• 更新日 : 2025年3月31日

ファイル共有ソフト・サイトのおすすめ7選!無料・有料・ビジネス利用の比較

ファイル共有ソフト(オンラインストレージ)は、インターネット上のストレージにファイルを保存・共有できるWebアプリケーションです。無料で使えるものから、ビジネス用途の高機能なものまで、さまざまなものがあります。この記事では、ファイル共有ソフトの概要から、具体的なサービスの種類、選び方・注意点まで、詳しく解説するので、ぜひご参考ください。

ファイル共有ソフト・サイトとは?

ファイル共有ソフト(オンラインストレージ)とはインターネット上のストレージにファイルをアップロードし、保存できるソフトです。ストレージに保存したデータは、権限を持つ人のみに共有できます。

ファイル共有ソフトの主な利用方法は、以下の通りです。

  • ファイルの転送
  • ファイルの共有
  • データのバックアップ

ファイル共有ソフトを利用すると、大容量のファイルも容易に共有できます。ストレージにビジネス資料を保存すれば共同編集や同時参照を行えるため、業務効率化に役立つでしょう。ストレージに保存したファイルは自動でバックアップされることから、データの消失・紛失リスクに備えられます。

一般に「ファイル共有ソフト」という際には、違法ファイルのやり取りに利用される「P2P型ファイル共有ソフト」を指すこともあるものの、オンラインストレージとは別物です。当記事ではオンラインストレージを「ファイル共有ソフト」あるいは「ファイル共有サイト」と表記して説明します。

出典:総務省「ファイル共有ソフトの利用とその危険性」

P2P型ファイル共有ソフトとは?

P2P型ファイル共有ソフトとはインターネットを経由し、不特定多数の利用者とファイルを共有するソフトです。P2P型ファイル共有ソフトは、インターネットに接続されたパソコンに導入して利用します。P2P型ファイル共有ソフトを導入するとパソコン内の領域の一部が共有ネットワークに開示されて、情報共有を行える仕組みです。

P2P型ファイル共有ソフトで違法ファイルをやり取りしない限り、利用すること自体が違法とは言えません。しかし、P2P型ファイル共有ソフトには以下の問題点が指摘されることから、安易な利用は控えましょう。

  • 情報漏洩のリスクが高い
  • 共有された情報の完璧な削除が難しい
  • 著作権侵害行為を行うリスクがある

共有ネットワーク経由でウイルスに感染すると開示領域が拡大されて、情報漏洩につながる恐れがあります。P2P型ファイル共有ソフトによって個人情報が公開されると無数に複製されるケースもあり、完璧な削除が困難です。

出典:総務省「ファイル共有ソフトの利用とその危険性」
出典:コンピュータソフトウェア著作権協会「ファイル共有ソフトとは」

ファイル共有ソフト・サイトは合法?

ファイル共有ソフト(ファイル共有サイト)=違法アップロードをするものというイメージを持っている人もいるかもしれません。しかしファイル共有ソフト(ファイル共有サイト)の利用自体は、違法なものではありません。

音楽ファイルやゲームなどの海賊版のような違法なものでなければ、ファイル共有ソフトを介したやり取り自体も問題ないのです。たとえば、仕事で必要なデータを関係者の間でファイル共有ソフトを使って共有することは、一般的に行われています。

ファイル共有ソフトを使って違法となるのは、海賊版のような違法なデータのやり取りや、著作権を侵害するようなデータのやり取りです。つまり自分が著作権を持っていないデータであっても、事前に著作権者の許可を取っていれば著作権侵害とはならないため、ファイル共有ソフトで共有しても違法とはなりません。

無料で使えるファイル共有ソフト・サイト

個人間における画像・動画・音楽ファイルなどのやり取りには、ファイル共有ソフトの無料プランを選択すると便利です。ただし、無料プランでは容量や機能が限定されるケースも多く、ビジネス利用を行う場合には注意しましょう。

以下では、無料プランのあるファイル共有ソフトの代表例を紹介します。

GoogleDrive

GoogleDriveは、個人向けのGoogleアカウント所有者が利用できるファイル共有ソフトです。GoogleDriveの無料プランでは、最大15GBのファイルを保存できます。ファイルのアップロードや編集は、スマホ・タブレット端末・パソコンで行うことが可能です。

