• 作成日 : 2024年7月4日

スマホのタスクとは?マルチタスクの操作方法を解説【iPhone/Android】

この記事では、iPhone・Androidでできるマルチタスクとタスクキルの概要やスマホ向けのタスク管理アプリを選ぶ際のポイントを紹介します。タスク管理は、業務効率化を考えているビジネスパーソンにとって非常に重要なものです。タスク管理に課題を抱えている方はぜひ参考にしてください。

スマホのタスクとは?

スマホのタスクとは、起動しているアプリや、バックグラウンドで動作しているアプリのことを指します。
ここでは、複数のアプリの切り替えができる「マルチタスク」と、不要なアプリを強制終了する「タスクキル」について解説します。

マルチタスク(画面切り替え)

マルチタスクは、アプリ一覧を表示して画面切り替えができる機能です。現在使用中のアプリから別のアプリに切り替えるとき、一度ホーム画面に戻ってから使いたいアプリを起動させている人もいるかもしれません。マルチタスクを利用することで、ホーム画面に戻る手間を省き、素早く切り替えが行えます。

なお、別のアプリへの移動は一度起動したものに限られます。初めて使用するアプリや、終了を行ったあとに起動していないアプリには移動できないため注意してください。

タスクキル

タスクキルとは、起動しているアプリを強制終了することです。一度起動したアプリは、画面に表示されない状態でもバックグラウンドで動いています。タスクキルを行えば、画面に表示しているアプリだけでなく、バックグラウンドで起動中のアプリも終了させられます。

タスクキルを行うことで、アプリの不具合を解消できるケースがあります。例えば、フリーズして動かない、動作が重いといったときに試してみてください。

なお「バッテリーを長持ちさせるためにタスクは切った方がいい」と言われることもありますが、タスクキルによってバッテリーを節約・長持ちさせられるかははっきりとはしていません。

[iPhone]マルチタスクの操作方法

ここではiPhoneでマルチタスクを行う手順を紹介します。やり方自体は非常に簡単であるため、ぜひ覚えておいてください。

マルチタスクを起動する

マルチタスクを行うには、最初にタスク画面を表示させなければなりません。ホームボタンを2回連続で押すことでタスク画面が表示され、起動中のアプリのサムネイルが確認できます。

なお、iPhoneX以降のホームボタンがない端末の場合、画面下部から上に向かってスワイプして止めることでマルチタスクが起動できます。

アプリケーションを切り替える

マルチタスクを起動させるとアプリ一覧が表示されるため、左右にはらいながら移動したいアプリを探し、利用したいアプリのサムネイルをタップしてください。そうすると、そのアプリに切り替えられます。

また、アプリを終了させた場合は、マルチタスクを起動させたうえで、終了させたいアプリのサムネイルを下から上へとはらうことで行えます。

マルチタスクを終了する

起動させたマルチタスクを終了させたい場合は、ホームボタンを押しましょう。タスク画面が終了し、ホーム画面に戻ります。また、iPhone X 以降の場合は、下から上にスワイプすることで終了可能です。

[Android]マルチタスクの操作方法

続いてはAndroidでマルチタスクを行う手順を紹介します。Androidユーザーの方はぜひ参考にしてください。

マルチタスクを起動する

Androidでマルチタスクを起動する場合、ホーム画面から画面右下にあるマークをタップすると、起動中のアプリが表示されます。画面を上下に動かすと、起動中のアプリを確認できます。

デフォルトでタスク管理ボタンが表示されていない場合は、ジェスチャーナビゲーションからボタンナビゲーションに切り替えが必要です。切り替え方法は以下の通りです。

  • ホーム画面から「設定」画面を開いて「システム」を選択する
  • 「操作」→「システムナビゲーション」と進み「3ボタンナビゲーション」を有効にする

なお、ジェスチャーナビゲーションでは、画面の下から上にスワイプして、長押ししてから離すことでタスク管理画面が開けます。また、画面下の細いバーを右にスワイプすることで、アプリの切り替えが可能です。

アプリケーションを切り替える

マルチタスクで起動中のアプリが表示されたら、利用したいアプリのサムネイルを選択してください。そうすると、選択したアプリに切り替えられます。

なお、マルチタスク画面からアプリを終了させたい場合は、サムネイルの右上にある「×」マークをタップすることで終了できます。

マルチタスクを終了する

Androidでマルチタスクを終了させたい場合は、画面下にある「◯」マークをタップしてください。マルチタスク画面からホーム画面に戻ります。

スマホによる仕事のタスク管理とは?

