- 作成日 : 2024年2月14日
デスクトップにメモを表示!付箋アプリの便利機能【Windows】
この記事では、Windowsのデスクトップで使用できる付箋アプリの概要や使い方などについて解説します。付箋アプリは、デスクトップ上にメモを残す形で使用します。他のデバイスとの同期ができるほか、色の使い分けやサイズ変更ができるなど、使い勝手の良さが特徴です。付箋を使用する機会の多い人に役立つアプリであるため、興味のある人はぜひ参考にしてください。
目次
デスクトップにメモを表示!付箋アプリの使い方
ここでは、Windowsで使用できる付箋アプリの使い方を解説します。アプリを活用することで紙の付箋を用意する必要がなくなるため、より効率的です。業務でWindowsを使用している人はぜひ参考にしてください。
付箋アプリを起動する方法
付箋アプリは、アプリ一覧のメニューの中から付箋アプリである「Sticky Notes」をクリックすれば起動できます。具体的には、以下のような手順で起動可能です。
- 「Windows 」のマークをクリックしてアプリ一覧を開く
- 一覧の中に「S」のメニューがあるためそこから「Sticky Notes」を選択する
- アプリが起動される
また、スタートメニューの検索機能を使って起動することも可能です。自分のやりやすい方法で起動させてください。
メモを作成する方法
付箋アプリの特徴の一つが、本物の紙の付箋のようなデザインになっている点です。ここに情報を記入する形でメモを作成します。作成方法は、付箋アプリを起動したら表示されたメモをクリックして文字を入力するだけと、非常に簡単です。
必要に応じて改行ができるほか、文字数の制限がありません。紙の付箋だとどうしても書き込める量に限りがありますが、付箋アプリであればそのような心配がないため使い勝手がいいといえるでしょう。必要な情報を自由に書き込んでください。
メモを追加する方法
仕事内容やプロジェクトによってメモを使い分けたい人もいるでしょう。そのようなとき、付箋アプリであれば簡単にメモを追加できます。追加手順は以下の通りです。
- 表示されている付箋をクリックする
- 付箋の上部にメニューバーが表示されるため、右上にある「+」をクリックする
- 新しいメモが追加される
作成したメモはサイズが変更できるため、メモの数が増えて画面が見にくくなってきた場合は、サイズを小さめにすることで見やすくなります。
メモの色を変更する方法
付箋アプリのメモは色を変更できます。紙の付箋にはさまざまな色のものがあるため、書き込む内容や目的に応じて色を使い分けている人も多いのではないでしょうか。メモの色を変更したい場合は、以下の手順で行ってください。
- 表示されている付箋をクリックする
- 付箋の上部にメニューバーが表示されたら「…」をクリックする
- 色が表示されるため、好きな色を選択すると色が変更される
色は全部で7色です。決して種類が豊富というわけではありませんが、普段の業務などで色を使い分ける分には問題ないでしょう。
メモを削除する方法
使い終わったメモは削除できます。削除を行う際の手順は以下の通りです。
- 表示されている付箋をクリックする
- 付箋の上部にメニューバーが表示されたらメモの削除を選択する
画面の見やすさを確保するためにも、定期的に不要なメモがないか確認し、削除するようにしてください。
デスクトップの付箋メモはこんなシーンに便利
Windowsのデスクトップで使用できる付箋アプリはさまざまなシーンで役立ちます。ここではなぜ付箋アプリが役に立つのか、主な特徴を説明しながら解説します。
PCの周りに紙の付箋を貼らなくてもすむ
紙の付箋を利用する場合、付箋をパソコンに貼ってメモを確認できるようにする必要があります。しかしこの場合、タスクが多くなると付箋の数も多くなり、結果的にパソコンの周りが付箋だらけになってしまう可能性があるでしょう。付箋だらけになると雑然として見栄えが良くないことに加え、メモを見落とす可能性もあるため注意しなければなりません。
一方でデスクトップの付箋メモであれば、画面にメモが表示されるため、わざわざパソコンの周りに付箋を貼る必要がありません。また、付箋が多くなって画面が見にくくなることもないでしょう。
手書きの不便を解決する
紙の付箋を使うには、覚えておきたい事柄を手書きする必要がありますが、中にはわざわざペンを取り出して手書きするのが面倒だと感じる人もいるでしょう。
デスクトップの付箋アプリの場合、キーボードでの入力ができるため手間がかかりません。特に普段からパソコンで作業する時間が長い人であれば、作業の合間などにすぐに入力できるでしょう。
無料で利用できる
Windowsの付箋アプリは無料で利用できます。紙の付箋だと有料になることを考えると、コスト面でもメリットがあります。
紙の付箋を1つ購入しても、金額としては高くはありません。しかし、付箋は仕事で使用する頻度の高いものであるため、付箋代だけでも意外と費用がかかると考えられます。
付箋をなくす心配がない
紙の付箋の場合、パソコンなどに貼り付けていたものが剥がれてしまう可能性があるため、紛失のリスクがあります。付箋をなくしたために、タスクの抜け漏れが発生することもあるかもしれません。一方でデスクトップのアプリであれば、すべてパソコン上で表示されるため、紛失の心配がありません。
デスクトップの付箋メモの活用方法
ここではWindowsのデスクトップの付箋メモの活用方法を紹介します。メモの同期や付箋の自動起動などができるため、ぜひ参考にしてください。
クラウドにメモを同期する
付箋アプリでは、アプリのメモと他のデバイス間で同期ができます。同期する際の手順は以下の通りです。
- 付箋アプリを開いてメモの一覧を表示する
- メモリストの右上にある設定アイコンをクリックする
- 「今すぐ同期」をクリックする
以上でメモの同期が完了します。なお、アプリのバージョンが3.7.106を超えていないと同期はできないため、注意してください。
付箋を自動起動する方法
付箋を作成すると、メモはパソコンをシャットダウンしても保存された状態となります。そして、付箋を起動した状態でシャットダウンをすると、次にパソコンを起動したときに自動で付箋が起動します。
忘れてはいけない大切な情報が記載されている付箋ですが、起動をするのを忘れてしまったために、タスクの抜け漏れが発生したり、予定に遅れてしまったりしては意味がありません。
自動で起動するようにしておけば、そのような事態にはならないでしょう。なお、付箋を起動していない状態でパソコンをシャットダウンした場合、次にパソコンを起動するときに付箋アプリは自動で起動しないため注意してください。
便利な付箋アプリを活用しよう
今回は、Windowsのデスクトップで使用できる付箋アプリの概要について解説しました。
付箋アプリはデスクトップにメモを残す形で使用するため、パソコンの画面の周りなどに付箋を貼る必要がありません。また、紙の付箋のように粘着力が弱くなって剥がれてしまう心配もないでしょう。色の使い分けやサイズの変更ができるほか、文字数にも制限がないなど、紙の付箋並みもしくはそれ以上の使い勝手の良さがあります。付箋を業務で使用する機会の多い人は、ぜひ活用してみてください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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