GoogleDrive上で書類を作成すると自動で保存されるため、作業の都度、ダウンロードする必要がありません。作成した書類は関係者に共有し、共同編集も行えます。

参照:個人向けのクラウドストレージおよびファイル共有プラットフォーム-Google

iCloud

iCloudは、Appleが提供するファイル共有サイトです。すべてのAppleデバイスに組み込まれているので、iCloudにデータをバックアップしているiPhone・iPadユーザーも多いでしょう。無料でメールアカウントが利用できるほか、5GBまでデータを保存できます。

Apple Account にログインして、iCloudで使用するアプリと機能を選択することが可能です。Windowsコンピューターからも、iCloud for Windowsやブラウザを介してiCloudに保存されている情報にアクセスできます。

iCloud+にアップグレードすれば、50GBを月間150円(税込)、最大12TBを月間9000円(税込)で利用可能です。

参照:Macユーザーガイド- iCloudの概要

Dropbox

Dropboxは、世界で7億人以上の人が利用するファイル共有ソフトです。無料プランでは、最大2GBのデータを保存できます。Dropboxに保存したデータは最長30日間復元でき、誤って削除した場合も安心です。

Dropboxでは保存データのパスワード保護やダウンロード権限の付与など、充実したセキュリティ機能を利用できます。2GBを超えるデータを保存したい場合には、月間1,650円(税込)から利用できる有料プランを選択しましょう。

参照:Dropbox

OneDrive

OneDriveは、Microsoftアカウント所有者が利用できるファイル共有ソフトです。無料プランでは、最大5GBのデータを保存できます。年間2,440円(税込)のサブスクリプションに登録すれば、最大100GBまでの保存が可能です。オフィスツールのモバイル版も利用でき、マルチデバイスの作業環境を整備したい場合に重宝します。

参照:個人用のクラウドストレージ-MicrosoftOneDrive

FireStorage

FireStorageは、会員登録を行わずに容量無制限のストレージを利用できるファイル共有ソフトです。FireStorageにはワンタイムURLが導入されており、設定した保存期間の経過後には自動でファイルが削除されます。

ただし未登録のままだと、共有先がファイルをダウンロードしたかどうかを確認できません。無料の会員登録を行うことで、アップロードしたファイルの削除やメール添付によるアップロードなど、より充実した機能の利用が可能です。

参照:容量無制限の無料オンラインストレージfirestorage

MEGA

MEGAはニュージーランドの企業が運営する、日本語対応のファイル共有ソフトです。MEGAでは無料プランにおいても、最大20GBと大容量のストレージを利用できます。

MEGAはエンドツーエンド暗号化(自分と共有相手のみがデータを参照できる仕組み)に対応しているソフトで、情報漏洩のリスクヘッジが可能です。MEGAはゼロナレッジ暗号化にも対応していることから、運営企業にさえも保存したデータが参照されません。

参照:MEGA

WeTransfer

WeTransferは、背景やメール機能をカスタマイズ可能なファイル共有サイトです。ストレージ容量や転送回数が無制限の「Ultimate」やチームでの利用を前提にしたプランであれば、WeTransfer画面上でブランドの世界観を演出する機能が使えます。

無料プランの容量は毎月3GBまで、頻度は10回までファイル共有が可能なので、たまにしか使用しないユーザーや、WeTransfeを体験したいユーザーにおすすめです。月間300GBまで使える「Starter」プランも用意されています。

参照:WeTransfer

MediaFire

MediaFireは、無料プランでも1ファイルあたり4GBまで、合計10GBまでのストレージ容量が提供されるファイル共有サイトです。大きなファイルでもスムーズにアップロードできるほか、ダウンロード用の「ワンタイム リンク」を作成すれば不正な拡散を防ぎながらファイルを共有できます。

50GBまでのファイルサイズに対応できる「Pro」プランは、1ユーザーごとに月間$8.33で利用可能です。

参照:MediaFire

ビジネス利用:ファイル共有ソフト・サイトのおすすめ7選!

