白色申告を行なう際にとるべき手続きについて見てきました。今回は、実際に白色申告に必要になる書類をみていきたいと思います。

確定申告書と収支内訳書の共通点

確定申告に必要な確定申告書、収支内訳書は、それぞれ税務署で受け取ることになりますが、他にも国税庁のホームページからのダウンロード、またはe-Taxを用いてweb上での記入を行うことができます。

また、国税庁では、納税者のための確定申告の手引きを配布しています。この冊子は、税務署で受けとることが可能となっている他、国税庁のホームページでの閲覧、PDFのダウンロードを行なうことも可能となっています。白色申告の際は一度目を通してみるとよいでしょう。

白色申告の必要書類その1:確定申告書

白色申告の際に提出する確定申告書にはA,Bがあります。

確定申告書A

確定申告書Aは、受け取る所得の種類が給与所得、公的年金、その他の雑所得、配当所得、一時所得などだけとなっていて、予定納税の発生しない方が利用できます。基本的に給与所得のみの方などが、確定申告書Aを使用することになります。

それぞれの所得の具体的な内訳は以下のようになっています。

給与所得:給料、アルバイト・パートによる時給など
一時所得:生命保険、損害保険などの満期一時金など
雑所得:公的年金や副収入による原稿料・講師料など
配当所得:法人から受け取ることになる利益の配当、剰余金の分配など

確定申告書B

申告書Aは申告書Bの内容を簡略化したものというイメージになります。

確定申告書Bは、上記の確定申告書Aに該当する所得のみでなく、不動産所得、事業所得、山林所得などもあるような方が用いることになります。個人事業主の方が白色申告する場合、確定申告書Bを使用することになります。

白色申告の必要書類その2:収支内訳書

収支内訳書は、1月1日~12月31日まで期間における売上、仕入、その他の経費の合計がどのくらいあり、最終的な利益がどのくらいあるのかを記載するためのものです。

収支内訳書に実際に記入を始める前に、領収書の整理を行なうことになります。これは月ごとに、収支内訳書に記載されている科目に応じて分類を行っていると、整理が楽になります。

交通費のような領収書が存在しないものに関しては、金額とその目的に関して記したメモを残しておくとわかりやすくなります。

また、クレジットカードで支払いをしたものについては、カード会社が発行する「利用代金明細書」を保存しておきます。

取引先により源泉徴収をされている際には、取引先が報酬の金額の中から所得税を納めていることの証明を行なうために支払調書が必要となります。取引先から送付される支払調書に記載されている源泉徴収税額を、確定申告書へ記載し、支払調書を確定申告書へ添付します。

また、月ごとの収入と支出について、仕事の内容、入金日、経費の内容、入金先などを記入します。それらの作業が完了したら、収支内訳書の科目に沿って経費計上する金額の集計を行い、収支内訳書への転記を行います。

なお、収支内訳書に、売上金額と経費を記入することで、所得金額が算出されます。この収支内訳書に記載された金額に従って確定申告書を作成し、白色申告を行います。



MFクラウドExpo2018 2018.10.5 FRI開催


記帳義務化に対応の白色申告フリーソフト
白色申告ソフト「MFクラウド確定申告」

日々の記帳や白色申告はサポート充実の白色申告ソフト「MFクラウド確定申告」を是非ご利用下さい。

Pocket