• 作成日 : 2025年2月4日

【最新版】無料のタスク管理ツールおすすめ8選!個人・仕事向けを紹介

タスク管理が上手い人は、タスク管理ツール・アプリを活用して仕事や日常生活の優先順位をつけたり進捗管理をしたりしています。無料のツールを選ぶ際は、必要な機能が制限されていないか、外部連携しやすいかなどに注目することがポイントです。

本記事では、個人・仕事向けに無料のタスク管理ツール8選を紹介します。

個人と仕事のタスク管理の違い

個人(プライベート)と仕事(チーム)では、タスク管理を共有する相手が異なります。プライベートであれば家族、仕事であれば上司や同僚のことを考慮しなければならないでしょう。

また、個人の場合は管理の対象が多岐にわたる点が特徴です。「子どもの誕生日プレゼントを◯日までに買う」「資格取得に向けて◇月までに■の学習を終える」などさまざまなタスクが考えられます。

仕事のタスクは、基本的にどれも自分ひとりでは完結しない点が特徴です。たとえば、書類の提出期限であれば、提出先の担当者や上司が受け取らなければタスクが完了したとは言えません。

ここから、個人と仕事のタスクにおいて選ぶツールの違いや、個人と仕事でタスク管理するコツも確認していきましょう。

選ぶツールの違い

プライベートで使うタスク管理ツールを選ぶ際は、自分が楽しく使えるものに注目することが大切です。どれだけ高機能でも、楽しくなければ飽きて使うのをやめてしまうでしょう。

一方、仕事であればスピードを重視することが大切です。見た目にこだわらず、業務効率化につながるものを選びましょう。

なお、個人も仕事も予算の範囲内で選ぶことが重要です。

個人と仕事でタスク管理するコツ

個人も仕事も、優先順位を決めることがタスク管理のコツです。

優先順位を明確にすることで、どれから取り掛かるか迷って余計な時間を過ごすことを防げます。優先順位を決めるのが苦手な人は、「重要度」と「緊急度」を考慮して決めるとよいでしょう。

また、プライベートにおいて家族でタスク管理する場合や、仕事でチームのタスク管理をする場合は、誰のタスクなのかを明確にすることが大切です。色分けするとひと目で担当がわかるため、各自がスムーズにタスクに取り掛かれるでしょう。

なお、個人と仕事で線引きせず、タスクを同等に扱った方がよいこともあります。なぜなら、一方だけでなく他方の日程も考慮した方が、各タスクの期日を決めやすいためです。

タスク管理ツールとは?

タスク管理ツールとは、業務の優先度や進捗の管理ができるツールです。タスク管理は業務の遅れを防いだり、スケジュールを調整したりするために重要です。タスク管理をしなければ、進行中の業務の優先度がわからなくなり、遅れや作業漏れが生じてしまいます。

タスク管理はスケジュール帳やメモ帳に書き込むことでもできますが、ツールを使うことで簡単に編集ができ、通知の受け取りや複数人での共有もできるようになります。

自分のタスクだけでなくチーム全体のタスクも整理できるので、プロジェクトのタスク管理にはツールを積極的に利用するとよいでしょう。

無料のタスク管理ツールの主な機能

タスク管理ツールのなかには、無料で使えるものも多くあります。無料のタスク管理ツールには、主に下記の機能があります。

  • タスクの進捗状況を表示(ガントチャート)
  • タスクのスケジュール作成
  • タスクの情報共有
  • 通知・アラーム設定

タスクの進捗状況を表示(ガントチャート)

横軸に時間、縦軸に作業内容が書かれたガントチャートを表示できます。ガントチャートを使えば、何時に何をすべきなのか、何と何を同時に進めなければいけないのかを明確に理解することが可能です。

ほかのメンバーの現在取り組んでいる作業も可視化でき、進捗の遅れがあれば容易に把握できます。それぞれの1日のタスク量の把握もしやすいため、忙しいメンバーのサポートもしやすくなるでしょう。

タスクのスケジュール作成

タスクの開始日と終了日を、1日や1週間、1ヶ月単位で表示できます。

月初にタスク管理ツールでその月のスケジュールを作成すれば、いつ何に取り組むべきなのかを明確にできます。1ヶ月全体のスケジュールを意識しながら作業に取り組めば、業務の遅延を予防することが可能です。

新しいタスクを追加したいときも、1週間や1ヶ月のタスクのバランスを見ながら効率の良いスケジューリングができます。

タスクの情報共有

コメントやチャット機能を通してタスクの情報共有もできます。ツール上でタスクに紐づけてメッセージをやり取りすれば、タスクの遂行に必要な情報の把握漏れを予防可能です。

