- 更新日 : 2024年7月3日
iPadのノートアプリおすすめ7選!ビジネスでの活用法も紹介
iPadのノートアプリを活用すれば、いつでもどこでも思いついたときに手書きでメモできます。さまざまなノートアプリがあるため、情報の見つけやすさや使いやすさなどで選ぶことがポイントです。
本記事では、ビジネスに役立つおすすめのiPadノートアプリ7選を紹介します。無料のものもあるため、ぜひ気軽に活用してください。
iPad向けノートアプリを活用するメリット
iPad向けのノートアプリとは、iPad上でデジタルのメモを残せるアプリです。iPad向けノートアプリを活用するメリットとして、以下の点が挙げられます。
- 思いついたときに書ける
- データ紛失の心配が少ない
- 時間や場所に関係なく使える
- 共有や変換がかんたん
それぞれ確認していきましょう。
思いついたときに書ける
iPad向けノートアプリを活用すれば、思いついたときに書ける点がメリットです。
せっかく良いアイデアを思いついても、手元に手帳・ノートや筆記用具がなくて後回しにしたことで、内容を忘れてしまうことがあります。iPad向けノートアプリを活用すれば、外出先でもiPadさえあれば記録・編集できるため、ビジネスに役立つアイデアや、取引先から聞いた貴重な情報を失念する心配がありません。
データ紛失の心配が少ない
データ紛失のリスクが低い点も、iPad向けノートアプリを活用するメリットです。
メモ紙1枚に情報を記していると、他の書類に紛れたり、落としたりして紛失することがあります。また、手帳やノートに記載した場合も、どこに書いたかわからなくなることがあるでしょう。
その点、iPad向けノートアプリではメモの内容を検索可能なため、ビジネスで必要な情報を見失わず、すぐに見つけられます。
時間や場所に関係なく使える
iPadのノートアプリで記録することで、時間や場所に関係なく情報を確認できる点もメリットです。iCloudで同期さえしておけば、iPadが手元になくても、iPhoneでいつでもどこでも記録した内容を確認したり、編集したりできます。
また、ノートアプリで膨大なデータを記録できるため、ビジネスで出張先や営業先に厚い手帳やノートを持ち歩く必要がない点も強みです。
共有や変換がかんたん
iPadのノートアプリは、共有や変換がかんたんな点もメリットです。
手書きのメモに残している場合、ビジネスで上司に報告する際や会議の参加メンバーに共有する際に、PCで入力し直してから印刷しなければなりません。その点、iPadのノートアプリに記録した情報はそのままPDFに出力して印刷できるため、資料を用意する手間が省けます。
iPadのノートアプリを選ぶポイント
iPadのノートアプリを選ぶ際のポイントは、以下のとおりです。
- 情報が見つけやすく使いやすいか
- 内容を共有できるか
それぞれ解説します。
情報が見つけやすく使いやすいか
必要な情報を見つけやすいかが、iPadのノートアプリを選ぶ際のポイントです。検索機能が便利で、情報を見つけるまでの時間がかからないものを選びましょう。
また、メモの使いやすさ(手書きのしやすさ)も選び方のポイントです。ボールペンで紙にメモを取るのと同じような書き心地のものであれば、気軽に使用できます。
内容を共有できるか
内容を共有できるかも、iPadのノートアプリを選ぶ際のポイントです。共有できれば、いつでもどこでも、メモを確認できます。
また、ビジネスで上司や取引先に資料をスムーズに送れるように、共有可能なアプリの中でも、「短時間で送信できる」「PDFへ変換可能」「送付先をかんたんに検索できる」などの基準を満たすものを選びましょう。
おすすめiPad向けノートアプリ7選
iPad向けノートアプリには、さまざまな種類があります。その中で、今回紹介するのは、以下の7つです。
- Apple純正「メモ」
- GoodNotes5
- Notability
- OneNote
- Noteshelf
- Nebo
- concepts
それぞれの特徴を紹介します。
Apple純正「メモ」(フォルダ・メモの共有)
Apple純正の「メモアプリ」は、iPadにダウンロード不要ですぐ使えるアプリです。手書きに対応していて自由にメモを取りやすいこと、チェックリストや表を手軽に追加できることが強みとして挙げられます。
また「フリーボード」も同じくApple純正アプリのため、iPadへのダウンロードは不要です。フリーボードなら、レイアウトやページ数を気にせず自由自在に文字やイラストを描けるため、ビジネスに関するアイデアを集約できます。
