マネーフォワード クラウド確定申告

【日常仕訳】交通費を支払った場合

このガイドでは、交通費を支払った場合の一般的な仕訳例をご紹介します。

<ご注意>
本ガイドでは、個人の消費税課税事業者向けの一般的な仕訳内容を紹介しています。
個人の免税事業者の場合は「税区分」欄が表示されないため、「勘定科目」欄に関する記載内容をお役立てください。
法人事業者および各事業者における運用に対して、本ガイドの仕訳内容が適切かどうかの保証はできません。
仕訳内容に関するご不明点は、税理士などの専門家や税務署へご相談ください。

「現金」で交通費を支払った場合

振替伝票入力

振替伝票入力」画面で借方・貸方に以下を設定した仕訳を登録します。

  • 借方・・・勘定科目「旅費交通費」・税区分「課仕 10%」
  • 貸方・・・勘定科目「現金」・税区分「対象外」

簡単入力

簡単入力」画面の「①収入または支出を選択」にある「収入」欄で「現金支払」を選択し、プルダウンで「現金」を設定します。
「③用途と金額を入力」では、取引内容「旅費交通費」を設定します。

<ご注意>
「簡単入力」画面では、任意の税区分を設定できません。
「簡単入力」画面で入力する仕訳の税区分を任意で設定する場合は、こちらをご参照ください。

「クレジットカード」で交通費を支払った場合

事業用のクレジットカードで支払った場合、以下のように仕訳を登録します。

プライベート用のクレジットカードで事業に関する費用を支払った場合は、事業主勘定を使用します。
以下のガイドをご参照ください。
【日常仕訳】「プライベート用」のクレジットカードを使用した場合の支払いから引き落としまでの流れ

振替伝票入力

事業用のクレジットカードで支払った場合の仕訳は、「振替伝票入力」画面で借方・貸方に以下を設定して登録します。

  • 借方・・・勘定科目「旅費交通費」・税区分「課仕 10%」
  • 貸方・・・勘定科目「未払金」・税区分「対象外」

クレジットカードの利用代金が引き落とされた場合の仕訳は、「振替伝票入力」画面で借方・貸方に以下を設定して登録します。

  • 借方・・・勘定科目「未払金」・税区分「対象外」
  • 貸方・・・勘定科目「普通預金」・税区分「対象外」

簡単入力

事業用のクレジットカードで支払った場合の仕訳は、「簡単入力」画面の「①収入または支出を選択」にある「支出」欄で「その他」を選択し、プルダウンで「未払金」を設定します。
「③用途と金額を入力」では、取引内容「旅費交通費」を設定します。

クレジットカードの利用代金が引き落とされた場合の仕訳は、「簡単入力」画面の「①収入または支出を選択」にある「支出」欄で「口座振込」を選択し、プルダウンで「普通預金」を設定します。
「③用途と金額を入力」では、取引内容「未払金」を設定します。

<ご注意>
「簡単入力」画面では、任意の税区分を設定できません。
「簡単入力」画面で入力する仕訳の税区分を任意で設定する場合は、こちらをご参照ください。

「交通系IC」にチャージして交通費を支払った場合

本項では、主なチャージ方法である「現金」「クレジットカード」で支払った場合を例に説明します。

  • 勘定科目に「現金」を使用していますが、「仮払金」や「預り金」などを使用する場合もあります。
  • 「交通系IC」のほか、事前にチャージした金額で支払う「PayPay」や「楽天Edy」などのプリペイド式電子マネーを使用した場合も本項をご参照ください。

ポイント

「交通系IC」での支払い時に勘定科目「現金」を使用する場合、「Suica」や「PASMO」などの種類ごとに補助科目を設定することで、「残高試算表」などの会計帳簿で確認しやすくなります。

