- 作成日 : 2024年7月10日
GIJIとは?特徴・使い方・料金を解説!
GIJI(ギジ)は、株式会社アジャイルウェアが提供する議事録作成ツールです。会議中に作成した議事録を、参加者全員がリアルタイムで閲覧・編集できます。GIJIで議事録を共有することで、議事録作成や会議全体のムダを省けるため、業務効率化が可能です。
本記事では、GIJIの機能や特徴、料金体系をご紹介します。
目次
GIJIとは?
GIJI(ギジ)とは、会議中にリアルタイムで議事録を共有・編集できる、議事録作成に特化したサービスです。会議中に次のようなムダを省くことで、業務効率化を図ることをコンセプトとしています。
- 確認・承認のムダ
- 議論内容が脱線するムダ
- 清書・共有のムダ
GIJIの機能
GIJIの機能は、次の3種類に分かれます。
- 議事録の作成・整理
- リアルタイムでの閲覧・編集
- 文書のフォルダ分け
GIJIのエディタは、記入した文章を議題ごとに分けて整理可能です。さらに、議事録を参加者全員で閲覧・編集できるため、共有や承認の手間を省けます。議事録の文書は自動で保存され、フォルダ形式で管理できる仕組みです。
このような機能以外にも、オフライン作業や変更履歴の管理、閲覧・編集権限の設定機能も用意されています。また、今後はSlack・Googleカレンダーなど、外部サービスとの連携機能が実装される予定です。
GIJIの特徴は?
GIJIの特徴は、次の3つです。
- 議事録に特化した設定
- 充実の管理機能
- 専用設備不要で導入可能
議事録に特化した設計
GIJIは議事録の作成サポートにとどまらず、会議全体の効率化に役立ちます。作成した文書は議題ごとに分類できるほか、並べ替えやラベル付けも可能です。直感的な操作で、議論の流れ・内容を把握しやすい議事録を作成できます。
また、参加者全員で議事録を閲覧・編集することで、議題・進捗を確認しながら話を進められることもポイントです。リアルタイムで作成された議事録を見ながら、議論を進められます。もし議論中に話題が逸れても、スムーズに本筋に戻れるでしょう。
加えて、GIJIで作成した議事録は、記録した文章を議題ごとに整理できます。清書が必要ないため、議事録作成の業務コストを削減できることも利点です。議論の終了から実際のタスクに移行するまでの時間短縮も期待できます。
充実の管理機能
GIJIで議事録を作成すれば、過去の議事録を見返すためにメールボックス内を探す作業は必要ありません。自動で日付順に整理されるため、必要なファイルを速やかに見つけられます。
またGIJIで作成した議事録は、ファイル名の検索が可能なためファイル探しのストレスが減るでしょう。なお、有料プランなら議事録内の文章検索にも対応しています。
入力したデータは、自動でクラウドにバックアップされる仕組みです。途中でブラウザを閉じてしまっても入力データの一部は保存されるため、誤操作防止にもなります。
専用設備不要で導入可能
GIJIは、アマゾン ウェブ サービス(AWS)を利用したクラウドサービスです。インターネット経由でクラウドサーバー内にファイルを保存・管理できるため、導入するために社内サーバーは必要ありません。
従来、企業が情報システムを導入する際は、自社でサーバーを保有する必要がありました。自社サーバーは導入費用が高額で、運用にも手間がかかります。
しかし、クラウド型のサービスであるGIJIなら、サーバー設置の必要がありません。初期投資や運用の手間が抑えられるため、自社サーバーが必要なサービスより導入のハードルは低いでしょう。
GIJIの使い方は?
GIJIで議事録を作成するための方法を次の2ステップに分けて紹介します。
- 新しいフォルダを作成する方法
- 新しい議事録を作成する方法
新しいフォルダを作成する方法
GIJIのフォルダ作成に必要な手順は、次のとおりです。
- 「新規トップフォルダ」をクリックする
- フォルダ名を入力する
- 「作成」をクリックする
初めてGIJIにログインした際は、新しくフォルダを作るところから始めましょう。
画面左のバー上部にある「新規トップフォルダ」をクリックすると、フォルダ名の入力バーが出てきます。日付や議題、部署などに関連する名前を付ければ、検索しやすくなるでしょう。
名前を決めて「作成」をクリックすれば、一覧に新しいフォルダが追加されます。
新しい議事録を作成する方法
フォルダの作成が終わったら、議事録を作成できます。次の手順で作成しましょう。
- フォルダを選んで「議事録作成」をクリック
- タイトルを入力
- 関連情報を入力
- 話題に合わせて入力欄を追加
作成済みのフォルダを選ぶと、画面左上に「議事録作成」のボタンが出てきます。ボタンをクリックして、名前を入力したら「作成」を選んでください。
作成が完了したら、議事録の詳細情報を入力します。日付・開始時刻・参加者などを入力しましょう。書記担当者を記録したい場合は「書記」の欄も埋めてください。ここまで進めば、議事録を書き始められます。
議論の途中で話題が変わったら、画面下部のボタンをクリックして、入力欄を増やしましょう。
GIJIの料金体系は?
GIJIの料金体系は、次のとおりです。
Free | Community | Standard | |
月額料金 | 0円 | 0円 | 月額300円/ユーザー |
上限ユーザー数 | 10名まで | 無制限 | |
容量 | 5GB | 無制限 | |
議事録の共有・管理 ファイル添付 タスク管理 | 〇 | 〇 | |
議事録の合意・承認 | – | 〇 | |
変更履歴 | – | 〇 | |
Redmine連携 | – | 〇 | |
全文検索 | – | 〇 | |
以下、実装予定の機能 | |||
Slack連携 | – | 〇 | |
英語対応 | 〇 | 〇 | |
スマートフォンアプリリリース | 〇 | 〇 | |
Googleカレンダー連携 | – | 〇 | |
Outlook連携 | – | 〇 |
※2024年6月16日現在
GIJIのプランは、全3種類あります。ただし「Community」プランは学校・非営利団体のみ使えるため、企業で利用する場合は「Standard」プランを選ぶことになるでしょう。
「Free」プランは無料で使える代わりに、大半の機能が制限されています。GIJIの使用感を確認するために、試用目的で使うのがおすすめです。
また「Standard」プランを100名以上で導入すると、料金が割引になります。大人数の部門・企業で導入する場合は、運営元に問い合わせて、見積を取るのがおすすめです。
決済方法は、クレジットカード・請求書支払に対応しています。企業で導入する場合は、支払手数料が一回で済む請求書払いがおすすめです。
GIJIで議事録作成のムダをなくして、業務効率を上げよう
GIJIは、議事録作成業務のムダを削減し、業務効率改善に役立つツールです。議事録をリアルタイムで共有することで、確認・承認や清書の手間を省けます。
議事録作成・管理に役立つ機能が多数搭載されたGIJIを導入するなら、有料の「Standard」プランがおすすめです。議事録作成以外にも、承認機能・検索機能などが利用できるため、議論終了からスムーズにタスクを実行できます。
GIJIは、議事録作成の負担や、議論の脱線にお悩みの方向けのツールです。GIJIを導入してムダを削減し、業務効率化を図ってみてください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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