- 作成日 : 2025年7月17日
GoogleカレンダーとToDoとの使い方!表示されない時の対応も解説
GoogleカレンダーとToDoリストを組み合わせて使うと、予定とタスクをひとつの画面で一括管理できます。スケジュールの流れを見ながら、その日にやるべきことも可視化されるので、「タスクの抜け」「優先順位がつけられない」「終わらない作業」に悩む方には特におすすめです。この記事では、GoogleカレンダーとToDoリストの基本的な使い方から活用法、タスクが表示されない場合の対処法まで、わかりやすく解説します。
目次
GoogleカレンダーとToDoリストの役割
GoogleカレンダーとGoogle ToDoリストは、それぞれ異なる役割を持ちながらも連携して使えるため、日々のスケジュールとやるべき作業をまとめて整理できます。
Googleカレンダーとは
Googleカレンダーは、Googleが提供する無料のオンラインカレンダーです。個人の予定だけでなく、チームや組織でのスケジュール共有にも活用できます。
- 予定の作成と管理: 日時、場所、説明などを入力して予定を作成し、色分けで分類できます。
- 繰り返し設定: 定期的な予定を自動的に繰り返して登録できます。
- リマインダー・通知: 予定時刻が近づくと通知を受け取ることができます。
- カレンダーの共有: 他のユーザーとカレンダーを共有し、お互いの予定を把握できます。
- 会議室や備品の予約: 組織内で利用する会議室や備品を予約する機能もあります。
- 目的達成を支援する時間ブロックの設定: 集中した作業時間を確保する「時間ブロック」を設定できます。
- 将来の予定も柔軟に登録可能: 1年後、2年後など先の予定でも日付を設定でき、事前にリマインダーを設定することも可能です。
Google ToDoリストとは
Google ToDoリストは、Googleが提供する無料のタスク管理アプリです。やるべきことを記録し、整理して管理することができます。
- タスクの作成と管理: タスク名、日時、詳細などを入力してタスクを作成できます。
- サブタスクの設定: 大きなタスクを細分化し、小さな作業としてサブタスクを設定できます。
- 通知設定: タスクの期日が近づくと通知を受け取ることができます。
- 繰り返し設定: 定期的に発生するタスクを自動的に繰り返して登録できます。
- リストごとにタスクを分類: ジャンルやプロジェクトごとにリストを作成して、効率的に管理できます。
GoogleカレンダーとToDoリストの表示設定
GoogleカレンダーとToDoリストは連携済みのため、特別な設定を行わなくても、同じGoogleアカウントを使っていればカレンダー上にタスクが表示されます。
- パソコンの場合: Googleカレンダー右側のToDoアイコン(チェックマーク)をクリックすると、タスクリストが表示されます。左側メニューの「ToDoリスト」にチェックを入れると、カレンダー上にタスクが表示されます。
- スマートフォンの場合: Googleカレンダーアプリ内のメニューで「ToDoリスト」の表示をオンにするだけです。
タスクがカレンダー内に見えることで、予定と作業をまとめて管理でき、タスクの見落としや重複を防げます。もしタスクが表示されない場合は、ログインしているGoogleアカウントが一致しているか確認しましょう。
GoogleカレンダーとToDoリストの連携でできること
タスク管理を効率化するには、ツールの特徴を理解することが大切です。GoogleカレンダーとGoogle ToDoリストは、それぞれ異なる役割を持ちますが、これらはすでに自然に連携しています。これにより、予定とタスクをひと目で確認でき、日々の業務が整理しやすくなります。
1. タスクのカレンダー表示で「いつ何をすべきか」がひと目でわかる
Google ToDoリストに登録したタスクは、Googleカレンダー上の「予定」とは別に表示されます。日付を指定したタスクは、その日に「ToDo」として表示されるため、予定と並べて確認できます。これにより、スケジュールと「やるべきこと」の管理がシンプルになり、作業の見落としや忘れを防げます。
2. タスクの進行状況をカレンダー上で操作・確認できる
タスクはカレンダー上で直接完了処理ができ、チェックを入れるだけで反映されます。完了済みのタスクは見た目も変わり、残った作業と区別がつきやすくなります。タスクの詳細(メモやサブタスク)も、その場で編集可能です。
3. カレンダーから新しいタスクを追加できる
