• 更新日 : 2026年1月6日

「儲かりすぎ」は本当?バイナリーオプションの危険性や安全な始め方を紹介

バイナリーオプションの「儲かりすぎ」という話は、その言葉どおりのリターンを期待すべきではありません。SNSなどで見かける派手な成功譚は、高いリスクや詐欺的な勧誘を隠している場合がほとんどです。

実際には、金融庁の監督下にある国内業者を利用しても、利益を出している投資家は一部であり、多くの人が損失を被っている現実があります。

この記事では、バイナリーオプションの「儲かりすぎ」という言葉の実態、なぜ「人生終わった」と言われるほどの危険性があるのか、安全な始め方や税金の知識まで、網羅的に解説します。

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バイナリーオプションが「儲かりすぎ」って本当?

バイナリーオプションに関して、SNSなどで見かける「儲かりすぎ」という報告の多くは鵜呑みにすべきではありません。高額な自動売買ツールや、有料セミナー(レクチャー)へ誘導するための客寄せである可能性が高いでしょう。

投稿者が本当に利益を上げている証拠は示されにくく、偽造された取引画像や、デモトレードの結果であることも少なくありません。甘い言葉の裏には、初心者を狙った詐欺的な勧誘が潜んでいるリスクを、まず認識してください。

バイナリーオプションが「儲かりすぎ」「やめとけ」と言われる理由は?

バイナリーオプションは、仕組みがシンプルである反面、投資家にとって不利な側面を持っています。これが「儲かりすぎ(=短時間で稼げる期待)」と「やめとけ(=危険)」という両極端な評価につながっています。

還元率で不利になるから

バイナリーオプションの還元率は100%を下回ります。還元率とは投資家が支払った総額のうち、どれだけが投資家に払い戻されるかを示す割合です。

バイナリーオプションの還元率は 宝くじや競馬などの公営ギャンブルよりは高い数値ですが、取引を続ければ続けるほど、統計的には業者が有利(投資家が不利)になる仕組みです。何も考えずに取引を繰り返すと、徐々に資金が減っていく可能性が高いでしょう。

取引のギャンブル性が高いから

バイナリーオプションは、数分後や数時間後の価格が「上がるか」「下がるか」を予測する二者択一の取引です。このシンプルさが、十分な分析をしない勘による取引を誘発します。

根拠のない取引は、投資ではなくギャンブルと同じです。運良く数回勝てたとしても、長期的に勝ち続けることは難しく、結果として大きな損失を抱える原因となります。

バイナリーオプションで「人生終わった」とならないために知るべき危険性とは?

バイナリーオプションは「儲かりすぎ」という言葉に惹かれて安易に始めると、深刻なトラブルに巻き込まれる可能性があります。とくに以下の3つの危険性は、取引を始める前に必ず理解しておきましょう。

高額ツールの販売やレクチャー詐欺

「絶対に勝てる」「勝率90%」などとうたい、高額な自動売買ツールやシグナル配信ツールを販売する業者がいます。また、SNSを通じて「稼ぎ方を教える」と持ちかけ、高額なコンサルティング料やレクチャー料を請求する手口も横行しています。

投資に絶対はありません。金融庁からも警告が出ているとおり、これらは詐欺である可能性が高いです。魅力的な誘いには乗らないよう注意しましょう。

参考:バイナリーオプション|金融庁

無認可の海外業者による出金トラブル

日本の金融庁に登録していない海外業者の利用は、非常に危険です

「利益が出たのに出金できない」「突然口座が凍結された」「高額な出金手数料を要求された」といった出金トラブルが多発しています。口座開設や入金は絶対に避けるべきです。

熱くなり資金を一気に失うリスク

バイナリーオプションは取引のシンプルさと短時間で結果が出ることから、負けが続くと冷静さを失いがちです。「負けを取り返したい」という一心で取引額を吊り上げ、結果として口座の資金すべてを短時間で失うケースは後を絶ちません。

このようなギャンブル的な取引が、「人生終わった」と感じるほどの多額の損失につながります。

バイナリーオプションで儲かる人が実践する5つのポイントとは?

