• 作成日 : 2024年8月2日

Penultimate(ペナルティメイト)とは?使い方を解説!

Penultimate(ペナルティメイト)は、紙のような書き心地と直感的な操作が魅力のiPad用ノートアプリです。多くのテンプレートを備え、Evernoteと同期してさまざまなデバイスで利用できます。

この記事では、Penultimateの主要機能や使い方について詳しく説明します。仕事でPenultimateを活用したい方はぜひご覧ください。

Penultimate(ペナルティメイト)とは?

Penultimateとは、iPad用の手書きノートアプリです。シンプルなデザインや操作性、書き心地に優れており、直感的にノートをとれると評判です。用紙のテンプレートが豊富で、罫線の有無や種類、背景のデザインなども選べます。PDFに出力もできるため、書いたノートをプリントアウトする場面が多い方にもおすすめです。

Penultimateの特徴

Penultimateは、メモに特化したアプリです。紙にペンで書く感覚でiPad上にノートを作成でき、文字だけでなく図やイラストをスケッチする場面でも活躍します。アナログのようにペンやノートの種類を変更できるだけでなく、筆記速度に合わせたページ移動やカメラで撮った画像の挿入など、デジタル特有の機能も搭載されています。

Penultimateの最大の特徴は、Evernoteと同期できる点です。Evernoteとは、テキストだけでなく画像や動画などにも情報を書き込めるメモアプリです。インターネット上の記事を残せるWebクリッパー機能もあり、作成したノートはテーマ・フォルダごとに分けられます。画像やPDF内の文字まで検索できる文字認識機能も好評です。

PenultimateとEvernoteを同期させることにより、手書きメモを一元管理できるだけでなく、さまざまなデバイスからアクセスできるようになります。ノートのページ追加などの編集や整理が同期しているデバイス間で反映され、手書き文字の検索もできるため、業務効率化も期待できるでしょう。

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手書きからPenultimate(ペナルティメイト)に切り替えるメリット

数多くあるノートツールの中でも、Penultimateは無料アプリにもかかわらず操作性が良いと好評です。ここでは、Penultimateを利用するメリットを紹介します。

無料で使える

Penultimateは有料アプリとしてリリースされましたが、Evernoteが買収した後の2013年から無料化しました。無料化と同時に行われたアップデートでは、インターフェイスが刷新され、さらに直感的な操作が可能になっています。

使用頻度の低い機能をメニュー内に格納できる、シンプルなデザインも好評です。買収後はEvernoteとの連携が強化され、趣味や仕事を効率化できる無料アプリとして人気を博しています。

Evernoteとの連携機能が使える

PenultimateとEvernoteを同期すると、iPad以外のデバイスからもPenultimateで作成したノートを閲覧できます。さらにPenultimateで行ったノートの編集や削除も、自動的にEvernoteアカウントに同期されます。

Evernoteとの同期操作も容易で、フォルダ作成画面左上の歯車ボタンをタップするだけで、Evernoteと連携可能です。連携後はEvernoteのノートとしてPenultimateが表示され、Penultimate以外で作成した別のメモやファイルと一元的に管理できます。手書き文字認識機能もあり、ノートの検索も容易です。

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複数デバイスで使える

PenultimateはEvernoteと同期することで、複数デバイスで仕様できます。同期後は、Evernoteがインストールされたすべてのデバイスからアクセス可能です。外ではiPadやスマートフォンから編集し、オフィスや家ではPCから閲覧するなど、使い分けができる点がメリットです。

複数デバイスでの使用や、手書き文字検索などの情報へのアクセス性を高める便利な機能は、すべてEvernoteとの同期により使えるようになります。Penultimateはノート作成に特化した個人向けアプリであり、管理はEvernoteで行うのが基本的な使い方です。

Penultimate(ペナルティメイト)の機能

Penultimateの便利な機能は、以下の通りです。

  • Evernoteとの同期

Evernoteと同期することにより、iPad以外のスマートフォンやPCなどのデバイスからもノートを閲覧できます。さらにPenultimateで行った編集は、自動的にEvernoteアカウントに同期され、各デバイスに反映されます。

  • 手書き文字の検索

Evernoteが持つ高精度なテキスト認識が、Penultimateでも利用できます。手書きの文字が検索できることにより、過去にメモした情報を素早く見つけ出せます。複数の言語に対応しているのも魅力です。

  • ドリフト機能

ユーザーの筆記中にページの端が近づくと、自動的にゆっくりとページが移動します。基本的には書く速度に追従するため、速く書くとスクロール速度も上がります。速度指定もできるため、落ち着いて書きたい方は、あらかじめ速度を低速に設定するとよいでしょう。

さらにページめくりを縦方向にするか、横方向にするかも、ユーザーが設定できます。ペンの持ち方も設定でき、手のひらが画面に触れて余計な線などが描かれるのを防げます。

Penultimate(ペナルティメイト)の使い方

ここでは、Penultimateでメモを作成する手順や、作成したノートを共有する方法を紹介します。

  • メモを作成する

Penultimateを起動すると、ノートブックのリストが表示されます。これから作成するノートを保存したいブックを選びましょう。「+」マークがついたノートアイコンをタップし、新規ノートの作成を始めます。

まずは、ノートの背景を選択しましょう。デフォルトで用意されているのは、普通紙と罫紙、グラフ用紙です。画像を取り込んで背景にすることもできます。背景を選んだら、ツールバーの右にあるペンアイコンをタップし、記入を始めましょう。

ツールバーにはさまざまな色のペンやマーカー、消しゴムなどの文房具の役割を果たす機能のほか、「カット&コピー」や「画像挿入」といった機能も揃っています。ノートの作成が終わったら、ツールバーにあるチェックマークをタップしてノートを保存します。

  • ノートを共有する

Penultimateで作成したノートは、Evernoteを経由して共有したり、PenultimateからメールやSNSで共有したりできます。Penultimateで共有したい場合は、ノートリストの中から共有したいノートを長押ししましょう。長押しすると、共有アイコンが表示されます。「メールで送信」やSNSのアイコンをタップすると、Penultimateで作成したノートのリンク共有が可能です。

ノートの作成や共有を直感的でシンプルな操作で行えるのが、Penultimateの魅力です。

Penultimate(ペナルティメイト)がおすすめな人

Penultimateは直感的にノートをとれるのが魅力です。ペンやノートを選んですぐに筆記できる優れた操作性により、今まで電子ノートやペーパーレス化に挑戦できていなかった方の第1歩としておすすめできます。

打ち合わせなどで外出する機会が多い方にとっても、Evernoteで同期できるPenultimateは情報を管理しやすく、使い勝手が良いツールです。帰社してからはPCやタブレットでノートを確認しながら、資料や報告書作成などを進められます。

さらに、授業中や会議中のメモやふと浮かんだアイデアをメモしたものの、どこに書いたか探すのに手間取った経験がある方にもPenultimateをおすすめできます。フォルダ化や検索機能も活用できるため、効率化を求める方にもぴったりです。

Penultimate(ペナルティメイト)で直感的にノートをとろう

Penultimateは、直感的な操作性と紙のような書き心地を提供するiPad用手書きノートアプリです。多様なテンプレートを備え、Evernoteとの連携により効率的なメモ管理が可能です。iPadユーザーにとって、Penultimateは手書きメモをデジタルで管理する最適なツールと言えます。多くのデバイスで利用できるほか手書き文字検索機能もあり、業務効率化にも役立つでしょう。


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