科目を追加する場合は、以下のガイドをご確認ください。
「勘定科目」画面の使い方

現金を「交通系IC」にチャージして支払った場合

振替伝票入力

交通系ICに現金でチャージした場合の仕訳は、「振替伝票入力」画面で借方・貸方に以下を設定して登録します。

  • 借方・・・勘定科目「現金」・補助科目「Suica」・税区分「対象外」
  • 貸方・・・勘定科目「現金」・税区分「対象外」

交通費を実際に交通系ICから支払った場合の仕訳は、「振替伝票入力」画面で借方・貸方に以下を設定して登録します。

  • 借方・・・勘定科目「旅費交通費」・税区分「課仕 10%」
  • 貸方・・・勘定科目「現金」・補助科目「Suica」・税区分「対象外」

簡単入力

交通系ICに現金でチャージした場合は、「簡単入力」画面の「①収入または支出を選択」にある「収入」欄で「現金受取」を選択し、プルダウンで「現金」「Suica」を設定します。
「③用途と金額を入力」では、取引内容「現金」を設定します。

交通費を実際に交通系ICから支払った場合は、「簡単入力」画面の「①収入または支出を選択」の「①収入または支出を選択」にある「支出」欄で「現金支払」を選択し、プルダウンで「現金」「Suica」を設定します。
「③用途と金額を入力」では、取引内容「旅費交通費」を設定します。

<ご注意>
「簡単入力」画面では、任意の税区分を設定できません。
「簡単入力」画面で入力する仕訳の税区分を任意で設定する場合は、こちらをご参照ください。

クレジットカードで「交通系IC」にチャージして支払った場合

事業用のクレジットカードで支払った場合、以下のように仕訳を登録します。

プライベート用のクレジットカードで事業に関する費用を支払った場合は、事業主勘定を使用します。
以下のガイドをご参照ください。
【日常仕訳】「プライベート用」のクレジットカードを使用した場合の支払いから引き落としまでの流れ

振替伝票入力

  1. 振替伝票入力」画面で交通系ICにクレジットカードでチャージした仕訳を登録します。
    借方に勘定科目「現金」・補助科目「Suica」・税区分「対象外」を、貸方に勘定科目「未払金」・税区分「対象外」を使用した仕訳を登録します。
  2. 交通費を実際に交通系ICから支払った仕訳を登録します。
    借方に勘定科目「旅費交通費」・税区分「課仕 10%」を、貸方に勘定科目「現金」・補助科目「Suica」・税区分「対象外」を使用した仕訳を登録します。
  3. クレジットカードの利用代金が引き落とされた仕訳を登録します。
    借方に勘定科目「未払金」・税区分「対象外」を、貸方に勘定科目「普通預金」・税区分「対象外」を使用した仕訳を登録します。

簡単入力

  1. 簡単入力」画面で交通系ICにクレジットカードでチャージした仕訳を登録します。
    「①収入または支出を選択」にある「支出」欄で「その他」を選択し、プルダウンで「未払金」を設定します。
    「③用途と金額を入力」では、取引内容「現金」・補助科目「Suica」を設定します。
  2. 交通費を実際に交通系ICから支払った仕訳を登録します。
    「①収入または支出を選択」にある「支出」欄で「現金支払い」を選択し、プルダウンで「現金」「Suica」を設定します。
    「③用途と金額を入力」では、取引内容「旅費交通費」を設定します。
  3. クレジットカードの利用代金が引き落とされた仕訳を登録します。
    「①収入または支出を選択」にある「支出」欄で「口座振込」を選択し、プルダウンで「普通預金」を設定します。
    「③用途と金額を入力」では、取引内容「未払金」を設定します。
<ご注意>
「簡単入力」画面では、任意の税区分を設定できません。
「簡単入力」画面で入力する仕訳の税区分を任意で設定する場合は、こちらをご参照ください。
更新日:2024年06月25日

※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。

このページで、お客さまの疑問は解決しましたか?
  • ※お寄せいただいた内容に対する個別の返信はいたしませんので、何卒ご了承下さい。
  • ※上記フォームには評価に対する理由のみをご入力ください。誤った情報を入力されたことにより生じたいかなる損害においても、当サイトは一切の責任を負いません。
評価をご入力いただき、ご協力ありがとうございました。

頂いた内容は、当サイトのコンテンツの内容改善のためにのみ使用いたします。

お問い合わせをご希望のお客さまへ

操作方法に関するお問い合わせ、製品の導入検討のお問い合わせなど、お客さまの疑問にお答えする各種サポート・サービスについてご案内します。