- 更新日 : 2026年1月28日
5W1Hとは?ビジネスでの使い方や例文、最適な順番、5W2Hとの違いを簡単に解説
上司への報告や企画書の作成で、「もっと具体的に話して」「言いたいことがわからない」と言われた経験はありませんか?そんな時に役立つのが、情報を漏れなく整理し、相手に正確に伝えるための最強のフレームワーク「5W1H(ゴ・ダブリュー・イチ・エイチ)」です。
この記事では、5W1Hの意味や読み方はもちろん、ビジネスシーンですぐに使える具体的な例文、目的によって使い分けるべき最適な順番、そして無料のテンプレートまでをわかりやすくご紹介します。
目次
5W1Hとはどのような意味・読み方か?
5W1Hとは、情報を正しく伝えたり、物事を論理的に整理したりするために必要な「6つの要素」の頭文字をとった言葉です。読み方は「ご・だぶりゅー・いち・えいち」です。
いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どのように(How)という6つの視点を持つことで、情報の抜け漏れを防ぎ、コミュニケーションを円滑にする効果があります。
5W1Hの構成要素一覧(表)
| 要素 | 英単語 | 日本語 | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| When | いつ | 日時・時期 | 期限、スケジュール、タイミング |
| Where | どこで | 場所 | 実施場所、範囲、チャネル |
| Who | 誰が | 人物・主体 | 担当者、ターゲット、関係者 |
| What | 何を | 対象・内容 | 商品、課題、テーマ、目的 |
| Why | なぜ | 理由・目的 | 背景、原因、狙い |
| How | どのように | 手段・方法 | プロセス、ツール、やり方 |
ビジネスシーンで5W1Hが重要な理由は?
ビジネスにおいて5W1Hが重要視される最大の理由は、「認識のズレ」をなくし、業務効率を最大化できるからです。
曖昧な指示や報告は、手戻りやミスの原因になります。「なるべく早くやって」ではなく「明日の15時までに提出して(When)」と伝えるだけで、相手の行動は明確になります。
また、新しい企画を立てる際や、トラブルの原因分析をする際にも、5W1Hの枠組みを使うことで、思考の死角をなくすことができます。
【例文】5W1Hを活用したビジネスメール・報告の例は?
では実際に、5W1Hを使った場合と使わなかった場合で、どれくらい伝わり方が違うのかを見てみましょう。
悪い例(5W1Hがない)
「会議の資料を作っておいてください。早めにお願いします。」
これでは、「何の会議か(What)」「いつまでか(When)」「どのような形式か(How)」が分からず、受け手は混乱します。
良い例(5W1Hがある)
「来週の営業定例会(What)で使用する資料を、私(Who)が作成します。今週金曜日の17時まで(When)に、共有フォルダ(Where)に格納します。売上データの分析(Why)が必要なので、Excelを使ってグラフ化(How)します。」
このように要素を埋めるだけで、誰が見ても誤解のない完璧な報告になります。
5W1Hの最適な「順番」とは?(目的別)
5W1Hには「決まった順番」はありませんが、伝える目的によって「効果的な順番」は存在します。
1. 報告・連絡・相談(ホウレンソウ)の場合
【When(いつ)→ Where(どこで)→ Who(誰が)→ What(何を)→ Why(なぜ)→ How(どのように)】
事実を正確に伝えることが最優先される場面では、5W1Hの基本順序通りに伝えるのが最も誤解が少なく、分かりやすい構成になります。新聞記事などもこの構成(逆三角形スタイル)が基本です。
2. プレゼン・企画提案の場合
【Why(なぜ)→ What(何を)→ How(どのように)…】
相手を説得したい、共感を得たい場合は、「なぜそれをやるのか(Why)」という目的や背景から話し始めるのが鉄則です。
スティーブ・ジョブズなどの名プレゼンターも、「なぜ我々がここにいるのか(Why)」から語り始め、「どのような製品か(What)」「どうやって使うか(How)」へと繋げる手法(ゴールデンサークル理論)を多用しています。
3. 問題解決・改善提案の場合
【Where(どこで)→ When(いつ)→ What(何を)→ Who(誰が)→ Why(なぜ)→ How(どのように)】
トラブル対応などでは、「どこで何が起きているか(現状把握)」を先に伝え、その後に「原因(Why)」と「対策(How)」を提示するとスムーズです。
5W1Hと「5W2H」「5W3H」の違いは?
5W1Hを発展させたフレームワークとして、「5W2H」や「5W3H」があります。ビジネスではコスト意識が不可欠なため、これらも頻繁に使われます。
5W2Hとは?(+How much)
5W1Hに「How much(いくらで)」を加えたものです。
- How much:予算、費用、価格、売上目標など。
- 活用シーン:見積書の作成、予算取りの稟議など。
5W3Hとは?(+How many)
5W2Hにさらに「How many(どのくらい)」を加えたものです。
- How many:数量、規模、頻度など。
- 活用シーン:在庫管理、生産計画、目標数値の設定など。
すぐに使える5W1Hの無料テンプレート
頭の中だけで5W1Hを整理するのは意外と難しいものです。書き出すことで思考がクリアになります。
会議の議事録、企画書の構成案、日報の作成などに使えるシンプルなテンプレートを用意しました。
5W1Hテンプレートのダウンロードはこちら
5W1Hを意識して「伝わる」ビジネスパーソンになろう
5W1Hは、新入社員から経営者まで、すべてのビジネスパーソンに必須のスキルです。
- When(いつ)
- Where(どこで)
- Who(誰が)
- What(何を)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
メールを送信する前、上司に報告する前に、この6つの要素が揃っているかを確認する癖をつけましょう。それだけで、あなたの仕事の質と評価は確実に向上します。
この記事をお読みの方におすすめのガイド5選【部署別紹介】
最後に、この記事をお読みの方によく活用いただいている人気の資料・ガイドを紹介します。すべて無料ですので、ぜひお気軽にご活用ください。
経理担当者向け
①Excel関数集 32選まとめブック
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人事労務担当者向け
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最新の制度をもとに、よくある質問やチェックポイントを交えながら、各手続きに必要な情報をまとめた人気のガイドですす。
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各保険の基本的な手続き方法を入社・退職・異動のシーン別にギュッとまとめた分かりやすいガイドです。
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