• 更新日 : 2023年7月7日

上場セレモニーとは?鐘を鳴らす意味や当日のスケジュール例、おすすめの服装まで具体的に解説します

上場を控えている企業や上場承認が降りたばかりの企業のなかには、上場セレモニーについて詳しく知らないケースもあるでしょう。上場セレモニーは上場日にのみ行うことのできる特別な式典なため、綿密に準備を行う必要があります。しかし、上場セレモニーについて深く理解していないと、適切な準備を進められず当日にトラブルが生じる恐れがあるかもしれません。

本記事では、上場セレモニーのスケジュール例や鐘を鳴らす人数・回数などを詳しく解説します。参加者にとって満足度の高い上場セレモニーを実施したい企業は、ぜひ参考にしてください。

上場セレモニーとは

上場セレモニーとは?鐘を鳴らす意味や当日のスケジュール例、おすすめの服装まで具体的に解説します
上場セレモニーとは、企業が上場した当日に催される式典のことを指します。なお、上場とは企業の株式が証券取引所を介して、誰でも自由に売買できる状態にすることです。

上場セレモニーでは、企業の社員や関係者が集まり、記念撮影をしたり鐘を鳴らしたりするのが慣例となっています。企業によっては、統一感を演出するために参加者のドレスコードを統一する場合もあります。また、上場セレモニー中には東証の電光掲示板に「祝上場 ○○(会社名)」という文字が流れるのも特徴のひとつです。

上場セレモニー当日のスケジュール例

上場セレモニーとは?鐘を鳴らす意味や当日のスケジュール例、おすすめの服装まで具体的に解説します
上場セレモニーのスケジュールは、基本的に企業が自由に決められます。ただし、記念撮影の実施や鐘を打つことなどは慣例となっており、ほとんどの企業が行うものです。上場セレモニーのプログラム例はおよそ次の通りです。

  1. 役員などの入場
  2. 上場通知書の受領
  3. 役員などの社員が上場の鐘を打つ
  4. 記念撮影
  5. 証券会社や参加者の食事会
  6. 余興
  7. 上場までの道のりや今後の展望などに関するムービーの上映
  8. 代表者による締めの挨拶

入場の際には、役員を始めとする経営陣を参加者が拍手で迎えます。また、鐘を打つときには上場に関わった社員や経営者・役員などが担当する場合が多いです。

また企業によっては、余興として参加者が楽しめる抽選会や経営陣から社員へのサプライズ演出などを行うところもあります。当日にトラブルなくプログラムを進めるためにも、事前にプログラム内容や担当者などをしっかりと決めておき、リハーサルを実施しておくとよいでしょう。

上場当日は上場記念パーティーを開催することが多い

多くの企業が、上場当日には上場記念パーティーを開催します。上場記念パーティーとは、上場を果たした企業が上場セレモニーに併せて実施することが通例となっているパーティーです。開催する目的としては、主に以下の2つが挙げられます。

  • 上場に成功した喜びを全社員で共有する
  • 取引先やパートナー企業に日頃の感謝を伝える

また、上場記念パーティーでは主に以下の手配や準備が必須です。

  • 200名前後が入る会場
  • 食事の手配
  • 会場内前方にある吊り看板の手配
  • 招待する人のリスト・招待状
  • 席次表
  • 司会者・受付スタッフ・誘導・アテンド役の手配
  • パーティーの進行表
  • 司会者用の台本
  • 招待者様への記念品手配
  • カメラやビデオでの撮影

上場が決定してから上場日までは約1ヶ月しかないため、通常業務をこなしながら上記のような上場記念パーティーの準備を行うのが困難な場合もあるでしょう。そんなときは、パーティーのプロデュースや撮影の依頼などを引き受けてくれる代行会社に委託するのも手段のひとつです。

上場セレモニーで鐘を鳴らす人数

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通常、上場セレモニーで鐘の設置部屋に入室できるのは20名程度という制限が設けられています。ただし、昨今ではコロナウイルス感染予防の観点から、最大5名までしか入室できません。

そのため、上場セレモニーで全社員が鐘を鳴らす場面に立ち会うのは困難だと言えます。上場記念パーティーのために鐘のレンタルを行っている業者もあるため、パーティー時に社員に鐘を打ってもらい、喜びを分かち合うと良いでしょう。

鐘を鳴らす回数

上場セレモニーで鐘を鳴らす際には、「五穀豊穣(穀物が豊かに実る)」に由来して5回鳴らすのが通例です。ひとりの担当者が5回鐘を打つこともできますが、1回ごとに担当者を変えることも可能です。また、複数人の社員が手を取り合い、合同で1回の鐘を鳴らすこともできます。

上場セレモニーにおすすめの服装

上場セレモニーとは?鐘を鳴らす意味や当日のスケジュール例、おすすめの服装まで具体的に解説します
近年では、就業時の服装について自由としている企業も多いです。そこで気になるのが、上場セレモニーへ参加する際の服装でしょう。

ドレスコードはあるの?