スマホでは、仕事や学習のタスク管理を行えます。そもそも仕事や学習において用いられる「タスク」は、やるべき作業、つまり仕事や学習を構成する小さな作業を意味します。

タスク管理を行うことで、作業の抜け漏れや納期遅れなどを防止し、仕事や学習を効率よく進められます。特に、複数人で仕事や作業を進める場合、1人のタスク管理の怠りが全体に影響する可能性もあるため注意しなければなりません。

タスク管理はさまざまな方法で行えますが、昨今ではスマホにもタスク管理アプリがたくさんあるため、アプリの活用も検討してみてください。

スマートフォンアプリでタスク管理をするメリット

ここではスマートフォンアプリを使ってタスク管理を行うことで、どういったメリットがあるのか解説します。タスク管理をどのように行うか検討している方はぜひ参考にしてください。

すぐにタスクを書き留められる

多くの人は、スマホを日常的に持ち歩いているため、新たなタスクが発生したとき、アプリにすぐに書き留めておけます。そうすることで、タスクの抜け漏れが発生する心配がありません。

例えばパソコンでタスク管理をしていると、外出先ではパソコンが手元にないケースも起こり得るため、会社や自宅に戻るまでタスクを記憶しておき、書き留めることとなります。また、持ち運びもできる手帳で管理するケースもありますが、手帳に加え筆記用具も持ち歩く必要があるほか、机がない場所では書き込みにくいデメリットもあります。

利便性という意味では、スマートフォンアプリでのタスク管理がおすすめです。

タスクの可視化ができる

アプリにタスクを書き込むことで、タスクが一箇所に集約され、さらに可視化が可能となります。仕事の場合、メールや社内チャット、電話などさまざまな媒体で連絡を取り合うため、タスクに関する情報が分散する恐れがあります。

そのようなときに、アプリでタスク管理をするようにすれば、やるべき作業が集約されるため、簡単に確認できるでしょう。さらに、口頭で伝えられたタスクを書き込むことで、タスクが可視化されるため、抜け漏れの心配がありません。

情報共有もできる

共有機能がついているアプリを使用すれば、チームで作業を進める際などにも活用可能です。例えば、プロジェクト全体のタスクと担当者、進捗状況を共有できれば、お互いに作業状況を把握できます。進捗に遅れが生じている場合は、サポートすることもできるでしょう。また、プロジェクトリーダーは、進捗状況を把握したうえで、仕事の量をコントロールできます。

スマホのタスク管理アプリの選び方

ここではスマホのタスク管理アプリを選ぶ際のポイントを紹介します。タスク管理アプリと一言でいってもその種類は多いため、自分にあったアプリを見つけるための参考にしてください。

シンプルで使いやすいか

タスク管理アプリを選ぶ際のポイントの一つが、アプリがシンプルで使いやすいかどうかです。余計な機能がついていないアプリであれば、タスク管理に集中しやすくなります。また、シンプルさに加えて操作性も重要なポイントです。初めて使用するときでも、直感的に扱えるアプリの方が利便性を考えるとおすすめです。

リマインド機能があるか

設定したタスクに対して、リマインド機能がついているかどうかも確認しておきましょう。リマインダーがあれば、タスクの抜け漏れや納期の勘違いによる遅れなどを回避できます。アプリによっては、リマインダーのタイミングを設定できるものもあります。特に業務量の多い人は早めにリマインダーが届くように設定しておけば、スケジュール管理が行いやすくなるでしょう。

共有する必要があるか

プロジェクトチームや家族など、複数人でタスクを共有したい場合は、共有機能がついているかどうかがポイントです。共有機能がついているアプリであれば、お互いに今どのようなタスクを抱えているのか、進捗状況はどうなっているのかが把握できます。また、タスクにコメントを残せるものであれば、申し送り事項などタスクに関連するコミュニケーションも取りやすくなるでしょう。

スマホのタスク管理機能やアプリで業務効率化を推進しよう

アプリの切り替えができるマルチタスクや、不要なアプリの終了ができるタスクキルを活用することで、スマホを使った作業の効率が高まります。

また、仕事や勉強に関する各種タスクは、スマホのタスク管理アプリを活用することで、よりを効率よく管理できるようになるでしょう。
今回の内容を参考に、業務効率家にお役立てください。


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