• 作成日 : 2025年2月6日

手書きメモアプリの選び方は?無料で使えるandroidのおすすめアプリを紹介

手書きメモアプリを選ぶ際は、クラウド同期の可否やメモに書き込む際の書き心地の良し悪し、手書き以外の機能などをチェックすることが大切です。この記事では手書きメモアプリの概要や主な機能、メリットや注意点などについて解説しています。また、Androidで無料で使えるおすすめのアプリも取り上げているためぜひ参考にしてください。

手書きメモアプリとは

手書きメモアプリとは、その名の通り、手書きでメモ書きができるアプリのことです。情報をまとめることはもちろん、文章だけでは伝えにくいこと、理解しにくいことを図表などにしてアウトプットできます。また、アプリがクラウド対応であれば、インターネット環境下ならどこからでもメモにアクセスできる点も特徴です。

主な手書きメモアプリの機能

手書きメモアプリの機能はさまざまです。ここでは具体的に何ができるのか、主な機能を紹介します。

ノートとして記録する

手書きメモアプリの最も代表的な機能ともいえるのがノートとして記録することです。会議やミーティング、打ち合わせ等での内容を手書きでメモにサッと情報を残せるため、手間がかかりません。また、紙のノートに書き込むように図表が描ける点も魅力的です。

画像やPDFを取り込んで編集する

アプリによってはPDFや画像を読み込んで、そこに手書きでメモを残せるケースもあります。たとえば会議資料を読み込めば、会議の進行に合わせて必要な情報をメモに残すことも可能です。イラストや図形を追加すれば、よりわかりやすい資料にできるでしょう。

複数人で同時に共同編集する

作成したメモを共有し、複数人で共同編集できる機能を備えているアプリもあります。クラウド対応のメモであれば、遠隔地にいる人とも共有して共同編集できるため、業務効率も高まります。ブレストの内容を書き込むといった場面でも役立つでしょう。

手書きの文字をテキストデータとして抽出する

手書きで記入した文字はテキストデータとして抽出することも可能です。手書きの内容を後々共有することになった場合、デジタルテキストで共有する方が視認性に優れているため、使い勝手がいいといえます。

また、急いでいて雑に書き残したメモを見られるのは恥ずかしいという人もいるでしょう。そういった人にとっても、テキストデータの抽出は役立つ機能だといえます。

手書きメモアプリを利用できるビジネスシーン

手書きメモアプリはビジネスにおけるさまざまなシーンで活躍します。具体的には以下のようなシーンが挙げられます。

  • ToDoリストを作成する
  • 議事録のメモを取る
  • 文字だけではわかりにくい情報を記録する

アプリによってはチェックリストを付けられるものもあるため、それを活用すれば簡単にToDoリストを作成できます。その日何をするのか明確にしておきたい、済んだタスクをわかるようにしておきたいといったときに役立つでしょう。

また、議事録作成の際にも手書きメモアプリが活躍します。人によってはタイピングよりも手書きの方が早く書けるというケースもあるでしょう。また、メモを共有できれば複数人で同時に議事録作成を進めることも可能です。

そのほかにも、文字情報だけではわかりにくい部分に対して図やグラフ、絵などを加えることでわかりやすいメモにすることもできます。

手書きメモアプリを導入するメリット・注意点

手書きメモアプリの導入にはさまざまなメリットがある一方で、注意点も存在します。そこでここでは具体的にどのようなメリット・注意点があるのか解説します。

メリット

手書きメモアプリ導入の主なメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

  • メモがかさばらない
  • 外出先でも簡単にメモを取れる
  • メモの共有がしやすい異なるデバイスからでもメモにアクセスできる

アプリということもあってスマートフォンやタブレット端末1台で利用できるため、カバンに入れてもかさばりません。そのため、外出先などでも簡単にメモを取れます。さらに共有に対応しているアプリであれば、社内のメンバーにメモの情報をスムーズに共有できます。クラウド対応のアプリなら、デバイスに関係なくインターネット環境があればどこからでもアクセスできる点も魅力的です。

注意点

一方の注意点としては以下のような点が挙げられます。

  • ペンが必要になる
  • メモが多くなると必要な情報を見つけにくい

手書きメモアプリは基本的に専用のペンを使用して書き込むこととなるため、ペンの持ち歩きが必須です。また、ペンの充電が切れてしまうと使えないため、事前に充電状況についても気にしておかなければなりません。

手書きメモアプリはメモを気軽に取れる点が特徴ですが、そのぶんメモが多くなりがちです。そのため、必要なメモがどこにあるのかわからなくなる恐れがあるでしょう。このような事態を回避するためにも、検索機能に対応しているアプリがおすすめです。

手書きメモアプリを選ぶポイント

ここでは、手書きメモアプリを選ぶポイントを紹介します。アプリの導入を検討しているものの、どれを選べばいいか迷っている人はぜひ参考にしてください。

クラウド同期ができる

ビジネスシーンでの利用を想定している場合は、作成したメモをクラウドで同期できるかどうかをチェックしておきましょう。クラウド同期ができれば、インターネット環境下であれば、さまざまなデバイスからメモにアクセスできます。

