• 更新日 : 2022年11月24日

ERPでIoTを活用しよう!連携によるメリットや事例をご紹介

ERPでIoTを活用しよう!連携によるメリットや事例をご紹介

近年、データを一元管理するERPとIoTの連携による、業務効率化や新サービスの開発推進にいま注目が集まっています。この記事では、IoTとERPを連携させるメリットや事例、IoTに対応したERPを選ぶポイントについて解説します。

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IoTとERPの関係

ERPとIoTの連携に進む前に、それぞれのシステムの基礎について説明します。

IoT(Internet of Things)とは

IoTは「モノのインターネット」と呼ばれ、あらゆるデバイスがオンライン接続される仕組みを指します。各種センサーやスマート家電、ロボットなどが相互に連携できるのが特徴です。遠隔からデータを収集する、データを分析する、分析結果に基づいてデバイスを操作する、といった使い方が可能で、製造や生産など様々な分野で活用が見込まれています。

ERP(Enterprise Resource Planning)とは

ERPは「統合基幹業務システム」と呼ばれる情報システムです。製造・調達・物流・販売管理・在庫管理・財務会計・人事給与などの情報を一元的に管理し、ERPを活用することで企業経営に必要なデータを可視化したり、業務を効率化させたりすることができます。

ERPについては詳しくはこちらをご覧ください。

IoTとERPの活用によるメリット

IoT技術が発展し、様々なデータが活用できるようになりました。そして、データを一元的に管理するERPとIoTを融合させる考え方に注目が集まっています。ここでは、IoTとERPを連携するメリットについて解説します。

データ収集の自動化

従来のERPでは、人手でのデータ入力が一般的でした。IoTでは各種センサーが自動的にデータを収集できるので、より詳細な情報をタイムリーに得られるようになります。例えば、商品在庫にセンサーをつけて、数量を自動的に管理できるようになれば、ERPにおける生産管理・販売管理プロセスの効率化が実現できるでしょう。

データ分析に基づいた新たなサービス提供

IoT機器から収集され、ERPへ入力されたデータは、ビッグデータ分析あるいはAI(人工知能)によって、新たな知見を得るのに活用できます。例えば、生産した機械の稼働状況を記録しておいて、不具合が発生するリスクを評価し、問題が起こる前にあらかじめ保全活動を行うといったサービスが考えられます。これまでは考えられなかったデータの活用方法により、新たなユースケースが生まれているのです。

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IoTとERPの活用事例

業務効率化のニーズが高い分野で、IoTとERPの連携が進んでいます。例えば、工場の生産プロセスを高度化するスマートファクトリーや、インダストリー4.0という取り組みでは、IoTとERPの活用が見られます。

スマートファクトリーでは、顧客ごとにカスタマイズされた製品でも、大量生産と同じコストや時間での製造を目指します。これを実現するためには、個別注文に応じて柔軟に変更できる生産計画や、必要な部品の調達や配送が自動化されているのが前提です。そこで、製造部品や生産ラインの情報をIoTセンサーから収集し、ERPによってデータを可視化・最適化する仕組みなどが構築されています。

IoTを活用するためのERPの選び方ポイント

IoTという新たな要件に対応するためには、それに適したERPを選択する必要があります。ここでは、IoTを活用するためのERP選定のポイントを解説します。

変化へ柔軟に対応できる

IoTは、技術革新が比較的早い領域のため、連携するデバイスや連携方式などが頻繁に変化していきます。そのため、ERPには柔軟なシステム連携機能が求められるでしょう。新しい技術が登場しても、スピーディに連携用のAPIを公開するといった素早さも求められます。
したがって、頻繁にバージョンアップされているERPを選ぶと良いでしょう。

高度なデータ分析が行える

IoTでは、人手では扱いきれないほどの大量のデータが取得できます。ERPに入力された情報から意味のある知見を得るためには、高度なデータ分析が行える基盤が欠かせません。取得できたデータを有効に活用できるよう、分析機能が強いERPを選ぶと良いでしょう。

ERP×IoT連携の今後の発展を期待

これまで手作業が必要だった業務プロセスでも、IoTを導入すれば、業務を効率化するとともに新たなサービスの開発が目指せます。また、デジタルトランスフォーメーションを推進するためにも、ERPとIoTを連携させた施策には注目が集まっています。
近年普及が進んでいるクラウド型のERPは、IoTをはじめ様々なシステムとAPI連携可能な製品が増えてきています。IoT活用を視野に入れるのであれば、クラウド型のERPを採用すると良いでしょう。

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当社では、お客様の状況に合わせて1つの機能から利用できるクラウド型ERP「マネーフォワード クラウドERP」を提供しています。マネーフォワード クラウドERPは、バックオフィス全体をカバーする機能を備えていながら、「経費精算」や「人事管理」といった業務単位で導入が可能で、スモールスタートに適しているサービスです。

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よくある質問

IoTとERPを連携させるメリットとは?

IoT機器で自動収集したデータをERPで一元管理してデータ分析などに活用することで、経営状況の可視化や業務プロセスの効率化を実現できます。 詳しくはこちらをご覧ください。

IoTとERPの連携事例はどのようなものがありますか?

製造・調達・物流といったプロセスを自動化するスマートファクトリーや、機器の状態を監視してメンテナンスを行う予兆保全サービスへの活用などが挙げられます。 詳しくはこちらをご覧ください。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

監修:野崎晋平

2008年 東証一部IT企業に入社しERPの設計や開発業務に従事。2013年 東証一部小売企業に入社し、ERPの運用保守やリプレイスの企画、各種システム導入プロジェクトのマネジメント業務などに従事。2015年 株式会社アイティベルを設立し、IT領域の執筆などを行う。生産管理システムや人事システム、POS、スマホアプリ、ECサイトなど幅広いシステム導入経験を持つ。株式会社アイティベル 野崎晋平

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