ファイル添付ができる場合は参考資料の共有もできます。ドキュメントや画像をツール上で共有すれば、どのタスクに関連したファイルなのかが一目瞭然なので、効率的に共有可能です。

通知・アラーム設定

通知やアラームを設定すればタスク開始のタイミングがわかりやすくなり、作業の遅れや漏れを予防できます。上司やリーダーから新しいタスクが追加された場合、タスクの内容に変更があった場合なども通知を受信できます。

個人・仕事利用におすすめの無料タスク管理ツール

個人・仕事利用におすすめの無料タスク管理ツールを紹介します。

  • Trello:機能制限のない無料プラン
  • Wrike:カンバン方式でのタスク管理
  • Asana:さまざまなアプリと連携できる
  • Jooto:複数のプロジェクトを管理
  • Todoist:テンプレートが豊富
  • Notion:タスクの変更が柔軟
  • Google Tasks:Googleサービスとの連携に強い
  • Brabio!:エクセルシートに一括出力できる

上記それぞれの特徴や料金を紹介するので、自社に合うツールを検討する際の参考にしてください。

Trello:機能制限のない無料プラン

Trelloの無料プランは、チームの全員が無制限のストレージやアクティビティログを利用できます。SlackやOutlook、Gmailなどとの連携も可能です。

「ボード」ではタスクの確認や整理、「リスト」では進捗の管理ができます。「カード」では、タスクに必要な情報の共有が可能です。

主な機能
  • ボード
  • リスト
  • カード
料金プラン(月額/月契約の場合)
  • FREE:無料
  • STANDARD:6米ドル(※約937円)
  • PREMIUM:12.5米ドル(※約1,953円)
  • ENTERPRISE:17.5米ドル(※約2,734円)
公式HPhttps://trello.com/home

※2025年1月24日現在、1米ドル=156.24円の場合
※日本で利用する場合、税込表記

Wrike:カンバン方式でのタスク管理

Wrikeでは、カスタマイズ可能なダッシュボードでプロジェクトに合わせたタスク管理ができます。400以上の外部アプリと連携できるため、すでに使用しているサービスとの併用もしやすいでしょう。

Freeプランは人数制限なく利用でき、メールを利用した通知や、iOS・Android用アプリの利用ができます。

主な機能
  • ダッシュボード
  • クロスタグ
  • ガントチャート
  • ファイル共有
料金プラン(月額/月契約の場合)
  • Free:無料
  • Team:10米ドル(※約1,562円)
  • Business:24.8米ドル(※約3,875円)
  • Enterprise:要問い合わせ
  • Pinnacle:要問い合わせ
公式HPhttps://www.wrike.com/ja/

※2025年1月24日現在、1米ドル=156.24円の場合
※日本で利用する場合、税込表記

Asana:さまざまなアプリと連携できる

Asanaは190ヶ国、100万以上のチームが利用しているタスク管理ツールです。SlackやMicrosoft Teams、Gmailなどとの連携もできます。コメント機能があるため、タスクに関連付けたやり取りも簡単です。

無料プランは最大10人で利用でき、タスクは無制限で追加できます。

主な機能
  • 進行管理
  • 承認リクエスト
  • マイルストーンタスクの作成
料金プラン(月額/月契約の場合)
  • Personal:無料
  • Starter:1,475円
  • Advanced:3,300円
  • Enterprise:要問い合わせ
  • Enterprise+:要問い合わせ
公式HPhttps://asana.com/ja?noredirect=

※2025年1月24日現在
※税抜表記(日本で利用する場合、リバースチャージ方式による納税が必要)

Jooto:複数のプロジェクトを管理

Jootoは、カンバン方式で複数のプロジェクトもわかりやすく管理できるツールです。タスクの担当者や進捗を一目で確認でき、ラベルによりタスクの優先度の設定もできます。他サービスとのAPI連携も可能です。

タスク内でコメントのやり取りができ、絵文字も使えます。

主な機能
  • ガントチャート
  • チェックリスト
  • ファイル共有
  • ラベル設定
料金プラン(月額/月契約の場合)
  • 31日間無料トライアル
  • スタンダードプラン:500円
  • ビジネスプラン:1,300円
  • タスクDXプラン:要問い合わせ
公式HPhttps://www.jooto.com/

※2025年1月24日現在
※税込表記

Todoist:テンプレートが豊富

Todoistは、プロジェクトやミーティングの管理から買い物リストまで、多様なテンプレートでさまざまなタスクの管理ができるツールです。SlackやGmailなどとの連携もできます。

