- 作成日 : 2024年12月27日
welogとは?どこまで無料?機能や料金、他の情報共有アプリとの違い
welogはドキュメント共有ツールです。情報の集約が可能となるため、社内に蓄積されているものの共有されていないノウハウやナレッジの集約・共有が実現します。この記事ではwelogの概要や主な機能、welog以外のノウハウ共有アプリの概要について解説しています。導入を検討している企業の担当者はぜひ参考にしてください。
目次
welog(ウィーログ)とは?
welogとは、ドキュメント共有ツールです。社員やプロジェクトメンバーなど各個人が担当する業務に関するノウハウやナレッジをドキュメントに残し、見える化することで組織の属人化防止に貢献してくれます。ここではwelogがどのようなツールなのか解説します。
無料から使えるナレッジ・情報共有ツール
welogはドキュメント共有ツールであり、ツールを活用することで社内Wikiを作成できるほか、マニュアルや議事録、日報などさまざまな種類のドキュメントを作成できます。
会社にはさまざまな業務がありますが、中には特定の社員が長年担当しており、その人以外やり方がわからない、ベテラン社員の経験に基づいた業務になっているといったケースは少なくありません。そのようなときにwelogを使ってそれらの属人化している業務のナレッジやノウハウを見える化し、社内で共有できれば、属人化を防げるだけでなく、業務の平準化、業務効率の向上なども期待できるでしょう。
welogは初期費用および月額費用が無料のフリープランも用意されているため、お試しで導入することも可能です。使い方はとても簡単で、初心者でも直感的に操作できる扱いやすいツールとなっています。
welogの主な10の機能
ここではwelogで利用できる主な機能を紹介します。どういった機能があるのか気になる方、導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
議事録の作成
welogはドキュメント共有ツールであるため、議事録を作成しそれを社内やプロジェクトチームなどへ共有できます。また、メールや外部チャットと連携しての共有も可能です。テンプレートがついているほか、共同編集にも対応しているため、議事録作成の手間を省きつつ効率よく作成できるでしょう。
なお、作成した議事録は作成日や作成者などで絞り込みができるため、過去の議事録を参考にすることもできます。
マニュアルの作成
welogのドキュメントを使ってマニュアル作成が可能です。先ほども説明しているように、welogにはテンプレート機能がついており、マニュアルの内容に応じたテンプレートが選択できます。また、共同編集もできるため、当該業務担当者が複数人でマニュアルに書き込んでいくことも可能です。
タスク管理
welogのドキュメントはタスクに紐づけて管理することが可能です。たとえば、タスクと紐づいたドキュメントが更新されたり、自分の担当タスクが新たに登録されたりしたときに、通知が来るように設定できます。ナレッジや情報を共有するだけでなく、タスク管理ツールとしても活用できる点は大きな特徴だといえるでしょう。
画像や動画ファイルの添付
各ドキュメントには画像や動画ファイルの添付もできます。そのため、たとえばマニュアルを作成する際、画像を使って操作方法や手順を説明することも可能です。複雑な作業に関しては実際に作業している様子を映像に残し、それをドキュメントに添付することもできます。ドキュメントは見出しの設定や箇条書き、表などの装飾もできるため、よりわかりやすいマニュアルを作成できるでしょう。
印刷/PDF化
作成したドキュメントは印刷にも対応しているため、プリントアウトしてマニュアルとして手元に置いておくことも可能です。印刷すれば手書きで情報を追加できるため、自分にとってより使いやすいマニュアルにすることもできるでしょう。さらに、PDF化にも対応しています。
複数人で編集可能
先ほども触れているように、welogは複数人での編集が可能となっています。そのため、たとえばプロジェクトに関するドキュメントを作成しておき、プロジェクトメンバーが随時情報をアップデートするといった活用方法も可能です。さらに編集履歴を復元できるため、誰がいつ編集したのかがわかるほか、万が一間違いがあったときには元の状態に戻すこともできます。
外部との情報共有
welogで作成したフォルダは外部と共有できます。たとえば業務に関する情報をまとめたノートを共有する、議事録を共有するといったことも可能です。また、外部共有されたフォルダは閲覧専用となっているため、外部の人がノートを新しく作成したり、情報を更新したりすることはできません。社外の協力会社がいる場合などに役立つ機能だといえるでしょう。
チャットツール連携
welogは、ChatWorkやSlackといったチャットツールとも連携可能です。連携させることでドキュメントの更新通知やドキュメントの内容の送信などがチャットツールでできるようになります。より業務効率を高めたい人にとっては役立つ機能だといえるでしょう。
Googleカレンダー連携
