• 作成日 : 2025年2月4日

月間TODOリストの無料テンプレート!作り方や作成例を紹介

月間TODOリストは、1カ月のタスクを整理し、進捗を確認できるシートです。エクセルを使った無料テンプレートを活用すれば、仕事やビジネスでの業務を効率化できます。この記事では、月間TODOリストの作り方や、無料で使えるエクセルテンプレート、作成例について紹介します。自分に合った使い方を見つけてみてください。

▼以下より月間TODOリストのテンプレートを無料でダウンロードいただけます。

月間TODOリストとは?

月間TODOリストは、1カ月の間にやるべきタスクを管理するためのシートです。日ごとの予定ではなく、特定の期限や優先度に基づいてタスクを整理できます。仕事の計画を立てるときや、長期的なタスクを効率よく管理したいときに役立ちます。

週間TODOリストとの違い

週間TODOリストとの大きな違いは、タスクの管理方法です。週間TODOリストは日ごとのスケジュールを細かく設定するのに対し、月間TODOリストは1カ月単位でやるべきタスクをリスト化して全体を把握できます。例えば、特定の日に行う業務ではなく、月の間に完了させる必要があるタスクを管理するのに向いています。

月間TODOリストを作る流れ

月間TODOリストを作成するときは、仕事とプライベートのタスクを分けて考えると管理しやすくなります。仕事の業務は業務専用のリストに、プライベートの予定や家事などは別のリストにまとめることで、混同せずに整理できます。

月間TODOリストを作るときは、以下の手順で進めると整理しやすくなります。

  1. タスクをリストアップする
    まず、1カ月間でやるべきことをすべて書き出します。仕事では、プロジェクトの進行管理や会議の準備などがあげられます。プライベートでは、買い物や健康管理、趣味の時間などが含まれます。
  2. 優先度を決める
    タスクごとに重要度や締め切りの近さを考慮して、優先度を決めます。「すぐにやるべき」「今月中に終わればOK」「時間があればやる」といった区分で整理すると、進めやすくなります。例えば、会議の準備や締め切りのある業務は優先度を高く設定し、趣味の計画は余裕がある日程で組むとスムーズに管理できます。
  3. 期限を設定するいつまでに終わらせるべきか期限を設定します。「○日までに完了」「月末までに実施」といった形で期限を決めると、タスクの先送りを防げます。期限が曖昧だと後回しにしやすくなるため、できるだけ具体的に決めることが大切です。
  4. テンプレートに記入する無料のテンプレートを活用して、タスクを整理します。仕事とプライベートのタスクを分けたシートを作ると、より見やすく管理しやすくなります。タスク名・期限・実行状況を記入し、進捗が確認しやすい形式にしておくと、業務管理がスムーズになります。

月間TODOリストのテンプレート(エクセル)

エクセルを使った無料の月間TODOリストのテンプレートを利用すると、簡単にタスク管理ができます。以下のリンクからダウンロードできます。

月間TODOリストを作成する際のポイント

月間TODOリストを作成する際に特に意識したいタスクの優先度や期限の決め方、細分化の方法を解説します。

タスクの期限の決め方

タスクの期限を決めるときは、単に「○日まで」と決めるのではなく、逆算して計画を立てるとスムーズに進められます。タスクを短期・中期・長期に分類すると、優先順位が明確になり、進捗管理がしやすくなります。

Pointタスクの期限の決め方
  • 短期タスク(1週間以内)
    期限を意識しながらすぐに取り組む。会議準備、クライアント対応、報告書の提出など。
  • 中期タスク(2~3週間)
    進捗を確認しながら適切なペースで進める。広告キャンペーンの実施、研修の準備など。
  • 長期タスク(1カ月以上)
    段階的にタスクを分割し、定期的に進捗を確認する。年間計画の立案、大型プロジェクトの推進など。

タスクの優先度の決め方

タスクの優先度を決める際には、緊急度と重要度を基準に分類すると管理しやすくなります。以下のように優先度を振り分けることで、より効率的にスケジュール管理ができます。

