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【日常仕訳】事業用口座間で資金移動があった場合

このガイドでは、事業用の口座間で資金移動があった場合の一般的な仕訳例をご紹介します。

プライベート用口座と事業用口座の間で資金移動があった場合の仕訳例は、以下のガイドでご紹介しています。
【日常仕訳】プライベート用口座と事業用口座の間で資金移動があった場合

<ご注意>
本ガイドでは、個人の消費税課税事業者向けの一般的な仕訳内容を紹介しています。
個人の免税事業者の場合は「税区分」欄が表示されないため、「勘定科目」欄に関する記載内容をお役立てください。
法人事業者および各事業者における運用に対して、本ガイドの仕訳内容が適切かどうかの保証はできません。
仕訳内容に関するご不明点は、税理士などの専門家や税務署へご相談ください。

事業用のA銀行から事業用のB銀行に資金を移動した場合

ポイント

口座ごとに普通預金を管理する場合は、補助科目を設定します。

補助科目を設定することで「残高試算表」画面などの会計帳簿で確認しやすくなります。
科目を追加する場合は、以下のガイドをご確認ください。
「勘定科目」画面の使い方

データ連携」機能を利用する場合は、自分側の補助科目が基本的に自動で作成されます。
科目の設定を変更する場合はこちらをご確認ください。

振替伝票入力

振替伝票入力」画面で借方・貸方に以下を設定した仕訳を登録します。

  • 借方・・・勘定科目「普通預金」・補助科目「B銀行」・税区分「対象外」
  • 貸方・・・勘定科目「普通預金」・補助科目「A銀行」・税区分「対象外」

手数料が発生した場合は、入力欄の左にある(+)ボタンをクリックし、複合仕訳を登録します。
借方に勘定科目「支払手数料」・税区分「課仕 10%」を設定し、入金された金額・手数料・引き出した金額をそれぞれ入力します。

■複合仕訳とは
「複合仕訳」とは、借方・貸方のどちらかに2つ以上の勘定科目がある仕訳のことをいいます。
振込時に手数料が発生した場合や、給与を支払った際に社会保険料と源泉所得税の天引きが発生した場合など、1つの取引に複数の科目を使う必要がある場合に使用します。

簡単入力

簡単入力」画面の「①収入または支出を選択」にある「収入」欄で「口座振込」を選択し、プルダウンで「普通預金」「B銀行」をそれぞれ設定します。
「③用途と金額を入力」では、取引内容「普通預金」・補助科目「A銀行」を設定します。

<ご注意>

  • 「簡単入力」画面は複合仕訳の入力に対応していません。「振替伝票入力」画面や「仕訳帳入力」画面でご登録ください。入力方法についてはこちらをご参照ください。
  • 「簡単入力」画面では、任意の税区分を設定できません。「簡単入力」画面で入力する仕訳の税区分を任意で設定する場合は、こちらをご参照ください。

事業用のA銀行・B銀行ともに「データ連携」機能を利用している場合

事業用のA銀行・B銀行ともに「データ連携」機能を利用している場合、A銀行で取得した明細とB銀行で取得した明細をどちらも仕訳登録すると、同じ内容の仕訳が登録されてしまいます。
連携サービスから入力」画面で仕訳を登録する場合は、一方の明細のみを仕訳登録し、もう一方の明細は「対象外」にしてください。

手順

  1. 連携サービスから入力」画面でA銀行の明細を表示し、B銀行に資金移動するため引き出した明細の「登録」ボタンをクリックします。
  2. B銀行の明細を表示し、A銀行から入金された明細の「対象外」ボタンをクリックします。

事業用のA銀行に現金を預け入れた場合

振替伝票入力

振替伝票入力」画面で借方・貸方に以下を設定した仕訳を登録します。

  • 借方・・・勘定科目「普通預金」・補助科目「A銀行」・税区分「対象外」
  • 貸方・・・勘定科目「現金」・税区分「対象外」

手数料が発生した場合は、入力欄の左にある(+)ボタンをクリックし、複合仕訳を登録します。
借方に勘定科目「支払手数料」・税区分「課仕 10%」を設定し、入金された金額・手数料・預け入れた金額をそれぞれ入力します。

■複合仕訳とは
「複合仕訳」とは、借方・貸方のどちらかに2つ以上の勘定科目がある仕訳のことをいいます。
振込時に手数料が発生した場合や、給与を支払った際に社会保険料と源泉所得税の天引きが発生した場合など、1つの取引に複数の科目を使う必要がある場合に使用します。

簡単入力

簡単入力」画面の「①収入または支出を選択」にある「収入」欄で「口座振込」を選択し、プルダウンで「普通預金」「A銀行」をそれぞれ設定します。
「③用途と金額を入力」では、取引内容「現金」を設定します。

<ご注意>

  • 「簡単入力」画面は複合仕訳の入力に対応していません。「振替伝票入力」画面や「仕訳帳入力」画面でご登録ください。入力方法についてはこちらをご参照ください。
  • 「簡単入力」画面では、任意の税区分を設定できません。「簡単入力」画面で入力する仕訳の税区分を任意で設定する場合は、こちらをご参照ください。

A銀行から現金を引き出した場合

振替伝票入力

振替伝票入力」画面で借方・貸方に以下を設定した仕訳を登録します。

  • 借方・・・勘定科目「現金」・税区分「対象外」
  • 貸方・・・勘定科目「普通預金」・補助科目「A銀行」・税区分「対象外」

手数料が発生した場合は、入力欄の左にある(+)ボタンをクリックし、複合仕訳を登録します。
借方に勘定科目「支払手数料」・税区分「課仕 10%」を設定し、入金された金額・手数料・引き出された金額をそれぞれ入力します。

■複合仕訳とは
「複合仕訳」とは、借方・貸方のどちらかに2つ以上の勘定科目がある仕訳のことをいいます。
振込時に手数料が発生した場合や、給与を支払った際に社会保険料と源泉所得税の天引きが発生した場合など、1つの取引に複数の科目を使う必要がある場合に使用します。

簡単入力

簡単入力」画面の「①収入または支出を選択」にある「収入」欄で「現金受取」を選択し、プルダウンで「現金」を設定します。
「③用途と金額を入力」では、取引内容「普通預金」・補助科目「A銀行」を設定します。

<ご注意>

  • 「簡単入力」画面は複合仕訳の入力に対応していません。「振替伝票入力」画面や「仕訳帳入力」画面でご登録ください。入力方法についてはこちらをご参照ください。
  • 「簡単入力」画面では、任意の税区分を設定できません。「簡単入力」画面で入力する仕訳の税区分を任意で設定する場合は、こちらをご参照ください。
更新日:2024年06月24日

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