- 更新日 : 2024年4月17日
ノートアプリおすすめ7選!iPad・iPhone・Android対応(無料あり)
ノートアプリとは、ビジネスや勉強用にメモをデジタルで残せるサービスを指します。アプリでメモを作成すれば、iPad・iPhone・Android・PCなどで確認できることが一般的です。
選ぶポイントとして、無料期間があるか、マルチデバイス対応かなどが挙げられます。本記事で、ノートアプリおすすめ7選を参考にしてください。
目次
ノートアプリとは?
ノートアプリとは、デジタル(スマートフォン・PC・タブレットなど)でメモを残せるアプリのことです。
紙のノートの場合、記録できる情報量・種類に限りがありました。一方、ノートアプリは、文章・イラストに加え、音声や動画なども記録できることがあります。
また、同時に情報を共有できる点もノートアプリの特徴です。紙のノートの場合、基本的に誰かがノートを見ている間は、ほかの人はその情報を確認できません。
ノートアプリを活用する場面は、プライベート・教育・ビジネスなどさまざまです。ノートアプリを使えば、日常生活において忘れないようにしたいことを記録したり、資格取得のための勉強で大切なことを書き残したり、ビジネスで議事録を作成してメンバーと共有できます。
ノートアプリを仕事で活用するメリット
ノートアプリを仕事で活用する主なメリットは、以下のとおりです。
- チームで即時に情報共有
- 内容の編集・修正が容易
- データの自動バックアップ
それぞれ詳しく解説します。
チームで即時に情報共有
同じチーム、部署で即時に情報共有できる点が、ノートアプリを仕事で活用するメリットです。
紙のノートに記した自分のアイデアやメモを同僚や上司に共有する場合、コピーしたりパソコンに打ち直して印刷したりしなければなりません。その点、ノートアプリならデジタルのまま直接共有できるため、時間を節約できます。
また、上司から紙による提出を求められた場合でも、PDF化して印刷するだけですぐに対応できるでしょう。
内容の編集・修正が容易
紙のノートと比べて、内容の編集や修正が容易な点もメリットです。
紙のノートに記した内容を修正する場合、消しゴムを使って消してから書き直すと見栄えが悪くなることがあります。また、ボールペンや万年筆を使用していれば、消すことが難しいでしょう。
ノートアプリを使えば、メモをした後に誤りに気づいたとしてもすぐに修正箇所を見つけて、手軽かつきれいに修正できます。
データの自動バックアップ
ノートアプリは一般的にデータをクラウド上で管理するため、自動バックアップが可能な点もメリットです。
スマートフォンやタブレットを使用している際、充電切れや端末トラブルなどで電源が切れたり、アプリが突然落ちたりすることがあるでしょう。自動バックアップ機能があれば、万が一メモをとっている最中に使えなくなっても、直前のデータが残っているため安心です。
瞬時に検索
瞬時にデータを検索可能で、必要な情報を探しやすい点もノートアプリのメリットです。ノートアプリを使えば、入力したキーワードについての情報が記載されている場所がすぐにわかります。
一方、紙のノートの場合、自分の記憶を頼りに情報を探し出さなければなりません。とくに、ノートが何冊にも及ぶ場合は、探すまでに余計な時間や労力をかけることになるでしょう。
複数デバイスからのアクセス
複数のデバイスからアクセスできる点も、ノートアプリを利用するメリットです。アプリによっても異なりますが、一般的にノートアプリはiPad・iPhone・Android・PCなど、複数のデバイスに対応しています。
そのため、会社で細かな情報をPCで入力し、会議中にタブレットで補足、外出中にスマートフォンでまとめたメモを確認するといった使い方も可能です。
ノートアプリおすすめ7選【iPad・iPhone・Android対応】
ノートアプリには、さまざまな種類があります。その中で、iPad・iPhone・Androidに対応したおすすめのノートアプリが以下のとおりです。
- Evernote
- Microsoft OneNote
- Simplenote
- Google Keep
- Notion
- Dropbox Paper
- NotePM
ここから、ノートアプリおすすめ7選を紹介します。
Evernote
Evernoteは、テキストだけでなく、画像・音声・スキャン・PDF・文書ファイルといった形式の異なるデータをまとめて保存できて便利なノートアプリです。
Evernoteでは、利用中のすべてのデバイスと同期可能で、いつ・どこにいても大切な情報を確認できます。オフラインモードも搭載されているため、万が一インターネット接続できない場所にいても、引き続きEvernoteを利用可能です。
さらに、Evernoteは無料でさまざまな機能を使えます。ただし、同期できる端末が2台・ノートサイズは25MB・月間アップロード容量60MBに限定されている点に注意が必要です。
Evernoteを使う機会が多い場合は、月1,100円(月払いの場合)の「PERSONAL」を検討しましょう。「PERSONAL」なら、同期端末に制限がなく、ノートサイズ200MB・月間アップロード容量10GBまで利用できます。
Microsoft OneNote
Microsoft OneNoteは、Microsoft Officeと連携できるノートアプリです。Microsoftの文書作成ソフトであるWordや、表計算ソフトのExcelをひとつのノートアプリに簡単にまとめられます。
蛍光ペンやコメントなどを手軽に書き込める点も、Microsoft OneNoteの特徴です。ノートにまとめた内容は、セクションやページごとに見やすくまとめられるため、必要なときにスムーズに探せます。
さらに、アプリは基本的に無料で使用可能です。ただし、容量が5GBに限られているため、年2,440円かかる家庭向けの「Microsoft 365 Basic」(100GB)や、月1,560円(ただし年間サブスクリプション)かかる法人向けの「Microsoft 365 Business Standard」(ひとりあたり1TB)の利用も検討したほうがよいでしょう。
参考:Microsoft Microsoft OneNote