Googleカレンダーの予定作成画面から「タスク」を選ぶことで、そのままタスクをToDoリストに追加できます。思いついた作業をすぐ記録でき、スマートフォンからも同様の操作が可能です。タスク作成時にメモや締切も設定できます。
4. 未完了のタスクは表示され続け、忘れにくくなる
完了しないタスクは、カレンダー上に表示され続ける仕様のため、うっかり忘れる心配がありません。タスクが積み重なることで整理の必要性にも気づきやすくなり、自然と優先順位の見直しも促されます。
5. GmailやGoogleドライブなど他のサービスとも自動で連携
Google ToDoリストは、Gmail、Google Chat、Google ドライブなどとも連携しています。メールの内容をタスクに追加したり、タスクに関連ファイルをリンクしたりと、他のサービスとの行き来がスムーズになります。特別な設定を行わなくても、日常の作業の流れの中でタスクを自然に管理できるのが大きな特徴です。
| サービス | できることの例 |
|---|---|
| Gmail | メールを「タスクに追加」→件名やリンクが自動反映 |
| Google Chat | 会話中に出たToDoをタスク化(Gmail連携が前提) |
| Google ドライブ | タスクにファイルのリンクを貼っておけば即参照 |
| Googleカレンダー | タスクと予定をひとつの画面に一覧表示可能 |
このように、GoogleカレンダーとToDoリストを組み合わせることで、予定とタスクの両方を効率よく、ひとつの流れで管理できるようになります。特にGoogleサービスを日常的に使っている方にとっては、非常に自然なワークフローが実現できます。
GoogleカレンダーとToDoリストでタスクを管理する方法
GoogleカレンダーとGoogle ToDoリストは連携して動作するため、どちらからでもタスクの作成、編集、完了が可能です。それぞれの特徴に合わせて使い分けると便利です。
Googleカレンダーでのタスク操作
Googleカレンダーからは、予定と並べてタスクを作成・管理できます。
- 「+作成」から「タスク」を選んでタイトルや日時を入力
- タスクをクリックして編集・保存
- チェックボックスをオンにすれば完了処理
カレンダー上にタスクが表示されることで、予定と作業内容をひと目で確認できます。
ToDoリストでのタスク操作
ToDoリストでは、タスクを一覧で管理しやすく、細かな内容の調整にも適しています。
- 「+タスクを追加」からタイトルを入力
- 詳細や期日、リマインダーなども設定可能
- チェックを入れると完了済みとして非表示に
シンプルな操作性で、サブタスクやメモなども柔軟に扱えるのが特長です。
GoogleカレンダーとToDoリストでタスクの繰り返しをする方法
定期的な作業やルーチンは、繰り返し設定を活用すると管理がラクになります。
カレンダーでの繰り返し設定
- タスク作成または編集時、「繰り返さない」をクリック
- 「毎日」「毎週」「カスタム」などの頻度を選択
- 終了日や詳細も自由に設定可能
このように設定することで、視覚的に繰り返しタスクが並ぶため、週間や月間の予定にも組み込みやすくなります。
ToDoリストでの繰り返し設定
- タスク作成時に「日付と時刻を追加」を選択
- 「繰り返し」をオンにし、頻度を設定
設定した繰り返しタスクは自動的にカレンダーに自動で反映されるため、うっかり忘れる心配が減ります。
GoogleカレンダーとToDoリストのタスクを削除する方法
不要になったタスクは、カレンダーでもToDoリストでも簡単に削除できます。
カレンダーから削除する場合
- タスクをクリックして詳細画面を開く
- ゴミ箱アイコンをクリック
- 確認画面で「削除」を選べば完了
これは予定と同樣の操作感で扱えます。
ToDoリストから削除する場合
- タスクを選んで右上のメニュー(三点リーダー)を開く
- 「削除」を選んで確定
削除されたタスクはリストから消え、カレンダーにも表示されなくなります。
GoogleカレンダーやToDoリストのタスクが表示されない場合
GoogleカレンダーとToDoリストが表示されない場合、設定ミスや同期の遅延が原因であることが多いです。以下の点を順番に確認してみましょう。
1. ToDoリストの表示設定がオフになっている
最も多いのが、カレンダー上でToDoリストの表示が無効になっているケースです。
- PCの場合: 「マイカレンダー」や「他のカレンダー」にある「ToDoリスト」のチェックが外れていないか確認してください。オフならクリックでオンにします。
- スマホの場合: Googleカレンダーアプリのメニュー(三本線)から「ToDoリスト」が表示されているか、チェックがオンになっているかを確認します。
