• 作成日 : 2025年3月3日

flouuの特徴やメリットは?料金や類似サービスとの違いを紹介

「営業部のエースが退職した途端に、売上が減少してしまった…」「大量のメールやチャット、ファイルの中から必要な情報を見つけるのに時間がかかる…」これらは、社内の情報共有・ナレッジ管理にまつわる課題です。

そこで本記事では、社内の情報共有・ナレッジ管理を効率よく行えるflouu(フロー)についてご紹介します。情報共有のストレスを解消したい方は、ぜひ参考にしてください。

flouu(フロー)はナレッジマネジメントのためのクラウド情報共有ツール

flouuは、社内で散在しているドキュメントやナレッジなどの情報資産を一元管理できるクラウド情報共有ツールです。誰もが一定の品質を保ちながら業務を進めるにあたって必要とされるナレッジ共有、マニュアル作成、社内wiki、日報・議事録を効果的に管理できます。

問い合わせ数が多かった製品を発表する某社トレンドランキングにおいて、flouuは2022年・2023年と2年連続してナレッジマネジメント・カテゴリーの1位を獲得しました。チームの生産性を上げるために情報共有の効率化を検討している企業は、ぜひチェックしておきたいツールの一つといえるでしょう。

flouuの特徴

ここでは、注目を集めているflouuの特徴を3つ見ていきましょう。

シンプルなUIで操作しやすい

情報共有の効率化に必要なすべての機能を、flouuはシンプルなUIに集約しています。そのためflouuのUIは誰でも理解しやすく、直感的に操作できる点が大きな特徴です。

シンプルなUIは操作方法を覚えやすく、疲れにくい利点があります。親しみを持ちやすいことから、年齢やITリテラシーのレベルを問わず、どの従業員からも活用してもらえるツールです。

検索や絞り込み機能が充実している

文書がどこに格納されているか分からなくなったときに、flouuのキーワード検索が役立ちます。flouuには強力な全文検索機能が搭載されており、ドキュメント、コメント、添付ファイルの内容を横断的に検索し、検索結果に表示させることが可能です。

さまざまな絞り込み条件も用意されており、効率よく必要な情報を見つけられるので、当てもなく探しまわるストレスから解放されます。

セキュリティ対策に力を入れている

顧客の情報資産を預かるサービスとの認識から、安全に管理するために、flouuのセキュリティ対策も充実しています。flouuの運営会社、プライズ株式会社は情報セキュリティマネジメントの国際認証を取得(ISMS)しているほか、世界最高水準の信頼性を誇るAmazon Web Service(AWS)を利用し、データのバックアップ体制を整えている点がポイントです。

さらに通信・データの暗号化はもちろん、オプション利用によって特定IPアドレス以外からのアクセス制限を実施できます。第三者による不正アクセスを防ぐための基本機能として、ログインは認証アプリを利用した2段階認証を採用しています。

flouuの導入で効率化できること

flouuは、社内における情報共有・ナレッジ共有を効率化できるツールです。「編集作業」「コミュニケーション」「ナレッジ活用」の3つの観点から非効率が生まれる原因を改善します。

ここでは上記の3つの観点について、どのような手法で効率化を実現できるのか見ていきましょう。

編集作業

分かりやすくナレッジを蓄積するために、表現力の高いドキュメントの作成機能を搭載しています。情報をまとめる際に便利な埋め込み表の機能が優れており、ExcelあるいはGoogleスプレッドシートからのコピペも可能です。

リアルタイムで10人までドキュメントの共同編集が可能なので、コラボレーションも捗ります。テンプレート化ボタンが用意されており、よく利用するドキュメントをテンプレートとして保存可能です。

flouuでは、ドラッグ&ドロップでテキストの間にファイルを差し込めるので、外部情報も含めながら構造的にナレッジを整理できます。各種SNSやGoogleドキュメント/スプレッドシート/スライドなど、外部情報のURLをエディター上に添付すると自動的に展開されて埋め込まれるので、非常に便利です。

コミュニケーション

flouuでは、エディターの隣、つまり画面右側にチャット機能が搭載されています。ドキュメント単位でチャット機能を利用できるので、画面左側にあるドキュメントを閲覧しながら、チャットでリアルタイムにコミュニケーションが可能です。

作業担当者がフィードバックを見逃さないように指定の位置にピンを打ち、コメントを残すこともできます。編集作業にまつわる細かなニュアンスの確認など、作業の手間を大幅に軽減できるでしょう。

またドキュメントやナレッジは社内の従業員によって閲覧されてはじめて、情報共有の強みを発揮できます。flouuでは、更新したものも含め、未読のものはバッジやハイライトで表示可能です。従業員は未読のものを絞り込んだり、未読情報を一覧で確認できるリスト機能を活用したりして、容易に情報をキャッチアップできます。

ナレッジ活用

社内におけるナレッジ活用を加速させるために、誰もが容易に情報を見つけられるよう、flouuでは強力な全文検索機能を搭載しています。flouuに蓄積されたドキュメントごとに閲覧数やバージョン更新数が示されるので、ナレッジ活用を促進する施策にこれらの数値情報を活かすことも可能です。

ナレッジ共有において要となる公開範囲の設定、編集可能なユーザーの設定機能によって、自社の実情に合った情報共有環境を構築できます。さらにAIが関連ドキュメントを提案する機能も搭載されているので、flouuの導入によって社内でナレッジ活用の効率化が一気に進むでしょう。

flouuの料金プラン

flouuの料金プランには、「初期費用」「最低利用期間」「最低利用人数」といった制限が設けられていません。原則として、30日単位で設定された基本料金とオプションの組み合わせで支払う費用が決まる仕組みです。

