- 更新日 : 2024年9月6日
Asanaとは?無料プランの機能やガントチャートの作り方も解説!
Asanaはタスクやプロジェクトを一元管理するための仕事管理ツールです。初めて使う人でも利用しやすいUIのため、最近利用者が増えています。
本記事では、個人利用も法人利用もできるAsanaの料金プラン、無料でできることやガントチャートの作り方など基本的な使い方について解説します。
目次
Asana(アサナ)とは?
Asanaはタスクやプロジェクトを直感的な操作で一元管理できる仕事管理ツールです。プロジェクトのステータスは、プロジェクト関係者は、クラウド上でリアルタイムにスケジュールを把握できます。
タスクの作成やタスクの追加、期日設定、担当割り当てなどを直感的に操作できるので、Asanaを初めて使う人でも利用しやすいでしょう。
Asanaが解決したい社会課題
Asanaは、生産性向上に貢献することを目指した仕事管理ツールです。
実は国内ナレッジワーカーの6割が、仕事に直結しない「仕事のための仕事」をしているといわれています。本来の業務に「仕事のための仕事」が加わることで、余計に仕事量が増大してしまいます。またフィードバックやサポートの不足などの要因も加わり、多くのナレッジワーカーが仕事に対してストレスや心配事を抱えているのが現状です。
Asanaはこの「仕事のための仕事」を減らすために開発されたツールです。Asanaを利用することでプロジェクトの予定や状況、締め切りを把握できるため、「仕事のための仕事」を減らし、生産性向上が見込めます。
FacebookがAsanaのルーツ
Asana は、ダスティン・モスコヴィッツが立ち上げた会社です。ダスティン・モスコヴィッツは、Meta(旧:Facebook) の創業者であるマーク・ザッカーバーグの大学時代のルームメートです。
ダスティン・モスコヴィッツは、Facebook の技術責任者として、多くのチームでプロジェクトマネージャーを務めていました。そのときに「仕事のための仕事」が業務の6割を占めていることに課題を感じ、Asanaのサービスを始めました。
Asanaの料金プラン
Asanaの料金プランは以下の通りです。
プラン名 | 価格/月(税込) | 機能 |
---|---|---|
Basic | ¥0 |
|
Premium | 1,200円/ユーザー |
|
Business | 2,700円/ユーザー |
|
Enterprise | 要問合せ |
|
参考:料金 | Asana
Basicプランは無料で、有料プランはPremiumプラン・Businessプラン・Enterpriseプランとプランが上がるごとに機能が拡充されます。
Asana無料のプランで利用できる機能は?
Asanaの無料プランでは、無制限でタスク・プロジェクト・メッセージ・アクティビティログ・ファイルストレージを利用できます。
プロジェクト管理にあると便利なタイムラインやポートフォリオ機能はついていませんが、個人のタスク管理として利用するには十分なプランです。
Asanaは個人利用も可能?