たとえば、パソコンでメモを作成し、外出先からスマートフォンでメモをチェックするといったことも可能です。

書き心地やペンの種類が自分に合っている

ペンで文字を書く際の書きやすさも大切なポイントです。ボールペンやシャーペンなどで本物の紙に文字を書き込んでいる感覚で書けるペンであれば、使用していて不自由さを感じることはないでしょう。

また、握ったときの感覚やペンの機能などが自分に合っているかどうかも大切なポイントです。ペンはさまざまなタイプがあるため、実際に触ってみることをおすすめします。

音声入力対応・PDF変換可能など手書き以外の機能も充実している

手書き以外の機能が充実していれば、業務効率をより高められます。たとえば、音声入力機能があれば、会議の内容をそのまま音声入力してメモに情報を残せるため、議事録作成がより簡単になります。

また、PDF変換機能があれば、作成したメモをPDFにして社内展開しやすくなるでしょう。

無料で使えるandroidoのおすすめ手書きメモアプリ

ここではAndroidで無料で使えるおすすめの手書きメモアプリを紹介します。アプリに興味があるものの、まずは無料で試してみたいといった方はぜひ参考にしてください。

なおここで無料として紹介しているアプリによっては全ての機能が無料で使用できるわけではない点に注意してください。追加で機能を使用したい場合は、別途料金が必要となるケースもあります。

Goodnotes 6

Goodnotes 6は、カスタマイズ可能な用紙テンプレートが用意されている手書きメモアプリです。具体的には白紙や罫線、コーネル紙、プランナーなどさまざまなテンプレートがあるため、目的に応じて使い分けができます。また、スペルミスを自動で検出し修正してくれる機能も搭載しているため、よりメモ作成がスムーズに行えるでしょう。

さらに、作成したノートはGoogleドライブにアップしてiCloudで同期できるため、外出先からでもメモをチェックできる点も特徴です。メモ帳に書き込む感覚で気軽にメモを作成でき、なおかつ利便性にも優れている便利なアプリです。

Noteshelf 3

Noteshelf 3は、手書きはもちろんPDFをインポートしたうえでの書き込み、音声録音の挿入などができる便利なメモアプリです。作成したノートはカテゴリごとに分類できるため、業務やプロジェクトに応じてカテゴリを作成しておけば、必要な情報にもスムーズにアクセスできます。

ノートはカバーやテンプレートが豊富に用意されているため、自分にとって使いやすいデザインのものを選べます。また、スケジュール管理やToDoリスト作成などができるテンプレートも用意されているため、アプリ一つで業務の幅広い範囲をカバーできるでしょう。業務効率を高めたい人にもおすすめです。

Squid

Squidは手書きスタイルに特化したメモアプリです。ペンで書いた文字や図表などは指で消せます。また、指のみで書き込むこともできるため、万が一ペンが使えないとしても使用できる点も特徴だといえます。

また、有料プランではDropboxなどのクラウドストレージへのバックアップにも対応しているため、必要なメモにはどこからでもアクセス可能です。なお、有料プランではそのほかにも、テンプレートを使用できるようになるほか、PDFの取り込みなどにも対応しており、業務効率をより高められるでしょう。

アイデアメモ

アイデアメモは、手書きでどんどんメモを書き続けられるアプリです。メモに大量の情報を書き込む必要があるときなどには大いに役立つでしょう。

また、一覧画面からメモを長押しすれば並び替えもできるため、とりあえず必要な情報を書き込んで、後から並び替えて整理することも可能です。もちろん必要のないメモだけを削除することもできます。作成したメモはメールなどでも共有できるため、ビジネスシーンでも活用しやすいでしょう。

無限の手書きメモ紙 – a Paper

無限の手書きメモ紙 – a Paperは、描画範囲に制限がないため、自分のアイデアをどんどん書き込んでいける点が特徴です。ブレインストーミングなどにも活用できるでしょう。

また、メモを書き込む際の動作も軽いため、本物のメモ帳に書き込んでいるかのような感覚で文字を書ける点も魅力的です。ペンの種類や色、太さなども選べるため、文字色等で強調したり装飾したりすることもできます。

横画面にも対応しているため、必要に応じて書きやすい向きでメモを作成してください。さらに、5種類の罫線にも対応しています。

  • 白紙
  • 横線
  • 縦線
  • 方眼
  • 楽譜

手書きメモアプリで業務効率化を実現

手書きメモアプリはその名の通り、手書きで情報を入力できるメモアプリです。ペンがあれば簡単にメモを作成できるほか、枚数を気にすることなく書き込みができるため、ビジネスシーンでも活躍してくれるでしょう。

Android向けにもさまざまなアプリが用意されており、無料で使えるものもあるため、ぜひ活用してみてください。


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