• 作成日 : 2022年11月4日

法人カードでマイルを効率よく貯める工夫を紹介

法人カードでマイルを効率よく貯める工夫を紹介

法人カードを選ぶ際に、ポイントやマイルの還元率を基準に選ぶ方も多いでしょう。日々の決済でポイントが貯まるほか、ポイントをマイルへ交換することで航空券やホテルの宿泊にも利用できるからです。

本記事では、マイレージプログラムとポイントとの違いやマイルの効率的な貯め方、おすすめの利用方法などについて解説します。

広告
   

法人カードを利用するとマイルが貯まるものも

マイルとは、マイレージプログラムにおける単位のことです。法人カードの中には直接マイルが貯まるものもあり、貯まったマイルは航空券の購入やホテルの宿泊などに利用できます。また、マイルが直接貯まらない法人カードでも、ポイントをマイルに移行することで、マイルを利用できるものもあります。

マイレージプログラムとは

マイレージプログラムとは、航空会社が運営するポイントサービスのことです。マイル(ポイント)を利用するためには、マイレージプログラムへ入会する必要があります。

基本的には、ANAまたはJALのマイレージプログラムへ入会するといいでしょう。

ポイントとの違いは?

マイレージプログラムと他のポイントサービスとの大きな違いは、ポイントの利用用途が限定されているかどうかです。例えば多くのポイントは日常生活での決済に利用できるほか、クレジットカードの利用額に充当することができます。

一方マイルは、利用用途が航空会社のサービスに限定される場合がほとんどです。そのため、出張などにより飛行機を利用する機会が多い人は、マイルを利用して航空券と交換するといいでしょう。ポイントと比較すると用途は限定的ですが、用途によってはマイルを貯めた方がお得な場合があるからです。

マイルが貯まりやすくなる工夫

マイルが貯まりやすくなる工夫として、下記のような点が挙げられます。

  • マイル還元率が高いカードを選ぶ
  • 法人カードに支払いをまとめる
  • 従業員向けに追加カードを発行する
  • ポイントをマイルに移行する

マイル還元率が高いカードを選ぶ

とにかくマイルを貯めたい場合は、マイル還元率が高い法人カードを選ぶことをおすすめします。マイル還元率が高い法人カードで決済を行っていれば、特に工夫せずともマイルが貯まりやすいからです。

還元率が高い法人カードを探していると、年会費のかかる法人カードがあるかもしれません。その場合は過去の利用実績をもとにして、1年で得られるであろうマイルを計算するといいでしょう。航空券と交換する場合、1マイルが2円以上になることが一般的なため、年会費が10,000円かかるとしても、還元率の増加により5,000マイル多く得られるのであれば、年会費のもとが取れているといえます。

法人カードに支払いをまとめる

また、日々の支払いを1枚の法人カードにまとめる方法も有効です。自然と利用額が大きくなるため、マイルが貯まりやすくなるからです。通信費や公共料金など定期的に支払っているものは、法人カードにまとめるといいでしょう。

従業員向けに追加カードを発行する

従業員向けに追加カードを発行して、従業員が支払っている経費を法人カードにまとめる方法もあります。本来マイルは、法人カードを利用している従業員個人に所有権があり、共有や譲渡、売買は認められていません。しかしマイル合算サービスを利用することにより、代表者も追加カードのマイルが利用できるようになります。

マイルを効率的に貯めるために、追加カードの発行も検討してみてはいかがでしょうか。

ポイントをマイルに移行する

多くの法人カードでは、ポイント還元率が0.5%未満に設定されています。しかしポイントをマイルへ移行して航空券と交換すれば、実質的な還元率が0.5%以上になります。国内線で利用する場合はマイルを生かしにくいですが、国際線で利用する場合は1マイル当たりの価値が高くなる傾向にあります。

ポイントをマイルへ移行する際は手数料がかかることが多いため、移動距離や利用する座席のクラスに応じて、移行するかどうかを判断するといいでしょう。また、法人カードによってはマイル移行に上限があるため、ポイントを多く交換する場合は注意が必要です。

広告

マイルは何に使える?

マイルの使い道には、以下のようなものがあります。

  • 航空券への交換
  • ポイントへ交換する
  • 電子マネーに交換する

マイルの使い道としては、航空券へ交換することを最もおすすめします。ポイントや電子マネーと交換して利用することもできますが、マイルの還元率が大きく下がってしまうため、あまりおすすめできません。

交換した航空券は出張のほか、社員旅行で使用することもできます。マイルが余っている場合は福利厚生として、社員に還元するといいのではないでしょうか。

マイルは個人利用できる?

マイルは、個人利用できます。カード会社の規約によるとマイルは法人ではなく、個人に所有権があるとしているからです。ただし社内規則等によりマイルの個人利用を禁止している場合があるため、無断で個人利用すると問題になるかもしれません。

もしマイルを個人利用したい場合は、社内規則に定めがないかを確認した上で、上司に許可を取るといいでしょう。

マイルを使う際の会計処理は?

マイルを使用する際は「値引き」または「雑収入」があったものとして、会計処理を行います。ポイントを使用する際と同じ会計処理です。なお、マイルで商品の購入に利用する場合は、ポイントに交換した上で利用する形が多いです。

今回は10,000マイルを航空券と交換する場合の経理処理と、10,000マイルをポイントと交換して、差額をクレジットカードで支払う場合の経理処理を行ってみましょう。

【例】10,000マイルを使用して10,000円分の航空券と交換した。

借方
貸方
前払金
10,000円
雑収入
10,000円

【例】10,000円のオフィス用品を購入した。購入にあたっては10,000マイルを8,000ポイントに交換し、このポイントで支払いを行った。残りの2,000円はクレジットカードで支払った。
借方
貸方
消耗品費
10,000円
雑収入
8,000円
未払金
2,000円

出張が多い場合は付帯サービスにも注目しよう

マイルを効率よく貯めるには、マイル還元率が高い法人カードを選ぶといいでしょう。仕事で忙しい中でも、自然とマイルが貯まっていくからです。またマイル還元率のほかに、付帯サービスにも注目しましょう。出張の多い業種であれば「手荷物宅配サービス」や「プライオリティ・パス」が役立つことでしょう。

法人カードは、日々の利用シーンに合わせて最適なものを契約することが大切です。昨年の利用実績や出張の頻度を振り返って、法人カード選びの参考になれば幸いです。

広告

よくある質問

法人カードで貯められる「マイル」とは何ですか?

マイルとは、マイレージプログラムにおける単位のことです。法人カードの中には直接マイルが貯まるものがあり、貯まったマイルは航空券の購入やホテルの宿泊などに利用できます。詳しくはこちらをご覧ください。

マイルを効率よく貯めるには、どのような方法がありますか?

マイル還元率が高いカードを選んだり、法人カードに支払いをまとめたりする方法があります。詳しくはこちらをご覧ください。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

監修:三浦 雅也(CFP / 2級FP技能士)

大学卒業後、難しい用語を使わずに分かりやすくお金の知識を伝えたいと考え、独立系のFP事務所、保険会社での勤務を経てファイナンシャル・プランナー/ライターとして独立。現在は金融記事をメインとした執筆活動を行っている。

関連記事