• 作成日 : 2022年12月22日

副業を種類別に紹介!一覧を用いてわかりやすく解説

副業を種類別に紹介!一覧を用いてわかりやすく解説

副業にはさまざまな種類がありますが、大きくネット系・投資系・労働系の3つに分類可能です。種類ごとにメリット・デメリットがあるため、まずはそれぞれの副業の特徴を理解し、自分に合ったものを選びましょう。この記事では、副業の種類と特徴をリスト形式でまとめて紹介します。副業時の注意点も解説しているため、ぜひ参考にしてください。

広告

\確定申告の書類は自動作成でカンタンに!/

広告
副業の確定申告をラクに行う方法

副業の売上・経費入力や、申告書の作成から申告作業まで、1つで完結するのが「マネーフォワード クラウド確定申告」。家計簿感覚で簡単に使えるので、初めての方にも多くご使用いただいています。

スマホのほうが使いやすい方は、アプリからも副業の確定申告が可能です。

マネーフォワード クラウド確定申告
詳細はこちら 無料で使ってみる

副業の種類

副業には多くの種類が存在しますが、大きく以下の3つに分類できます。

  • ネット系(アフィリエイトやせどりなど)
  • 投資系(株式投資やFXなど)
  • 労働系(アルバイトや治験など)

それぞれのメリット・デメリットについては次の章で詳しく解説します。種類ごとの特徴を理解し、自身にあった副業を選びましょう。

ここでは、副業の3つの種類について、違いをご紹介します。

ネット系

ネット系の副業とは、インターネットがあればできる仕事のことです。アフィリエイトやせどり、ポイントサイトのような仕事が該当します。

隙間時間に気軽に取り組める、初心者にも始めやすい副業が多いのは特徴です。また、専門の知識や労力を要する分、単価が高く高収入を期待できる仕事もあり、幅広いレパートリーを誇ります。

投資系

投資系の副業とは、株式・FX・暗号資産(仮想通貨)・不動産などの投資を行う副業です。

投資系の副業は、働く場所にとらわれずに取り組め、元手があれば簡単に始めやすいのがメリットです。また、成功すれば大きなリターンも見込めます。一方、投資で失敗しないためには予備知識や情報収集が欠かせない点や、資金を失ってしまうリスクもある点に注意が必要です。

労働系

労働系の副業とは、自分の身体を使って働く仕事のことです。アルバイトや治験・覆面捜査官などの仕事が該当します。

労働系の副業は、特別な知識やスキルが求められることは少なく、働けば働くほど稼げる場合が多いため、比較的始めやすいのがメリットです。一方、長時間の稼働を要する仕事が多く、本業に支障をきたす可能性があります。働く場所も指定されている場合が多いため、本業とのバランスを取りにくいのが難点です。

ネット系副業のメリット・デメリット

ネット系副業には、初期投資があまりかからず、隙間時間を活用して取り組めるものが多いです。始めるうえでのハードルが低く、本業とのバランスが取りやすいという特徴があります。一方、すぐに収益化するのが難しく、パソコンやITに関するスキルが必要なケースもある点がデメリットです。

以下では、ネット系副業のメリット・デメリットを解説します。

ネット系副業のメリット

ネット系副業のメリットは、以下のとおりです。

  • 隙間時間を活用して稼げる
  • 初期投資がそこまで必要ない
  • 時間の調整がしやすく気軽に取り組める
  • 在宅ワークが可能

ネット系副業は、時間や場所にとらわれずに働けます。また、パソコンやスマホがあれば始められる仕事が多く、初期投資があまり必要ないのもメリットです。通勤時間や休憩時間などの隙間時間を活用して、効率的に稼ぎたい方におすすめです。

ネット系副業のデメリット

一方、ネット系副業には以下のようなデメリットがあります。

  • 始めてすぐは稼ぐのが難しい
  • パソコンやIT系のスキルが必要な場合が多い

特に、十分な収益を上げられるようになるまでには時間がかかり、はじめのうちはあまり稼げない点がデメリットです。また、パソコンやIT系のサービスを使うことに抵抗がある方には向いていません。

広告

\確定申告の書類をカンタン・自動作成!申告作業をラクに/

ネット系の副業一覧表とおすすめの副業

ネット系の副業のなかでも、会社員が副業として取り組むのにおすすめの仕事をリストアップすると、以下のとおりです。

  • せどり
  • クラウドソーシング
  • ライブチャット
  • ポイントサイト
  • アンケートモニター
  • 動画編集

ここでは、上記の仕事の特徴を解説しています。

せどり

せどりは、安く仕入れたものを高く販売し、仕入れ価格と販売時の価格の差から収益を得る仕事のことです。海外で価値が高い日本のものを仕入れて海外に販売する輸出せどりや、日本で価値が高い海外のものを仕入れ、日本で販売する輸入せどりがあります。仕入れのコツを掴んだり、国内や海外で需要があるものをリサーチしたりする必要はありますが、特殊なスキルは必要なく、副業として取り組みやすいです。

