- 作成日 : 2023年1月20日
法人カードにおけるインビテーションとは?招待される対象も解説

法人カードの限度額上限を引き上げるための選択肢として、プラチナやゴールドといった上位ランクに切り替える方法があります。そのため、どのような場合に上位ランクへのインビテーションの対象となるのか、知りたい方もいるでしょう。
本記事では法人カードにおけるインビテーションの対象や、法人カードをランクアップするメリットなどを解説します。
目次
法人カードを利用しているとインビテーションが届くことも
インビテーションは、日本語に訳すと「招待」という意味です。法人カード(法人向けクレジットカード)におけるインビテーションとは、カード会社からゴールドやプラチナなどステータスの高いランクの法人カード利用の招待が届くことを指します。
通常、法人カードを含むクレジットカードは、一般ランクのものであれば申し込みをして、審査に通れば発行されます。近年はインビテーション型のクレジットカードの減少によって、上位ランクであっても申し込みによって発行できるケースが増えているようです。
しかし、一部の上位ランクの法人カードはインビテーションが来ないと使えません。
インビテーションの対象とは?
法人カードにおいて、インビテーションの対象をどのような基準で選ぶのかは、明らかにされていません。ただし一般的には、1年間の法人カードの利用実績を基準にしているといわれています。
たとえば、プラチナランクの法人カードにランクアップするためのインビテーションを受け取るには、ゴールドランクの法人カードを契約し、継続利用する必要があると考えられます。
法人カードをランクアップするメリットは?
法人カードをランクアップするメリットは、主に次の3つです。
- 限度額上限を高く設定できる
- ポイントの還元率が高い
- 付帯サービスが充実している
プラチナやゴールドといった上位ランクの法人カードのほうが、一般的なカードよりも利用限度額を高く設定できます。毎月の利用額が高額になる場合は、ランクアップしたほうが使い勝手はよいでしょう。
また、ポイント還元率はカード会社や種類によって異なるものの、一般的な法人カードのポイント還元率は高いものでも0.5%程度のものが多い傾向があります。それに対して、上位ランクの場合は0.5%〜1.5%程度が多いです。
そのほか上位ランクの法人カードは、付帯サービスが充実している点もメリットです。ラウンジやコンシェルジュサービスなどを利用できたり、旅行保険がついていたりするなど付帯サービスが充実している傾向にあります。
上位ランクの法人カードを持つメリットに関する詳細は、以下の記事をご参照ください。
法人カードをランクアップする際の注意点は?
法人カードをランクアップする際の注意点として挙げられるのは、以下の2点です。
- カード会社の審査は厳しい場合が多い
- 年会費が高い傾向にある
法人カードを含めたクレジットカードは、一般的にランクが高くなるほど、カード会社の審査基準が厳しくなると考えられます。審査基準はカード会社によって異なるものの、通常、企業業績や設立年数、代表者の信用情報などを審査するといわれています。
またプラチナやゴールドランクの法人カードは、ポイント還元率が高かったり付帯サービスが充実していたりする分、年会費が高い傾向にある点にも注意しましょう。これに対し、一般的な法人カードは年会費が安いもの、無料のものが多いです。
なお、ランクが高い法人カードを持つデメリットについて、詳しくは以下の記事を御覧ください。
インビテーションを受け取ってステータスの高い法人カードを手にしよう
法人カードの限度額上限を引き上げるためには、プラチナやゴールドといった上位ランクに切り替える必要があることが一般的です。上位ランクへの切り替えは、一般のカードと同様に申し込み後の審査に通れば可能なケースが増えていますが、インビテーションを受け取らないと切り替えられない場合もあります。
インビテーションを受け取る基準は明らかにされていないものの、多くの場合、1年間の法人カードの利用実績を基準にしているといわれています。たとえばプラチナランクにランクアップするためのインビテーションの受け取りには、ゴールドランクの法人カードを契約し、継続的に利用する必要があると考えましょう。
法人カードにおけるインビテーションのしくみを知って、上位カードへのランクアップを目指しましょう。
よくある質問
法人カードにおけるインビテーションとは何ですか?
カード会社からゴールドやプラチナなど、ステータスの高いランクの法人カードへの招待が届くことを指します。詳しくはこちらをご覧ください。
法人カードのインビテーションはどのような利用者に届きますか?
インビテーションが届く基準は明らかにされてはいないものの、一般的には1年間の法人カードの利用実績を基準にしているといわれています。詳しくはこちらをご覧ください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。