- 更新日 : 2024年12月12日
社員旅行アンケートのテンプレート|参加率を上げる方法も解説
社員旅行は、社員同士の親睦を深め、職場の結束力を高める絶好の機会です。しかし、計画の進行をスムーズにし参加率を上げるためには、事前にアンケートを実施して、社員の要望を把握することが重要です。アンケートを通じて旅行先や日程の希望を聞き取り、参加者にとって充実した旅行を企画することが、成功の鍵となります。
この記事では、社員旅行のアンケートに必要なテンプレートの具体例や、参加率を上げるための工夫について紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
社員旅行には事前のアンケートが必須
企業の社員旅行を計画する際は、事前に社員向けのアンケートを実施することが必要です。社員旅行のアンケートを実施する理由・目的は、以下の通りです。
(1)社員の希望を把握するため
| 社員旅行の事前アンケートを実施することで、旅行に対する社員の要望や意見を把握できます。社員の声を取り入れて行き先や宿泊先、スケジュールなどを決定すれば、社員旅行の満足度がアップするでしょう。 |
(2)旅行の計画を立てるため
| 観光スポットにはアクティビティ系・鑑賞系などのさまざまなタイプがあります。「屋外で体験アクティビティを楽しみたい」「ゆったりと美術館を回りたい」など、人によって旅行プランの希望は異なるでしょう。事前のアンケートで社員の希望を把握しておけば、計画をスムーズに立てられます。 |
(3)社員間のコミュニケーションを活発にするため
| 社員旅行の事前アンケートを実施することで、旅行に関する話題をきっかけとして社員同士のコミュニケーションが活発化する効果も期待できます。アンケートを通して社員それぞれがお互いの趣味・嗜好を把握すれば、バスの座席や宿の部屋割りなども決定しやすくなるでしょう。 |
社員旅行アンケートの無料テンプレート
社員旅行の幹事としてアンケートを作る際には、テンプレートを活用するとスムーズです。テンプレートには旅行の日程や行き先に関する質問が盛り込まれており、アンケートの作り方が分からない人でも手間なく簡単に仕上げられます。
下記のテンプレートは無料で利用できるため、アンケートを作成する際はぜひ活用してください。
社員旅行アンケートの必須記載事項
社員旅行のアンケートを作成する際には、アンケートの必須記載項目を押さえておくことが必要です。アンケートの集計結果を旅行の計画に生かすため、質問に漏れがないよう注意しましょう。ここでは、社員旅行アンケートの必須記載事項について詳しく解説します。
希望の日程
社員旅行の希望日程についてアンケートを取ることで、できる限り多くの社員が参加可能な日にちを決定できます。
社員旅行中は業務がストップするため、まずは繁忙期を避けるなどして大まかな時期の候補を絞るとスムーズです。また、他の会社行事があれば日程が被らないよう調整することも必要です。
大まかな時期を決定したら、アンケートではより詳細な時期・日にちを選択形式で質問すると回答しやすくなります。より多くの社員に旅行に参加してもらうには、第3希望まで記載できる形式を選ぶのがよいでしょう。
部署やチームによって仕事量やスケジュールが異なるため、想定される旅行日程の3か月前までにはアンケートを実施しましょう。
希望の旅程
1泊2日・2泊3日など希望の旅程についてもアンケートを取って社員の声を取り入れれば、より多くの社員が参加しやすい旅行を計画できます。
社員旅行や慰安旅行を含む一般的な団体旅行は、日帰りまたは1泊2日の旅程であるケースがほとんどです。旅程を長くすると観光先を増やして充実させられる反面、個人の予定の調整が難しく、気軽に参加できないというデメリットもあるため注意が必要です。
日帰り・1泊2日・2泊3日などの選択形式でアンケートを実施すると、社員が回答しやすくなるでしょう。
希望の旅行先
社員旅行のアンケートで希望の旅行先を調査することで、社員にとって満足度の高い旅行プランをスムーズに作成できます。
希望の旅行先についての質問を記載する際は、都道府県名と合わせて具体的な温泉地・観光地を挙げるように促すのがおすすめです。行きたい温泉地や観光地が明確になれば、宿泊先はもちろん観光プランも決定しやすくなります。
質問は「社員旅行で希望する行き先について、都道府県名や温泉地・観光地の名称でご記入ください」のような形で自由記入形式を選ぶのがよいでしょう。
旅行先でやりたいこと
旅行先でやりたいこと・社員旅行に期待することについて質問すれば、より詳細なプラン作りに役立てられます。
