• 更新日 : 2026年10月7日

MEGA(メガ)とは?ストレージに困らない?アプリの使い方も解説

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PointMEGAの無料プランはどこまで使える?

登録すると20GBの暗号化ストレージが使え、アカウントのない相手ともファイルを共有できます。

  • 端末を問わず自動で同期できる
  • 転送量の上限を超えると一時停止する
  • 業務利用では保存先の国と規約を確認する

端末側で暗号化するため、パスワードと回復キーを失うとデータを戻せません。長くログインしない状態が続くとアカウントが停止される場合もあります。

MEGA(メガ)は、アカウントのない取引先と手軽にデータのやり取りがしたいときに重宝するCloudストレージです。この記事では、MEGAの基本機能とアプリの使い方、料金プランの選び方、業務で使う際の注意点までをまとめました。

MEGA(メガ)とは?

MEGAは、ニュージーランドのMega Limited(メガ・リミテッド)が提供するオンラインストレージサービスです。保存するファイルを端末側で暗号化する仕組みを標準で備え、無料プランでも20GBの容量が使えます。運営側でも保存されたファイルの中身を読み取れない設計です。

無料プランでも20GBのストレージが使える

MEGAの無料プランでは、20GBのクラウドストレージをクレジットカードの登録なしで利用できます。容量と転送量の上限を除けば、無料プランでも管理画面の機能をひととおり使えます。

ただし、利用環境やキャンペーンの状況によって初期に付与される容量が変わる場合があります。登録した直後に、ダッシュボードで実際の付与容量を確認してください。

主要サービスと比べて無料の保存容量が大きい

無料で使える保存容量だけを見ると、MEGAは主要なクラウドストレージのなかでも大きい部類に入ります。無料プランの容量と特徴を並べると、次のとおりです。

サービス 無料プランの保存容量 無料プランの特徴
MEGA 20GB アカウントのない相手ともリンクで共有できる
Google ドライブ 15GB Gmail・Googleフォトと容量を分け合う
Dropbox 2GB 連携できる端末数に制限がある

※2026年8月時点の各社公表情報をもとに作成

写真や動画を保存すると容量の消費が早いため、無料で使える範囲の差は運用に影響します。

アカウントのない相手ともファイルを共有できる

MEGAは共有リンクを発行する方式のため、相手がアカウントを作らなくてもファイルを受け取れます。共有リンクには復号用の情報が含まれ、有料プランではリンクにパスワードや有効期限を設定できます。

取引先にアカウント登録を依頼する必要がないため、単発のデータ受け渡しにも使えます。外部業者とのやり取りが多い部署では、事前準備の工数を減らせます。

MEGA(メガ)の基本機能

MEGAは、ファイルの保存と共有を中心に、端末間の同期やチャットまでを1つのアプリでまかなえます。いずれの機能もエンドツーエンドの暗号化を前提に設計されており、保存と通信の両方が保護される構成です。

ファイルやフォルダをリンクひとつで共有できる

MEGAでは、フォルダ単位で共有相手を指定したり、リンクを発行して外部に渡したりできます。無料プランでもメンバー同士のファイル共有は可能です。

有料プランに切り替えると、共有リンクにパスワードを設定したり、ダウンロードできる期限を区切ったりできます。共有相手が増えるほど誤送信のリスクは上がる傾向があるため、期限付きリンクへ運用を切り替えるとよいでしょう。

端末データをクラウド上に自動で同期できる

デスクトップアプリを入れると、指定したフォルダの中身がクラウド上のストレージへ自動で同期されます。ケーブル接続やUSBメモリでの持ち出しが不要になります。

スマートフォンやタブレットからも同じファイルにアクセスでき、写真や動画のカメラバックアップにも対応しています。データはクラウド上に置かれるため、端末の空き容量を消費しません。

MEGAchatで共有相手と直接やり取りできる

MEGAchat(メガチャット)を使うと、ファイルを共有した相手とアプリ内でテキストや音声のやり取りができます。「送りました」と伝えるメールを別途出す必要がなくなります。

アップロードしたファイルへのフィードバックもストレージ内で完結し、音声・ビデオ通話も暗号化された状態で行われます。

ゼロ知識設計で運営側もファイルを読み取れない

MEGAはゼロ知識設計を採用しており、暗号化と復号はユーザーの端末上だけで行われます。暗号化に使う情報は、ユーザーが設定したパスワードで保護されます。

パスワードを忘れた場合は、利用開始時に発行される回復キーで再設定します。ただし、パスワードと回復キーの両方を失うと、運営側に問い合わせても復旧できません。二要素認証を設定しておくと、不正ログインを防ぎやすくなります。IPAも、パスワードを長く複雑にして使い回さないことに加えて、多要素認証の設定を勧めています。

