マネーフォワード クラウド確定申告

【その他】保険料を支払った場合

このガイドでは、保険料を支払った場合の登録方法をご紹介します。

<ご注意>
本ガイドでは、個人の消費税課税事業者向けの一般的な仕訳内容を紹介しています。
個人の免税事業者の場合は「税区分」欄が表示されないため、「勘定科目」欄に関する記載内容をお役立てください。
法人事業者および各事業者における運用に対して、本ガイドの仕訳内容が適切かどうかの保証はできません。
仕訳内容に関するご不明点は、税理士などの専門家や税務署へご相談ください。

「社会保険料」を支払った場合

自身を被保険者として支払った社会保険料(国民年金・国民健康保険・健康保険・厚生年金保険など)は経費にできません。
そのため、仕訳の登録は不要です。

確定申告時に社会保険料控除を受ける場合は、「申告書」>「所得から差し引かれる金額」>「社会保険料控除」画面で支払った保険料を入力してください。

社会保険料控除については、以下国税庁のページをご参照ください。
No.1130 社会保険料控除|国税庁

<ご注意>
事業用のお金で自身の社会保険料を支払った場合は、事業主勘定を使用した仕訳を登録する必要があります。
詳細はこちらをご参照ください。

「生命保険料」を支払った場合

自身を被保険者として支払った生命保険料や介護医療保険料は経費にできません。
そのため、仕訳の登録は不要です。

確定申告時に生命保険料控除を受ける場合は、「申告書」>「所得から差し引かれる金額」>「生命保険料控除」画面で支払った保険料を入力してください。

生命保険料控除については、以下国税庁のページをご参照ください。
No.1140 生命保険料控除|国税庁

<ご注意>
事業用のお金で自身の生命保険料や介護医療保険料を支払った場合は、事業主勘定を使用した仕訳を登録する必要があります。
詳細はこちらをご参照ください。

「地震保険料」を支払った場合

支払った保険料が全額プライベート用の場合

自身を被保険者として支払った地震保険料は経費にできません。
そのため、仕訳の登録は不要です。

確定申告時に地震保険料控除を受ける場合には、「申告書」>「所得から差し引かれる金額」>「地震保険料控除」画面で支払った保険料を入力してください。

地震保険料控除については、以下国税庁のページをご参照ください。
No.1145 地震保険料控除|国税庁

<ご注意>
事業用のお金で自身の地震保険料を支払った場合は、事業主勘定を使用した仕訳を登録する必要があります。
詳細はこちらをご参照ください。

支払った保険料が全額事業用の場合

支払った保険料が全額事業用の場合は、「振替伝票入力」画面または「簡単入力」画面で仕訳を登録します。

振替伝票入力

振替伝票入力」画面で借方・貸方に以下を設定した仕訳を登録します。

  • 借方・・・勘定科目「損害保険料」・税区分「非仕」
  • 貸方・・・勘定科目「普通預金」・税区分「対象外」

簡単入力

簡単入力」画面の「①収入または支出を選択」にある「支出」欄で「口座振込」を選択し、プルダウンで「普通預金」を設定します。
「③用途と金額を入力」では、取引内容「損害保険料」を設定します。

<ご注意>
「簡単入力」画面では、任意の税区分を設定できません。
「簡単入力」画面で入力する仕訳の税区分を任意で設定する場合は、こちらをご参照ください。

支払った保険料を事業用とプライベート用で按分する場合

事業とプライベートで共用している自宅兼事務所などで加入している保険の場合、事業用とプライベート用で使用する割合を計算し、事業用として使用している部分(金額)のみを必要経費として計上します。
費用として計上する際は、プライベート用で消費している部分は除外する必要があります。

操作方法については、以下のガイドをご参照ください。
【日常仕訳】事業とプライベートで共用している費用や物品がある場合(家事按分)

「火災保険料」や「自動車保険料」を支払った場合

支払った保険料が全額プライベート用の場合

自身を被保険者として支払った火災保険料や自動車保険は経費にできません。
そのため、仕訳の登録は不要です。

また、火災保険料や自動車保険料は基本的に所得控除の対象にならないため、「確定申告書」画面での入力も不要です。

<ご注意>
事業用のお金でプライベート用の火災保険料や自動車保険料を支払った場合は、事業主勘定を使用した仕訳を登録する必要があります。
詳細はこちらをご参照ください。

支払った保険料が全額事業用の場合

支払った保険料が全額事業用の場合は、「振替伝票入力」画面または「簡単入力」画面で仕訳を登録します。

振替伝票入力

振替伝票入力」画面で借方・貸方に以下を設定した仕訳を登録します。

  • 借方・・・勘定科目「損害保険料」・税区分「非仕」
  • 貸方・・・勘定科目「普通預金」・税区分「対象外」

簡単入力

簡単入力」画面の「①収入または支出を選択」にある「支出」欄で「口座振込」を選択し、プルダウンで「普通預金」を設定します。
「③用途と金額を入力」では、取引内容「損害保険料」を設定します。

<ご注意>
「簡単入力」画面では、任意の税区分を設定できません。
「簡単入力」画面で入力する仕訳の税区分を任意で設定する場合は、こちらをご参照ください。

支払った保険料を事業用とプライベート用で按分する場合

事業とプライベートで共用している自宅兼事務所や車などで加入している保険の場合、事業用とプライベート用で使用する割合を計算し、事業用として使用している部分(金額)のみを必要経費として計上します。
費用として計上する際は、プライベート用で消費している部分は除外する必要があります。

操作方法については、以下のガイドをご参照ください。
【日常仕訳】事業とプライベートで共用している費用や物品がある場合(家事按分)

更新日:2024年06月24日

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