Pointタスクの優先度の決め方
  • A(高優先度)
    期限が短く、業務やプロジェクトに大きな影響を与えるもの。クライアントへの報告書提出、契約締結など。
  • B(中優先度)
    比較的余裕があるが、期限内に確実に処理するべきもの。定例会議の準備、広告キャンペーンの分析など。
  • C(低優先度)
    余裕があり、後回しにしても影響が少ないもの。資料整理、趣味の予定など。

タスクを細分化する

大きなタスクは、そのままだと後回しになりやすいので、小さなステップに分けるのがおすすめです。

例えば、「新製品の企画書を作成する」というタスクなら、以下のように細かくできます。

タスク細分化の例(新製品の企画書を作成する)
  • 市場調査を行う(期限:1週目)
  • 競合分析をまとめる(期限:2週目)
  • 初回ドラフトを作成する(期限:3週目)
  • 上司とレビューを行う(期限:4週目)

余裕を持ったスケジュールを立てる

スケジュールを立てるときは、全てのタスクをギリギリに詰め込むのではなく、余裕を持たせることが大切です。計画どおりに進めることが理想ですが、突発的な業務や予期せぬトラブルが発生することもあります。余裕を持たせることで、急な対応が求められる場面でも慌てずに済みます。

Pointタスクスケジュールの決め方
  • バッファ時間を設定する
    タスクの完了予定日を1~2日早めに設定すると、スケジュールに遅れが出たときの調整がしやすくなります。
  • 優先度の低いタスクを柔軟に調整する
    Cランクのタスクは、スケジュールの変更があっても調整しやすいようにしておくと、忙しい時期でも負担が減ります。
  • 定期的に進捗を見直す
    毎週のチェックポイントを設けることで、タスクの進捗を確認しながら調整ができます。

月間TODOリストの作成例

月間TODOリストのテンプレートを活用し、タスクの作成例を紹介します。

例1:営業業務の管理

No優先度タスク完了期限完了日
1A前月の実績(速報値)を入力する11月3日11月2日
2A前月の実績(確定値)を入力する11月10日11月8日
3Bクライアントへの提案資料作成11月15日

例2:マーケティング業務の整理

No優先度タスク完了期限完了日
1BSNSキャンペーンの結果分析11月5日
2A広告費の調整と報告11月15日
3C競合分析レポートの作成11月20日

例3:個人のスケジュール管理

No優先度タスク完了期限完了日
1C年末旅行の予約をする11月20日
2B定期健康診断の予約11月25日
3A住宅ローンの手続きを完了する11月30日

テンプレート以外で月間TODOリストを管理するには?

アプリを活用する

スマホやPCのアプリを使うと、デジタルでの管理が可能になります。特に以下のようなアプリが役立ちます。

Todoist:タスクの優先度設定やリマインダー機能を備えたアプリ。

Notion:カスタマイズ性が高く、プロジェクト管理にも活用できる。

Google Keep:シンプルなチェックリストとして活用可能。

Trello:カード形式でタスクを整理し、進捗を管理しやすい。

手帳やノートを活用する

紙の手帳やノートを使って、月間TODOリストを管理する方法もあります。特に、以下の点でメリットがあります。

  • 手書きによる記憶の定着:書くことでタスクを意識しやすくなる。
  • 自由なカスタマイズ:シンプルなリスト形式から、見開きで月間スケジュールを作成するなど、用途に応じてカスタマイズできる。
  • 持ち運びが簡単:カバンに入れて持ち運べるので、どこでもスケジュールを確認・更新できる。

月間TODOリストを活用してタスクの抜け漏れを防ごう!

月間TODOリストを活用することで、1カ月単位でタスクを整理し、効率よく進捗を管理できます。エクセルの無料テンプレートを使えば、手軽にリストを作成し、仕事やプライベートのタスクを明確にできます。優先度を設定し、余裕を持ったスケジュールを立てることで、タスクの抜け漏れを防ぎながら無理のない計画が可能です。ぜひ、自分に合った形にアレンジして、スケジュール管理を向上させてみてください。


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