• 更新日 : 2023年8月10日

ブラッシュアップの意味とは?ビジネスシーンや英語の使い方を紹介!

ブラッシュアップの意味とは?ビジネスシーンや英語の使い方を紹介!

ブラッシュアップは「磨きをかける」「上を目指す」などの意味があり、ビジネスの場面でよく使われます。ただし、英語の「brush up」とは意味が異なり、英訳する際は違う単語になるため気をつけましょう。

本記事では、ブラッシュアップの例文やよく似た言葉である「brush up」の使い方などを解説します。

ビジネス用語の「ブラッシュアップ」とは?

ブラッシュアップは英語の「brush up」とは異なり、日本独自のカタカナ語です。「磨きをかける」という意味があり、主にビジネスシーンで使われます。技術や能力、アイデアなどを練り上げ、改良するという意味があります。

ブラッシュアップの意味を、例文を通して確認してみましょう。

ブラッシュアップを使用した例文

ブラッシュアップを使用した例文をいくつか紹介します。

  • 会議の資料をわかりやすくするためにブラッシュアップした
  • 知識をよりブラッシュアップするため、セミナーを受講している
  • プレゼンテーションの前に、内容をブラッシュアップして完成度を高める必要がある
  • 海外赴任を前に、語学力をブラッシュアップしたい

自分の知識やアイデア、スキルなどをより良くするといった意味で使われます。ある程度身についているスキルを磨き上げるというニュアンスがあり、まだ身につけていない新しい能力を身につけるという意味ではありません。

ブラッシュアップの言い換え・似た用語

ブラッシュアップには、さまざまな言い換え・似た用語があります。これらの言葉を一緒に覚えることで、ブラッシュアップの理解を深めることができるでしょう。

主な言い換えや似た用語は、以下のとおりです。

  • 練り上げる
  • 練磨する
  • スキルアップ
  • 洗練させる

「練り上げる」は、文章や提案などを見直し、より良いものにするという意味があります。「練磨する」は、修業を重ねて学問や技術などを身につけるという意味です。

「スキルアップ」もカタカナ語で、「経験や学習により仕事に対する能力を向上させる」という意味です。ブラッシュアップも能力を高めるという意味合いはありますが、アイデアや仕事の内容、資料など幅広い対象に使われるのに対し、スキルアップは主に技術や能力に限定されます。

「洗練させる」は、不用なもの・不純なものを省き、より優れたものへと磨き上げることです。より良くするという点ではブラッシュアップと似ていますが、ファッションやインテリアなど、対象が広がります。対象が異なると、ブラッシュアップとは異なるニュアンスで使われることも多いでしょう。

英語の「brush up」の意味は?

英語の「brush up」には、以前習得して忘れかけている知識や技術を「取り戻す」「勉強し直す」といった意味があります。「より良くする」「完成させる」という意味があるブラッシュアップとは意味合いが異なります。

ここでは、英語の「brush up」を使った例文をみていきましょう。

英語の「brush up」を使用した例文

英語の「brush up」は、以下のように使います。

I have to brush up my English before studying in England next year.

来年、イギリスに留学する前に英語の勉強をし直さなければならない。

She hasn’t worked in accounting for a long time, so he needs to brush up his marketing skills.

彼女は長い間経理の仕事をしていなかったため、スキルを取り戻す必要がある。

ビジネス用語の「ブラッシュアップ」を英語で表現すると?

ビジネスで使うブラッシュアップの意味を英訳する場合、「 brush up」を使うのは正しくありません。日本語のブラッシュアップは、英語にすると「refline」や「polish」など、別の単語があてはまります。

ここではブラッシュアップの意味に合う英語について、言葉の意味と例文を紹介します。

refine

reflineは「洗練する」「改良する」「磨きをかける」という意味があり、ブラッシュアップに近い言葉です。

(例文)

In this seminar, I will refine my language skills.

このセミナーで、私は語学力に磨きをかけます。

Villagers spent years trying to refine the land.

村の人々はその土地を改良するために何年もの時間を費やしました。

polish/polish up

polish/polish upは「滑らかにする、艶を出す」「完成させる」という意味があります。靴や家具など物理的なものを磨くときに使われる言葉ですが、「技量や能力、文章などを洗練させる」という意味もあります。ブラッシュアップに似た意味合いの言葉といえるでしょう。

(例文)

The proposal needs to be polished before being handed over to upper management.

提案を上層部に提出する前に、練り上げる必要があります。

He attended dance school in New York to polish up his dance skills.

