- 更新日 : 2024年9月6日
周知とは?意味や例文、ビジネスでの使い方について解説
「周知」は、ビジネスシーンにおいてさまざまな場面で使われる言葉です。似たような言葉で「告知」や「通知」という言葉はありますが、それらの意味や使い方が分かっていないと、他者とのコミュニケーションをうまく図ることができません。
この記事では「周知」の意味や例文、類義語、ビジネスシーンでの使い方について解説します。
目次
周知とは?
周知という言葉は重要事項とセットで使われることが多いため、正しく意味を理解していないとミスを引き起こす原因となってしまいます。まずは周知の意味について見ていきましょう。
周知(しゅうち)の意味
周知は「しゅうち」と読み、「広く周りの人に知れ渡っていること」の意味を持ちます。「広く知らせること」「情報を共有する」という動作的な意味で使われることもあり、知らせたい範囲は個人ではなく大勢に対して使われることが多いです。
特定の人物だけが知っていればよい事柄や、隠しておきたい状況では「周知しない」「周知したくない」というように表現します。
周知徹底(しゅうちてってい)とは?
周知徹底とは「隅々まで漏れなく知れ渡らせること」という意味です。分解すると「周知」を「徹底する」ということになり、周知している状態がより強調されていることが分かります。
使われる場面の例としては、関係者全員に情報の共有を徹底したいときや、上司から部下に対して情報を隅々まで行き届かせたい場合などに使われます。ビジネスシーンにおいて頻出する四字熟語であるため、必ず覚えておきましょう。
周知の事実とは?
周知の事実とは「世間一般に広く知れ渡っている実際の事柄」という意味です。言い換えれば「多くの人がすでに当たり前のように知っていること」と捉えることもできます。
注意したい点として、周知の事実には「知っていて当たり前」というニュアンスが含まれています。もし目上である上司に対して「それは周知の事実です」のような言葉の使い方をしてしまうと、失礼にあたる可能性があるため注意は必要です。
ビジネスでの「周知」の使い方、例文
以下に周知を使った具体的な例文を紹介します。適切な言い回しを覚えるための参考にしてください。
- 新しいマニュアルの使い方を、全従業員に周知させてください。
- 本日午前10時からの会議は、◯◯会議室から△△会議室に変更になりましたので、ご周知ください。
- 再発防止のために、安全対策を周知する必要がある。
- 周知のとおり、上半期より経営体制が刷新されました。
- 新型コロナウイルスの感染予防対策として、密を避けるのが有効であることは周知の事実です。
「周知」の類語、関連語
「周知」と似たような意味を持つ言葉には、以下のようなものが挙げられます。
- 告知
- 通知
- 伝達
- 共有
「周知」の代表的な類語の意味と、実際の使い方について見ていきましょう。
告知(こくち)
「告知」は、物事を告げ知らせることを意味します。「周知」のように広く知らせるのではなく、特定の人に向けて情報を知らせる意味で使用されます。
告知を使った例文は、以下のとおりです。
- 顧客へ向けて、新製品の告知をする。
- 健康診断の結果、医者から癌の告知を受けた。
- 新しい就業規則の告知がなされていません。
通知(つうち)
「通知」は、特定または不特定多数の人に対して、必要な物事を知らせることを意味する言葉です。告げて知らせること、その知らせのことを指して使用します。例えば、日程や合格通知など、強制力のない事柄に対して使われることが多いのは特徴です。
通知を使った例文には、以下のようなものがあります。
- 結婚披露宴の通知を受け取る。
- 試験の合格通知が届いた。
- 電話やメールでの通知は行っていません。
伝達(でんたつ)
「伝達」は、相手に命令や指示、情報などを伝えたいときに使う言葉です。「周知」との違いとしては、相手に直接伝えるのではなく、何かしらの手段や誰かを介して伝えるというニュアンスがあります。
伝達を使った例文は、下記のとおりです。
- 指示がうまく伝達されなかったことによって、認識に違いが生じた。
- 情報伝達ミスに対する謝罪がない。
- 決定事項をメールで伝達する。
共有(共有)
「共有」は、「2人以上でひとつのものを共同で所有すること」を意味する言葉です。ビジネスシーンでは「シェアする」といった意味を持ち、「情報共有」や「共有フォルダ」という言葉がよく使われています。
共有を使った例文には、以下のようなものが挙げられます。
- トラブルが発生した場合はすぐに共有するようにしましょう。
- 情報共有を積極的に図り、社内全体のレベルアップを目指そう。
- 社外と共有ファイルを通じて資料のやりとりを行っています。
