- 更新日 : 2026年1月6日
Amazon FBAは儲からない?手数料負けする原因と利益の出し方を解説
Amazon FBAは仕組みを理解せず使うと利益を圧迫しますが、正しく活用すれば売上拡大に貢献します。多くのセラーが「儲からない」と感じる背景には、手数料の見積もり不足や、価格競争への無防備な参入といった共通の原因があります。
この記事では、Amazon FBAで利益が出ない具体的な理由から、手数料負けを防ぐ計算方法、そして2025年11月現在の物流事情に合わせた利益最大化の戦略までをわかりやすく解説します。
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目次
- Amazon FBAは本当に儲からない?原因は何?
- 「Amazon転売はやめとけ」という日記や口コミの正体とは?
- Amazon FBAを使うメリットとは?
- Amazon FBAの手数料は高い?シミュレーターはどう使う?
- Amazon FBAを取り巻く物流コストと手数料の変化とは?
- Amazon FBAで手数料負けせず確実に利益を出すやり方とは?
- Amazon FBAで儲けるための具体的な仕入れルートと攻略法は?
- Amazon FBAの効果を最大化する商品ページ作成術は?
- Amazon FBAで利益が出たら税金はかかる?確定申告は必要?
- Amazon FBAより自己発送のほうが儲かるケースとは?
- Amazon FBAは正しい商品選定と在庫管理で「儲からない」を脱却できる
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Amazon FBAは本当に儲からない?原因は何?
Amazon FBAを利用しても利益が出ないケースには、明確な原因が存在します。その多くはAmazonというプラットフォームの特性や、FBA特有のコスト構造を正しく把握していないことに起因します。
ここでは、多くのセラーが陥りがちな5つの失敗パターンについて詳しく解説します。自身の状況と照らし合わせながら確認してみましょう。
FBA手数料の計算ミスによる利益圧迫
FBA手数料の計算ミスは、赤字に直結する最大の要因です。Amazon FBAでは、販売手数料だけでなく、配送代行手数料や在庫保管手数料など、さまざまなコストが発生します。仕入れ値と販売価格の差額だけで利益を見積もると、実際に手元に残る金額が想定よりも大幅に少なくなります。
とくに配送代行手数料は商品のサイズや重量によって細かく設定されているため、事前の正確なシミュレーションが欠かせません。どんぶり勘定での運用はやめましょう。
低単価で薄利多売な商品選定
低単価な商品の取り扱いは、FBAの手数料構造と相性がよくありません。FBAには固定費としてかかる手数料が存在するため、販売価格が低い商品ほど、売上に対する手数料の比率が高くなります。
たとえば数百円の商品をFBAで販売すると、手数料だけで売上の大半が消えてしまい、利益がほとんど残らないという事態になりかねません。薄利多売モデルは大量の販売数を維持する必要があり、資金力のない個人や小規模事業者にはハードルが高い戦略といえます。
在庫保管手数料による長期的なコスト増
商品が売れずに倉庫に残ると、在庫保管手数料が利益をむしばんでいきます。FBA倉庫に商品を預けている間は、商品の体積に応じた保管料が毎月発生します。
さらに、Amazon FBAでは保管期間が長期にわたると、「長期在庫保管手数料」が加算される仕組みになっています。回転率の悪い商品を大量にFBAへ納品することは、固定費を増大させるリスクそのものです。適正な在庫量を維持し、一定期間売れない商品は返送依頼をかけるなどの管理を徹底しましょう。
ライバル過多による価格競争とカート未獲得
人気商品に安易に飛びつくと、激しい価格競争に巻き込まれて利益を失います。Amazonでは、同じ商品ページに複数の出品者が相乗りする形式が一般的です。ライバルが多い商品は、カートボックス(「カートに入れる」ボタン)を獲得するために価格の下げ合いが発生しやすくなります。
結果として、仕入れ時には利益が出る予定だった商品が、販売時には赤字価格まで値崩れするケースも珍しくありません。需要と供給のバランスを見極めることが大切です。
返品や返金リスクの想定不足
Amazonの手厚い返品ポリシーは、出品者にとってコスト増加のリスクとなります。FBAを利用すると、購入者はAmazonの規定にもとづいて簡単に商品を返品できます。返品が発生した場合、販売手数料の一部は返還されますが、FBA手数料は戻ってこないケースが大半です。
さらに、開封済みで再販できない状態で戻ってきた商品は、廃棄や所有権の放棄を選択せざるを得ず、仕入れ代金がまるごと損失になります。返品率が高いジャンルの取り扱いには注意しましょう。
「Amazon転売はやめとけ」という日記や口コミの正体とは?