参考:Apple iPadユーザガイド iPadでメモを作成する/書式を設定する
参考:Apple iPadユーザガイド iPadのフリーボードを使ってみる
GoodNotes5(ノート管理や検索がラク)
GoodNote5は、階層構造でカテゴリー分けできるため、ノートの管理やメモを検索しやすい点が特徴のノートアプリです。無料版で基本的な機能にアクセスできますが、ノートブックの作成可能冊数は3冊まで、音声録音機能は1ノートにつき20分までなどの制限があります。
なお、GoodNote5をアップデートしたGoodnotes6も使用可能です。こすって消去や囲んで選択などができる「ペンジェスチャー」や、「AIタイプ入力」などの機能を搭載している点が、GoodNote5との違いとして挙げられます。
参考:Goodnotes 生まれ変わったノート
参考:Goodnotes Goodnotes 6に関するよくある質問
Notability(メモの反映が早い、音声録音できる)
Notabilityは、メモと連動させることで、後から手軽に録音内容を確認できるノートアプリです。そのため、会議で話し合われた内容を効率良くまとめられます。
編集回数などの制限はありますが、基本機能は無料版で利用可能です。有料版の「Notability Plus」を利用すれば、手書き文字の変換・検索や数式変換もできるようになります。
参考:Notability 自分のアイディアを自分のやり方で、編み出そう
参考:Notability Notabilityは無料で利用可能です!
OneNote(手書きもテキストもできる)
OneNoteは、手書きの文字・イラスト・テキスト・表などを使って、ノートや計画・情報などをまとめて保存できるノートアプリです。Microsoftが提供する商品ですが、iPadでも利用できます。
Microsoftの商品のため、WordやExcelなど、Officeアプリと連携しやすく、ビジネスで活躍する場面が多い点は特徴です。また、iPadに限らず、スマートフォン、PCなどさまざまな機器でメモの内容を確認できます。
Noteshelf(録音機能、メモを並べて表示)
Noteshelfは、買い切りタイプのアプリです。そのため、最初にコストがかかる分、その後はサブスクリプションで料金を支払わずに利用できます。
Noteshelfの主な特徴は、機能が豊富な点です。手書きテキストの変換機能、手書き文字の検索機能、ボイスメモの録音機能などが搭載されている上に、多彩なテンプレートがあるためお気に入りのデザインでメモを取れます。
Nebo(手書きメモをテキスト化)
Neboは、手書きメモをテキスト化できる点が特徴のノートアプリです。文字だけでなく、描いた図形を自動修正して完璧な図形に変換したり、数式を認識したりもできます。
Neboは、WordやPDFへの書き出しやパーソナル辞書など、全機能を無料で利用できる点も強みです。ただし、無料版は5ページの利用に限定されています。
参考:MyScript アイデアを具象化
参考:MyScript Nebo iPadの新フリープラン
concepts(1ページに情報を集約できる)
conceptsは、1ページに情報を集約できる無限キャンパスが特徴のノートアプリです。一度メモをまとめたノートに、新たに書きたいことが増えた場合でも、ページを大きくすることでいくらでも情報を追加できます。
料金プランは、無料の「ベーシック」、サブスクリプションの「プロ」、買い切り型(永続型)の「エッセンシャル」などさまざまです。ベーシックでも、無限キャンパスやJPG形式での書き出しなどが利用できます。
iPadのノートアプリで業務効率化
iPad向けノートアプリを活用すれば、思いついたときにいつでもどこでもメモを取れる点や、紙のメモと比べて紛失しにくい点がメリットです。ただし、利用するノートアプリによって、機能や料金が異なるため注意しましょう。
情報が見つけやすく使いやすいかが、iPadのノートアプリを選ぶ際のポイントのひとつです。自分にあったiPadのノートアプリを見つけて、業務の効率化を図りましょう。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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