参照:不正ログイン対策特集ページ|IPA

ビジネスでMEGAを利用するメリット

業務で使う場合の利点は、アカウント発行を伴わないファイル受け渡しと、端末を選ばないアクセスです。社外とのやり取りが多い部署では、準備にかかる時間を削減できます。

PCでもスマホでも同じファイルにアクセスできる

MEGAはブラウザとアプリの両方に対応しており、PC・タブレット・スマートフォンのいずれからも同じデータを扱えます。PCではブラウザから利用できるほか、同期用のデスクトップアプリを導入すると常時同期になります。

スマートフォンやタブレットで使う場合は、Google PlayまたはApp StoreからMEGAアプリを入れ、同じアカウントでログインします。外出先からでも保存済みの資料を確認できます。

バックアップセンターで保存の手間を減らせる

管理画面のバックアップセンターに端末を登録すると、指定したフォルダが自動でバックアップされます。手作業でのコピーが不要になるため、保存忘れによるデータ消失を避けやすくなります。

IPAの「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」でも、はじめに取り組んでほしい項目としてバックアップが挙げられています。同期の設定を一度済ませれば作業が自動で行われるため、専任の担当者を置きにくい組織でも運用を続けられます。

参照:中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン|IPA

ドラッグ&ドロップで直感的に操作できる

MEGAのアプリはドラッグ&ドロップ操作に対応し、管理画面も日本語表示に切り替えられます。ファイルは階層や種類で並び替えられるため、目的のデータを見つけやすい構成です。

ITに不慣れなメンバーが多い現場でも、操作説明にかける時間を抑えられます。

MEGA(メガ)の料金プラン

MEGAの有料プランは、必要な保存容量と転送容量を基準に選ぶ構成です。個人向けの容量別プランに加えて、複数ユーザーで使うビジネス向けプランや従量制のプランも用意されています。

容量と転送量の組み合わせでプランが分かれる

有料プランは保存容量と転送容量がセットで増える形になっており、扱うファイルサイズに合わせて選びます。区分ごとの考え方を整理すると、次のとおりです。

プランの区分 想定される使い方 容量の考え方
無料プラン 個人利用・お試し 保存20GB/転送量に上限あり
個人向け有料プラン 写真や動画の保管 容量別の段階から選ぶ
従量制・ビジネスプラン チームでの共同利用 基本容量に追加分を積み増す

料金は為替や改定の影響を受けるため、契約前にMEGA公式サイトの料金ページで最新の金額を確認してください。月額と年額では単価が異なるため、両方を比べたうえで選びます。

有料プランには付随サービスが含まれる

MEGAの有料プランには、ストレージ以外にVPNやパスワード管理といった機能が含まれます。ストレージ単体の単価だけで他社と比べると、実態と合わない比較になります。

別契約していたツールをまとめられる場合は、合計の支出が変わらないこともあります。反対に、社内ですでに同種のツールを導入している場合は費用が重複します。契約前に、いま使っているツールと機能が重なっていないかを洗い出しておきましょう。

MEGAの使い方はどう始める?

MEGAは、アカウント作成、プラン選択、回復キーの保存という流れで使い始められます。手続き自体は数分で終わりますが、回復キーの保管は後から取り直せないため、確実に進めてください。

アカウント作成はメール認証まで進める

MEGAの利用開始は、公式サイトで登録情報を入力し、メール認証を済ませるところから始まります。手順は次のとおりです。

  1. MEGA公式サイトにアクセスし、無料で試すためのボタンを選ぶ
  2. ユーザー名・メールアドレス・パスワードを入力する
  3. 届いた確認メールのリンクを開く
  4. 登録したメールアドレスとパスワードでログインする
  5. 表示されたプラン選択画面で無料プランを選ぶ

プランを選ぶと、続けてアカウント復旧のための画面へ移ります。

回復キーは必ず手元に保存する

アカウント作成後に発行される回復キーは、パスワードを忘れた際にデータへアクセスするための手段です。回復キーは英数字の文字列で、ダウンロードするとテキストファイルとして端末に保存されます。

