• 更新日 : 2024年1月18日

無料動画編集ソフトShotcutの使い方やダウンロード方法を解説

無料動画編集ソフトShotcutの使い方やダウンロード方法を解説

動画を作成しインターネット上で公開する際には、基本的に多くの方が動画編集ソフトを活用します。視聴者側へ伝えたいメッセージを明確にできる点がメリットです。また、必要な映像だけに絞るなど、動画を見やすくする工夫もできます。

本記事では、動画編集ソフトの中でも評価の高いShotcutの概要、基本的な使い方、メリット・デメリットなどを紹介します。

Shotcut(ショットカット)とは

ShotcutはWindows、macOS、LinuxなどのOSで利用可能な動画編集ソフトです。アメリカのMeltytech社が開発しています。

オープンソースであるため、すべての機能を無料で使用可能です。しかし、無料とは思えないほど機能は充実しています。4Kの動画編集に対応しており、アカウント登録も不要です。そのうえ商用でも利用可能で、設定を変更すれば日本語でも使用できます。

Shotcut(ショットカット)でできること

Shotcutはフリーのソフトウェアとは思えないほど多種多様な機能が実装されています。以下のような編集作業が可能です。

  • 写真、テキスト、音声などの素材を追加
  • 動画内の不要な箇所を削除
  • 画像サイズの変更
  • 明るさ、音量、解像度の調整

たとえば、個人がYouTube用のゲームプレイ動画を制作する際に利用します。また、ビジネスでも商品のプロモーション動画などを制作する際に活用されます。

Shotcut(ショットカット)のダウンロード

ShotcutはPCにインストールすることで利用可能です。インストール手順も、とくに難しい部分はありません。

まずは、Shotcutの公式サイト(https://shotcut.org)を開き、インストーラーをダウンロードしましょう。

次に、以下の手順でインストールを進めます。

  1. 「License Agreement」の画面で「同意(I Agreeボタン)」を押す。
  2. 「Installation Folder」の画面でインストール先のフォルダを選択し「Next」をクリックする。
  3. 「Installation Options」の画面で、ショートカットを作成したい場合は「スタートメニュー」や「デスクトップショートカット」などにチェックを入れ「Install」をクリックする。
  4. インストール完了後、「Close」ボタンを押す。

最後に、必要な設定があれば実施しましょう。たとえば、日本語化の設定を行う人は多いと思います。メニューバーの「設定」の「言語」から選択することで、ツール内の文字を日本語化することが可能です。

Shotcut(ショットカット)の基本的な使い方

Shotcutは非常に多機能であり、そのすべてを使いこなすことは難しいでしょう。しかし、基本的な動画編集の方法を習得しておくだけでも、見やすくわかりやすい動画が作れます。まずは、基本的な使い方を覚えましょう。

プロジェクトの作成と保存

Shotcutでは作成したプロジェクトごとに動画を編集します。まずは新規プロジェクトの作成方法を覚えましょう。

とくに難しいことは無く、プロジェクトのフォルダ、プロジェクト名、映像モードの3つを設定するだけです。Shotcutを立ち上げると画面中央に「新規プロジェクト」という枠が表示されます。

まず「プロジェクトのフォルダ」の右のボタンをクリックし、編集動画を格納するフォルダを選択しましょう。対象の動画が増えてきても管理しやすいように、フォルダ構成を工夫しておくのが賢明です。

次に「プロジェクト名」を入力します。とくに決まりはなく、ユーザーが管理しやすい名前を付けることが一般的です。

さらに「映像モード」で任意の画質を選択します。「HD 720p 50 fpb」「HD 1080p 60 fps」「UHD 2160p 60 fps」などから任意のものを選べます。解像度の高いものを選べばそれだけデータ容量も大きくなるため注意しましょう。

最後に「開始」ボタンを押下します。これでプロジェクトの作成は完了です。

動画、音声の追加

編集中の動画に音声や別の動画などを追加していくため、プレイリストとタイムラインの使い方を覚えましょう。

まずはプレイリストに使用する動画や音声のデータを追加します。メニューバーの下に「ファイルを開く」や「保存」などさまざまなアイコンが表示されています。その中に含まれる「プレイリスト」のアイコンをクリックしてください。

その後、画面左にプレイリストの枠が表示されます。動画や音声ファイルをこの枠にドラッグ&ドロップすることで追加可能です。編集したい動画があればこのプレイリストの中からデータを選択し、画面下のタイムラインの枠に追加していきます。

表示されたタイムラインにトラックを追加していくことで、複数の動画や音声を組み合わせて1つの動画を制作可能です。動画を追加する場合は、タイムラインの画面で右クリック、「トラックの操作」を選択、「映像トラックを追加」を選択して追加します。音声を追加する場合も同様で、その場合は「音声トラックを追加」を選択します。

