- 作成日 : 2024年8月9日
【Android】伝言メモアプリの設定・再生方法、代替え録音アプリを紹介
伝言メモアプリとは、電車の中や仕事などで電話に出られない際、相手からの伝言を録音し、後から再生して確認できるアプリです。留守番電話サービスに似ていますが、伝言メモアプリ独自の特徴から昨今注目を集めています。
この記事では、伝言メモアプリの概要から留守番電話との違い、使い方などを紹介します。
目次
Androidの伝言メモアプリ(簡易留守録)とは?
伝言メモアプリ(簡易留守録)とは、一部のAndroidスマートフォンに搭載されている機能です。留守番電話サービスと同じく、あらかじめ伝言メモ機能の設定をオンにしておくと、着信してから一定の秒数が経過後に簡易留守録が起動し、相手からの連絡を録音します。
Galaxy(サムスン)やAQUOS(シャープ)、arrows M04(富士通)など、国内のメーカーが販売した一部のスマートフォンに搭載されています。一方で、iPhoneをはじめとする海外メーカーのスマートフォンや格安スマホなどでは利用できません。
これらのスマートフォンで伝言メモアプリを利用する場合、同じような機能をもつアプリを導入しましょう。
Androidの伝言メモアプリと留守番電話の違い
伝言メモアプリは、スマートフォン本体の機能であるのに対し、留守番電話サービスは、通信キャリアが提供しているサービスです。
そのため、伝言メモアプリは、電話の受け手側が圏外や電源をオフにしているときには利用できません。それに対し、留守番電話サービスでは相手の電話につながらなくとも伝言を残すことが可能です。
伝言メモアプリ | 留守番電話サービス | |
---|---|---|
保存可能件数 | 数十件以上 (※端末の空き容量に依存する) | ドコモ最大20件 au最大100件 SoftBank最大100件 |
最大録音時間 | 13時間 | 3分 |
保存可能期間 | 制限なし | ドコモ72時間 au1週間 SoftBank1週間 |
Androidの伝言メモの設定方法
伝言メモ機能の初期設定は、オフになっていることが一般的です。使用する前は、事前に設定しておきましょう。今回はサムスンのGalaxyを例に、設定方法を紹介します。
- 「電話」アプリを選択
- アプリ内の「メニューアイコン(画面右上の縦にボタンが3つならんでいるアイコン)」をタップ
- 「設定」をタップ
- 「伝言メモ設定」をタップ
- 「メッセージで自動応答」をオンにする
- 伝言メモに切り替える種類を「毎回」「バイブ/サイレント設定中に有効」「手動」より選択
- (「毎回」もしくは「バイブ/サイレント設定中に有効」を選択した場合)着信時に伝言メモに切り替わるまでの時間を設定する
(参考:SAMSUNG (Galaxy)伝言メモの使い方を教えてください。)
機種によって細かな違いはあるものの、基本的には同様の設定方法で伝言メモ機能を利用できるでしょう。
Androidの伝言メモの再生・削除方法
伝言メモアプリは、留守番電話サービスに比べて録音された音声の保存期間が長く、保存可能件数も多いのが特徴です。しかし、大量の伝言メモはスマートフォン本体の容量を圧迫し、ほかの用途で使用する際の邪魔になります。伝言メモ機能を利用する際には、定期的に録音した伝言メモを削除していくのも重要です。
録音された伝言メモの再生方法と削除方法を、サムスンのGalaxyを例に紹介します。
Androidの伝言メモの再生方法
伝言メモを聞くには、以下の手順を踏んでいきましょう。
- 「電話」アプリを選択
- 「履歴」より右上の「メニューアイコン(画面右上の縦にボタンが3つならんでいるアイコン)」を選択
- 「録音済み伝言メモ」へアクセス
- 確認したい伝言メモを選択すると、録音された内容が再生される
(参考:SAMSUNG (Galaxy)伝言メモの使い方を教えてください。)
どのような機種であっても、伝言メモのメニューを開けば、保存されている伝言メモリストにアクセスできるでしょう。
Androidの伝言メモの削除方法
録音した伝言メモを削除する際には、以下の手順を踏んでいきましょう。
- 「電話」アプリを選択
- 「履歴」より右上の「メニューアイコン(画面右上の縦にボタンが3つならんでいるアイコン)」を選択
- 「録音済み伝言メモ」へアクセス
- 右上の「メニューアイコン」より「編集」を選択
- 削除したい伝言メモを選択し、再度「メニューアイコン」を選択
- 削除を実行する
(参考:SAMSUNG (Galaxy)伝言メモの使い方を教えてください。)
伝言メモアプリの多くは削除した伝言メモを復元できないため、誤って削除しないよう注意しましょう。
Androidの伝言メモに代わる留守番電話アプリ
伝言メモアプリの代わりとして、以下7つの留守番電話アプリを紹介します。
- ドコモ留守電アプリ(ドコモスマートフォン)
- 楽天モバイル:Rakuten Link