無料プランでは、5件までの個人プロジェクトを作成でき、1プロジェクトあたり5人までと共有できます。5MBまでのファイルのアップロードも可能です。

主な機能
  • リマインダー
  • ラベル
  • アクティビティ履歴
料金プラン(月額/月契約の場合)
  • 初心者:無料
  • プロ:588円
  • ビジネス:888円
公式HPhttps://todoist.com/ja/home

※2025年1月24日現在
※税込表記

Notion:タスクの変更が柔軟

Notionでは、ラベルやタグなどを使ってタスクの担当者や進捗を可視化できます。タスクをタイムライン形式で表示できるため、期限や依存関係がわかりやすく、より良いスケジューリングのためのタスク変更を助けてくれます。

外部サービスは、SlackやGitHubなどと連携可能です。無料プランは、外部関係者10人までを招待できます。

主な機能
  • 同時編集
  • ファイルのアップロード
  • ページ履歴
  • タイムライン
  • カレンダー
料金プラン(月額/月契約の場合)
  • フリー:無料
  • プラス:2,000円
  • ビジネス:3,000円
  • エンタープライズ:要問い合わせ
公式HPhttps://www.notion.so/ja-jp/product

※2025年1月24日現在
※日本で利用する場合、税込表記

Google Workspace ToDo リスト:Googleサービスとの連携に強い

Google WorkspaceのToDo リストはGmailやGoogleカレンダー、Googleドライブなどから利用できるタスク管理ツールです。各Googleサービスの右側にあるToDo リストのアイコンからタスクを作成できます。

Googleのアカウントがあれば簡単に利用を開始できるので、気軽にさまざまな業務に導入できます。

主な機能
  • タスクの作成
  • タスクの割り当て
料金プラン無料
公式HPhttps://support.google.com/a/users/answer/9310341

※2025年1月24日現在

Brabio!:エクセルシートに一括出力できる

Brabio!は簡単なマウス操作で見やすいガントチャートが作れるタスク管理ツールです。ガントチャートは、エクセルシートに出力もできます。

タスクに関する情報はコメント機能でやり取りできます。無料プランでは5人までプロジェクトの共有が可能です。

主な機能
  • ガントチャート
  • 進捗報告
  • ファイルの添付
料金プラン(月額/月契約の場合)
  • 無料プラン
  • エントリープラン:
    プラン10〜3,300円プラン20~6,600円プラン30〜9,900円プラン40〜13,200円プラン50〜16,500円
  • ミッドレンジプラン:
    プラン100〜33,000円プラン200〜66,000円プラン300~99,000円
  • エンタープライズプラン:要問い合わせ
公式HPhttps://brabio.jp/

※2025年1月24日現在
※税込表記

無料のタスク管理ツールの選び方・比較ポイント

ここからは、無料のタスク管理ツールの選び方・比較ポイントを解説します。

  • 業務内容に適した機能があるか
  • 外部連携がしやすいか
  • セキュリティ対策はされているか
  • 導入や利用に関するサポートはあるか

業務内容に適した機能があるか

業務内容に適した機能があるか、その機能が無料プランでも利用できるか確認しましょう。無料のタスク管理ツールは有料版よりも機能が制限されていることが多く、いざ導入してみたら期待していたほど使いやすくない、という可能性もあります。

また業務内容によって、現在のタスク状況を共有できるだけでよい場合や、過去のアクティビティにもアクセスできたほうがよい場合もあります。業務内容に適した使いやすい機能があるものを選びましょう。

外部連携がしやすいか

どのような外部のサービスやアプリと連携できるかも確認しましょう。すでに自社で使っているサービス・アプリと連携できれば、比較的容易にタスク管理ツールを導入できます。

連携できるサービス・アプリで、タスク管理ツールに足りない部分を補うことも可能です。

セキュリティ対策はされているか

無料プランでもセキュリティ対策がされているかを確認しましょう。セキュリティ対策がされていない場合、個人情報や機密情報が漏えいするリスクがあります。

通信が暗号化されているか、第三者機関からセキュリティ対策の認証を受けているかなどをチェックしましょう。

導入や利用に関するサポートはあるか

タスク管理ツールを導入する際や、利用に関して困った際にサポートが受けられると安心です。

無料プランではサポートが提供されていないことが多いですが、有料プランにアップグレードする際のことを考慮して、サポートがしっかりしているツールを選ぶとよいでしょう。

無料のタスク管理ツールを活用して業務を効率的に進めよう

無料のタスク管理ツールでは、タスクの進捗状況の確認や情報共有などができます。業務の遅れを予防したり、効率的に進めたりするために効果的です。

タスク管理ツールを選ぶときは、業務内容に適した機能が利用できるか、外部連携しやすいかなどをチェックしてください。タスク管理ツールを使って進捗や情報を共有し、スムーズな業務遂行を目指しましょう。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

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