• 更新日 : 2024年12月13日

商品購入のお礼状の例文|書くメリットやポイント・テンプレも紹介

商品購入のお礼状は、ただの感謝の表現にとどまらず、ブランドやお店の信頼性を高める大切なツールです。丁寧に書かれたお礼状は購入者に安心感を与え、お店のイメージアップやリピーター獲得につながります。しかし、お礼状でどのような文章を書けばよいのか、分からない方もいるのではないでしょうか。

当記事では、お礼状を添えるメリットや具体的な例文、作成時のポイントを詳しく解説します。お客様との信頼関係を築き、長く愛されるお店作りに役立ててください。

商品購入のお礼状を添えるメリット

ネットショップや実店舗で商品を買い求める人は、ブランドやお店に対しての信頼性も重視しています。商品そのものの魅力に加え、「〇〇ブランドの商品は信頼できる」「あのお店からは安心して商品を買える」といった信頼感が購入の決め手となることが多いです。

商品購入のお礼状を添える行為には、ブランドやお店に対する購入者の信頼性を高める効果のみならず、さまざまなメリットがあります。以下では、3つのメリットを取り上げて詳しく解説します。

お店のイメージアップになる

お礼状はお店のイメージアップになります。丁寧に書かれたお礼状の送り主に対して、悪い感情を抱く人はあまりいません。商品購入を感謝する言葉がつづられたお礼状を受け取れば、購入者にはお店に対するポジティブな感情が少なからず芽生えるでしょう。

ネットショップで買い物をする際は、購入者は販売者と直接対面する機会がないため、お店を完全には信用できずに不安を抱きやすい傾向にあります。お礼状は購入者に安心感や信頼感を与えるのみならず、お店のイメージアップにつながる一挙両得の手段としても活用できます。

リピーター獲得につながる

商品購入のお礼状を添えると、リピーター獲得につながる点もメリットです。お店の売上を伸ばすためには、新規顧客はもちろん、リピーターの存在を軽視できません。お店を何度も利用してくれるリピーターが売上に大きく貢献するためです。

初回購入者に「このお店でまた商品を買いたい」と思ってもらうには、きめ細かな対応でよい印象を与える必要があり、お礼状の活用が役立ちます。商品にお礼状を添えて購入者の心に強く残る体験を提供できれば、リピーター獲得につながるでしょう。

競合との差別化になる

お礼状には競合との差別化につながるメリットがあります。世間には、お店のコンセプトや取り扱う商品が類似している競合は数多く存在します。商品で競合と差別化できない場合、お礼状というサービスで特別感を演出し、差別化を図ることは可能です。

お礼状を添えるには、文面やデザインを考えて作成するなど、多少の手間が必要です。しかし、手間をかけた結果はお礼状を添えないお店との違いとして表れ、お店の魅力を高めます。お店のオリジナリティを出すためにも、お礼状を効果的に活用してください。

商品購入のお礼状の無料テンプレート

商品購入のお礼状を作る際は、テンプレートの活用がおすすめです。文面や書式、デザインなどを考える時間を短縮でき、簡単にお礼状を作成できます。下記のリンクから無料テンプレートをダウンロードし、ぜひ活用してください。

商品購入のお礼状のテンプレートのダウンロードはこちら

商品購入のお礼状の例文

商品購入に対するお礼状の書き方として、3つの例文を紹介します。初回購入者とリピーターという受け取り手の違い、既製品と手作り品という取り扱い商品の違いなどから、内容にアレンジを加えています。ぜひ、お礼状を作る際の参考にしてください。

商品購入のお礼状の例文1

初回購入者に向けたお礼状の例文です。競合の中から自分のお店を選択してもらった点と、商品購入をしてもらった点に感謝を伝えています。商品に関する問い合わせができる旨を記し、最後は今後の利用につながる挨拶文で締めることがポイントです。

〇〇様

このたびは数あるショップの中から弊店をお選びいただき、誠にありがとうございます。

ご注文いただきました〇〇(商品名)をお送りいたします。ご満足いただけましたら幸いです。商品についてお気づきの点やご不明点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