クラウドソーシング

クラウドソーシングとは、インターネット上で不特定多数の人がさまざまな業務を受注できるサービスのことです。ネット上で好きな案件を受注し、案件が完了した後報酬を受け取れます。依頼主と直接対面する必要がなく、受注や打ち合わせはネットで完結する場合がほとんどです。好きな場所・時間で働きやすいほか、得意な仕事を選んで受注できるというメリットがあります。

ライブチャット

ライブチャットは、インターネットを使い、遠隔地にいるユーザーとボイスチャットやテキストチャットを行うことです。ネット上で完結し、実際に会う必要がないため、比較的安全性が高いと言えます。好きな時間に取り組めるのも魅力です。また、女性(チャットレディ)が男性とチャットを行う場合は、報酬が高いことも多く、隙間時間を活用して稼ぎやすい副業です。

ポイントサイト

ポイントサイトは、広告を視聴したり、ミニゲームをクリアしたりしてポイントを貯め、現金や電子マネーなどに交換して稼げる方法です。特別な知識は必要なく、単純作業のみで取り組めます。また、隙間時間を有効活用しやすく、スマホ1つで気軽に始められるのもメリットです。

一方、お小遣いサイトとも呼ばれるように大きな収入を得ることは難しいというデメリットがあります。また、単純作業を繰り返す必要があるため、飽きやすいのも難点です。

アンケートモニター

アンケートモニターは、企業から依頼されたアンケートに回答する仕事です。データは新商品・サービス開発や商品の改善などに活用されます。ポイントサイトと同様、スマホがあれば誰でも簡単にできるものが多く、隙間時間を有効活用しやすいため副業におすすめです。

一方、単価が安い案件がほとんどで、高い収入を得ることは期待できません。

動画編集

動画編集は、YouTubeのような動画投稿サイトにアップする動画や、商品・サービスのPR動画などを編集する仕事です。撮影から編集までのすべての作業を依頼される場合と、素材を渡され、編集作業を依頼される場合があります。動画編集ツールを操作するスキルが必要です。案件によりますが、単価は5,000〜10,000円程度と比較的高く、慣れれば多くの案件を受注できるようになるため、ある程度の収入が期待できます。

投資系副業のメリット・デメリット

投資系副業は、ハイリスク・ハイリターンの仕事です。成功すれば大幅な利益が見込める一方、損失が出るリスクや、最悪の場合、資金を失ってしまうこともあります。投資系副業に取り組む際は、投資に関する知識や情報収集が必要であり、副業の中でも難易度が高いのが特徴です。

ここでは、投資系副業のメリットとデメリットを解説します。

投資系副業のメリット

投資系副業のメリットは、以下のとおりです。

  • 少ない資金で大きな利益が期待できる
  • 学生や主婦・定年後も始めやすい
  • 株式投資の場合、非課税制度を活用できる
  • 不動産投資の場合、インフレリスクに対応できる

特に、成功すれば少ない資金で大きなリターンが期待できるのが魅力です。また、株式投資の場合は非課税制度を活用できたり、不動産投資の場合はインフレリスクに対応できたりと、商品によってさまざまなメリットがあります。

投資系副業のデメリット

一方、投資系副業には以下のようなデメリットがあります。

  • ハイリスクである
  • 知識が求められ、難易度が高い
  • 株式投資の場合、望んだタイミングで売買できないリスクがある

投資系副業は、資産を何倍にも増やせる可能性がある一方、損失が出たり、資金を大幅に失ったりするリスクがあり、難易度が高いです。リスクが高い点を理解したうえで、投資系副業に取り組みましょう。

投資系の副業一覧表とおすすめの副業

投資系の副業のなかでも、会社員が副業として取り組むのにおすすめの仕事をリストアップすると、以下のようになります。

  • 株式投資
  • 投資信託
  • 暗号資産(仮想通貨)
  • FX
  • 不動産投資
  • 純金積み立て
  • 太陽光発電投資

ここでは、上記の仕事の特徴を解説しています。

株式投資

株式投資は、企業が発行する株式を売買し、売値と買値の差額や配当金で収益を得る方法です。売買のタイミングによっては、大幅な利益を得られます。また、年間120万円の購入分までなら、利益を非課税にすることが可能です。