社内周知のテンプレート
社内周知のテンプレートを無料で提供しています。ぜひご自由にダウンロードして活用ください。
「周知」を正しく使って業務を円滑に進めよう
この記事では、「周知」の意味や例文、ビジネスシーンでの使い方について解説しました。ビジネスシーンでは非常によく使われる言葉のひとつのため、言葉の意味を理解して正しく活用することが大切です。
今回の記事を参考に、「周知」という言葉を積極的に使って、業務を円滑に進めていきましょう。
この記事をお読みの方におすすめのガイド5選【部署別紹介】
最後に、この記事をお読みの方によく活用いただいている人気の資料・ガイドを紹介します。すべて無料ですので、ぜひお気軽にご活用ください。
経理担当者向け
①Excel関数集 32選まとめブック
経理担当者の方をはじめ、ビジネスパーソンが知っておきたい便利なExcel関数集を初級~上級までギュッと網羅。新人社員の研修用などにもお使いいただけます。Google スプレッドシートならではの関数もご紹介しています。
②勘定科目・仕訳辞典(税理士監修)
勘定科目・仕訳に関する基本知識、および各勘定科目の仕訳例を具体的かつ網羅的にまとめた、50ページを超えるガイドを無料で提供しております。お手元における保存版としてでだけでなく、従業員への印刷・配布用としてもぜひご活用ください。
人事労務担当者向け
①入社・退職・異動の手続きガイドブック
書類の回収・作成・提出など手間のかかる入社・退職・異動(昇給・昇格、転勤)の手続き。
最新の制度をもとに、よくある質問やチェックポイントを交えながら、各手続きに必要な情報をまとめた人気のガイドですす。
②社会保険・労働保険の手続きガイド
企業において社会保険および労働保険の加入・喪失手続きは必ず発生し、手続きを誤れば保険事故が発生した際に従業員が不利益を被る可能性があります。
各保険の基本的な手続き方法を入社・退職・異動のシーン別にギュッとまとめた分かりやすいガイドです。
総務・法務担当者向け
契約書ひな形まとめ30選
業務委託契約書や工事請負契約書…など各種契約書や、誓約書、念書・覚書、承諾書・通知書…など、使用頻度の高い30個のテンプレートをまとめた、無料で使えるひな形パックです。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
関連記事
属人化とは?意味や業務に与えるデメリット・原因・解消方法を解説
属人化とは、特定の社員に業務が依存している状態のことです。属人化は担当者が退職後に誰も業務の引継ぎができなかったり、担当者によってサービスの質に差が生じたりする原因になります。この記事では、属人化のデメリットやメリット、属人化が起こる原因、…
詳しくみるオンライン決済システムの選び方!個人での導入方法を紹介
オンライン決済システムを選ぶ際には、ターゲットの属性を踏まえておくことが大切です。この記事では、オンライン決済システムの概要や種類、具体的な方法などについて解説します。システムの導入を通して業務効率化を目指ししている企業の担当者は、ぜひ参考…
詳しくみるFAQとは?意味や効果、Q&Aとの違い、チャットボットなどのツールを解説
FAQとは、企業のホームページなどに掲載されている「よくある質問」と「質問に対する回答」のことです。FAQをホームページに掲載することで、閲覧者や顧客は電話やメールで問い合わせする手間なく、自ら必要な情報をすぐに確認できます。この記事では、…
詳しくみるDX(デジタルトランスフォーメーション)とは?意味や事例を解説
「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉を耳にしない日はないほど、現代のビジネスシーンに浸透しています。しかし、その本質を正しく理解し、自社の変革に繋げられている企業は、まだ多いとは言えないのが実情ではないでしょうか。 DXは…
詳しくみる飲食店アンケートで重要な5つの項目とは?無料テンプレートも紹介!
飲食店でアンケート調査を行うことは、顧客の満足度やニーズを把握し、店舗のサービス向上や新メニュー開発に役立てるために重要な手法です。アンケートを通じて得られる顧客の声は、リピーター獲得や新規顧客の増加につながり、店舗の成長に貢献します。 当…
詳しくみるナレッジリングとは?機能や料金プランを解説
社内に点在するマニュアルや日報、個人のノウハウといった貴重な情報資産。これらを有効に活用できず、同じような質問が何度も繰り返されたり、業務が特定の人に依存してしまったりする状況にお悩みではないでしょうか。 「ナレッジリング」は、そうした課題…
詳しくみる