2. アカウントが異なっている
GoogleカレンダーとToDoリストは、同じGoogleアカウントでログインしている必要があります。
複数のアカウントを利用している場合は、カレンダー・ToDoリスト・デバイスすべてで、同じアカウントが選択されているか確認しましょう。
3. 同期が遅れている
一時的にタスクが表示されないのは、インターネット接続の不安定さやGoogleの同期処理の遅れが考えられます。
- 通信環境が安定しているか確認
- ページを再読み込み(F5やアプリ再起動)
- 少し時間を置いてから再確認
4. カレンダーの表示範囲やビューが影響している
表示モードが「日」「週」「月」などに固定されていると、タスクが見えづらくなることがあります。ビューを切り替えたり、「予定のみ表示」などのフィルターがかかっていないか確認したりしましょう。
5. アプリのバージョンや不具合
スマートフォンで表示されない場合、アプリの不具合や古いバージョンが原因となることもあります。
- アプリを最新にアップデート
- 一度強制終了して再起動
- 端末自体を再起動することで改善することがあります
Google以外のカレンダーやTodoに関する情報
カレンダーとToDoリストはGoogle以外にも多数あります。無料で使えるアプリやエクセル形式のテンプレートなど、目的に応じた使い分けが可能です。
GoogleカレンダーとToDoリスト以外にも、タスク管理に使えるツールは豊富にあります。自分の業務スタイルやチーム体制に合わせて、最適なツールを組み合わせて活用するのがおすすめです。
エクセルでのタスク管理
エクセルは、自由度の高いカスタマイズが可能で、印刷や共有も簡単に行える点が特長です。行動予定やToDoリストを表形式で一覧化したい場合に適しています。
- 自分のルールに沿ってレイアウトや項目を柔軟に設計可能
- フィルターや条件付き書式を使えば、進捗状況の把握もスムーズに行える
- Googleドライブなどのクラウドに保存すれば、チームでの同時編集や共有も可能
また、無料で利用できるタスク管理テンプレートを使えば、項目ごとに整理されたシートをすぐに使い始めることができます。業務日報付き、ガントチャート付きなど用途別に多様な種類が用意されています。
タスク管理(エクセル)テンプレート
タスク管理やスケジュール管理を効率的に行うには、テンプレートを活用するのが便利です。
マネーフォワード クラウドでは、実務ですぐに使用できるテンプレートを無料で提供しています。以下よりダウンロードいただき、自社に合わせてカスタマイズしながらお役立てください。
無料から使えるToDoアプリの利用
Google以外にも、以下のような無料で利用できるToDoアプリがあります。
- Todoist: プロジェクトごとにタスクを分類でき、ラベルや優先度も細かく設定可能。複数デバイス間でリアルタイム同期されます。
- Microsoft To Do: シンプルな操作感でOutlookやTeamsと連携できるため、Microsoft製品との親和性が高く、社内でMicrosoft環境を利用している方に最適です。
どちらもスマートフォンアプリがあり、通知機能やウィジェット表示も利用できます。
チームで共有したい場合はGoogle Workspaceも
複数人でのタスク共有や進捗確認が必要な場合は、Google Workspace(旧G Suite)を活用することで、GoogleカレンダーやToDoリストもチーム全体で効率的に使うことができます。
- カレンダーの共有設定を使って、メンバーの予定を相互に確認
- Google ChatやGoogleドキュメントと連携し、会話やファイルの中からタスク化
- タスク担当者の割り当てや、進行中・完了などのステータスの管理も可能
GoogleカレンダーとTodoでできることまとめ
GoogleカレンダーとToDoリストを組み合わせると、予定とタスクを一元管理できます。タスクの追加・編集・削除はPCでもスマホでも簡単に操作可能で、繰り返し設定にも対応しています。さらに、エクセルや他のタスク管理ツールを併用すれば、自分に合ったスタイルで管理が可能です。
スケジュールの流れを把握しながら、やるべきことを可視化できるこの連携は、日々の業務や生活を効率よく進めたい方にとって非常に有効な手段です。時間管理とタスク管理を一体化したい方には、カレンダーとToDoの併用が最適です。
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