インターネット上やSNSでは「Amazon転売は儲からないからやめとけ」といったネガティブな日記や口コミを目にすることがあります。しかし、これらの声のすべてが事実とは限りません。
多くの場合、準備不足や知識不足による失敗談が感情的に語られている側面があります。ここでは、そうした口コミが生まれる背景や心理について深掘りします。
「Amazon転売は儲からない」と嘆く日記・口コミの共通点
「Amazon転売は儲からない」と嘆く日記やブログには、いくつかの共通パターンが見受けられます。多くの場合、リサーチを十分に行わずに直感で仕入れを行ったり、FBAの手数料計算をしていなかったりするケースが散見されます。
また、クレジットカードの支払い日までに商品を現金化できず、資金繰りに行き詰まって撤退した事例も少なくありません。これらの失敗は、Amazon FBAのシステム自体の問題というよりは、事業計画や資金管理の甘さが招いた結果といえるでしょう。
FBAを使っても失敗する人の特徴
FBAを使っても成果が出ない人には、変化に対応できていないという特徴があります。Amazonの規約や手数料体系は頻繁に変更されますが、古いノウハウに固執して運用を続けていると、いつの間にか利益が出ない構造に陥ってしまいます。
また、ツールだけに頼りきりで、市場のトレンドや競合の動きを自分の目で確認しない人も、予期せぬ価格競争に巻き込まれやすくなります。常に最新情報を学び、柔軟に対応する姿勢をもちましょう。
FBAで儲かり続けている人の行動
一方で、現在もAmazon FBAを活用して安定的に利益を上げているセラーも多数存在します。彼らは「FBAに任せる業務」と「自分で行う業務」を明確に分けています。
梱包や発送などの作業はFBAに任せて効率化し、空いた時間を高利益商品のリサーチや商品ページの改善に充てています。また、損切り(赤字でも商品を売って現金を回収すること)の判断が早く、不良在庫を抱え込まないように資金を回転させている点も成功者の共通点です。
Amazon FBAを使うメリットとは?
手数料がかかるため「儲からない」と言われがちなAmazon FBAですが、それでも多くのセラーが利用を続けるには理由があります。それは、コストを上回る強力な販売促進効果と業務効率化のメリットがあるからです。
ここでは、自社出荷では得られないFBAならではの3つの強みについて解説します。これらを理解し活用することで、売上の桁が変わる可能性があります。
プライムマーク付与による売上アップ
Amazon FBAを利用する最大のメリットは、商品に「プライムマーク」が表示されることです。Amazonのプライム会員は、お急ぎ便や送料無料などの特典が受けられるプライムマーク付きの商品を優先的に購入する傾向があります。
検索結果一覧でもプライムマークがある商品は目につきやすく、クリック率や購入率が大幅に向上します。多少の手数料を支払ってでもFBAを利用する価値は、この圧倒的な集客力と転換率の高さにあるといえるでしょう。
ショッピングカートボックス獲得率の向上
Amazon FBAを利用すると、ショッピングカートボックスの獲得率が高まります。Amazonの商品ページにある「カートに入れる」ボタンは、もっとも条件の良い出品者1社だけに割り当てられます。
Amazonのアルゴリズムでは、配送スピードや顧客対応の品質が重視されるため、FBAを利用している出品者は自社出荷の出品者よりも有利に判定されやすくなります。
梱包や発送と顧客対応の自動化
物流業務をすべてAmazonに委託できる点は、副業や少人数で運営するセラーにとって大きな恩恵です。商品が売れるたびに梱包し、宛名を書き、発送手続きを行う作業は膨大な時間と労力を要します。
FBAを利用すれば、これらの作業はすべてAmazonが代行してくれます。さらに、配送に関する問い合わせや返品対応もAmazonカスタマーサービスが24時間体制で対応するため、セラーはコア業務であるリサーチや仕入れに集中できるようになります。
Amazon FBAの手数料は高い?シミュレーターはどう使う?
