- 更新日 : 2026年4月28日
職場環境アンケートの作り方は?質問例や無料のテンプレも紹介!
職場環境アンケートの目的は、従業員の意見を収集し、働きやすい職場づくりに役立てることです。質問作成時には、業務内容や上司との関係、チームワークなど、具体的な項目を設定し、従業員が自身の意見を自由に表現できるよう配慮することが大切です。
この記事では、職場環境アンケートの作り方や具体的な質問例、無料のテンプレート、実施する流れ、従業員の本音を引き出すポイントなどを紹介します。
目次
職場環境アンケートとは
職場環境アンケートは、従業員の職場における満足度や働きやすさ、改善すべき点を把握するために行われる調査です。「社内アンケート」「従業員満足度調査」「従業員エンゲージメントサーベイ」とも呼ばれます。従業員の意見を集め、企業の経営や人事方針に反映させることで、働きやすい職場環境を整えることが目的です。
職場環境アンケートの調査結果を基に、企業は適切な対策を講じ、従業員の満足度向上や生産性向上につながる施策を実施します。アンケート調査を実施することにより、雇用形態や年齢、職種、役職にかかわらず従業員の本音を包括的に収集でき、社員のモチベーション向上や離職率の低下にもつながります。
職場環境アンケートの無料テンプレート
職場環境アンケートを作成する際には、あらかじめ必要な項目が設定されたテンプレートの活用がおすすめです。下記のテンプレートは無料でダウンロードできるので、職場環境アンケートを作成する手間を省きたい場合はぜひ活用してください。
職場環境アンケートで重要な二要因理論
職場環境アンケートで測る従業員満足度は、「動機付け要因」と「衛生要因」の2つで構成されます。動機付け要因は仕事に対する満足度にかかわる要因であり、衛生要因は不満にかかわる要因のことを言います。この考え方は臨床心理学の研究に基づき「二要因理論」と呼ばれ、アンケートで質問を作成する上で取り入れたい要素の1つです。
動機付け要因と衛生要因の詳しい説明は、下記の通りです。
仕事そのものに関連する要素で、成長や達成感、承認、責任感などが含まれます。動機付け要因は、従業員の内的なモチベーションを高め、職務に対する満足感を生み出すのが特徴です。
職場の環境や条件に関連する要素で、給与、労働条件、職場の人間関係、福利厚生などが該当します。直接的にモチベーションを高めるものではありませんが、不十分であると不満を引き起こし、業務への集中を阻害します。 |
二要因理論を基に職場環境アンケートを設計することで、従業員が抱える内的なモチベーションと職場環境に対する不満の両方を理解し、改善点を見つけやすくなるでしょう。
動機付け要因(満足要因)の項目と質問例
職場環境アンケートではまず、動機付け要因・衛生要因に基づく質問を設定する前に、従業員の属性や所属部署、役職を把握するための、基本情報に関する項目を設定します。
【基本情報の項目例】
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上記の基本項目を設定して回答を得ることで、性別と年齢、役職と所属部署など2カテゴリを組み合わせたクロス集計が可能になり、特定の属性の特徴や傾向が把握できます。
ここからは、動機付け要因のアンケート項目と質問例を紹介するので、ぜひ書き方の参考にしてください。
仕事のやりがいに関する質問
従業員が仕事内容に対し、どの程度のやりがいを感じているかを把握するための項目です。
【質問例】
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成長実感に関する質問
従業員が日々の業務の中で成長を実感できているかを確認する項目です。
【質問例】
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会社への愛着・仕事の継続に関する質問
従業員が会社に対して、どの程度の愛着や帰属意識、勤続意向を持っているのかを測る項目です。
【質問例】
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衛生要因(不満足要因)の項目と質問例
衛生要因に関する質問は、業務負担・会社風土・職場・上司に関する質問のほか、処遇・評価制度・健康状態・経営・コンプライアンスに関する質問など、さまざまな項目があります。
ここでは、衛生要因のアンケート項目と質問例を一部紹介するので、ぜひ書き方の参考にしてください。
業務負担に関する質問
従業員に対し、業務量や残業時間など過度な業務負担がかかっていないかを把握する項目です。
【質問例】
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会社風土に関する質問
組織の文化や価値観など風土が醸成されているかを把握するための項目です。
【質問例】
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職場に関する質問
職場の清潔さや社内設備といった環境、人間関係において安心して働ける雰囲気・職場環境かを把握するための項目です。
【質問例】
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上司に関する質問
上司とのコミュニケーションや相性・関係性、仕事での教育方法や評価姿勢などに関する項目です。
【質問例】
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職場環境アンケートの作り方・実施する流れは?
職場環境アンケートの作り方と実施の流れは下記の通りです。
| 1 | 職場環境アンケートを実施する目的を決める |
|---|---|
| 2 | アンケート調査の質問項目・内容を決める |
| 3 | 職場環境アンケートの調査ツールを選ぶ |
| 4 | 職場環境アンケートを実施する |
| 5 | アンケート調査の結果を基に改善策を検討する |
職場環境アンケートを作成する上で特に重要なのが、アンケートを実施する目的です。実施目的を明確にすることで一貫性のある質問を設定でき、アンケート回収後の分析や改善策の策定がスムーズになります。
実施目的を決めた後は、動機付け要因と衛生要因に基づきアンケートの質問項目を設計し、職場環境アンケートに用いる調査ツールを選定します。調査ツールには無料で使用できるGoogleフォーム・formrun・Microsoft Formsなどもあるので、機能の充実度合いや操作性を比較して選びましょう。
調査ツールを選んだ後は、従業員に実施目的や使用するツールなどをアナウンスした上でアンケート調査を実施します。職場環境アンケートを実施した後は速やかに集計と分析を行い、自社の課題を洗い出しましょう。
職場環境アンケートで従業員の本音を引き出すポイント
職場環境アンケートで従業員の本音を引き出し、回答率を上げるには、まず匿名性を確保することが重要です。従業員が安心して意見を述べられる環境を整えることで、正直なフィードバックを得やすくなります。
また、質問内容はシンプルで明確にし、特定の回答を誘導しないように注意する必要があります。回答形式には自由記述欄を設け、従業員が詳細な意見や感想を述べられるスペースを提供するのも効果的です。さらに、アンケートの目的を事前に説明し、回答が実際に改善に役立つことを強調することで、従業員の積極的な協力を引き出せます。
職場環境アンケートを実施して適切な改善策を検討しよう
職場環境アンケートは、従業員満足度や職場の課題を把握し、改善策を見つけるために行われます。質問を作成する際には、従業員が回答しやすいように明確で分かりやすい質問を心がけ、自由記述欄を設けることで本音を引き出すことが重要です。アンケート調査の結果は具体的な改善施策の基盤となり、職場環境の向上につながります。
システム乱立を解消するためのステップとは?
多くの企業がバックオフィス業務効率化のため多様なクラウドシステムを導入するも、「便利なはずが非効率」という現実に直面しています。
その原因は、勤怠や経費など「部分最適」なシステム導入による乱立です。システム同士がつながらず、データの手入力やExcelでの突き合わせ作業が常態化。
これは「見えないコスト」を増やし、業務フローを複雑化させ、現場の負担を増大させます。システム乱立のリスクを整理し、業務アセスメントによる根本解決策をご紹介するホワイトペーパーを用意していますので、ぜひお気軽にご覧ください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
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