バイナリーオプションで長期的に利益を目指す投資家は、運任せの取引をしません。「儲かりすぎ」という幻想を追いかけるのではなく、地道な分析とルールの徹底を行っています。ここでは、バイナリーオプションで儲けている人が実践する5つのポイントを紹介します。

テクニカル分析で取引の根拠を持つ

バイナリーオプションで儲けるためには、チャート分析(テクニカル分析)の知識を身につけましょう。移動平均線やボリンジャーバンド、RSIなど、基本的なテクニカル指標を学び、なぜ上がると予測するのか、なぜ下がると判断するのか、取引に明確な根拠を持つことがスタートラインです。

勘や他人の予想に頼るのではなく、自分自身で相場を分析するスキルが欠かせません。

経済指標の発表時は取引を避ける

GDPや消費者物価指数、アメリカの雇用統計や各国の金融政策発表(FOMCなど)といった、重要な経済指標の発表前後は、為替レートが予測不能な激しい動きをすることがあります。

テクニカル分析が通用しにくくなるため、初心者はもちろん、多くのトレーダーが取引を避けるタイミングです。あえてリスクの高い相場で勝負する必要はありません。

すべての取引結果を記録・分析する

取引をしたら、必ず記録をつけましょう。「なぜエントリーしたのか」「どのテクニカル指標を根拠にしたのか」「結果(勝ち負け)はどうだったか」を記録し、あとで振り返ることが重要です。

取引ノートをつけることで、自分の弱点や、どのような相場環境なら勝ちやすいのか(負けやすいのか)が客観的にわかります。

感情ではなくルールで取引する

バイナリーオプションで大きな儲けを狙う人は、感情で取引して失敗する傾向にあります。一方、利益を出す人はルールで取引します。

「テクニカル指標がこうなったらエントリーする」「損失がいくらになったらその日はやめる」など、事前に決めたルールを、感情に左右されずに淡々と実行することが何よりも大切です。

分析ツールを活用する

トレードを分析するためには、分析ツールが必要です。

分析ツールを提供している業者は複数あるため、自身で気になるものを使用しましょう。

ただし、欠陥のある分析ツールを売りつけたり、個人情報を盗もうとする悪質な業者もいるため、業者の選択は慎重に行いましょう。

バイナリーオプションで徹底すべき資金・メンタル管理術は?

バイナリーオプションで破綻する最大の原因は、資金管理の失敗です。「儲かりすぎ」を夢見て一攫千金を狙うのではなく、資産を守るための厳格なルールが求められます。

1回の取引額を口座残高の2%以内にする

1回の取引に全資金を投じるようなことは、絶対にしてはいけません。1回の取引で無理なく続ける目安は、一般的に口座残高の5%程度とされています。ただし、取り引きに慣れるまではさらに低く口座残高の2%以内とするほうがよいでしょう。

たとえば口座に10万円あるなら、1回の取引額は1,000円から2,000円に抑えます。これにより、数回連続で負けても資金の大部分が残り、再起のチャンスを保てるでしょう。

「1日に〇回負けたらやめる」という損切りルールを決める

損失を出す日があるのは当然です。大切なのは、その損失をどこで止めるかという線引きです。「1日に3回連続で負けたら、その日はもう取引しない」「1日の損失額が5,000円に達したらやめる」といった損切りルールを明確に決めましょう。

熱くなった頭を冷やすためにも、損失が拡大するのを防ぐためにも、機械的に取引を終了するルールは必須です。

負けを取り戻そうと取引額を増やさない

負けが続いたときに、次で取り戻そうとして取引額を倍にしていく手法(マーチンゲール法)は、危険な行為の一つです。この手法は、理論上はいつか勝てれば利益が出ますが、現実には連敗が続けばあっという間に資金が底をつきます。

「儲かりすぎ」を狙うどころか、一瞬で資金を失う典型的な失敗パターンです。負けは負けとして受け入れ、取引額は常に一定に保ちましょう。

バイナリーオプションの安全な始め方は?

