- 更新日 : 2024年11月21日
確定申告がわかるおすすめの本をご紹介
確定申告は資金的に余裕があれば税理士に頼んで作成してもらうこともできますが、まだそれほど規模が大きくない個人事業主やフリーランスの確定申告は、自分で行なわなければなりません。
そんな時にサポートしてくれる本があれば、難しいと思っていた確定申告が一気にわかるようになります。
ここでは初めて確定申告を行なう人から簿記の知識を身につけたい人まで、確定申告におすすめしたい本を紹介します。
なお、マネーフォワード クラウド確定申告では、個人事業主やフリーランスの方が確定申告する際に知っておきたい基礎知識や、確定申告の準備、確定申告書の作成方法・提出方法などを分かりやすくまとめた「青色申告1から簡単ガイド」を無料で用意しております。
チェックリスト付きなので、情報収集だけでなく、書類作成・申告手続きを行う時にもお使いいただけます。
この記事を読む方におすすめ
税理士監修で、40ページ以上の情報がギュッと詰まったお得な1冊となっていますので、毎年使える保存版としてご活用ください。
「マネーフォワード クラウド確定申告」なら日々の取引入力→申告書の作成→申告作業が、オンラインで完結します。
取引明細の自動取得と仕訳の自動作成に対応しており、手入力を減らしてカンタンに記帳・書類を作成。来年の確定申告は余裕を持って対応できます。
PC(Windows/Mac)だけでなく、スマホアプリからも確定申告が可能です。

はじめての確定申告!わかりやすいオススメ本
国税庁サイトの確定申告コーナーでは初心者向けのサポートとなる手引きや動画などが公開されていますが、初めて確定申告をする場合は専門用語だらけでさらにわからなくなってしまうこともあります。
そこでオススメしたいのがこちらの本です。
(出典:フリーランス&個人事業主のための確定申告 改訂第16版 |amazon)
初めて確定申告をするフリーランスや個人事業主に是非読んでもらいたいサポート本です。帳簿の記帳から申告までわかりやすく解説されているため、スムーズに確定申告書を完成させることができます。
青色申告と白色申告の両方に対応しているため、翌年度以降に青色申告に切り替えたとしても、活用することができます。ステップに従うだけであっという間に確定申告書を作成することができるため、忙しいフリーランスや個人事業主の貴重な時間を無駄にしません。
節税に特化した内容となっているため、とにかく節税を第一に考えているフリーランスと個人事業主にぴったりの1冊です。
確定申告の手引きを読んでもいまいち理解できない方へオススメする本
個人事業主は青色申告と白色申告のどちらかを選択することになりますが、青色申告を選択した場合は、白色申告よりも大きな節税効果を期待することができます。
節税や経費捻出についてのノウハウが凝縮された1冊があれば、節税するために青色申告を選択してみようという前向きな気持ちになるのではないでしょうか。
この本では、白色申告から青色申告、法人化にするまでの一連の流れと、消費税に関する納税義務や計算方法、税務調査に関する対策など、わかりやすい内容ながら確定申告以外の内容まで幅広く解説されています。
この本の最大の特徴は、著者自身がフリーランスであるという点です。
実店舗を構えるような個人事業主ではなく、デザイナーやイラストレーター、プログラマー、カメラマンなどのフリーランスに特化しているため、思わず共感できるポイントがいくつも盛り込まれています。
フリーランスが素朴に疑問に思うであろう質問に対して、税理士が本音で答えてくれるという対話形式になっているため、どんどん理解することができます。また、会議費や交際費以外にも、忘年会や社員旅行などを経費として捻出する方法などが記載されているため、読んですぐに活用することができます。

(出典:フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。|amazon)
マネーフォワード クラウド確定申告では、個人事業主やフリーランスの方が知っておきたい"経費"のキホンや勘定科目を分かりやすく1つにまとめた「個人事業主が知っておくべき経費大辞典」を無料で用意しております。
税理士監修で、経費の勘定科目や具体例だけでなくワンポイントアドバイスもついているお得な1冊となっていますので、ぜひ手元に置きたい保存版としてご活用ください。
経営者にオススメしたい法人税に関する本
法人税を理解することができれば、自分の会社の経営方針をしっかりと定めることができます。
節税するための方法はいくつもありますが、節税にこだわりすぎるあまり会社の財務状態が悪くなってしまうことも考えられます。会社の財務状態を良くすることと、節税することのバランスが重要となってきます。
財務会計と税務会計の両方の知識が備わっていれば、そのバランスを上手く経営に活用することができるのです。
会社の財務状態を良くするための財務会計と、節税するための税務会計は、それぞれ概念が異なります。異なる概念であるがゆえに、どちらかを優先することになってしまいがちです。
この本では会計に法人税をリンクさせることによって、経営者が大切にしたいバランスを理解することができます。
節税を効果的かつ最大限に活用しながら、利益を増加させるポイントが本書には豊富に記載されています。
特に減価償却の償却方法や償却費の計算方法、少額減価償却資産の取り扱いなどは、重点的に解説されています。また資本的支出と修繕費の上手な活用方法も必読となっています。