動画のトリミング

映像制作において不要部分の削除はとくに頻度の多い作業だと思います。見やすい動画を作るために必須です。

Shotcutでこの作業を実施するには、まず任意の映像を選択しましょう。プレイリストにトリミング対象の動画を配置し、ダブルクリックすることで選択できます。その後、動画の下にシークバー(動画の再生箇所などを表示するもの)が表示されます。

シークバーの左右それぞれに三角形のマークが表示されているので、このマークを移動させましょう。このマークで囲まれている部分の映像を切り取れます。映像を再生させ切り取りたい部分の始めと終わりを確認し、選択範囲を調整しましょう。

最後に切り取り範囲決定後、その映像をタイムラインにドラッグ&ドロップします。これで作業は完了です。タイムラインには切り取られた動画が表示されます。

エフェクトの追加

最後にエフェクトの追加方法を理解しましょう。動画の品質を追求していく上でエフェクトは非常に重要です。使いこなせるようになれば、見やすく・わかりやすく・かっこいい映像に仕上げられます。

エフェクトは種類が非常に豊富です。動画が徐々に表示されたり消えたりするフェードイン・アウト、スピードの調整(スローモーションや倍速)、光線エフェクト(特定の場所を明るく照らす)などがあります。

たとえば、よくあるエフェクトの一つとして、画面に文字を表示するものがあります。このエフェクトをShotcutで対応するには、まず画面上部の「その他を開く」をクリックしましょう。プルダウンが表示されるため、その中の「テキスト」をクリックします。

ポップアップ画面が出てくるので、動画に表示させたいテキストを入力し素材は完成です。この素材をタイムライン上の映像トラックにドラッグ&ドロップすれば、文字が表示されます。

さらに、表示される文字の細かい設定も可能です。表示する位置やタイミング、文字のフォント、大きさなどを調整できます。

Shotcut(ショットカット)のメリット・デメリット

動画編集用のソフトは無数に開発されており、それぞれに特徴があります。選定する際は、その特徴を詳細に確認し目的に合うものを選びましょう。Shotcutには以下のようなメリット、デメリットがあります。

メリット1:無料で使える

Shotcutは費用面で大きなメリットがあります。オープンソースのため、無料で使用可能です。

他の動画や画像の編集用ソフトの場合、多機能なものになると有料であることが多いです。有料版と無料版が両方あるソフトもありますが無料版だと基本的には、機能が制限されている、使用期間が限定されているなどの制約があります。

メリット2:アカウント登録の必要なし

ShotcutはPCにソフトをインストールする形で利用します。そのため、アカウント登録などは必要なく、この点もShotcutの利点です。商品の広告メールなどが送られてくることもありません。

また製品によっては、クラウドサービスとして提供されているものもあります。使用するためには、アカウント登録が必要です。中には画面に広告が表示されてしまうものもあり、操作しづらく感じることがあるでしょう。

メリット3:豊富なファイル形式に対応している

数多くのファイル形式に対応している点もShotcutの魅力の1つです。160種類以上のファイル形式に対応しています。たとえばMP4、MKV、WebMなどが挙げられます。多様なデータを組み合わせて編集したい場合におすすめです。

デメリット1:日本語のサポートが少ない

Shotcutの公式サイトは現在、英語のみとなっています。そのため、日本企業が提供する動画編集ツールと比較すると、情報収集の難易度はやや高いでしょう。使い方がわからない場合、その内容によっては英語のサイトで確認する必要があります。

デメリット2:直感的に操作できない

非常に多機能であるため、場合によっては使いにくい場合がある点もデメリットです。

Shotcutには、一般的な動画制作であまり使われることがない機能まで実装されています。使用しないボタンも数多く画面に表示されてしまっているため、直感的な操作は困難です。

慣れてくればあまり難しくは感じませんが、操作方法のキャッチアップにはやや時間がかかるでしょう。

デメリット3:動作がやや重い

Shotcutは動作が重い場合があるので注意が必要です。スムーズに動作しないことがあり、動画制作を進める上でストレスを感じることがあります。推奨環境を参考に、十分な性能のPCにインストールすることがおすすめです。

動画を編集するならShotcutも使ってみよう

Shotcutは数ある動画編集ソフトの中でもおすすめの製品です。無料かつ非常に多機能であることがその主な理由です。前述の通りいくつかデメリットもありますが、基本的には操作に慣れることで解決できます。

細部にまでこだわった品質の高い動画を作りたい場合はShotcutを使ってみましょう。難しい動画編集でもShotcutの機能を使いこなせれば、期待以上の動画を制作できるはずです。


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