Simplenote
Simplenoteは、無料でテキストを記録して共有できるノートアプリです。シンプルな設計ですが、ToDoリストやスケジュール帳などとしての役割も果たします。
Markdown記法を使用できる点が、Simplenoteの特徴です。HTMLに関する詳しい知識がなくても、<h2></h2>などのタグを利用することで読みやすいノートを作成できます。
なお、WebでSimplenoteの会員手続きをする際は、英語を読まなければなりません。
参考:Simplenote The simplest way to keep note(英語)
Google Keep
Google Keepは、Google社が提供しているノートアプリです。マルチデバイス対応で、無料で共同編集もできます。
リマインダー機能が搭載されている点が、Google Keepの特徴です。事前に設定しておけば、指定した時刻になったとき、指定した場所に到着したときに通知があるため、大切なイベントを失念する心配が入りません。
ラベルや色を追加できる点も魅力です。自分が決めたルールで色分けしておけば、必要な情報をすぐに探せるでしょう。
Notion
Notionは、ドキュメントの作成やプロジェクトの管理などをひとつのワークスペースで進められる、多機能なノートアプリです。
Notionの特徴として、ドラッグ&ドロップで手軽かつ自由にページを設計し、見やすくまとめられる点が挙げられます。また、多機能でまとめ方がわからない場合でも、議事録・管理カレンダーなどさまざまなシチュエーションにあわせたテンプレートが用意されているため安心です。
Notionは、基本的に無料で使用を始められます。ただし、ファイルのアップロードが5MBまでなどの制限があるため、メインのノートアプリとして使う際は「プラス」(月8ドル、年払いの場合)のようにアップロード無制限の有料プランも検討しましょう。
Dropbox Paper
Dropbox Paperは、Dropbox(コンテンツを1か所にまとめるサービス)に関連するノートアプリです。
書式設定が簡単な点や、絵文字が豊富であることなどが、Dropbox Paperの特徴として挙げられます。そのため、書式を活用して読みやすい資料を作成したり、絵文字を使って気軽にチームのメンバーに対して返信したりしやすいです。
また、Dropboxのユーザーであれば、Dropbox Paperは無料で利用できます。さらに、ストレージの利用が2GBまでなら、Dropbox自体も無料(「Basic」プラン)で利用可能です。
参考:Dropbox Paper チームでリアルタイムに編集
NotePM
NotePMは、マニュアル作成や社内Wiki、ナレッジ共有などで役立つアプリです。テンプレートを活用すれば従業員間でノウハウを共有できるため、業務効率化につながります。
slackやChatworkなどと連携可能で、チャットでやり取りした情報を逃さずまとめられる点が特徴です。また、キーワードを入力すれば、Word・Excel・PowerPoint・PDFなどさまざまな種類のファイルから該当する項目を検索できます。
ユーザー上限8人の「プラン8」の場合、料金は月4,800円です。15人・25人・50人・100人・200人と、ユーザー上限が増えるごとに料金も高くなります。
参考:NotePM 社内の「知りたい」がすぐ見つかる!ナレッジマネジメントで属人化を解消
ノートアプリの選び方
さまざまな種類のノートアプリがある中で、役に立つものを選ぶには以下がポイントです。
- マルチデバイスに対応しているか
- すぐにメモできるか
- ファイルの添付ができるか
- 無料期間があるか
ここから、ノートアプリの選び方を詳しく解説します。
マルチデバイスに対応しているか
さまざまなシチュエーションで活用できるように、マルチデバイス対応かを確認した上で選びましょう。たとえば、WordやExcelなどの共有にも使う場合、PCで使用できないと不便です。
また、何台まで(もしくはユーザー何人まで)対応可能かチェックしましょう。とくに、無料版はユーザー数に制限があることが一般的なため、注意が必要です。
すぐにメモできるか
すぐにメモを取れるノートアプリなのかも、確認しておきましょう。なぜなら、会議などで大切な情報を記載漏れすると、業務に支障をきたすためです。
メモ画面をすぐに開ける、オフラインに対応している、短時間で起動するなどがポイントとして挙げられます。また、入力に時間がかかる方は、手書き対応のアプリを選ぶことも大切です。
ファイルの添付ができるか
ファイルの添付をできることも、ノートアプリの選び方として重要です。画像などを貼り付けることで、読みやすく、より充実したノートにできます。
また、選ぶ際はファイル添付の可否だけでなく、対応している形式を確認しましょう。自分が使う機会の多い形式のファイルに対応していなければ、都度変換するなどの手間がかかります。
無料期間があるか
自分にあっていそうなノートアプリを見つけたら、無料期間があるかもチェックしましょう。
機能が魅力的でも、使い勝手がよいとは限りません。無料期間があるアプリなら、試してから今後利用を続けるか判断できるため、余計なコストが発生することを防げます。
なお、アプリによって無料版は機能が限定されていることがあるため、コストがかからないからないといった理由だけで、無料版を安易にメインのノートアプリとして使い続けることは避けたほうがよいでしょう。
ノートアプリは業務効率化につながるツール
ノートアプリとは、デジタル(スマートフォン・PC・タブレットなど)でメモを残せるアプリのことです。チームで即時に情報共有でき、内容の編集や修正も容易なため、利用することで業務効率化につながります。
ノートアプリを選ぶ際は、すぐにメモできるか・ファイルの添付ができるかなどに注目することがポイントです。数あるアプリの中から自分にあったノートアプリを見つけ、ビジネスに役立てましょう。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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