「Amazon FBA手数料は高い」というイメージを具体的で正確な数字に落とし込むことが、利益確保の第一歩です。Amazon FBAの手数料は複雑に見えますが、主要な項目を理解すれば恐れることはありません。
ここでは2025年11月現在の最新状況をふまえ、FBA手数料の種類と、FBA料金シミュレーターの使い方について詳しく見ていきましょう。
FBA手数料の種類
Amazon FBAを利用する際にかかる手数料は、大きく分けて「配送代行手数料」と「在庫保管手数料」の2つです。配送代行手数料は、商品の注文受付から梱包、配送までにかかる費用で、商品の寸法と重量によって区分が決まります。
一方、在庫保管手数料は、Amazonの倉庫で商品を保管するためのスペース代として日割りで計算されます。このほかにも、商品ラベルの貼付を依頼する場合のオプション手数料や、長期間売れ残った場合の長期在庫保管手数料などがあります。
FBA料金シミュレーターの使い方と計算方法
商品を仕入れる前には、必ず「FBA料金シミュレーター」を使って利益計算を行いましょう。これはAmazonが公式に提供しているツールで、商品価格や原価を入力するだけで、FBA手数料を差し引いた純利益を自動で算出してくれます。
使い方は簡単で、ASINコードや商品名を入力し、想定販売価格と仕入れ原価を入力するだけです。このひと手間を惜しまないことが、「仕入れてみたら赤字だった」という失敗を防ぐもっとも確実な方法です。
Amazon FBAを取り巻く物流コストと手数料の変化とは?
物流業界の「2024年問題」を経て、Amazon FBA環境はさらに変化しています。過去の情報だけで運用していると、新設された手数料によって気づかないうちに利益が削られてしまう可能性があります。最新の手数料改定や物流トレンドを把握し、対策を講じることが利益確保の鍵です。
ここでは、2025年11月現在の情報を元に、Amazon FBAで意識すべき物流コストの変動について解説します。
低在庫レベル手数料の導入と在庫回転率の重要性
新たに導入された「低在庫レベル手数料」は、FBA倉庫内の在庫が少なすぎる場合に課金される手数料です。これはAmazon側が配送網を効率化するために、商品を適切な場所に分散配置したいという意図から設定されました。
過去の販売実績に対して在庫レベルが極端に低い状態が続くと、商品1点あたりに手数料が上乗せされます。欠品を防ぐだけでなく、常に適切な在庫数を維持する高度な在庫管理スキルが求められるようになっています。
パートナーキャリアの運賃改定と配送コスト削減策
FBA倉庫へ商品を納品する際の配送料も、年々上昇傾向にあります。ヤマト運輸や日本郵便などの主要キャリアが運賃値上げを行うなか、Amazon出品者向けの「FBAパートナーキャリア」を活用する重要性が増しています。
FBAパートナーキャリアは、Amazonと配送業者が連携して提供する割引運賃サービスです。通常の宅配便よりも割安な料金で納品できるケースが多く、納品コストを数百円単位で削減することが、最終的な利益率の向上につながります。
FBA新商品特典プログラムを活用したコスト削減
Amazonでは、新しい商品をFBAに登録するセラーを支援する「FBA新商品特典プログラム」を提供しています。このプログラムに登録すると、初めてFBAで販売する商品(親ASIN)に対して、一定期間の在庫保管手数料が無料になったり、売上の5%〜10%がリベートとして還元されたりします。
新商品をテスト販売する際のリスクを大幅に下げられるため、これから新しいジャンルに参入する場合や、新商品をリリースする際には必ずエントリーしておきましょう。
Amazon FBAで手数料負けせず確実に利益を出すやり方とは?