ドレスコードは主催者となる企業が指定し、男女ともに準礼装であることが多いです。準礼装とは、男性であればスーツやタキシード、女性であればカクテルドレスなどのセミフォーマルな服装を指します。また、女性の場合は特別な指定がなければ着物で参加してもよいです。祝賀の場なので、一般的に男性であればネクタイやチーフ、女性はコサージュやパールのアクセサリーなどを身につけて華やかな装いとします。

最近の傾向とおすすめの服装

最近の傾向として、上場日にまつわる色やコーポレートカラーなどを身につけることを指定したドレスコードが増えているようです。例えば、クリスマスイブに上場した企業が赤や緑の小物を身につけることをドレスコードとしていました。このようなドレスコードの場合、ネクタイやスカーフなどで取り入れることがおすすめです。

上場申請から上場までの期間

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企業が上場を申請したあとは、主幹事証券会社による審査などが行われます。上場申請してから実際に承認が降りるまでの期間はおよそ2~3ヶ月です。また、上場が決まってから上場日までは約1ヶ月しかありません。上場申請をしてから上場までにすべきこととして、主に以下の11点が挙げられます。

  • 株主総会を実施する
  • ヒアリング審査を受ける
  • 実地調査を受ける
  • 監査法人・代表者・監査役・独立役員との面談
  • 定款を変更する
  • eラーニングを受講する
  • 取引所による上場審査を受ける
  • 上場申請書類を作成し完成させる
  • 目論見書を配布する
  • 社長説明会を実施する
  • 上場承認を公表する

上記のように、上場する日までにさまざまな工程をこなす必要があるため、上場セレモニーやパーティーの準備に充てられる時間は限られます。そのため、前倒しで用意を進める・代行会社に依頼する、といった方法をとるのがおすすめです。

まとめ

上場セレモニーは、企業が上場した際に開催される特別な催しです。上場セレモニー当日には、記念撮影・打鐘・食事会・余興などが行われます。また、社員で上場した喜びを分かち合う・取引先や証券会社への感謝の気持ちを伝える、といった目的のために上場記念パーティーを実施する企業が多いです。

上場が決まってから上場日までの期間は約1ヶ月しかないため、上場セレモニー・上場記念パーティーの準備はスピーディーに進める必要があります。ぜひ、本記事の内容を参考にして、参加者にとって満足度の高い上場セレモニーおよび上場パーティーを開催してください。

よくある質問

上場セレモニーとは

上場セレモニーとは、企業が上場する際に実施される特別な式典です。上場とは、証券取引所に株式を公開し、誰でも自由に売買できる状態にすることを指します。上場セレモニーでは、主に以下のプログラムが実施されるケースが多いです。

  • 上場の鐘の打鐘
  • 記念撮影
  • 食事会
  • ムービーの上映
記者会見などが実施される場合もあるため、あらかじめ細かくプロブラムを組み、当日にトラブルが起こらないよう丁寧にリハーサルを行う必要があります。

上場セレモニーで鐘を鳴らす意味は?

上場セレモニーでの打鐘は、新規上場した企業を祝うという意味が込められています。企業が上場した日に、記念として鳴らすのです。「五穀豊穣(穀物が豊かに実る)」という四字熟語の下、5回鳴らすのが通例とされています。経営者などがひとりで5回鳴らすことも可能ですが、上場に携わった役員などの経営陣が1回ずつ鳴らすことが多いです。

上場セレモニーにおすすめの服装は?

上場セレモニーの服装は、主催する企業がドレスコードを指定します。一般的に男性はスーツやタキシード、女性はカクテルドレスなどの準礼装であることが多いです。最近ではコーポレートカラーや上場日にまつわる色を身につけることをドレスコードとする企業も増えており、ネクタイやスカーフといった小物やアクセサリーで取り入れることがおすすめです。


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