一方、株を買うために、ある程度の元手が必要です。また、損失が出るリスクもあり、値動きや投資先の情報、経済や社会環境の変化など、常に最新の情報を得る必要があります。

投資信託

投資信託は、投資の専門家に判断を任せて運用する金融商品のことです。多くの資産に分散投資ができるため、リスクヘッジにつながります。投資のプロが複数の銘柄を選んで運用してくれるほか、少額からでも始めやすいため、誰でも取り組みやすいのがメリットです。一方、購入時の手数料や運用管理費用など、手数料が発生します。

暗号資産(仮想通貨)

暗号資産(仮想通貨)取引は、ビットコインなど暗号資産を取引してお金を稼ぐ方法です。株式投資と同様、売値と買値の差額によって収益を得ます。値動きが激しく、大幅に稼げる可能性がある一方、一気に資産を失ってしまうリスクもあり、投資のなかでも特にハイリスク・ハイリターンであるのが特徴です。暗号資産は将来ますます拡大していくことが予想され、依然として高く注目されています。

FX

FXは、「Foreign Exchange」の略語で、日本円や外貨の交換取引によってお金を稼ぐ方法です。株式投資と同様、売値と買値の差額で収益を得ます。預金額の25倍まで取引できるレバレッジシステムが採用されており、少額からでも始められるのがメリットです。また、システムが取引ルールによって自動的に売買を行ってくれる取引方法もあるため、忙しい方でも取り組みやすい投資と言えます。

一方、株式よりも値動きが激しく、ハイリスク・ハイリターンである点や、レバレッジシステムにより大損してしまう可能性があるのはデメリットです。

不動産投資

不動産投資は、マンションやアパートなどの不動産を購入してオーナーになり、第三者に貸し出して家賃を利益として受け取る投資方法です。正しく運用すれば、不労所得を得られる可能性があります。FXや暗号資産などに比べると、値動きが比較的安定しているのもメリットです。一方、固定資産税がかかる点と、災害リスクがある点は見逃せません。

純金積み立て

純金積み立ては、毎月一定額の金を継続的に購入する投資手法です。購入額と売却額の差が利益となります。買える金の量は、金価格が安いときには多く、高いときには少なくなる仕組みです。毎月の指定営業日ごとに購入することにより、金の価格変動によるリスクを分散できます。投資経験がない方でも比較的始めやすいですが、相場によっては購入金額を下回ってしまうリスクがあります。

太陽光発電投資

太陽光発電投資とは、ソーラーパネルで発電した電気を電力会社に売電し、投資案件として運用する投資手法です。太陽光発電投資では、「固定価格買取制度」により、売電価格と売電期間が保証されています。そのため、ほかの投資手法に比べると安定しており、リスクが少ないため、投資初心者におすすめです。一方、天候や天災リスクがある点には注意しましょう。

労働系副業のメリット・デメリット

労働系副業は、主に自分の身体を使って働く仕事であり、特別な知識やスキルがなくても取り組めるものが多いです。働けば働くほど稼げるため、労働時間によってはまとまった収入を得られるでしょう。一方、時間や場所の制限を受ける場合が多く、本業との兼ね合いが難しいという特徴があります。

以下では、労働系副業のメリット・デメリットを確認しておきましょう。

労働系副業のメリット

労働系副業のメリットは以下のとおりです。

  • 働けば働くほど稼ぎやすい
  • 簡単に始められるものが多い

労働系副業は、特別な知識やスキルがなくても取り組めるものが多く、簡単に始めやすいのがメリットです。また、働けば働くほど稼げます。まとまった金額を得るためにはある程度の労働時間が必要ですが、業務量に見合った収入を確実に得やすいのが大きな魅力です。

労働系副業のデメリット

一方、労働系副業には以下のようなデメリットがあります。

  • 拘束される時間が長いものもある
  • 本業に支障が出やすいものがある
  • 案件を探すのが難しい

特に、長時間の労働が必要であり、オフィスや作業場など、指定された場所で仕事をしなければならない場合が多いです。そのため、ネット系副業や投資系副業に比べると、本業に支障をきたしてしまうリスクがあります。また、副業として取り組みやすい案件や、高単価なものを探すのが難しいのもデメリットです。

労働系の副業一覧表とおすすめの副業

労働系の副業のなかでも、副業として取り組むのにおすすめの仕事は以下のとおりです。

  • 治験
  • 覆面捜査官

ここでは、上記の仕事の特徴を解説しています。

治験

治験は、新しく開発された薬の効果や安全性を確かめるために、臨床試験の対象になり、薬を投与される仕事です。新薬を発売するために必要な重要な仕事であり、単価も高く設定されているケースが多く見られます。一方、安全性が確立されていない薬を投与するため、副作用や後遺症が発生する危険性もあり、安全性が高いとはいえません。

