- 更新日 : 2026年2月5日
車の減価償却費をシュミレーション!軽自動車や中古車の計算方法も解説
車の減価償却費は購入前にある程度のシュミレーションが可能です。この記事を読めば、「車の減価償却の計算方法がわからない」「減価償却費の注意点は?」という悩みを解決できます。
本記事で、減価償却費を計算するツールや、計算の事例等について確認していきましょう。
目次
車の減価償却費をシュミレーションするには?
車の減価償却費をシュミレーションするために必要な項目は、以下の5つです。
- 車の耐用年数
- 車の取得価額
- 新車か中古車か
- 普通自動車か軽自動車か
- 購入かリースか
車の耐用年数
減価償却資産は、耐用年数によって何年で償却するか定められています。耐用年数は構造と細目によって年数が設定されているため、購入予定の車がどの分類になるかが大事です。
原則は消耗が激しい車は耐用年数が短くなりがちなので、運送用の車は耐用年数が短縮されています。
車の取得価額
減価償却の基準は、資産購入時に発生する取得価額です。取得価額には本体価格の他にも、カーナビや車載機などのオプション費用や納車費用なども含まれます。
ただし、次に紹介する費用は取得価額と別に処理可能です。
- 自動車税
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- 車庫証明費用
- リサイクル料金
取得価額に含めない費用は租税公課などの経費になりますが、リサイクル料金は車とは別の資産に計上されます。
新車か中古車か
中古車は新車と違い、耐用年数が個別に算出されます。中古車は新車よりも消耗しているという考え方から、耐用年数は短いです。短期間で経費計上できる点が、中古車のメリットといえます。
また、経費の計上は購入した月から月割りで計算されるため、お店に在庫があれば素早く納品できる中古車は多くの経費を使えるでしょう。
普通自動車か軽自動車か
車の耐用年数は細目によって異なるため、普通自動車の耐用年数が6年で、軽自動車が4年となっています。普通自動車は軽自動車に比べて耐久性があり、走行距離も長く走れることから耐用年数が長いです。
普通自動車と軽自動車のどちらを購入するか迷っている人は、耐用年数を検討材料にしてもよいでしょう。
購入かリースか
リース契約(ファイナンスリースを除く)の場合は毎月のリース料を経費に計上します。購入に比べてメンテナンスの必要がなく、車の入れ替え時期を考えなくてもよいのがメリットです。
注意点としては、車を定率法で減価償却すると購入初期に多くの経費を計上できますが、リースはリース料を支払の旅に費用計上しますので、基本的には定額で経費を計上することになります。早めに経費を増やしたい人は購入した方がよいです。
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※記事の内容は、この後のセクションでも続きますのでぜひ併せてご覧ください。
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車の減価償却費の計算方法
車の減価償却費の計算方法を2つ紹介します。
- 定額法による計算式
- 定率法による計算式
減価償却の方法によって経費に計上できる金額が大きく変わるため、自身に有利な計算方式を覚えておきましょう。
定額法による計算式
定額法は、資産の購入費用を法定耐用年数の期間で毎年同額の償却をします。事前に耐用年数を把握しておけば、購入する車が今年いくら経費にできるかを予測しやすいです。
たとえば、法定耐用年数6年の車を300万円で購入した場合は、300万円を6年で割って年間50万円の経費が計上されます。年間では100万円の経費でも、購入した月から決算期末までの期間が月割り計算されるため、購入する時期についても注意しましょう。7月に購入した車は決算期末が12月の場合は、半分の25万円しか経費に計上されません。
定率法による計算式
定率法は、資産の購入費用を毎年一定の割合で償却額を計上します。定額法に比べて購入初期の経費を多く作れますが、計算方法が少し複雑なので事前に計算する難易度は高いです。
