• 作成日 : 2022年9月22日

ステータスが高い法人カードは何が違う?導入するメリットは?

ステータスが高い法人カードは何が違う?導入するメリットは?

法人カードのプラチナカードは他のランクのカードと比べてクレジットカード会社の審査が厳しいため、所有していることによって企業のステータスが高いことを証明する手段になります。本記事では、ステータス性が高い法人カードを導入するメリットやデメリット、プラチナカードの申し込み方法について解説します。

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法人カードにおけるステータス性とは

一般的にステータスの高い法人カードを所有していることは、企業の社会的信用性が高いことを証明する手段になります。カード会社が法人カードを発行する際は、カードのランクに応じた利用限度額を付与するために、企業の設立年数や業績などの経営実績をもとに審査を行うからです。

法人カードは基本的に3ランクある

個人のクレジットカードであれば、一般・ゴールド・プラチナ・ブラックという4つのランクが存在しますが、法人カードでは基本的にブラックのランクが存在しません。法人カードの場合は、一般・ゴールド・プラチナという3つのランクになります。

法人カードにブラックカードが存在しない理由は明らかではありません。ただし法人カードの場合、プラチナカードがデザイン上は黒色であることが多いです。

ハイステータスな法人カードを持つメリット

ハイステータスな法人カードは、持っているだけで企業としての信頼度が増すだけでなく、利用限度額や付帯サービスの充実などのメリットもあります。

ハイステータスな法人カードのメリットは、以下の通りです。

  • 利用限度額が高め
  • 付帯しているサービスや保険が充実している
  • ポイント還元率が高いことが多い

利用限度額が高め

法人カードの限度額は、審査の段階で調査した企業の業績や設立年数などにより決まります。最も低いランクの一般カードの利用限度額は10~300万円ですが、プラチナカードであれば1,000万円以上の利用限度額になることもあります。利用限度額は契約時に設定されるほか、日々の利用実績に応じて限度額を引き上げることも可能です。

多額の決済を行うことが多い人は、利用限度額が高いプラチナカードの作成をおすすめします。

付帯しているサービスが充実している

プラチナカードは、カードの年会費が安いと感じるほど豊富な付帯サービスが利用できます。付帯サービスの内容はカード会社により異なりますが、出張時に空港で利用できる「プライオリティ・パス」や「手荷物宅配サービス」のほかに、選任のコンシェルジュによるサポートが受けられる「コンシェルジュ・サービス」といったものもあります。

特にコンシェルジュ・サービスはプラチナカード特有の付帯サービスであるため、このサービスを利用するためにプラチナカードを契約している会社もあるほどです。

コンシェルジュ・サービスでは、以下のようなサービスが受けられます。

  • 航空券やホテルの予約案内
  • レストランの案内や予約
  • 取引先へのギフトやお土産の手配
  • ハイヤー送迎サービス
  • 旅行全般に関するアシスタント

ポイント・マイル還元率が高めに設定されている

法人カードの多くは、利用限度額の高さや付帯しているサービスで還元を行っており、ポイントやマイルの還元率は、0.5%未満と低く設定されているものが大半です。

しかし、プラチナカードの中には、1%以上のポイントやマイルが還元されるものも少なくありません。付帯サービスやポイント・マイル還元率により得られる特典と、契約に必要な年会費を考慮した上で、自身の目的に合った法人カードを選ぶことをおすすめします。

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ハイステータスな法人カードを持つデメリット

ハイステータスな法人カードのデメリットは、以下の通りです。

  • 審査が厳しい
  • 年会費が高めに設定されている

審査が厳しい

法人カードを発行する際はカード会社独自の審査基準で、経営実績や企業の財務状況、経営者の信用情報をもとに審査が行われます。カードの利用限度額やランクに応じて審査が厳しくなり、ハイステータスな法人カードであるプラチナカードの場合は、法人カードの中で最も審査が厳しくなっています。

プラチナカードを利用したい場合は、カード会社からのインビテーションによる入会が最も一般的です。審査が厳しいからこそ、所有者のステータス性の高さが証明されるとも言えるでしょう。

年会費が高めに設定されている

ハイステータスな法人カードは、付帯サービスや基本還元率が優れていることから他の法人カードよりも高額な年会費が必要です。ただし、法人カードの年会費は経費に計上できることや、付帯サービスの内容が年会費以上に優れている場合があることを考慮すると、年会費はそこまで気にならないのではないでしょうか。

なお、ランクごとに異なる法人カードの年会費の相場は、以下の通りです。

法人カードのランク年会費の相場
一般カード無料~1万1,000円
ゴールドカード2,200~3万6,300円
プラチナカード2万2,000~14万3,000円

プラチナカードへ申し込む方法は2通り

中小企業が法人カードのプラチナカードへ申し込む方法は、以下の通りです。

  • インビテーションによって利用しているゴールドカードのランクを上げる
  • 新規でプラチナカードを申し込む

インビテーションによって利用しているゴールドカードのランクを上げる

プラチナカードへの申し込み方法として、最も一般的な方法はカード会社からのインビテーション(招待)を待つことです。インビテーションが届く基準はカード会社によって異なりますが、法人カードの利用年数や利用金額などの実績に応じて、インビテーションが届きます。

カード会社からインビテーションを受けることにより、通常の方法で申し込むよりも審査に通りやすいとされているため、まずはゴールドカードの利用を継続することをおすすめします。

新規でプラチナカードを申し込む

法人カードのプラチナカードへ新規で申し込む方法もあります。新規で申し込む場合は、プラチナカードのステータス性が高いことから、経営実績や企業の財務状況、経営者の信用情報をもとに厳しい審査が行われます。また、インビテーションでなければ入会できないカード会社も少なくありません。

ステータス性が高い法人カードの特典を利用しよう

本記事では、ステータス性が高い法人カードのメリットやデメリット、申し込み方法について解説しました。プラチナカードは審査が厳しいため、所有していることで企業の経営実績や財務状況が優れていることを証明できます。

また、プラチナカードはステータス性が高いだけでなく、法人カードとしても優れています。日々の決済はもちろん、出張や接待の場面で利用できる付帯特典も魅力的なものが多くなっています。コンシェルジュ・サービスやプライオリティ・パスの特典を利用して、プラチナカードのメリットを存分に享受してみてはいかがでしょうか。

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よくある質問

ステータスが高い法人カードにはどのような特徴がありますか?

審査が厳しい代わりに、ステータス性の高いカードが所有できることはもちろん、基本還元率や利用限度額も高いことが多いという特徴があります。また、法人カードに付帯しているサービスや保険も充実しています。詳しくはこちらをご覧ください。

ステータスが高い法人カードに申し込むには、どのような方法がありますか?

ゴールドカードの利用を継続して法人カードのランクを上げる方法が一般的です。新規で申し込む方法もありますが、その場合は審査が厳しいため、企業の経営実績によっては審査に通らないこともあるでしょう。詳しくはこちらをご覧ください。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

監修:三浦 雅也(CFP / 2級FP技能士)

大学卒業後、難しい用語を使わずに分かりやすくお金の知識を伝えたいと考え、独立系のFP事務所、保険会社での勤務を経てファイナンシャル・プランナー/ライターとして独立。現在は金融記事をメインとした執筆活動を行っている。

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