バイナリーオプションを試す場合は、リスクを最小限に抑え、安全な方法で始めるべきです。「儲かりすぎ」という言葉に踊らされず、正しい手順で始めましょう。

デモトレードで練習する

ほとんどの国内業者は、自己資金を使わずに本番と同じ環境で取引を体験できる「デモトレード」機能を提供しています。まずはデモトレードで、ツールの使い方やテクニカル分析の練習を徹底的に行いましょう。

デモトレードで安定して利益を出せるようになるまでは、実際の資金(リアルマネー)を投じるべきではありません。

金融庁認可業者で口座を開設する

バイナリーオプションの取引を始めるなら、必ず日本の金融庁の認可を受け、金融先物取引業協会に加盟している業者を選びましょう。

また、国内業者は、法律に基づき信託保全(顧客の資産を業者の資産と分けて管理)が義務付けられており、万が一業者が破綻しても資産は守られます。

必ず余剰資金で少額から始める

投資は、生活費や将来のために貯めているお金(教育費や老後資金など)で行うものではありません。失っても生活に影響が出ない余剰資金の範囲内で、かつ少額から始めることを徹底してください。

国内業者の多くは、1回数百円程度から取引が可能です。大きな儲けを狙わず、まずは失っても構わない金額で経験を積むことが重要です。

バイナリーオプションの安全な業者の選び方は?

バイナリーオプションではリスクを考えずに「儲かりすぎ」という観点で業者を選ぶと、詐欺的な海外業者に誘導されがちです。安全性を最優先に、信頼できる業者を選ぶ視点を持ちましょう。

「金融庁の登録」がある業者を選ぶ

金融庁のウェブサイトで「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」を確認し、利用したい業者が登録されているか必ずチェックしましょう。

登録のない業者は、どれだけ魅力的な条件(高いペイアウト率など)を提示していても、利用してはいけません。

参考:免許・許可・登録等を受けている事業者一覧|金融庁

取引ツール(アプリなど)の使いやすさを確認する

イナリーオプションは短時間での判断が求められるため、取引ツールの使いやすさが重要です。とくにスマートフォンアプリで取引を考えている場合は、デモトレードを利用して、チャートの見やすさや注文操作のしやすさを確認しましょう。

自分の分析スタイルに合ったツールを提供しているかも、比較のポイントになります。

取引可能な通貨ペアや時間帯を比較する

業者によって、取引できる通貨ペア(ドル/円、ユーロ/ドルなど)の種類や、取引可能な時間帯(回号)や1日における回号の数が異なります。

自分のライフスタイルに合っているか、たとえば日中は仕事をしているなら夜間も取引回数が多いか、といった点も確認しておくとよいでしょう。ただし、取引回数が多いからといって、無計画に取引回数を増やすのは避けるべきです。

バイナリーオプションの税金・確定申告は?

バイナリーオプションで利益が出た場合、その利益には税金がかかります。税金を納めないとあとでペナルティ(追徴課税)が課せられるため、正しい知識を身につけておきましょう。

バイナリーオプションの利益は「雑所得」

バイナリーオプションで得た利益は、原則「雑所得」に分類されます。 これは、給与所得(会社からの給料)や事業所得(個人事業)など、所得税法で定められた他の9種類の所得区分に当てはまらない利益を指すものです。

バイナリーオプション取引は、事業として反復継続して行っていると認められる場合を除き、一般的にこの雑所得として扱われることになります。 この所得区分は税金の計算で重要であり、給与とは別の所得として扱われる点を押さえておきましょう。

一定額以上の利益が出たら確定申告が必要

会社員(給与所得者)の場合、給与以外の所得(バイナリーオプションの利益を含む)が年間で20万円を超えると、原則として確定申告が必要になります。

専業主婦や学生などで、他に所得がない場合は、年間の所得が基礎控除額(基本的に58万円~95万円)を超えると申告が必要です。利益が出た場合は、必ず取引履歴を保存し、自分が申告対象になるかを確認しましょう。

