個人事業主の多くが、優遇税制のある青色申告を選択しています。

青色申告を選ぶ人は、確定申告に向けて経費や取引内容をより詳細に記録したり、計算書類を準備することが必要です。

少しでも青色申告の負担を軽減するため、e-Taxを活用されることをおすすめします。
国税庁が運営するe-Taxは、インターネットを通じて確定申告書の作成、提出、納税が行えるシステムです。

e-Taxに対応した会計ソフトを使えば、さらに効率があがるでしょう。

青色申告について

青色申告は確定申告の種類の一つで、山林所得、不動産所得、事業所得のいずれかがある個人事業主が対象となります。
一定の時期までに「青色申告の承認申請書」を所轄の税務署へ提出して承認を受ければ、「青色申告」を選択できます。

多くの個人事業主がなぜ青色申告を選択するかというと、各種の特典を受けることができるからです。

例えば特別控除の適用、欠損金の繰越、少額減価償却資産の損金算入といった特典があり、それによって税負担を軽減できます。
しかし、特典を受けるためには複式簿記での帳簿付けや計算書類の作成、書類の保存が必須条件となります。

e-Taxについて

確定申告に向けて、領収書や請求書を整理したり、帳簿や計算書類を作ったりと、煩雑な作業がたくさんあります。
さらに申告書を記入して提出しに行くとなると、確定申告に多くの時間をかけなければなりません。

そこで便利なのがe-Taxです。

インターネットを利用しますので、申告書の作成や提出、納税までの手続きを自宅から行えます。

利用可能時間について
通常は年末年始、休祝日を除く月曜日から金曜日の24時間、
ただし、毎月の最終土曜日及び翌日の日曜日は午前8時30分から翌日午前0時までが利用可能時間です。
確定申告期間中は土日、祝日を含み全日、24時間利用が可能です。

e-Taxの利用には、電子申告の届出やパソコン、インターネット回線の他に、電子証明書やICカードリーダーなどの事前準備が必要です。

パソコンの設定については、「事前準備セットアップ」ツールを使い一括設定ができます。

申告書の添付書類については、郵送にて所轄の税務署へ別途送付する必要がありますが、医療費の領収書や源泉徴収票などはe-Taxソフトへ入力すれば提出する必要はありません。

なお、平成30年度分の「確定申告書等作成コーナー」および「事前準備セットアップツール」は、国税庁ホームページにて公開されています。

ではe-Taxでの3つの手続き方法について見てみましょう。

e-Taxでの3つの手続き方法

確定申告書等作成コーナーからe-Taxで直接送信・提出

確定申告書等作成コーナーを利用して各種申告書類を作成できます。
次のような手順で利用します。

1. 確定申告書等作成に必要な書類を準備しておく

2. 国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」へアクセスする
e-Tax 確定申告書等作成コーナー

3. 決算書作成コーナーへ入り、画面の案内に従って決算書の入力を行う
e-Tax 決算書作成 提出方法選択

4. 所得税等の申告書作成コーナーへ入り、画面の案内に従って申告書の入力を行う

5. 必要な方は消費税申告書作成コーナーにて、画面の案内に従って申告書の入力を行う

各コーナーの「申告書等送信・印刷」メニューで、提出方法を選択します。

e-Taxで提出する場合はICカードリーダーの用意、電子証明書の取得といった事前準備が必要ですが、印刷をして従来通り書面にて窓口や郵送で提出することも可能です。

作成した申告書などはデータで保存でき、一時保存して途中から作成したり、保存したデータを次年度申告書作成時に読み込んで利用したりすることもできます。

e-Taxソフトに組み込んで送信・提出

まずは国税庁のホームページよりe-Taxソフトのインストーラを利用者のパソコンへダウンロードします。

ダウンロードしたフォルダ内にある説明書に従ってインストーラを実行し、ソフトをインストールします。

別途、「確定申告書等作成コーナー」で申告内容、数値などを入力して電子申告用データを作成した後、ファイルを保存しておきます。

e-Taxソフトの機能を利用して、保存したデータを組み込みます。
組み込みが完了したら、データの確認・補正後に送信することで、申告書の提出となります。

e-Tax(Web版)に組み込んで送信・提出

事前準備を行ったうえで、e-Taxソフト(Web版)を利用することもできます。

利用可能時間は通常年末年始、休祝日を除く月曜から金曜の24時間です。

まずは「確定申告書等作成コーナー」にて申告内容、数値などを入力して、電子申告用データを作成した後ファイルを保存しておきます。

国税庁のホームページの「e-Taxソフト(Web版)を利用する」から入り、利用者識別番号と暗証番号でログインします。

「申告・申請」メニューより、「作成済みデータの利用」を選択して、保存したファイルを組み込みます。
データの組み込みを確認後、電子署名を付与して送信・提出します。

青色申告ソフトについて

市販の青色申告ソフトをご利用であれば、確定申告書Bや決算書を自動作成できます。
多くがe-Tax対応ですので、会計データなどをe-Taxソフトもしくはe-Taxソフト(Web版)へ組み込んで自宅から提出することも可能です。

e-Taxによる電子納税・納付について

ダイレクト納付は、e-Taxソフトもしくはe-Taxソフト(Web版)で申告データ送信後に受信する通知に従って電子納税する方法です。

窓口に並んで納付する手間が省けます。

また、納付日の指定や、納付確認もe-Tax上で行えます。

そのほかにも納付情報を登録して行ったり、都度入力したりするインターネットバンキングでの電子納税もあります。

ただし、いずれも領収書は発行されませんので、必要な場合は窓口での納付が必要となります。

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