• 更新日 : 2026年1月23日

パワーポイントにイラスト・絵を入れるには?挿入方法と自分で絵を描くコツを解説

パワーポイント(PowerPoint/PPT)のスライドにイラストや絵を入れたい、オリジナルのイラストを作成したいと思ったことはありませんか。イラストを効果的に使うことで、プレゼン資料の視覚的な魅力と分かりやすさが向上します。

本記事では、パワーポイントにイラストを挿入する方法から、挿入後の調整、自分でイラストを描く方法まで解説します。

パワーポイントにイラストを挿入する方法は?

パワーポイントの「挿入」タブからストックイラスト、アイコン、PC内の画像などをスライドに追加できます。

PowerPointには、イラストを挿入するさまざまな方法が用意されています。

方法1:ストック画像からイラストを挿入する

Microsoft 365に含まれる無料イラストを使う方法です。

  1. 「挿入」タブをクリックする
  2. 「画像」→「ストック画像」を選択する
  3. 上部のタブから「イラスト」を選択する
  4. キーワードで検索するか、カテゴリから選ぶ
  5. 使いたいイラストを選択して「挿入」をクリックする

ストック画像には、ビジネス、テクノロジー、人物、自然など、さまざまなカテゴリのイラストが揃っています。商用利用も可能で、高品質な素材を無料で使えます。

方法2:アイコンを挿入する

シンプルなピクトグラムを使う方法です。

  1. 「挿入」タブの「アイコン」をクリックする
  2. カテゴリから選ぶか、キーワードで検索する
  3. 使いたいアイコンを選択して「挿入」をクリックする

アイコンはシンプルな線画で、色やサイズを自由に変更できます。概念や項目を視覚的に示す際に便利です。

方法3:PC内のイラストファイルを挿入する

自分で用意したイラストを使う方法です。

  1. 「挿入」→「画像」→「このデバイス」を選択する
  2. ファイル選択ダイアログでイラストファイルを選ぶ
  3. 「挿入」をクリックする

PNG、JPEG、GIF、SVGなどの形式に対応しています。背景が透過されたPNGファイルを使うと、スライドのデザインに馴染みやすくなります。

方法4:オンラインでイラストを検索して挿入する

Web上のイラストを検索する方法です。

  1. 「挿入」→「画像」→「オンライン画像」を選択する
  2. キーワードを入力して検索する
  3. イラストを選択して「挿入」をクリックする

オンライン画像を使用する際は、著作権に注意してください。クリエイティブ・コモンズライセンスの素材を選ぶと安心です。

方法5:ドラッグ&ドロップで挿入する

最も手軽な方法です。

エクスプローラーやWebブラウザから、イラストファイルを直接スライドにドラッグ&ドロップするだけで挿入できます。

イラストを挿入後の調整方法

サイズ変更、色の変更、トリミング、効果の追加など、挿入したイラストをさまざまに編集できます。

イラストを挿入した後の基本的な調整方法を確認しましょう。

サイズと位置を調整する

イラストの大きさと配置を整えます。

イラストを選択すると表示されるハンドルをドラッグしてサイズを変更します。四隅のハンドルを使うと縦横比を維持したまま拡大・縮小できます。ドラッグで位置を移動し、矢印キーで細かく調整できます。

色を変更する

イラストやアイコンの色をカスタマイズします。

ストック画像のイラストやアイコンは、色を自由に変更できます。イラストを選択し、「グラフィックス形式」タブの「グラフィックの塗りつぶし」から好みの色を選択します。スライドの配色に合わせて統一感を出しましょう。

図形に変換して細かく編集する

アイコンやSVG画像は図形に変換できます。

アイコンを右クリックして「図形に変換」を選ぶと、個々のパーツを別々に編集できるようになります。一部の色だけを変えたり、不要な部分を削除したりできます。

スタイルや効果を適用する

影や反射などの効果を追加します。

「グラフィックス形式」タブや「図の形式」タブから、影、反射、光彩、ぼかしなどの効果を適用できます。ただし、イラストは効果をつけすぎるとごちゃごちゃした印象になるため、控えめに使いましょう。