当店では今後も皆様にお喜びいただける商品をそろえてまいります。引き続きご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

〇〇店 店主〇〇

商品購入のお礼状の例文2

リピーターに向けたお礼状です。購入者はお店での購入経験があるため、「平素より」「ご愛顧いただき」と書き出します。お店と購入者との間にある程度の関係構築ができている点を踏まえ、親近感のある文章も含んでいます。

〇〇様

平素より当店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

このたびお買い求めいただきました〇〇(商品名)は、今季当店で多くの方にご好評をいただいているおすすめ商品です。楽しんでお使いいただけましたらうれしく存じます。

これからも当店では〇〇様にご満足いただける魅力的な商品をそろえるよう努めてまいります。またのご利用をスタッフ一同お待ちしております。

〇〇店 オーナー〇〇

商品購入のお礼状の例文3

ハンドメイド作品や農産物など、自ら手がけた商品を取り扱っているお店によるお礼状の例文です。商品の販売主としてのみならず、作り手として商品への思い入れなどをお礼状に盛り込むことで、文面にオリジナリティを出せます。

〇〇様

日頃より当店をご愛顧くださり、誠にありがとうございます。

私たちが真心を込めてお作りいたしました〇〇をお買い上げいただき、感謝申し上げます。お気に召しましたら、大変うれしく思います。お気づきの点などは、ご遠慮なくお知らせください。

今後も皆様にお喜びいただける〇〇作りに励んでまいります。引き続きご愛顧くださいますようよろしくお願い申し上げます。

〇〇店 スタッフ一同

商品購入のお礼状を書くときのポイント

商品購入のお礼状を手紙で送付する際、守ったほうがよいマナーがいくつかあります。基本的に、お礼状は縦書きの便箋に万年筆や黒のペンで書き、白無地の封筒に三つ折りで入れます。商品購入の翌日など、できる限り早いうちにお礼状を送ることも大切です。

以下では、お礼状を書くときのポイント3つについて解説します。

シンプルかつ簡潔にまとめる

お礼状は、シンプルかつ簡潔にまとめます。商品の購入者に長文を読むことを強いるのはお礼状としてはふさわしくなく、重い印象を与える可能性もあるためです。多忙な人でもさっと読めるように、短くまとめる必要があります。

お礼状はシンプルなほうがよいものの、「このたびのご購入ありがとうございました」という感謝のみでは不十分です。商品購入に対する感謝に加えて、今後の購入にもつながる文章を入れることをおすすめします。

心を込めて書く

お礼状は心を込めて書きます。例えば、感謝の気持ちが伝わるように、手書きで作ったり、商品に対する思いをつづったりと工夫を凝らすこともできるでしょう。パソコンで作ったお礼状にも、手書きで一言添えるとよい印象を与えます。

心を込めて書かれたお礼状は、さらなる購入を促すきっかけにもなります。お礼状を受け取る購入者の気持ちにも配慮し、丁寧に仕上げてください。

商品にはお礼状を貼り付けないようにする

商品にはお礼状を貼り付けないことが基本です。商品にテープなどで貼り付けると、商品に汚れやダメージを与えるリスクがあるためです。商品に汚れやダメージがあれば、返品や苦情につながりかねません。

お礼状は目立つところに添えておかないと、購入者が見過ごす可能性もあります。このため、お礼状を商品と一緒にラッピングしたり、商品をラッピングした上から貼り付けたりする方法もおすすめです。

相手の心に届くお礼状でリピート購入を促しましょう

商品購入のお礼状を添えると、購入者に感謝を伝えられるだけでなく、お店やブランドへの信頼感を高め、ポジティブなイメージを形成します。また、細やかな配慮が特別感を演出し、顧客の心に響くことでリピーター獲得にもつながるでしょう。

お礼状を記載する場合はシンプルかつ簡潔に、心を込めて書くようにしてください。


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