国内業者・海外業者の税率の違いに注意

税金の計算方法も、国内業者と海外業者では大きく異なります。

国内業者(金融庁認可)の場合、利益は「申告分離課税」の対象となり、利益額にかかわらず税率は一律20.315%(所得税・住民税・復興特別所得税)です。また、損失は翌年以降3年間繰り越せます。

一方、海外業者の利益は「総合課税」となり、他の所得(給与など)と合算されます。所得が多いほど税率が高くなる累進課税が適用され、税率は最大で約55%(所得税・住民税)にもなります。

バイナリーオプションに関するよくある質問

バイナリーオプションは儲かりすぎるという話題に関連して、多くの人が抱く疑問について回答します。

バイナリーオプションだけで生活(専業トレーダー)は可能か?

理論上は可能ですが、実際には極めて困難です。「儲かりすぎ」というイメージとは裏腹に、専業トレーダーとして安定した収入を得続けるには、高度な分析技術、鉄の規律(メンタル)、そして十分な初期資金が必要です。

多くの専業トレーダーは、FXや株式投資など、他の金融商品も組み合わせてリスクを分散しています。バイナリーオプションだけで生活することを目指すのは、現実的ではありません。

「億り人」になれる可能性はある?

バイナリーオプションで「億り人(資産1億円以上)」になるのは、ほぼ不可能と言ってよいでしょう。バイナリーオプションは、1回の取引で得られる利益(ペイアウト)が決められており、FXのようにレバレッジをかけて大きな利益を狙う取引とは性質が異なります。

「儲かりすぎ」て億万長者になることを夢見るのではなく、コツコツと利益を積み重ねる投資として捉えるべきです。

おすすめの分析ツールは?

バイナリーオプションの分析ツールには無料のものと有料のものがあります。また、自動売買機能があるものとないものにわかれます。勝率の低い自動売買機能のあるツールだと、早々に資金が無くなってしまう危険性があるため、ツール選定は慎重に行いましょう。

バイナリーオプションのトレードスキルを身に着けたいのであれば、自動売買機能なしのツールを選ぶのをおすすめします。

楽天証券などでは取り扱っている?

楽天証券では、外国為替取引の変動を利用したバイナリーオプションである「らくオプ」を取り扱っています。

他にも国内では、GMOクリック証券、外為どっとコム、IG証券、トレイダーズ証券(みんなのオプション)などが提供しています。

「儲かりすぎ」という言葉に惑わされず、バイナリーオプションの仕組みとリスクを正しく理解することが、投資で失敗しないための第一歩です。二者択一というシンプルなルールである反面、統計的には投資家が不利であり、多くの人が損失を出している現実を直視しなければなりません。

もし取り組むのであれば、必ず金融庁に認可された業者を選び、余剰資金の範囲内で、デモトレードで慣れることから始めてください。そして、テクニカル分析の学習、厳格な資金管理、取引記録の分析といった地道な努力を継続することが求められます。一攫千金(儲かりすぎ)を狙うギャンブルではなく、ルールの下で規律ある取引を心がけましょう。

「儲かりすぎ」の幻想を捨て、現実的な資産運用を

バイナリーオプションの「儲かりすぎ」という言葉は、高いリスクや詐欺的な勧誘を伴うことがほとんどです。多くの人が損失を出している現実をふまえ、投資ではなくギャンブルになりやすい危険性を認識しましょう。

もし取り組む場合は、必ず認可業者を選び、余剰資金の範囲内で、デモトレードで慣れることから始めましょう。一攫千金を夢見るのではなく、テクニカル分析や厳格な資金管理といった、規律ある行動を徹底することが重要です。

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ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様

マネーフォワード クラウド確定申告の導入事例

データ連携機能を使って、銀行やクレジットカードの明細データを自動で取り込むようになってからは、会計ソフトへの入力作業が減ったので、作業時間は1/10くらいになりましたね。

ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様

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