トリミングする

イラストの一部だけを使いたい場合に便利です。

「グラフィックス形式」タブ、または「図の形式」タブにある「トリミング」で、不要な部分をカットできます。なお、写真やPNGなどの画像ファイル(図の形式)であれば、「図形に合わせてトリミング」を使って、丸や星形などの好きな形に切り抜くことも可能です。

パワーポイントでイラストを作る方法

図形を組み合わせたり、描画ツールを使ったりして、オリジナルのイラストを作成できます。

PowerPointには、簡単なイラストを自作するための機能が備わっています。

方法1:図形を組み合わせてイラストを作る

基本図形を使ってシンプルなイラストを作成します。

  1. 「挿入」→「図形」から基本図形を選択する
  2. 丸、四角、三角などを組み合わせてキャラクターやアイコンを作る
  3. 「図形の塗りつぶし」「図形の枠線」で色を設定する
  4. 完成したら全ての図形を選択し、「グループ化」でまとめる

たとえば、丸を2つ組み合わせて雪だるま、四角と三角で家、楕円と線で吹き出しなど、基本図形だけでさまざまな絵を描けます。

方法2:図形の結合機能を使う

複数の図形を合体させて新しい形を作ります。

  1. 複数の図形を作成して重ねる
  2. すべての図形を選択する
  3. 「図形の書式」タブの「図形の結合」をクリックする
  4. 「接合」「型抜き/合成」「単純型抜き」「切り出し」などから選択する

「型抜き/合成」は重なった部分を空白にして図形を組み合わせます。また「単純型抜き」を使えば、一方の図形を使って、もう一方の図形を切り抜く(くり抜く)ことができます。

方法3:描画ツールで手描きする

フリーハンドで絵を描く方法です。

  1. 「描画」タブをクリックする(表示されていない場合はオプションで有効化)
  2. ペンや鉛筆ツールを選択する
  3. 色や太さを設定する
  4. マウスやペンタブレットで直接描く

タッチ対応PCやペンタブレットがあると、より自然に描けます。手描き風のイラストや注釈を追加したい場合に便利です。

方法4:フリーフォーム図形で描く

クリックで頂点を作りながら自由な形を描きます。

  1. 「挿入」→「図形」→「フリーフォーム:図形」を選択する
  2. スライド上でクリックして頂点を作成する
  3. 始点に戻ってクリックすると図形が完成する
  4. 「頂点の編集」で形を微調整する

曲線的な形も作成でき、ロゴやオリジナルマークの作成に活用できます。

方法5:SmartArtを活用する

図解やダイアグラムを簡単に作成します。

「挿入」→「SmartArt」から、組織図、プロセス図、ピラミッドなど、さまざまな図解テンプレートを選べます。テキストを入力するだけで自動的にレイアウトが調整されるため、図解イラストを素早く作成できます。

パワーポイントにイラストを使用する際の注意点

パワーポイントにイラストを使用する際は、著作権、統一感、使いすぎに注意しましょう。

イラストを効果的に使うためのポイントを確認します。

著作権を確認する

Web上のイラストを使う場合は利用条件を確認します。

フリー素材サイトでも、商用利用や加工の可否など、利用条件が異なります。ストック画像やアイコンはMicrosoft 365の利用規約に従って使用できます。

テイストを統一する

異なるタッチのイラストを混在させないようにします。

手描き風、フラットデザイン、3D風など、イラストのテイストはさまざまです。1つの資料内ではテイストを統一すると、プロフェッショナルな印象になります。

使いすぎに注意する

イラストが多すぎると本来の内容が伝わりにくくなります。

イラストはあくまで内容を補助するためのものです。装飾目的で使いすぎると、かえって見づらくなります。必要な箇所に適切な量を使いましょう。

イラストを活用して魅力的な資料を作ろう

パワーポイントへのイラスト挿入は、ストック画像、アイコン、PC内ファイルなど複数の方法があります。挿入後は色やサイズを調整して、スライドのデザインに馴染ませましょう。図形の組み合わせや描画ツールを使えば、オリジナルのイラストも作成できます。

著作権と統一感に注意しながら、視覚的に魅力的なプレゼン資料を作成してください。

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