(出典:法人税と会計のしくみと違いがわかる本|amazon)
まとめ
個人事業主は事業を営みながら、確定申告のための事務処理を行なわなければならず、忙しい時間の合間に要領よく読める本を紹介しました。
確定申告の基礎となる所得税は毎年税制改正が行われるため、本の内容も毎年改正されることになります。しかし確定申告の計算方法は原則として変わりないため、自分のバイブルとなる書籍を1冊手にいれることをオススメします。
1冊読みこんで基礎的な部分を理解することによって、1年ごとに改定された本を購入する必要はありません。国税庁のサイトなどで変更点のみ確認することで、税制改正に対応することができます。
はじめての確定申告もラクラク安心に済ませる方法
確定申告がはじめての方や、簿記の知識に不安がある方、確定申告書類の作成を効率よく行いたい方は、確定申告ソフトの使用がおすすめです。
個人事業主向け会計ソフトの「マネーフォワード クラウド確定申告」は、確定申告の必要書類が自動作成でき、Windows・Macはもちろん、専用アプリも提供しています。
①取引明細は自動で取得

銀行口座やカードを登録すると、取引明細を自動取得します。現金での支払いに関しても、家計簿のようなイメージで、日付や金額などを自分で入力することが可能です。
②仕訳の勘定科目を自動提案

自動取得した取引明細データや、受領後にアップロードした請求書・領収書などの情報をAIが判別し、仕訳を自動で入力します。学習すればするほど精度が上がり、日々の伝票入力が効率化されます。
③確定申告必要書類の自動作成機能

白色申告・青色申告の両方に対応しており、確定申告に必要な書類が自動で作成できます。また、マネーフォワード クラウド確定申告アプリで、スマホから直接の提出も可能です。印刷しての提出やe-Taxソフトでの提出にも対応しています。
追加料金なしで確定申告以外のサービスが使える
有料プラン(パーソナルミニ・パーソナル・パーソナルプラス)に登録すると、基本料金だけで請求書や契約のサービスを含む11サービスを利用することができます。日々の業務や作業をまとめて効率化しましょう。

合わせて読みたいおすすめ資料
マネーフォワード クラウド確定申告では、さまざまなお役立ち資料を用意しています。 無料登録するだけで資料がダウンロード可能なので、ぜひ読んでみてください。会社員の確定申告 丸わかりガイド

青色申告1から簡単ガイド

個人事業主が知っておくべき経費大辞典


マネーフォワード クラウド確定申告の導入事例
データ連携機能を使って、銀行やクレジットカードの明細データを自動で取り込むようになってからは、会計ソフトへの入力作業が減ったので、作業時間は1/10くらいになりましたね。
ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
確定申告の知識をさらに深めるなら
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
関連記事
消費税の納付方法は7種類!法人と個人事業主向けに解説
消費税や法人税等、国税の納付方法にはいくつかの選択肢があります。 最近では、現金での納付よりも電子納付が進み、支払方法としては電子納付のほうが選択肢に幅があります。 この記事では、法人と個人に分けて、消費税の納付方法について解説します。いく…
詳しくみる初めての確定申告で押さえたい3つのポイント【BASE OWNERS DAYレポート】
確定申告のシーズンが近づいてきました。個人事業主の方はもちろん、会社員で副収入のある方も気になるテーマかもしれません。 2019年12月5日のカンファレンス「BASE OWNERS DAY 2019」(BASE株式会社主催)で、マネーフォワ…
詳しくみるコロナ時代の確定申告!その給付金は課税対象?気を付けるポイントは?
コロナ対策のため、多くの給付金や補助金、助成金が支給されました。コロナ対策で支給されたお金の中には、課税対象となるものがあるので注意しておきましょう。本記事では個人事業主が受け取った給付金等について、課税の有無や確定申告での注意点を説明しま…
詳しくみる過去の確定申告書の控えを閲覧したい! 紛失して再発行するには?
過去の所得を知りたい場合や、確定申告書の控えを無くしてしまった場合は、確定申告書を提出した税務署に所定の手続きを行うことで、過去の所得情報を入手することができます。 この記事では、過去の申告書を閲覧する閲覧請求の手続きと申告書の再発行である…
詳しくみる確定申告を公認会計士に依頼する費用相場は?仕訳は丸投げできる?
法人や個人事業主の確定申告は日々の記帳や決算処理などに手間がかかり、計算も複雑です。公認会計士や税理士に代行を依頼できれば本来の業務に専念できますが、料金がいくらぐらいになるのか、高額になるのではないかが気になるところです。 本記事では、公…
詳しくみる利子所得はなぜ確定申告に関係がないのか?
銀行の預貯金などの利子所得は利子を受け取る際、すでに所得税が源泉分離課税方式に従って源泉徴収されています。そのため利子所得については、確定申告をする必要がありません。 源泉分離課税とは支払者(利子の場合は銀行など)が利子を支払う際に、あらか…
詳しくみる