パスワード管理ツールや社内の共有金庫など、端末が壊れても失われない場所に控えておいてください。ゼロ知識設計のため、これを失うと運営側でも復旧できません。担当者が交代する業務アカウントでは、保管場所を引き継ぎ資料に記載しておきます。

管理画面は日本語表示に切り替えられる

MEGAの管理画面は、設定メニューから表示言語を日本語に切り替えられます。画面はダッシュボード、ファイル一覧、写真、会話、バックアップセンターといった区分で構成されています。

画面の区分 主な用途 確認できる内容
ダッシュボード 利用状況の確認 ストレージ使用量・転送状況
ファイル一覧 データの保存と共有 アップロードしたファイルとフォルダ
バックアップセンター 端末との同期 同期対象のフォルダと実行状況

ヘルプページやFAQは英語表記が中心のため、詳細を調べる際はブラウザの翻訳機能を併用します。

MEGA(メガ)を利用する際の注意点

無料プランには転送量の上限があり、長く使わないアカウントは停止される場合があります。運用ルールを決めずに使い始めると、必要なときにファイルを取り出せない状況になりやすいため注意してください。

長期間ログインしないとアカウントが停止される場合がある

MEGAの無料アカウントは、長期間ログインのない状態が続くと一時停止や削除の対象になる場合があります。停止までの期間や運用は規約の改定で変わります。

現在の条件は、MEGAの利用規約とヘルプページで確認してください。四半期に一度ログインする運用にしておくと、停止のリスクを抑えられます。長期保管が必要なデータについては、社内のストレージにも複製を残しておきます。

無料プランでは転送量に上限がある

無料プランには転送量の上限があり、短時間に大量のダウンロードを行うと一時的に制限がかかります。転送量は保存容量とは別枠で消費されます。

保存しているデータが20GBの範囲に収まっていても、ダウンロードを繰り返すと制限に達することがあります。サイズの大きいファイルを何度も配布する場合は、有料プランへの切り替えを検討してください。

ヘルプやFAQは英語表記が中心になる

サービス紹介ページは日本語ですが、FAQやヘルプの詳細は英語表記が中心です。翻訳ツールを通すと、言い回しに違和感が残る場合があります。

規約や課金条件は解釈を誤ると影響が大きいため、原文もあわせて読んでおきます。社内で共有する手順書には、原文へのリンクを添えておくとよいでしょう。

業務でMEGA(メガ)を使うとき何を確認する?

社内データを海外のクラウドに置く場合は、保存先の所在地と事業者の取扱い条件を先に確かめます。個人データを含むファイルでは、個人情報保護法上の整理が必要になる場面もあります。

個人データを置く場合は保存先の国と契約条件を確認する

外国のサーバに個人データを保存する場合でも、その事業者が保存された個人データを取り扱わないこととなっていれば、外国にある第三者への提供には当たりません。個人情報保護委員会は、契約条項で取り扱わない旨が定められ、適切にアクセス制御がされている場合をその例として示しています。

ただし、外国のサーバに保存する場合は、その国の制度をふまえた安全管理措置を講じ、講じた措置を本人が知り得る状態に置く必要があります。MEGAはニュージーランドの事業者が運営しているため、利用を始める前に契約条件と保存先を確認します。

参照:よくある質問Q12-3|個人情報保護委員会

共有リンクの管理ルールを先に決めておく

共有リンクは、URLを知っていれば誰でもアクセスできる状態になり得るため、発行と失効のルールを決めておく必要があります。有効期限やパスワードを設定できる有料プランを使う、共有が終わったらリンクを無効化する、といった運用を社内で統一しておきましょう。

誰がどのフォルダを共有しているかを定期的に確認する担当を決めておくと、管理が属人化しにくくなります。共有を終えたリンクが残ったままになると、退職者や取引先を経由した漏えいにつながる場合があります。

MEGAの無料プランは定期的なログインを心がけよう

MEGAは、登録するだけで20GBの暗号化クラウドストレージが使え、アカウントのない相手ともリンクでファイルを共有できるサービスです。端末データの自動同期やMEGAchatでのやり取りも同じアプリ内で行えるため、外部との受け渡しが多い業務にも使えます。

一方で、無料プランには転送量の上限があり、長期間ログインのない状態が続くとアカウントが停止される場合があります。ゼロ知識設計のため、パスワードと回復キーを失うとデータを取り戻せません。

業務で使う際は、共有リンクの管理ルールと個人データの取扱い条件を整理したうえで、定期的にログインする運用を決めておきましょう。

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