Amazon FBAで手数料負けせずに稼ぐためには、FBAの強みを活かせる商品を選び、無駄なコストを徹底的に削る必要があります。ここでは、Amazon FBAで手数料負けせず確実に利益を出す具体的なやり方を解説します。
FBA向きの商品と不向きな商品を理解する
Amazon FBAには明確に商品の向き不向きがあります。もっともFBAの恩恵を受けられるのは「小型・軽量で単価が高い商品」です。これらは配送代行手数料を安く抑えられるうえに、保管スペースも取らないため保管料も安く済みます。
逆に、大型の家具や家電、単価が極端に安い雑貨などは、手数料の割合が高くなり利益を圧迫します。これらの商品はFBAではなく自社出荷を検討するなど、商材によって物流手段を使い分ける視点をもちましょう。
損益分岐点を把握し仕入れ基準を厳格化する
Amazon FBAで利益を確保するためには、あらかじめ損益分岐点を計算し、厳格な仕入れ基準を設けることが大切です。「なんとなく売れそう」という感覚で仕入れるのではなく、「最低でも利益率20%は確保する」「手数料を引いて〇〇円以上の利益が出る価格で売れるか」といった数値基準をもちましょう。
また、過去の価格変動グラフなどを確認し、現在の価格が一時的に高騰しているだけではないかチェックすることも、赤字リスクを回避するために欠かせません。
セット販売やOEMでライバルと差別化する
単品での販売で利益が出にくい場合は、セット販売やOEM(自社ブランド販売)による差別化を検討しましょう。たとえば、単価の安い消耗品を複数個セットにして販売すれば、1回あたりの配送代行手数料に対する売上単価が上がり、利益率が改善します。
また、既存の商品にオリジナルの付属品をつけたり、独自のパッケージで販売したりすることで、ライバルとの価格競争から抜け出し、適正な利益を確保しやすくなります。
回転率を重視し長期在庫保管手数料を回避する
Amazon FBAで利益を最大化するには、商品の回転率を高めることが重要です。どんなに利益率が高い商品でも、売れるまでに半年以上かかってしまっては、その間の保管手数料と資金拘束のコストがかさみます。
一般的には、納品から1ヶ月〜3ヶ月以内に売り切れる商品を中心に扱うのが理想です。定期的に在庫の状況を確認し、動きの鈍い商品は早めに値下げをして売り切るなど、倉庫内の商品を常に新鮮な状態に保つよう心がけましょう。
Amazon FBAで儲けるための具体的な仕入れルートと攻略法は?
Amazon FBAで利益を出すためには、FBAへ送る商品を「どこから」「どのように」仕入れるかが重要です。仕入れルートによって、注意すべき手数料やFBA活用のポイントが異なります。
ここでは代表的な3つの仕入れスタイルにおける、FBA攻略のポイントを具体的に解説します。
ルート1:店舗せどり・電脳せどり
家電量販店やリサイクルショップ、ネットショップから仕入れる「せどり」スタイルでは、商品のコンディション確認が最重要です。とくに中古品をFBAで販売する場合、Amazonの定めるコンディションガイドラインに厳密に従う必要があります。
また、店舗で購入した商品は、メーカーからの正規ルートではないため、「真贋調査」が入った際に証明が難しくなるリスクがあります。レシートや領収書は必ず保管し、できる限り新品ではなく「ほぼ新品」の中古として出品するなど、アカウントリスクを考慮した運用が求められます。
ルート2:メーカー仕入れ・卸仕入れ
メーカーや問屋から直接仕入れる「BtoB」スタイルでは、一度に大量の商品を納品することでコストダウンが狙えます。ダンボール数十箱単位でまとめてFBA倉庫へ送ることで、1個あたりの納品送料を大幅に圧縮できます。
また、メーカー仕入れの商品は継続的に補充が可能なため、在庫切れによる販売機会の損失を防ぎやすいメリットがあります。FBAの自動補充設定などを活用し、常にカートボックスを獲得し続ける体制を整えましょう。
ルート3:中国輸入・OEM販売
中国の工場で商品を生産し、Amazonで販売するOEMスタイルでは、中国から日本のFBA倉庫へ直送するテクニックが有効です。自宅や自社倉庫を経由させず、海外から直接Amazonへ納品することで、国内配送の手間とコストをカットできます。
ただし、国際輸送でFBAへ直送するには、関税の手続きや商品ラベルの貼付を代行業者に依頼する必要があります。FBA納品代行に慣れている輸入代行業者を選定することが、スムーズな販売開始のポイントです。
Amazon FBAの効果を最大化する商品ページ作成術は?
