーセンティケイター)

スマホの顔認証や指紋認証を利用し、Microsoftアカウントへのログインを簡単かつ安全にできるアプリです。料金はかかりません。

スマホにインストールして、Microsoftアカウントとパスワードを登録しておくと、パソコンでMicrosoftアカウントにログインする際、スマホに通知が来ます。スマホの顔認証や指紋認証で本人確認が取れるため、一瞬でログインできるという仕組みです。

毎回パスワードを打ち込む必要がなく、パスワードとスマホ認証の2段階で守られます。

True Key(トゥルーキー)

True Keyは、セキュリティソフトのマカフィーが提供するパスワード管理アプリです。

強固なアルゴリズム・ AES-256 でパスワードを保護します。多要素認証が標準で、 マスターパスワードを設定すると、それ以降は顔認証や指紋認証などでログインすることが可能です。

15個のパスワードを登録できる無料版と、無制限で登録できるプレミアム版(年間約20ドル)があります。

Trend Micro パスワードマネージャー

セキュリティソフト「ウイルスバスター」のトレンドマイクロ社が提供するパスワード管理アプリです。個人情報がダークウェブに流出していないか常にモニタリングし、万が一流出が確認された場合は警告とともに対処方法を知らせます。

製品はデバイス・OSごとに分かれ、Windows版・Mac版は、無料版として5つまでのパスワードを登録できます。Android版・iOS版では、パスワードの登録制限のないプランを30日間お試しできます。

ノートンパスワードマネージャー

ノートンパスワードマネージャーは、セキュリティソフトの「ノートン」が提供するパスワード管理アプリです。マスターパスワードを覚えるだけで、すべてのアカウントID・パスワードを管理できます。

ノートンパスワードマネージャーのみの利用は無料で、ノートンのセキュリティソフトを利用すれば、総合的なセキュリティ対策ができます。

パスワード管理アプリの活用方法~仕事・ビジネス~

パスワード管理アプリは、パスワード以外の重要情報の保存やISMS認証取得などに活用できます。

ここでは、パスワード管理アプリをビジネスで活用する方法を紹介します。

パスワード以外の重要情報を保存

パスワード管理アプリの中には、パスワード以外の情報も安全に管理できる機能を備えたものもあります。

クラウド上に「データ保管庫」を備え、ログインIDやパスワードに加えて住所やクレジットカード情報、銀行口座情報などの重要情報も管理できる機能です。

セキュリティレベルの高いアプリですべての情報を保存できるため、情報漏洩のリスクを減らせるでしょう。

ISMS認証の取得に役立てる

パスワード管理アプリの導入は、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の取得に役立ちます。 ISMSとは「Information Security Management System 」の略称で、「情報セキュリティマネジメントシステム」とも呼ばれます。自社内で情報セキュリティのリスクを管理する仕組みです。

情報資産を適切に管理し、「機密性」「完全性」「可用性」を維持しながらセキュリティ対策などの取り組みを行い、審査機関の審査に合格すれば ISMS 認証の取得が可能です。

ISMS 認証を維持するには、1年ごとに行われる維持審査と3年ごとに行われる更新審査に合格しなければなりません。

信頼性の高いセキュリティ対策ツールとしてパスワード管理アプリを導入することは、 ISMS認証の取得・維持に貢献するでしょう。

Vault機能で閲覧範囲を設定

社内のチームでパスワードを管理する場合、案件ごとにVaultという保管庫を作成し、閲覧範囲を設定できる機能もあります。保管庫を設けてアクセス範囲を限定できるほか、途中から入ったメンバーへの共有もできます。重要なアクセス情報は別個の保管庫にしてアクセスを制限することも可能です。

閲覧範囲の設定によりより厳格に情報を管理でき、万一の事態が起きたときも誰が操作したのか追跡しやすくなります。

企業がパスワード管理をする際の注意点

企業がパスワードを管理するときは、使い回しを避けるなどの注意点があります。詳しくみていきましょう。

パスワードの使い回しは避ける

安全性を高めるには、同じパスワードを使いまわすのは避けましょう。複数のアカウントで同じパスワードを使うと、情報が漏洩した場合に被害は大きくなる可能性があります。そのような事態にならないためにも、パスワードはそれぞれ固有のものを設定するようにしてください。

企業では、パスワードをひとつのパソコンに集約して管理しているケースもあります。パスワードを管理しているパソコンに第三者が不正操作しないよう、ログインにもパスワードをかけておくことが大切です。

パスワード管理アプリに頼りすぎない

パスワード管理アプリに頼りすぎないことも大切です。パスワード管理はセキュリティ対策のひとつに過ぎず、総合的なセキュリティ対策が欠かせません。

特に個人情報や機密情報を扱うなどパスワードの漏洩が大きなセキュリティ事故につながる企業では、管理アプリを入れただけでは対策として不十分です。パスワード管理を含めた厳重なセキュリティ対策を行いましょう。

パスワード管理アプリを上手に活用しよう

パスワード管理アプリはIDとパスワードを自動入力し、安全に管理できるアプリです。IDやパスワードを紙に記録するなどの面倒がなくなり、忘れてしまう心配もありません。強固な暗号で情報が守られるため、セキュリティ面でも安心です。

パスワード管理アプリはさまざまな会社から提供されており、セキュリティレベルや機能はそれぞれ異なります。記事も参考に、利用状況に合ったパスワード管理アプリを選びましょう。


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