覆面捜査官

覆面捜査官は、一般客になりきって店舗を訪問し、サービスを調査する仕事です。依頼主からチェック事項を事前にヒアリングし、サービスの内容を細かくチェックします。結果や感想をレポートにまとめて提出するだけでよく、楽しみながら取り組みやすいです。案件によりますが、5,000円ほどの単価が設定されている案件もあり、副業に適しています。

副業を始める際の注意点

副業を始める際は、以下の点に注意が必要です。

  • 収入が多いと確定申告が必要な場合がある
  • 危ない副業は避ける

たとえ副業であっても、収入次第では確定申告が必要になるため、注意してください。また、案件によっては危ないものもあるため、信頼できる安全な案件を見極める必要があります。

以下では、副業を始める際の注意点について解説します。

収入が多いと確定申告が必要な場合がある

会社員やアルバイト・パートといった給与所得者が副業に取り組むにあたって、副業の雑所得(収入から経費を差し引いた額)が年間20万円を超えている場合、会社で行われる源泉徴収とは別に自身で確定申告を行う必要があります。確定申告を行う義務があるにもかかわらず放置すると、無申告加算税や重加算税、延滞税といった罰則の対象となるため、注意が必要です。

大学生の確定申告については、以下の記事を参考にしてください。

危ない副業は避ける

案件によっては、危険なものもあります。特にネット系副業や投資系副業では、詐欺に近い危ない案件もゼロではありません。過剰に稼げることをアピールしているものや、業務内容が不明確なもの、はじめに高額な投資商品や情報商材の購入を求めるものについては、危ない案件である可能性が高いです。入力した個人情報を悪用されてしまうケースもあるため、業者や案件を見極める必要があります。

副業の確定申告をする方法

確定申告の流れは以下のとおりです。

  1. 確定申告書をはじめとする提出書類を準備する
  2. 確定申告書を作成する
  3. 税務署に提出する
  4. 税金の納付または還付

副業の確定申告をするためには、源泉徴収票を用意しましょう。給与の支払いを受けている会社から源泉徴収票を受け取る必要があります。

確定申告書(第一表、第ニ表)および収支内訳書を、必要書類とあわせて作成した後、期限内に税務署に提出しましょう。提出方法としては、税務署の窓口に持参する以外にも、時間外収集箱への投函や郵送および電子申告(e-Tax)があります。

計算の結果、納税の必要がある場合は、納付書を使って納税を行いましょう。

副業の確定申告の方法について、詳しくは以下の記事を参考にしてください。

副業でも開業届の提出が必要になる?

事業で継続的に収入を得る場合、その事業を開始した時や、事務所・事業所を開設した時などに、税務署に開業届を提出する必要があります。

例えば、不動産投資用に不動産を複数所有している場合や、本業とは別の仕事を継続的に受注している場合などは、副業であっても開業届の提出が求められるのです。一方、友人との個別取引やフリマアプリで不要品を販売した場合や、趣味で動画を投稿している場合などは、開業届の提出は不要とされています。

副業する際の開業届の提出について、詳しくは以下の記事を参考にしてください。

様々な観点で比較検討してから、副業を始めましょう!

この記事では、初心者におすすめの副業をリストアップし、それぞれの特徴やメリット・デメリットなどを一覧で解説しました。副業として取り組める仕事にはさまざまな種類があります。それぞれの特徴を理解して、自身にあった仕事を選びましょう。また、副業する際は案件の選定や確定申告の有無に注意が必要です。この記事を参考に、副業の種類や注意点を理解したうえで、副業に挑戦してみてはいかがでしょうか。

広告
ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様

マネーフォワード クラウド確定申告の導入事例

データ連携機能を使って、銀行やクレジットカードの明細データを自動で取り込むようになってからは、会計ソフトへの入力作業が減ったので、作業時間は1/10くらいになりましたね。

ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様

右矢印アイコン もっと読む

よくある質問

副業にはどのような種類がある?

副業にはさまざまな種類が存在しますが、大きくネット系・投資系・労働系の3つに分類できます。詳しくはこちらをご覧ください。

副業する際の注意点は?

副業の雑所得(収入から経費を差し引いた額)が年間20万円を超える場合は確定申告が必要である点や、危ない案件には避ける必要がある点です。詳しくはこちらをご覧ください。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談していただくなど、ご自身の判断でご利用ください。

副業おすすめの関連記事

新着記事

広告