ファイル共有ソフトをビジネスに利用するか・個人で利用するかによって、適したソフトは変化します。ビジネスでの利用に適したおすすめファイル共有ソフトは、以下7つです。

Box Business

Box Businessは、100,000社以上の企業で利用されているファイル共有ソフト「Box」のビジネスプランです。Box Businessでは1ユーザーごとに年間1,881円(税込)の低料金で、容量無制限のストレージの利用と5GBまでのファイルのアップロードが可能になります。

Box Businessに申し込むと追加料金なしで、電子署名サービス「Box Sign」の利用も可能です。Box Signを利用すると電子署名の依頼から署名された文書の保管までをBox上で行えて、生産性の向上を図れるでしょう。

参照:Box—セキュアなクラウドコンテンツ管理、ワークフロー、コラボレーション

SharePoint

SharePointは、チーム単位のポータルサイト構築サービスです。Microsoft 365 スイートの一部なので、Word、Excel、Teams、Copilot などとスムーズに連携させて使えるという特徴があります。

作成したSharePointサイトで、ライブラリに特定のファイルやフォルダを移動させることで、ファイル共有が可能になります。さらに、いつでも共有の停止や権限の変更が可能です。す。

SharePointは、1ユーザーごとに月間899円(税抜)から利用できます。

参照:MicrosoftOfficeSharePointOnline-コラボレーションソフトウェア|Microsoft365

NotePM

NotePMは、ナレッジやノウハウの共有用に開発された社内wikiツールです。ドキュメントあるいは動画形式でマニュアルやノウハウを作成し、一か所に集約した上でファイル共有するという使い方が可能になります。金融機関や教育機関も利用する信頼度の高いツールで、安全性を重視する企業も安心でしょう。

NotePMの料金はユーザー数に応じて変化し、8ユーザーまでのプランの場合は月間4,800円(税込)です。NotePMにはデータの検索機能やテンプレートによるマニュアル作成機能など業務の効率化を助ける機能も充実しており、生産性の向上を図りたい企業に適しています。

参照:NotePM-社内wikiでナレッジ共有・マニュアル作成

使えるファイル箱

使えるファイル箱は、1社に対して月間21,230円(税込、年間契約の場合)からの定額でユーザー数の制限なく利用できるファイル共有ソフトです。ストレージ容量は1TB(1000GB)、1回でアップロードできるファイルサイズにも、制限はありません。

データセンターは国内にあるので、所在地の治安を重視する場合におすすめです。ストレージに保存したデータにはアクセス制限を設定でき、外部の人とのやり取りも安心して行えます。電話やチャットによる充実したサポートを受けられることも魅力の1つです。

参照:クラウドストレージ「使えるファイル箱」|使えるねっと

セキュアストレージ

セキュアストレージは通信の暗号化やクライアント証明書など、充実したセキュリティ対策が魅力のファイル共有ソフトです。より安全性を強化したい場合にはオプションを選び、別途費用を支払うことにより、独自ドメイン機能やIPアドレス制限機能などを追加できます。

セキュアストレージの料金は、容量500GB、ユーザー数無制限で使える「エントリー」プランの場合で月間43,780円(税込)です。導入時には別途、55,000円(税込)の初期費用がかかります。

参照:セキュリティを追求した、オンラインストレージサービス-SecureStorage-

GigaCC ASP

GigaCC ASPは、サービスの運用・サポート・データの保存をすべて日本国内で行っている純国産のファイル共有ソフトです。DR(ディザスタリカバリ:災害復旧)対応などが評価され、公的機関や金融機関への導入実績が豊富なので、信頼度は高いといえるでしょう。

BtoBに特化したGigaCC ASPはファイル送信、ファイル共有、共有ノートの3つの機能を搭載しています。初期費用は共通ですが、3種類の料金プランが用意されているため、予算や目的に応じた選択が可能です。もっとも手頃な料金の「STANDARDプラン」の場合には、ユーザー数10名まで、月間13,200円(税込)から利用できます。

参照:企業間ファイル共有・転送サービスGigaCC

Fleekdrive

Fleekdriveは、企業の情報資産に社内外からアクセスできる環境の整備を助けるファイル共有ソフトです。日本語、英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語に対応しているので、海外拠点とのファイル共有もスムーズに行えます。安全かつ障害耐性に優れたAWSを基盤に、アップロードされたファイルは国内3か所に分散して保管される体制です。