当項目では具体的な体験アクティビティや施設などの行き先に関する希望はもちろん、社員旅行に期待することについてもニーズを引き出すのがポイントです。質問が抽象的になりやすいため、回答の具体例を添えておくと答えやすいでしょう。
回答例には、「陶芸体験をしたい」「他部署と交流できる宴会をしたい」のような例を記載しましょう。
旅行予算(自己負担の金額)
アンケートで旅行費用の自己負担分の希望について確認することで、社員旅行の予算や、予算に合わせた詳細なプランをスムーズに決定できます。
社員旅行費用の自己負担額の希望については、詳細な金額を答えづらいと感じる人も少なくないでしょう。そのため、社員が回答しやすいよう質問は選択形式にするのがおすすめです。
「1万円まで・3万円まで・5万円まで」のように、負担額の幅が明確になるような選択肢を用意しましょう。
回答期日
アンケートに回答期日を記載しておくことで、期日までに確実に回収してスムーズに旅行の計画を進められます。
アンケートの期日は配布から1週間程度がおすすめです。期日までにアンケートを回収しきれない可能性も考慮して、ある程度余裕を持って期日設定しておくと安心です。
回答期日を記載する際は、最後に「アンケートの回答にご協力いただきありがとうございます」のような一言を添えるとよいでしょう。
社員旅行の参加率を上げる方法
社員旅行の参加率を上げるためには、さまざまなアプローチが必要です。企画段階から参加率アップを意識することで、より多くの社員に楽しんでもらえる充実度の高い旅行を実現できるでしょう。ここでは、社員旅行の参加率を上げる方法について詳しく解説します。
魅力的な行き先・非日常体験を提供する
魅力的な行き先の選定や非日常体験の提供によって社員の興味を引けば、参加を迷っている人にもアプローチできます。
最新の観光スポットや人気が高いレストラン・宿泊施設などをプランに組み込むと、旅行プラン自体に魅力を感じる人が増えるでしょう。また、体験アクティビティのような非日常体験を取り入れることで、社員の参加意欲を掻き立てられます。
さらに、団体旅行ならではのイベントや施設の貸し切りなどを計画すれば、個人旅行で訪れたことがある場所でも違う楽しみ方を見つけられるでしょう。
柔軟なスケジュールを設定する
観光の合間にフリータイムを取り入れるなどの柔軟なスケジュール設定を意識することで、より気軽に参加できる旅行プランを実現できます。
社員旅行への参加を躊躇する理由の1つとして、「上司や他部署の人と長時間過ごすと気疲れする」といった理由が挙げられます。そのため、観光地で過ごす時間はフリータイムとして夕食時に参加者全員での懇親会を開催するなど、参加者が自由時間を確保できるスケジュールを採用するとよいでしょう。
また、観光地での食べ歩きとアクティビティ体験のどちらかを選べるなど、選択制のスケジュールを用意するのも1つの手です。
家族やパートナーも参加可能にする
社員旅行への参加のハードルを下げるには、社員の家族・パートナーも参加できるスタイルを選ぶのが有効です。
社員旅行への参加を悩む人の中には、既婚者で家族がいることを理由とする人も少なくないでしょう。特に土日や祝日を利用した旅行の場合、社内行事よりも家族と過ごす時間を優先するケースが多くなります。
家族やパートナーも参加できる社員旅行であれば、社員同士の親睦を深めながら家族との時間も大切にできるため、家庭を持つ人でも参加しやすいでしょう。
アンケートを活用して社員旅行を成功させよう
社員旅行の成功には、事前のアンケートを通して参加者の要望を把握することが欠かせません。アンケートには日程や旅程、旅行先の希望などを含め、参加しやすい環境を整えることがポイントです。また、行き先に非日常体験を取り入れる、柔軟なスケジュールを設定するなど、参加率を上げる工夫も大切です。
社員旅行は、社員同士の関係強化にも大いに役立ちます。アンケートを有効活用し、誰もが楽しめる旅行を実現するための一助として当記事をお役立てください。
この記事をお読みの方におすすめのガイド5選【部署別紹介】
最後に、この記事をお読みの方によく活用いただいている人気の資料・ガイドを紹介します。すべて無料ですので、ぜひお気軽にご活用ください。
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※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
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