welogはGoogleカレンダーとの連携もできます。カレンダーと連携することでスケジュールをドキュメントに反映させやすくなるほか、ドキュメント内で設定したスケジュールをカレンダーに反映させやすくなります。
スマホ対応
welogはスマートフォンからでも操作可能です。たとえば、スマートフォンからwelogにアクセスしてドキュメントを確認できるため、外出先でマニュアルを確認したいときなどにも便利です。さらにスマートフォンからファイルをアップロードすることもできます。
welogの料金プラン
ここではwelogの料金プランを紹介します。Welogでは、無料で使用できる「フリー」と月額料金が発生する「ベーシック」の2種類のプランが用意されています。概要は以下のとおりです。
フリー |
|
---|---|
ベーシック |
|
無料でもノートの枚数は無制限で利用できるため、十分welog のメリットを享受できるでしょう。一方、業務レベルで使用したい場合は、ベーシックの利用がおすすめです。
welogに似ているノウハウ共有アプリ
ここではwelog以外で、ノウハウを共有したいときに活用できるおすすめのアプリを紹介しています。welogの導入を検討しているものの、他のアプリも確認したいといった方はぜひ参考にしてください。
NotePM(ノートピーエム)
NotePMは、株式会社プロジェクト・モードが提供するナレッジマネジメントツールです。社内に蓄積されているノウハウや各種情報を集約・一元管理・共有ができます。具体的にはマニュアル作成から社内wikiの作成、業務ノウハウの共有など、日々の仕事のあらゆる場面で活躍してくれるでしょう。
また、WordやExcel、PDFなどを添付したときでも、添付ファイルの内容まで検索できるため、必要な情報にすぐにアクセスできる点も大きな特徴です。料金プランは以下の通りです。
プラン8: |
|
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プラン15 |
|
プラン25 |
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プラン50 |
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プラン100 |
|
プラン200 |
|
なお、必要に応じてプラン200以上も選択可能となっています。
esa(エサ)
esaは「Share(公開)」「Develop(更新して情報を育てる)」「Organize(育った情報を整理)」という3つの流れで構成されている情報共有ツールです。Esaの特徴として挙げられるのがマークダウン記法を取り入れている点です。マークダウン記法であれば、文章の見出しや箇条書きを簡単に反映できるため、より読みやすいドキュメントの作成が可能です。また、同時編集にも対応しているため、マニュアル作成などにも適しています。
esaには60日間の無料トライアルが用意されているため、お試しでの導入にもぴったりです。具体的な料金プランは以下の通りです。
無料トライアル | 60日間 |
---|---|
有料プラン | 1ユーザー当たり500円/月 |
Notion(ノーション)
Notionは、メモやドキュメント作成、タスク管理、Wikiの作成などビジネスシーンで役立つ機能を備えた万能型のアプリです。アメリカのスタートアップであるNotion Labsが展開しています。
ブラウザで利用できるだけでなく、デスクトップ版、さらにはモバイル版も用意されており、どのような環境からでも必要な情報・ドキュメントにアクセスできます。簡単なメモ書きができるのはもちろん、todoリストを設定したり見出しを設定したりできるため、マニュアルや議事録作成などにも活用可能です。
共同編集にも対応しており、編集内容はリアルタイムで反映されるため、社内やプロジェクトチーム内での情報共有にもおすすめです。プレーンテキストやマークダウン、Word、CSV、HTMLのインポートに対応しているほか、Google DocsやEvernote、Trello、Confluenceなども取り込めるため、あらゆる情報を集約できます。料金プランは以下のようになっています。
フリー |
|
---|---|
プラス |
|
ビジネス |
|
エンタープライズ |
|
welogを使って社内の情報共有を効率化
ドキュメント共有ツールであるWelogは、社内に蓄積されているさまざまな情報や社員個人がもつ業務に関するノウハウを集約し、共有できます。業務の属人化が問題となっている企業や社員教育に使用するマニュアルを効率よく作成したい企業、ナレッジやノウハウを蓄積し共有したい企業にとってはぴったりのツールだといえます。
大企業から中小企業まで企業の規模に関係なく導入できるため、ぜひ利用を検討してみてください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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