モバイルアプリを活用すれば自宅や外出先からも容易に、共有ファイルへとアクセスできます。ユーザー・アクセス管理やIPアドレス制限など、安全な利用をサポートする機能も豊富です。

Fleekdriveの料金プランは、最低10ユーザーからの利用が基本で、1ユーザーあたり月間660円(税込)から利用できます。導入に迷う場合は30日間の無料トライアルを利用し、操作性の確認が可能です。

参照:企業向けオンラインストレージサービス Fleekdrive

セキュアSAMBA

セキュアSAMBAは、シンプルな操作性に加え、エクスプローラを使用してファイルの保存や直接編集が可能なファイル共有サイトです。ダウンロード用URLを発行できるので、取引先と1回限りのファイル共有を行う場合も、新たなユーザー登録は必要ありません。

セキュアSAMBAは、ユーザー数2名まで、1GBまで使える無料プランが用意されています。また容量に応じて料金が変動する料金体系となっており、300GBの容量を使用できる「スタンダード」プランは、月間25,000円(税抜)で利用可能です。

参照:セキュアSAMBA

クリプト便

クリプト便は、機密情報を取り扱う金融機関などから定評のあるファイル共有サイトです。メール操作とよく似た画面設計なので、誤操作が起こりにくい特徴があります。オプションで機能を拡張でき、上長による「事前承認」あるいは「事後承認」を追加することも可能です。

依頼すれば、約3営業日ほどで1か月の無料トライアルを試せるようになります。100ユーザーまで対応できる「スタンダード」プランは、1ファイルあたり20MBまでアップロードでき、料金は1ユーザーあたり月間900円です。

参照:クリプト便

DirectCloud

DirectCloudは、共有リンクを発行することで社内外とのファイル共有やコラボレーションも可能にするファイル共有サイトです。フォルダごとに共有リンクを生成し、ファイル更新時には相手に通知が届くスマートリンク機能も提供しています。有料プランでは1ファイル最大30GBまで、高速転送することが可能です。

14日間の無料トライアルが用意されているほか、すべての有料プランに「ランサムウェア対策」が標準で搭載されています。ストレージ容量500GBのスタンダードプランは、月間36,000円(税抜)で利用可能です。

参照:DirectCloud

ファイル共有ソフト・サイトの選び方のポイント

ここではファイル共有ソフトを選ぶ際に押さえておきたいポイントを紹介します。ファイル共有ソフトといってもその種類はさまざまであり、特徴も異なるため、自分に合ったものを見つけるためにもぜひ参考にしてください。

データ容量

使用できるデータ容量がどのくらいあるかは、ファイル共有ソフトを選ぶ上で重要なポイントの一つです。容量の少ないソフトを選んでしまうと、業務などで扱うデータ容量が大きい場合にデータが足りずにファイルを共有できない事態になりかねません。

普段の業務で大体どのくらいの容量のデータを扱うことが多いのかを事前に確認した上で適切なデータ容量のソフトを選びましょう。

利用端末・OS

ファイル共有ソフトがどの端末・OSで利用できるのかも確認しておかなければなりません。わかりやすい例でいうと、会社のパソコンがすべてWindowsで統一されている場合、対応OSがWindowsでなければなりません。

また、外出先でファイルを共有したい場合、スマートフォンで利用できるかどうかも重要なポイントだといえるでしょう。幅広い端末で利用できれば、業務効率も高まるため、ぜひチェックしてみてください。

セキュリティ

ファイル共有ソフトはオンラインストレージを経由して利用するケースも多いため、セキュリティ面もチェックしておきましょう。

どういったセキュリティ性能で、ベンダーはどのようなセキュリティポリシーを掲げているのか、そのポリシーは自社のセキュリティポリシーに合致しているのかといった点を確認しておくと安心です。

