「確定申告書」>「確認・提出」画面で確定申告書を出力すると、「決算書データの取得に失敗しました」などのエラーメッセージが表示される場合があります。
対処方法は以下をご確認ください。
決算書データの取得に失敗しました
「決算書データの取得に失敗しました」というエラーメッセージが表示された場合、内容に応じて仕訳などを修正する必要があります。
収入金額等:事業(営業等)は0以上の値にしてください
会計の仕組み上プラスとなるべき「売上高合計」にマイナスの金額が反映している場合、「収入金額等:事業(営業等)は0以上の値にしてください」と表示されます。
「会計帳簿」>「残高試算表」>「損益計算書」画面の「売上高合計」にマイナスの金額が反映している場合は、「売上(収入)金額」カテゴリの勘定科目を使用して登録した仕訳の内容が正しいかを確認してください。
あわせて、未入力の売上がないかもご確認ください。
「売上高」がマイナスの場合は、「残高試算表」の勘定科目名をクリックし、以下のガイドを参照して仕訳の内容を確認してください。
【日常仕訳】掛けで売り上げた場合・掛代金が入金された場合
【日常仕訳】クレジットカード売上があった場合・売上代金が入金された場合
収入金額等:不動産は0以上の値にしてください
不動産の「売上高合計」にマイナスの金額が反映している場合、「収入金額等:不動産は0以上の値にしてください」と表示されます。
「会計帳簿」>「残高試算表」>「損益計算書」画面の「売上高合計」にマイナスの金額が反映している場合は、「収入金額_不動産」カテゴリの勘定科目を使用して登録した仕訳の内容が正しいかを確認してください。
決算書データを確認してください
「決算書データを確認してください」というエラーメッセージが表示された場合、内容に応じて入力した仕訳などに問題がないかを確認する必要があります。
申告区分が「一般」にも関わらず、不動産の収益または費用があります。仕訳帳で勘定科目を修正するか、事業者・年度の設定で申告区分を変更する必要があります。
「各種設定」>「事業者」画面の「申告区分(提出書類)」で「一般」を選択しているにも関わらず、不動産所得用の勘定科目を使用した仕訳が登録されている場合、以下のメッセージが表示されます。
対象のメッセージが表示された場合は、「申告区分(提出書類)」の設定が正しいかを確認してください。
設定が正しい場合は、「会計帳簿」>「仕訳帳」画面などで仕訳に使用している勘定科目を変更してください。
申告区分が「不動産」にも関わらず、不動産以外の収益または費用があります。仕訳帳で勘定科目を修正するか、事業者・年度の設定で申告区分を変更する必要があります。
「各種設定」>「事業者」画面の「申告区分(提出書類)」で「不動産」を選択しているにも関わらず、不動産所得用以外の勘定科目を使用した仕訳が登録されている場合、以下のメッセージが表示されます。
対象のメッセージが表示された場合は、「申告区分(提出書類)」の設定が正しいかを確認してください。
設定が正しい場合は、「会計帳簿」>「仕訳帳」画面などで仕訳に使用している勘定科目を変更してください。
操作方法については、以下のガイドをご参照ください。
Q. 不動産事業の収益や経費を仕訳登録しても確定申告書や決算書の不動産所得に金額が反映しません。
「未実現」の仕訳があります。「未実現」の仕訳は確定申告書の金額に含まれません。仕訳帳より「実現」を行うと含まれるようになります。
未実現(入金予定)として登録された「未実現」の仕訳が登録されている場合、以下のメッセージが表示されます。
対象のメッセージが表示された場合は、「会計帳簿」>「仕訳帳」画面上部で「種類:未実現」を指定して検索し、表示された仕訳を確認してください。
機能の詳細については、以下のガイドをご参照ください。
「予定実現機能」の使い方
専従者給与等の繰入額等が使われています。収支内訳書では考慮されません。
「各種設定」>「事業者」画面の「申告区分」で「白色申告」を選択しているにも関わらず、「繰入額等」カテゴリの勘定科目を使って登録した仕訳があり、かつ金額が「0円」ではない場合に、以下のメッセージが表示されます。
「専従者給与」は、「青色申告」と「白色申告」で扱いが異なります。
- 青色申告:一定の要件の下に実際に支払った給与の額を必要経費として登録する
- 白色申告:家族従業員の数、配偶者かその他の親族かの別、所得金額に応じて計算される
「申告区分」の設定が正しい場合は、「繰入額等」カテゴリの勘定科目を使って登録した仕訳の内容が正しいかを確認してください。正しい場合には、本メッセージの内容確認後、「閉じる」を選択してください。
専従者給与についての詳細は以下国税庁のページをご参照ください。
No.2075 青色事業専従者給与と事業専従者控除|国税庁
繰戻額等が使われています。収支内訳書では考慮されません。
「各種設定」>「事業者」画面の「申告区分」で「白色申告」を選択しているにも関わらず、「繰戻額等」カテゴリの勘定科目を使って登録した仕訳があり、かつ金額が「0円」ではない場合、以下のメッセージが表示されます。
「申告区分」の設定が正しい場合は、「繰戻額等」カテゴリの勘定科目を使って登録した仕訳の内容が正しいかを確認してください。正しい場合には、本メッセージの内容確認後、「閉じる」を選択してください。
提出する書類に不備があります
「提出する書類に不備があります」というエラーメッセージが表示された場合、「確定申告書」>「申告書」画面で選択した内容を確認する必要があります。
事業(営業等)、事業(農業)、不動産を申告される方はそれぞれのページの「記帳・帳簿の保存状況」で該当するものを選択してください。
「事業(営業等)」「事業(農業)」「不動産」を申告するにも関わらず「記帳・帳簿の保存状況」が選択されていない場合、対象のメッセージが表示されます。
申告する内容に応じて、「事業(営業等)」「事業(農業)」「不動産」画面で「記帳・帳簿の保存状況」を選択してください。
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