• 更新日 : 2023年10月25日

周知とは?意味や例文、ビジネスでの使い方について解説

周知とは?意味や例文、ビジネスでの使い方について解説

「周知」は、ビジネスシーンにおいてさまざまな場面で使われる言葉です。似たような言葉で「告知」や「通知」という言葉はありますが、それらの意味や使い方が分かっていないと、他者とのコミュニケーションをうまく図ることができません。

この記事では「周知」の意味や例文、類義語、ビジネスシーンでの使い方について解説します。

周知とは?

周知という言葉は重要事項とセットで使われることが多いため、正しく意味を理解していないとミスを引き起こす原因となってしまいます。まずは周知の意味について見ていきましょう。

周知(しゅうち)の意味

周知は「しゅうち」と読み、「広く周りの人に知れ渡っていること」の意味を持ちます。「広く知らせること」「情報を共有する」という動作的な意味で使われることもあり、知らせたい範囲は個人ではなく大勢に対して使われることが多いです。

特定の人物だけが知っていればよい事柄や、隠しておきたい状況では「周知しない」「周知したくない」というように表現します。

周知徹底(しゅうちてってい)とは?

周知徹底とは「隅々まで漏れなく知れ渡らせること」という意味です。分解すると「周知」を「徹底する」ということになり、周知している状態がより強調されていることが分かります。

使われる場面の例としては、関係者全員に情報の共有を徹底したいときや、上司から部下に対して情報を隅々まで行き届かせたい場合などに使われます。ビジネスシーンにおいて頻出する四字熟語であるため、必ず覚えておきましょう。

周知の事実とは?

周知の事実とは「世間一般に広く知れ渡っている実際の事柄」という意味です。言い換えれば「多くの人がすでに当たり前のように知っていること」と捉えることもできます。

注意したい点として、周知の事実には「知っていて当たり前」というニュアンスが含まれています。もし目上である上司に対して「それは周知の事実です」のような言葉の使い方をしてしまうと、失礼にあたる可能性があるため注意は必要です。

ビジネスでの「周知」の使い方、例文

以下に周知を使った具体的な例文を紹介します。適切な言い回しを覚えるための参考にしてください。

  • 新しいマニュアルの使い方を、全従業員に周知させてください。
  • 本日午前10時からの会議は、◯◯会議室から△△会議室に変更になりましたので、ご周知ください。
  • 再発防止のために、安全対策を周知する必要がある。
  • 周知のとおり、上半期より経営体制が刷新されました。
  • 新型コロナウイルスの感染予防対策として、密を避けるのが有効であることは周知の事実です。

「周知」の類語、関連語

「周知」と似たような意味を持つ言葉には、以下のようなものが挙げられます。

  • 告知
  • 通知
  • 伝達
  • 共有

「周知」の代表的な類語の意味と、実際の使い方について見ていきましょう。

告知(こくち)

「告知」は、物事を告げ知らせることを意味します。「周知」のように広く知らせるのではなく、特定の人に向けて情報を知らせる意味で使用されます。

告知を使った例文は、以下のとおりです。

  • 顧客へ向けて、新製品の告知をする。
  • 健康診断の結果、医者から癌の告知を受けた。
  • 新しい就業規則の告知がなされていません。

通知(つうち)

「通知」は、特定または不特定多数の人に対して、必要な物事を知らせることを意味する言葉です。告げて知らせること、その知らせのことを指して使用します。例えば、日程や合格通知など、強制力のない事柄に対して使われることが多いのは特徴です。

通知を使った例文には、以下のようなものがあります。

  • 結婚披露宴の通知を受け取る。
  • 試験の合格通知が届いた。
  • 電話やメールでの通知は行っていません。

伝達(でんたつ)

「伝達」は、相手に命令や指示、情報などを伝えたいときに使う言葉です。「周知」との違いとしては、相手に直接伝えるのではなく、何かしらの手段や誰かを介して伝えるというニュアンスがあります。

伝達を使った例文は、下記のとおりです。

  • 指示がうまく伝達されなかったことによって、認識に違いが生じた。
  • 情報伝達ミスに対する謝罪がない。
  • 決定事項をメールで伝達する。

共有(共有)

「共有」は、「2人以上でひとつのものを共同で所有すること」を意味する言葉です。ビジネスシーンでは「シェアする」といった意味を持ち、「情報共有」や「共有フォルダ」という言葉がよく使われています。

共有を使った例文には、以下のようなものが挙げられます。

  • トラブルが発生した場合はすぐに共有するようにしましょう。
  • 情報共有を積極的に図り、社内全体のレベルアップを目指そう。
  • 社外と共有ファイルを通じて資料のやりとりを行っています。

「周知」を正しく使って業務を円滑に進めよう

この記事では、「周知」の意味や例文、ビジネスシーンでの使い方について解説しました。ビジネスシーンでは非常によく使われる言葉のひとつのため、言葉の意味を理解して正しく活用することが大切です。

今回の記事を参考に、「周知」という言葉を積極的に使って、業務を円滑に進めていきましょう。


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