個人事業主が家族に支払った給料は経費にできませんが、届出などの一定の条件を満たすことで家族に支払う給与を必要経費として計上できます。これを専従者給与と言います。
このガイドでは、専従者給与を支払う場合の設定方法についてご案内します。
専従者給与の仕訳登録
専従者に給与などを支払った際、専従者に支払った給与金額を「専従者給与」として仕訳登録します。
現金で支払った場合には、上記のような内容の仕訳を登録します。
※借方勘定科目は「専従者給与」を必ずご使用ください。「専従者給与」以外の科目を使用した場合、正しく反映されません。
入力した金額が、確定申告書第一表の「(57)専従者給与(控除)額の合計額」に反映されます。
確定申告書機能の設定
確定申告書機能では、専従者として登録されている家族の方の登録と専従者給与の詳細についての入力が必要です。
事業専従者の登録
「決算・申告」>「確定申告書」を開きます。
「基本情報」>「配偶者」または、「基本情報」>「家族や親族」を開き、事業専従者の情報を入力します。
専従者給与の入力
左メニューの「青色申告決算書(白色申告の場合には収支内訳書)」から「専従者給与の内訳(事業専従者の氏名等)」を選択します。
「事業専従者の氏名」欄は、「基本情報」で登録した「配偶者」・「家族や親族」の中から事業者専従者の氏名を選択します。
その他、専従者の申告に必要な必要事項を入力します。
白色申告
専従者給与の内訳(事業専従者の氏名等)に入力した内容は、青色申告決算書(収支内訳書)の「専従者給与の内訳(事業専従者の氏名等)」に反映します。
更新日:2023年01月25日
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