彼はダンスのスキルを磨くため、ニューヨークのダンススクールに通いました。

make better

make betterは「物事をより良くする」「〜を改善する」という意味がある熟語です。goodの比較級で、すでに良い状態にあるものをさらに良くしていくことを表します。ブラッシュアップと同じニュアンスを表現できる言葉です。

(例文)

There is still plenty of time to make the project even better.

企画をさらに良いものにするため、時間はまだ十分にあります。

Every student has a chance to make it better.

どの生徒にも、前よりさらに良くするチャンスがあります。

improve

improveは、「改良する」「上達させる」という意味の言葉です。健康や天気の回復、成績の上達など、さまざまなものの改良・改善などに使われ、ブラッシュアップの意味合いで使われることもあります。

(例文)

We conduct customer surveys to improve the quality of our products.

私たちは製品の品質を向上させるため、顧客へのアンケートを実施します。

I would like to improve my English pronunciation.

英語の発音をさらに上達させたいと考えています。

ブラッシュアップのメリット

ビジネスでブラッシュアップすることにより、アウトプットの質を高める、作業効率が向上するといったメリットがあります。

ブラッシュアップのメリットについて、詳しくみてみましょう。

アウトプットの質が高くなる

ブラッシュアップを繰り返すことで完成度が上がり、アウトプットの質が高まります。例えば、取引先でのプレゼンテーションに使う資料をブラッシュアップすれば、交渉が円滑に進んで契約成立の可能性が上がるでしょう。

また、日々の仕事内容をブラッシュアップすればパフォーマンスが上がり、成果を生み出します。その結果、評価が上がり、昇給・昇格に結びつくでしょう。給与が上がればプライベートも充実するなど、プラスのサイクルが生まれます。

作業効率が向上する

ブラッシュアップでどこを改善し、何を改良すべきかを考える過程で、課題が明らかになります。課題を改善していくことで無駄が省かれ、作業効率が上がるでしょう。

効率が良くなれば作業時間が短くなり、より重要な仕事に取り組むこともできます。モチベーションが高まり、生産性も向上します。その結果、会社の成長へとつながるでしょう。

アイデアや企画のブラッシュアップ方法

ビジネスシーンでアイデアや企画をブラッシュアップする際は、「目的」「アイデア」「工程」の順で見直しを行います。そのあとブラッシュアップの計画を実行し、振り返りを行うという流れです。

アイデアや企画のブラッシュアップの方法について、順にみていきましょう。

目的の見直し

まず、なぜブラッシュアップをするのか目的を見直します。目的を見直す前提として、課題の明確化が欠かせません。課題が明確でなければ、ブラッシュアップの必要性がわからなくなるでしょう。

課題を明らかにしたら、ブラッシュアップの目的を定め、社内で共有します。目的の共有により、ブラッシュアップに向けた要望が集まるなど、工程がスムーズに運ぶでしょう。

アイデアの見直し

次に、アイデアや企画など、何を対象にするのかを決めます。対象にするものに決まりはありませんが、ブラッシュアップすることで成長が期待できるもの、効率化できそうなものを選ぶことが大切です。

アイデアのブラッシュアップで効果的なのが、ブレインストーミングとの併用です。ブレインストーミングとは複数人でアイデアを出し合う手法で、新たなアイデアの創出を目的とします。

ブレインストーミングで出されたアイデアを組み合わせ、新たな価値を持つアイデアへとブラッシュアップすることも可能です。

工程の見直し

ブラッシュアップの対象が決まったら、どのようにブラッシュアップするのか手法を決めます。そのうえで、具体的な工程やスケジュールを組んでいきましょう。

選んだ対象により、取り組みに要する期間は変わります。短期集中で行う場合もあれば、時間を要するケースもあるでしょう。長期にわたる場合は業務とも調整しながら、柔軟にスケジュールを組むことが大切です。

実行・振り返り

対象について見直しを行ったら、ブラッシュアップを実行します。対象に対して改善や改良を行い、現状以上に質を高めていきましょう。

実行後は振り返りを行い、検証することも大切です。実行の流れを客観的に見直し、改善点を見つけることでさらなるブラッシュアップにつなげます。このサイクルを繰り返し、より良い結果を生み出しましょう。

ブラッシュアップの意味を正しく覚えよう

ブラッシュアップは主にビジネスシーンで使われる言葉で「磨き上げる」「より良くする」といった意味です。英語の「brush up」とは異なり、日本独自のカタカナ語です。英語に訳する場合は「refline」など異なる単語を使います。

例文も参考に、ブラッシュアップの意味を正しく覚えましょう。ビジネスの場面でブラッシュアップとはどのように行うかも、あわせて確認し


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