- SUBLINE BIZ
- ソフトバンク:ボイスメッセージ
- スマート留守電
- 050通話アプリ LaLa Call(ララコール)
- MatePhone
各アプリの概要や機能を見ていきましょう。
ドコモ留守電アプリ(ドコモ スマートフォン)
ドコモ留守電アプリは、docomoのスマートフォンを使用しているユーザーが利用できるサービスです。留守番電話サービスに残されたメッセージをスマートフォンにダウンロードし、好みの順序で再生できます。さらに、音声をテキストに変換する機能も備えているので、通話ができない状況でも、メッセージの内容を確認し返信が可能です。
料金 | 月額330円 ※税込み表記 |
---|---|
主な機能 |
|
対応デバイス |
|
公式サイト | https://www.docomo.ne.jp/service/answer_phone/answer_phone_app/ |
※2024年7月17日時点
楽天モバイル:Rakuten Link
Rakuten Linkとは、楽天モバイルを契約しているユーザーが利用できるアプリです。通話やメッセージ、留守番電話だけでなく、楽天グループが提供するさまざまなサービスがまとめられています。
料金 | 無料 |
---|---|
主な機能 |
|
対応デバイス | Android 10以降を搭載した楽天モバイル対応製品 |
公式サイト | https://service.link.link/?scid=wi_rlk_rmb_service_rlk_morebtn_link_service_top |
※2024年7月17日時点
SUBLINE BIZ
SUBLINEBIZは、スマホアプリで簡単に仕事用050番号が取得できるビジネス向けサービスです。アプリをインストールするだけで専用番号を即時発行できます。さらに、全プラン追加料金なしで留守番電話機能が使えます。
料金 | 月額330円~ ※税込み表記 |
---|---|
主な機能 |
|
対応デバイス | Androidデバイス全般 |
公式サイト | https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.subline.app&hl=ja |
※2024年7月17日時点
ソフトバンク:ボイスメッセージ
ソフトバンクではスマートフォン向け留守番電話サービス「留守番電話プラス」と契約することで、留守番電話機能を利用できます。また、同サービスの専用アプリ「ボイスメッセージ」を活用すれば、録音したメッセージを音声ファイルとして保存することも可能です。
料金 | 留守番電話プラス:月額330円 ※税込み表記 |
---|---|
主な機能 |
|
対応デバイス | ソフトバンクもしくはワイモバイルのAndroidデバイス |
公式サイト | https://www.softbank.jp/mobile/service/answering/ |
※2024年7月17日時点
スマート留守電
スマート留守電は留守番電話メッセージを無制限に保存できるアプリです。また、伝言メモアプリと同じく、録音した音声のテキスト化やメールへの転送なども可能です。
料金 | 留守番電話:月額319円 ※税込み表記 |
---|---|
主な機能 |
|
対応デバイス | AndroidOS6.0以上で利用可能 |
公式サイト | https://www.sourcenext.com/product/smart-rusuden/ |
※2024年7月17日時点
050通話アプリ LaLa Call(ララコール)
050通話アプリ LaLa Call(ララコール)は電気通信事業などを行っている株式会社オプテージが提供する通話アプリです。このアプリを利用することで、スマホ自体の電話番号とは別に、もう一つの電話番号を取得できます。
料金 | 基本料金:月額110円 ※税込み表記 |
---|---|
主な機能 |
|
対応 バイス | Android 6.0以上のデバイス |
公式サイト | https://lalacall.jp/ |
※2024年7月17日時点
MatePhone
MatePhoneは格安SIMであるLinksMateを利用している人を対象とした通話アプリです。留守番電話機能や10分かけ放題、データ通信容量など、追加するオプションに応じて毎月の支払額が設定できます。
料金 | 基本料金: 月額847円~ ※税込み表記 |
---|---|
主な機能 |
|
対応デバイス | Android7.0以上のデバイス |
公式サイト | https://linksmate.jp/about/matephone/ |
※2024年7月17日時点
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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