Amazon FBAを利用してプライムマークがついただけでは、商品は爆発的には売れません。数ある商品の中から自分の商品を見つけてもらい、購入してもらうためには、Amazon内の検索エンジン(SEO)対策と魅力的な商品ページ作りが不可欠です。
ここでは、検索順位を上げ、購入率(CVR)を高めるための具体的なカタログ作成テクニックを公開します。
Amazon検索キーワードの選定とタイトルの最適化
Amazonで商品が検索されるためには、商品タイトルに適切なキーワードが含まれている必要があります。Amazonの検索窓にキーワードを入れた際に表示される「サジェストキーワード(予測変換)」は、ユーザーが頻繁に検索している言葉です。
これらを商品タイトルの左側(スマホで表示された際に最初に目に入る位置)に盛り込むことで、クリック率と検索順位の向上が期待できます。また、検索対象にはなるが表には出したくないキーワードは、出品管理画面の「検索キーワード(隠しキーワード)」欄に入力しましょう。
商品画像ルールの遵守
ネットショッピングにおいて、画像は商品の売れ行きを決めるもっとも重要な要素です。Amazonでは、1枚目のメイン画像は「白背景で商品のみを写す」という厳格なルールがあります。これを守らないと検索対象外になる恐れがあるため注意が必要です。
2枚目以降のサブ画像には、商品の利用シーンやサイズ感、メリットを文字入りで解説した画像を配置しましょう。顧客が商品を手にした後の生活をイメージさせることで、購入ボタンを押す確率がグッと高まります。
Amazonポイントの設定によるSEO効果とカート獲得
Amazonポイントの付与は、単なる値引き以上の効果をもたらします。Amazonはポイント還元率が高い商品を検索結果で優遇する傾向があるため、1%でもポイントをつけることでSEO効果が期待できます。
また、ライバルと同じ価格で並んでいる場合、ポイントがついている方が実質価格が安くなるため、カートボックス獲得率が向上します。直接的な値下げ競争をするのではなく、ポイントをうまく活用して差別化を図りましょう。
Amazon FBAで利益が出たら税金はかかる?確定申告は必要?