利用人数によっては、ボリュームディスカウントに対応しているので、問い合わせてみてはいかがでしょう。

料金の詳細料金の概要
基本料金660円/ユーザー・30日
  • 「編集作業」「コミュニケーション」「ナレッジ活用」の効率化に必要な機能
  • ユーザーあたり10GBのストレージ容量(有償でストレージ追加も可能)
セキュリティオプション+550円/ユーザー・30日
  • IPアドレス制限
  • 操作ログの出力
  • 定期的なパスワード更新設定
  • シングルサインオン
OCRオプション+220円/ユーザー・30日
  • アップロードした紙の書類をスキャンしたPDFなどの文字が自動認識され、flouuで検索可能に

出典:料金プラン|flouu

flouuと連携しているサービス

情報共有にまつわる作業効率を高めるために、flouuはさまざまなサービスとの連携をサポートしています。ここではflouuとサードパーティのサービスを連携することで、どのように効率化を実現できるか見ていきましょう。

Slack

Slackはビジネスチャットツールの先駆け的な存在であり、2017年に日本語版がローンチされて以来、日本でもシェアを大きく伸ばしています。ビジネスチャットツールはコミュニケーションの活性化に役立つ一方で、情報のストック面で弱く、後から重要な情報を探しにくい点がデメリットです。

flouuと連携することで、Slackの投稿内容をflouuに新規ドキュメントとして保存したり、既存ドキュメントに追加したりできるようになります。またSlackの投稿内容を、flouuのチャットに投稿することも可能です。

スレッドでの会話も保存されるので、Slackユーザーは情報検索のストレスから解放されるでしょう。

Teams

Microsoft Teamsはビデオ会議、チャット、音声通話を可能にするツールです。flouuと連携させることで、flouu上のドキュメント更新時やチャットの着信時にその内容とともにMicrosoft Teamsに通知できるようになります。

常にflouuを開いていなくても、Microsoft Teamsでflouu上の操作を把握できる点がポイントです。

Chatwork

Chatworkは、中小企業向けのビジネス連絡ツールとして国内の利用者数を伸ばしている国産ツールです。使いやすいチャット機能はもちろん、画像やファイルを共有できるほか、タスクの管理にも適しています。

flouuと連携させることで、flouuのドキュメント更新やコメントをChatwork側でリアルタイムに把握できるようになるので便利です。

BOX

Boxは、電子サイン機能やAIによるワークフロー自動化にも対応したコンテンツクラウドです。flouuと連携させることで、Boxに格納されたファイルもflouuの検索対象になります。連携によってBox上のすべてのファイルも含めて横断的に検索できるようになることから、flouuの検索ポータルとしての機能を強化できる点がポイントです。

Googleドライブ・Googleドキュメント・スプレッドシート・スライド

Googleドライブは、チームの規模を問わずに使用できるクラウドストレージです。ユーザー単位でGoogleドライブと連携することで、Googleドライブ上のファイルもflouuから横断的に検索できるようになります。

Googleドキュメント・スプレッドシート・スライドは、それぞれオンライン上で文書、表計算、プレゼンテーション(スライドショー)の作成を可能にするツールです。これらのファイルはGoogleドライブに格納されており、各ファイルのURLをflouuのエディター上に貼り付けることで、直接閲覧・編集ができるようになります。

flouuの導入がおすすめなケース

セールスや研究開発の現場、メディアの編集、コールセンター業務など共同作業をメインに業務を行っている部門は、flouuの導入がおすすめです。強力な同時編集機能や、ドキュメント単位のチャット機能によって情報の集約が捗るので、情報共有にまつわる作業時間を大幅に短縮できます。

さらに修正やバージョンの状況を一目で把握できるので、マニュアル、記事などのコンテンツ、仕様書・設計書の更新管理においてもflouuは役立ちます。更新されていない古い情報に振り回され、混乱が生じているチームは、生産性向上を目指すためにもflouuで情報を管理するとよいでしょう。

flouuと類似サービスの比較

flouuと比較される類似サービスとして、NotePMが挙げられます。NotePMはflouuと同じように検索性が高く、高機能なエディターおよび高度なセキュリティを搭載している社内wikiツールです。

メリット

どちらのツールも、ナレッジ共有や情報共有において優れた機能を搭載している点がメリットです。ただし利用料金を算出する仕組みが異なります。

デメリット

flouuのデメリットは、ユーザー単位で基本料金やオプション料金が発生する点です。チームによっては、ユーザーあたり10GBのストレージ容量に不足を感じるケースもあるでしょう。

一方、NotePMは、投稿に関わるユーザー数の上限に応じて月額料金とチーム全体のストレージ容量が設定されています。しかも閲覧するだけのユーザーは無料とされており、ユーザー数の上限に影響しません。

NotePMの公式サイトには、料金シミュレーションが用意されています。セキュリティ面の強化に役立つシングルサインオンやIPアドレス制限は、flouuと同じように有料オプション機能です。投稿するユーザー数と閲覧するだけのユーザー数、セキュリティの有料オプションの有無で簡単に料金を算出できるので、気になる方はflouuの料金と比較してみてください。

参考:NotePM

社内に散在したナレッジ・ドキュメントを集約しよう

ナレッジおよび文書が社内に散在しており、修正やバージョン管理ができていないなど、情報共有に課題を抱えるチームは、検索性が高く高機能なエディターを搭載したflouuの利用がおすすめです。高度なセキュリティを誇ることから、flouuを使って仕様書や設計書を保管しているユースケースも実際にあります。

14日間の無料お試し期間も用意されているので、すべての機能を一度試してみてはいかがでしょう。


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