たとえば、償却率が20%の車を300万円で購入した場合は、300万円に20%を掛けて年間60万円の経費が計上されます。2年目は、1年目の残額240万円に対して20%を掛けて年間48万円と計算されるため、毎年経費に計上する金額は少なくなっていきます。
車の減価償却費のシュミレーション事例
車の減価償却費のシュミレーション事例を、定額法に絞って2つ紹介します。
- 新車の軽自動車購入
- 中古車の普通自動車購入
新車の軽自動車購入
新車の軽自動車を300万円で購入した場合は、耐用年数4年で経費に計上します。300万円の購入費用を4年で償却すると、年間75万円の経費です。
同じ金額で新車の普通車の購入だったら6年間で50万円の経費になるため、車の違いで1年間の経費が1.5倍変わってきます。税金を節約するのが経費の役割なので、軽自動車は経費効率の良い車の種類といえるでしょう。
中古車の普通自動車購入
中古車の普通自動車を購入した場合は、耐用年数を経過年数に応じて短縮させます。
たとえば、4年経過した中古の普通自動車を購入した場合は、耐用年数は2年です。購入価額が300万円であれば毎年150万円の経費計上なので、多額の費用を経費にできます。
中古車の耐用年数は最低2年に設定されており、経過年数が5年や6年であっても同じく2年の耐用年数です。いずれにしても新車に比べて短い期間で経費にできるため、中古車を購入して効率良く経費にしていきましょう。
車の減価償却費をシュミレーションできるツール
車の減価償却費をシュミレーションできるツールを3つ紹介します。
- 無料サイトで車の減価償却費をシュミレーション
- エクセルで車の減価償却費をシュミレーション
- 会計ソフトで車の減価償却費をシュミレーション
無料サイトで車の減価償却費をシュミレーション
車の減価償却費は無料の計算サイトで試算できます。
計算サイトの使い方はシンプルで、償却形式と取得価額や耐用年数を入力すると、減価償却費が自動で計算されます。計算自体は自動で行われますが、計算式についても公式が記載されているため、知識の取得も可能です。
また、減価償却費について解説されたおすすめ記事も紹介されているため、経理担当者にとって必見のサイトになっています。
エクセルで車の減価償却費をシュミレーション
定額法で減価償却費を計算する場合は、エクセルの関数を使って効率良く計算可能です。エクセルではSLN関数を使って、取得価額や残存価格、耐用年数を入力して試算します。
また、エクセルを使うと手計算に比べて計算ミスが無くなることも大きなメリットです。
会計ソフトで車の減価償却費をシュミレーション
マネーフォワードクラウドでは、帳簿の作成の他にも減価償却費の試算機能がついています。固定資産台帳機能を使うと、購入する予定の固定資産を登録すると減価償却の計算が可能です。
更に、登録した内容を基に仕訳登録の機能もあるため、減価償却費の計算と仕訳作業を合わせて効率化できます。会計ソフト1本で帳簿作成と減価償却費のシュミレーション機能もあるため、多くのサイトやソフトを使わずに、1つのソフトで完結するのは便利です。
参考:固定資産台帳画面の使い方
車の減価償却費をシュミレーションするときの注意点
車の購入時に下取りがあれば、購入前の車を売却処理します。車の売却時は、購入価額から減価償却費を差し引いた金額に対して、売却価額との差額に応じた損益の計算が必要です。
売却した車の売却益が大きいときは、購入した車の減価償却費を上回ることもあるため、税金が高くなる可能性もあります。
売却損益は下取りの前に見積もりを出してもらうと、事前に金額を確認可能です。減価償却費のシュミレーションをした後に、売却損益の見積もりをしてトータルの経費計上金額を把握しておきましょう。
車の減価償却に必要な項目5選
車の減価償却費をシュミレーションするために必要な項目は、以下の5つです。
- 車の耐用年数
- 車の取得価額
- 新車か中古車か
- 普通自動車か軽自動車か
- 購入かリースか
車の減価償却費を事前に計算できると、購入した後の税金予測が可能です。また、経費を増やしたい希望があれば、購入する車の種類なども検討しやすくなるでしょう。
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この記事をお読みの方におすすめのガイド4選
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