脆弱なセキュリティによる情報漏洩は大きなトラブルにつながるため、特に入念に確認しておく必要があります。

自社の目的達成に貢献できるか

ファイル共有ソフトをどのような目的で使用するのかを明確にしておくことも大切です。たとえば、データを蓄積したい、社員間でデータを共有して業務効率を高めたいといった場合、容量の多さが重要となるでしょう。一方で出先の営業担当の社員がいつでも必要なデータや資料にアクセスできるようにしたい場合には、対応端末の幅広さがポイントとなります。

ファイル共有ソフトをなぜ導入するのか、導入して何をしたいのかを明確にした上で目的に合致したものを選べるようにしましょう。

必要なデータ・ファイルをすぐに見つけられるか

データやファイルを共有する場合、必要なものをすぐに見つけられるかどうかは重要なポイントです。具体的には、検索性に優れているかどうかがポイントとなります。たとえば、キーワードでの検索や容量でのソート、共有日時でのソートなどに対応していれば、必要なデータ・ファイルを見つけやすく、すぐに業務で活用できるため、結果的に業務効率も高められるでしょう。

一方で検索性に優れていないと、必要なデータを探すためだけに時間がかかってしまう恐れがあるため、注意が必要です。

使いやすさ

いくら優れた機能や検索性能を持っているファイル共有ソフトであっても、実際に現場で使用する人にとって使いにくいものだと意味がありません。そのため、ソフトの使いやすさもチェックしておきましょう。

具体的には、初めて触る人でも直感的に扱えるくらいシンプルでわかりやすい画面かどうか、ファイルの共有や検索などがしやすいかどうか、各種設定や投稿、ファイルの管理などがしやすいかどうかといった点です。これらの点を確認するためには実際に触ってみることが一番であるため、無料トライアルなどがあればぜひ活用してみてください。

ファイル共有ソフト・サイト利用時の注意点

ファイル共有ソフトを利用する際には、いくつかの点に注意しなければなりません。ここでは具体的にどのような注意点があるのか解説します。これからファイル共有ソフトを導入する予定の企業の担当者は、ぜひチェックしておいてください。

著作権を侵害していないか確認してから利用する

ファイル共有ソフトを利用する際は、著作権を侵害していないかチェックしておく必要があります。先ほども触れているように、ファイル共有ソフトの利用自体は違法ではありませんが、ソフトを使って共有したファイルが著作権を侵害していると違法となります。

著作権は、作品を作った人が持つ権利のことで、音楽や画像、映像などに発生するものです。そのため、たとえば他人が作った音楽データを無断でファイル共有ソフトで共有し公開すると著作権侵害となる恐れがあります。なお、著作権侵害はファイルの共有だけでなく、ダウンロードした場合でも罪に問われる可能性があるため注意してください。

著作権を侵害した状態のファイルを一度アップロードすると不特定多数のユーザーにダウンロードされる恐れがあり、そうなるとアップロードしたファイルを削除してもダウンロードされたファイルを削除することはほぼ不可能です。トラブルを防止するために、ファイルを共有する前に著作権を侵害していないかどうかを必ず確認しておきましょう。

共有ファイルがウイルスに感染している可能性がある

他者から共有されるファイルがウイルスに感染しており、それを受信したために自分のパソコンがウイルス感染してしまうケースもあります。ウイルスに感染するとパソコン内に保存していたデータや情報が削除されたり、設定が勝手に変更されたり、情報が漏洩したりする恐れがあり、甚大な被害を生む可能性があるため注意が必要です。

このような事態を防ぐためには、ウイルス対策ソフトを事前にインストールしておく必要があります。これからファイル共有ソフトを導入予定の企業は、ウイルス対策ソフトが社員のパソコンにインストールされているかチェックしておきましょう。また、ウイルスは進化しているため、対策ソフトは定期的に更新できるものがおすすめです。

ファイル共有ソフト・サイトを活用してビジネスを加速させよう

ファイル共有ソフト(ファイル共有サイト)には、さまざまな種類があります。ファイル共有ソフトの種類によって使える機能が異なるので、使いたい機能からファイル共有ソフトを選びましょう。ビジネスでファイル共有ソフトを活用する場合は、ビジネス用途のサービスを選ぶことがおすすめです。有料の場合もありますが、機能性・セキュリティ性の高い点が魅力です。導入する目的に応じたサービスを選んで、ビジネスを加速させましょう。

 


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