Asanaはチームでも個人でも利用できます。
AsanaのBasicプランは、個人のタスク管理に役立つ機能が揃っているので、タスク管理を効率化したいと考えている個人におすすめのプランです。
Asanaの利用メリット
Asanaの利用メリットは以下の通りです。
- 複数のプロジェクト・タスクを一元管理できる
- タスクの表示形式が豊富
- タイムライン機能が便利
- マルチクラウド連携ができる
それぞれについて解説します。
複数のプロジェクト・タスクを一元管理できる
Asanaでは、複数のプロジェクトやタスクを一つのプラットフォーム上で効率的に管理できます。プロジェクトやタスクの優先度・進行状況・期限などを一目で把握可能です。
タスクの表示形式が豊富
Asanaではリスト形式・カンバン形式・カレンダー形式など、用途に応じてタスクの表示形式を選択できます。これにより、状況に応じて視覚的な管理が可能となります。
タイムライン機能が便利
タイムライン機能を用いれば、全体のプロジェクトスケジュールと各タスクの進行状況を一覧で表示できます。これにより、期限の管理や進捗の把握がより効率的に行えます。
また、Asanaを利用すると親タスクのスケジュールやプロジェクトの遅延に合わせてスケジュールを一括変更できるので、プロジェクト管理の工数を減らせます。
マルチクラウド連携ができる
Asanaは他のクラウドサービスとの連携も可能です。Google Drive・Dropbox・Boxなどのクラウドストレージや、Slackなどのコミュニケーションツールとも連携できます。
マルチクラウド連携をすることで、複数のサービスを平行利用できるようになります。自社独自のカスタマイズを行えば、Asanaをより便利に使うことが可能です。
Asanaのガントチャート機能の作り方
Asanaのガントチャート機能を使うことで、タイムラインを作成できます。
アカウント作成
まずはAsanaのウェブサイトでアカウントを作成します。
Asanaに登録するにはメールアドレスが必要です。アカウント作成後、サインインし、プロジェクトを作成しましょう。
プロジェクトをタスクに分割する
次に、プロジェクトを管理可能な小さなタスクに分割します。
左サイドバーの「+新規タスク」をクリックし、タスク名と詳細を入力してください。タスクの期限も設定できるので、決まっていたら設定しましょう。
各タスクの依存関係を整理する
各タスクの詳細画面で「依存関係を追加」をクリックし、依存先のタスクを選択して依存関係を整理しましょう。
これにより、ガントチャート上で依存関係を追加できます。
マイルストーンを設定する
プロジェクトの重要な節目となる点をマイルストーンとして設定します。
タスクを作成し、右上の「•••」をクリックし、「マイルストーンに変換」を選択します。これでガントチャートにマイルストーンが表示されます。
Asanaで本当の業務に集中しよう
Asanaはプランによって個人利用も法人利用もできる仕事管理ツールです。4つのプランで利用できる機能が異なるため、ニーズに合わせて最適なプランを選び、業務の効率化に役立てられます。
「仕事のための仕事」をする時間を減らしたいと考えているなら、Asanaの利用を検討してみてください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
関連記事
チームのタスク管理を成功させるポイントは?おすすめのツールも解説
チームのタスク管理は、業務を円滑に進めるために不可欠な工程です。この記事ではチームのタスク管理を成功させるポイントやおすすめのツールを解説します。 タスク管理ツールの利用がおすすめな理由や選定ポイントも交えつつ、明日からのタスク管理に活かせ…
詳しくみるBacklogとは?意味や評判、企業で導入するメリットや使い方を解説
社内、取引先や代理店担当者とチームを組み、複数のプロジェクトに参加しているビジネスパーソンも多いでしょう。そんなビジネスパーソンの間で、ヌーラボが提供する「Backlog(バックログ)」の人気が高まっています。 なぜBacklogは人気なの…
詳しくみるタスクマネジメントとは?手順や効果的な管理方法、おすすめツールを解説
タスクマネジメントとはタスクを管理することです。この記事ではタスクマネジメントの概要や取り組むことで得られるメリット、具体的な管理方法や管理に役立つツールなどを紹介しています。タスクマネジメントに取り組もうとしているビジネスパーソンはぜひ参…
詳しくみるiPhoneのタスクやToDo管理をするには?メモ・リマインダーの使い方やアプリの紹介
iPhoneのタスク管理には、標準アプリのメモやリマインダーを活用する方法と、専用アプリを利用する方法があります。本記事では、iPhoneでタスクを効率的に管理する具体的な方法や、無料から使えるおすすめアプリを紹介します。ToDoリストの作…
詳しくみるタスク管理ツールの選び方!業務効率が上がるおすすめ7選を比較
タスク管理ツールを導入すると、チーム全体でプロジェクトの進捗状況を共有できるメリットがあります。タスク管理をスムーズに進めるためには、タスク管理の進行を妨げている原因を明確にし、最適なツールを選択することが大切です。この記事では、タスク管理…
詳しくみるマルチタスクとは?意味やシングルタスクとの違い、苦手克服法を解説
近年、業務効率化や人口減少などを背景に、マルチタスクで業務をこなすことが当たり前の時代となりました。しかし、マルチタスクに苦手意識を持っているビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。 この記事では、マルチタスクの意味やメリット・デメリッ…
詳しくみる