Amazon FBAでの物販ビジネスにおいて、多くの人が見落としがちなのが「税金」の存在です。目先の利益計算では黒字になっていても、翌年にやってくる税金の支払いを考慮していないと、資金繰りが一気に悪化してしまいます。
とくに2023年から導入されたインボイス制度の影響など、知らなかったでは済まされないルールも増えています。ここでは、せっかく稼いだ利益を無駄にしないために、最低限知っておくべき税金と確定申告の知識について解説します。
副業でも年間所得20万円を超えたら確定申告が必要
副業でAmazon販売を行っている場合でも、年間の所得(売上から経費を引いた金額)が20万円を超える場合は、原則として確定申告が必要です。
「バレないだろう」と申告を怠ると、あとから無申告加算税や延滞税といったペナルティが課され、せっかくの利益が吹き飛んでしまうリスクがあります。
また、住民税に関しては20万円以下でも申告が必要になるケースがあるため、居住地の自治体のルールを確認しましょう。利益が出始めた段階で、税理士に相談するか、会計ソフトを導入して日々の帳簿付けを行うことが、ビジネスを長く続けるための土台となります。
売上1,000万円の壁と消費税(インボイス制度)の影響
2025年現在、意識しなければならないのが消費税の納税義務です。以前は年間売上1,000万円以下であれば消費税の納税が免除される「免税事業者」でいられましたが、インボイス制度の導入により状況は変わりました。
Amazonビジネス(BtoB販売)での売上を伸ばすために適格請求書発行事業者になると、売上規模にかかわらず消費税の納税義務が発生します。
これまで利益として手元に残っていた消費税分(売上の約10%相当)を納税する必要が出てくるため、その分を見越して利益率を高めに設定しておかないと、「働いても儲からない」という事態に陥りかねません。
FBA手数料は経費として計上することで節税可能
手元に残るお金を最大化するためには、売上を上げるだけでなく、正当な範囲で「経費」を計上して節税することが重要です。
Amazon FBAを利用する際にかかる配送代行手数料や在庫保管手数料はもちろん、販売手数料や月額登録料も全額経費になります。
さらに、自宅を事務所として使用している場合は家賃や光熱費の一部、リサーチに使用するインターネット通信費、梱包資材費なども事業に使用した割合に応じて経費計上が可能です。
領収書や請求書を適切に保管し、漏れなく経費計上することで課税所得を圧縮し、最終的な「手残り利益」を増やす意識をもちましょう。
Amazon FBAより自己発送のほうが儲かるケースとは?
すべての商品でAmazon FBAを使う必要はありません。状況によっては、あえてFBAを使わずに「自社出荷(出品者出荷)」を選んだほうが手元に残る利益が多くなるケースもあります。
ここでは、FBA以外の選択肢をもつことの重要性と、具体的な使い分けのポイントについて解説します。
自己発送のメリットとデメリット
自己発送(出品者出荷)の最大のメリットは、FBA手数料がかからないことです。とくにAmazon FBAでは高額になりがちな大型商品や、危険物に該当する商品などは、自分で安い配送業者と契約して送ったほうがコストを抑えられる場合があります。
一方で、梱包や発送作業をすべて自分で行う必要があるため、注文数が増えると作業負担が激増するデメリットがあります。また、プライムマークがつかないため、FBA商品に比べて露出が減る点も考慮しなければなりません。
FBAと自己発送を使い分けるハイブリッド戦略
賢いセラーは、FBAと自己発送を柔軟に使い分ける「ハイブリッド戦略」をとっています。たとえば、回転率が高く手間を省きたい主力商品はFBAに預け、回転率が低く保管料がかさみそうなロングテール商品や、薄利な商品は手元に置いて自己発送するといった運用です。
商品ごとの特性や利益構造に合わせて最適な配送方法を選択することで、全体の利益を最大化できます。FBA一択にこだわらず、柔軟な配送戦略を組み立てましょう。
Amazon FBAは正しい商品選定と在庫管理で「儲からない」を脱却できる
Amazon FBAは「手数料が高くて儲からない」と短絡的に判断するのは早計です。儲からない原因の多くは、手数料計算の甘さや不適切な商品選定にあります。FBA料金シミュレーターを活用して正確なコストを把握し、高回転・適正価格の商品を扱うことで、FBAは強力な収益化ツールとなります。
まずは、現在扱っている商品の手数料を再計算し、利益構造を見直してみましょう。そして、FBAに任せるべき商品とそうでない商品を整理することから始めてみてください。正しい知識と戦略をもって運用すれば、Amazon FBAはあなたのビジネスを大きく飛躍させてくれるはずです。
マネーフォワード クラウド確定申告の導入事例
データ連携機能を使って、銀行やクレジットカードの明細データを自動で取り込むようになってからは、会計ソフトへの入力作業が減ったので、作業時間は1/10くらいになりましたね。
ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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