このガイドでは、スマホ決済で売り上げた場合や、売上代金が入金された場合の一般的な仕訳例をご紹介します。
スマホ決済以外で売り上げた場合の仕訳例については、以下のガイドをご参照ください。
【日常仕訳】現金や預金で売り上げた場合
【日常仕訳】掛けで売り上げた場合・掛代金が入金された場合
【日常仕訳】クレジットカード売上があった場合・売上代金が入金された場合
【日常仕訳】ネットショップで商品を売り上げた場合・売上代金が入金された場合
本ガイドでは、個人の消費税課税事業者向けの一般的な仕訳内容を紹介しています。
個人の免税事業者の場合は「税区分」欄が表示されないため、「勘定科目」欄に関する記載内容をお役立てください。
法人事業者および各事業者における運用に対して、本ガイドの仕訳内容が適切かどうかの保証はできません。
仕訳内容に関するご不明点は、税理士などの専門家や税務署へご相談ください。
スマホ決済で売り上げた場合
本項では、課税形式が「原則課税」の場合を例に説明します。
売上がどの事業区分に該当するかについては、国税庁のページを参照するか、税理士などの専門家や税務署にご相談ください。
振替伝票入力
「振替伝票入力」画面で借方・貸方に以下を設定した仕訳を登録します。
- 借方:勘定科目「売掛金」・税区分「対象外」
- 貸方:勘定科目「売上高」・税区分「課売 10%※」
※軽減税率の対象となる取引の場合は、税区分「課売 (軽)8%」を設定してください。
簡単入力
「簡単入力」画面の「①収入または支出を選択」にある「収入」欄で「その他」を選択し、プルダウンで「売掛金」を設定します。
「③用途と金額を入力」では、取引内容「本業での売上」を設定します。
売上代金が入金された場合
本項では、売上代金が入力された場合の仕訳について説明します。
振替伝票入力
「振替伝票入力」画面で借方・貸方に以下を設定した仕訳を登録します。
- 借方:勘定科目「普通預金※」・税区分「対象外」
- 貸方:勘定科目「売掛金」・税区分「対象外」
※プライベート用の口座に入金された場合は、勘定科目「事業主貸」を設定してください。
手数料が発生した場合は、入力欄の左にある「+」ボタンをクリックし、複合仕訳を登録します。
借方に勘定科目「支払手数料」・税区分「課仕 10%」を設定し、入金された金額・手数料・売り上げた金額をそれぞれ入力します。
例えば、クレジットカードの決済手数料等は非課税として扱います。
詳細については、税理士などの専門家や税務署へご相談ください。
簡単入力
「簡単入力」画面の「①収入または支出を選択」にある「収入」欄で「その他」を選択し、プルダウンで「普通預金※」を設定します。
「③用途と金額を入力」では、取引内容「売掛金の入金」を設定します。
※プライベート用の口座に入金された場合は、勘定科目「事業主貸」を設定してください。
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