- 更新日 : 2024年8月8日
観葉植物代の仕訳に使える勘定科目まとめ
観葉植物を購入したときの代金は、消耗品費・福利厚生費・雑費・交際費・広告宣伝費などの勘定科目で仕訳ができます。それぞれどのようなケースでどの勘定科目を選択できるのか、詳しく見ていきましょう。また、鉢植えにしている場合の植木鉢や、メンテナンスにかかる費用の仕訳についても解説します。
目次
観葉植物代を仕訳する場合の勘定科目
事業所で観葉植物を購入したときは、購入費用を消耗品費や福利厚生費、雑費、交際費、広告宣伝費などで仕訳することが可能です。購入した目的によっては経費としても計上できます。例えば、社員が過ごすスペースなどに置くために観葉植物を購入した場合は、購入費用を経費計上し、消耗品費・雑費・福利厚生費の勘定科目で仕訳ができるでしょう。
また、取引先に贈るために購入した場合も、経費計上が可能です。この場合、交際費の勘定科目で仕訳ができますが、特定の取引先ではなく消費者などの不特定多数に配布する場合は、広告宣伝費の勘定科目が適当でしょう。
いずれの勘定科目を選ぶときにも、今後、同じ目的で観葉植物を購入するときは同じ勘定科目を用いることが大切です。同じ勘定科目で仕訳をすることで、帳簿がより見やすくなります。
観葉植物代を消耗品費で仕訳する
社内に置くための観葉植物を購入したときは、「消耗品費」の勘定科目で仕訳をします。現金で3万円の観葉植物を購入した場合の仕訳は、以下のとおりです。
なお、クレジットカードで観葉植物の購入代金を支払った場合は、以下のように2段階に分けて仕訳をしましょう。1回目は決済をした時点で、貸方を「未払金」の勘定科目で仕訳をします。その後、クレジットカードの利用料金が引き落とされたときに、借方を「未払金」、貸方を利用料金が引き落とされた口座、例えば「普通預金」などで2回目の仕訳をしましょう。
観葉植物代 | ||||
観葉植物代を福利厚生費で仕訳する
事務室や化粧室などの従業員が利用する空間に観葉植物を置くことは、すべての従業員にとって癒しになる可能性があります。そのため「福利厚生費」の勘定科目で仕訳もできるでしょう。3万円の観葉植物を現金で購入し、「福利厚生費」の勘定科目で仕訳をした場合は以下のとおりです。
観葉植物代を雑費で仕訳する
事務室や化粧室などに置く観葉植物の購入代金は、「雑費」の勘定科目で仕訳もできます。例えば、観葉植物を購入する機会が頻繁ではない場合、また金額があまり高くない場合であれば、「雑費」が適した勘定科目と考えられるでしょう。
7,000円の観葉植物を現金で購入し、「雑費」の勘定科目で仕訳をした場合は以下のとおりです。
観葉植物代を交際費で仕訳する
観葉植物を取引先に贈るために購入した場合は、「交際費」の勘定科目で仕訳ができます。8万円の観葉植物を現金で購入し、「交際費」の勘定科目で仕訳をした場合は以下のとおりです。
なお、観葉植物を取引先に贈る際に、送料が別途発生することがあります。この送料に関しても、「交際費」としてまとめて仕訳が可能です。
また、観葉植物を購入するために、花屋までの交通費がかかることもあるでしょう。交通費を支払う目的が、取引先へ贈る観葉植物を購入することであれば、交通費も「交際費」としてまとめて仕訳ができます。
後で帳簿を見返しやすくするためにも、摘要欄に「内、交通費600円、送料1,200円」のように記載しておくことができるかもしれません。
観葉植物代を広告宣伝費で仕訳する
観葉植物を購入した代金を、「広告宣伝費」の勘定科目で仕訳ができることもあります。例えば、住宅メーカーがモデルハウスを建て、来場者に観葉植物の鉢植えをプレゼントしたとしましょう。この場合、観葉植物は宣伝のために購入されたので「広告宣伝費」の勘定科目で仕訳ができます。
観葉植物を33万円分クレジットカードで購入した場合は、決済時と引き落とし時に以下のように仕訳をしましょう。
入場者粗品用観葉植物代 | ||||
鉢植えなどの備品はどうする?
会社に置くために鉢植えの植物を購入した場合も、観葉植物と同様に仕訳ができます。従業員が過ごす場所に置くときは「福利厚生費」「消耗品費」「雑費」などの勘定科目を使って仕訳をしましょう。
また、鉢植えの植木鉢やプランターを別途購入した場合は、「消耗品費」で仕訳をします。例えば、事務室に置く植木鉢の購入代金が2,000円を現金で支払った場合は、以下のように仕訳をしましょう。
観葉植物などに必要な備品の購入代金が10万円以上のときは、「工具器具備品」で仕訳をします。例えば、社屋のアプローチ部分に置くプランターを11万円分購入し、現金で支払ったときは以下のように仕訳をしましょう。
植物のメンテナンスの勘定科目は?
事務室や玄関などに置く観葉植物は、レンタルやリースにすることも可能です。レンタルやリースにすると、通常はメンテナンス費用なども含めた代金が請求されます。その場合は、「賃借料」の勘定科目で仕訳ができるでしょう。
毎月3万円で観葉植物をレンタルし、口座振替で支払っているときは以下のように仕訳をします。
観葉植物は購入する目的に合わせた勘定科目で仕訳をしましょう
観葉植物を購入したときの費用は、目的によって勘定科目が異なります。自社に置く場合は「消耗品費」や「雑費」などの勘定科目を使えるでしょう。また、観葉植物を置くことが従業員の癒しになる場合などは、「福利厚生費」の勘定科目で仕訳ができます。あまり観葉植物を購入する機会が少なく、金額も低いときは「雑費」が適当かもしれません。
鉢植えの植木鉢やプランターを別途購入するときは「消耗品費」で仕訳ができます。購入代金が10万円を超えるときは「工具器具備品」の勘定科目で仕訳をしましょう。
取引先に贈るために観葉植物を購入するときは「交際費」の勘定科目で仕訳ができます。送料や交通費も「交際費」にまとめて仕訳ができるので、後で見返しやすいように摘要欄などに内訳を記しておきましょう。消費者などの不特定多数にプレゼントするときは「広告宣伝費」を使用して仕訳をします。
観葉植物のレンタルやリースをしているときは、メンテナンス費用も含めて「賃借料」の勘定科目で仕訳ができるでしょう。目的に合わせた勘定科目を選び、適切に仕訳をしましょう。
よくある質問
葉植物代の仕訳に使える勘定科目は?
消耗品費や雑費、福利厚生費、交際費、広告宣伝費の勘定科目を用いることができます。いずれも同じ目的で観葉植物を購入するときは同じ勘定科目を選ぶことが大切です。詳しくはこちらをご覧ください。
鉢植えなどの備品代に使える勘定科目は
社内に植物を置くときに発生する備品代は、消耗品費の勘定科目を用いることができます。10万円を超えるときは工具器具備品の勘定科目を用いましょう。詳しくはこちらをご覧ください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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