- 更新日 : 2026年1月5日
ブログは今からでも儲かる?ジャンル選びや始め方、確定申告まで解説
ブログに今から参入しても稼げないのではないかと思うこともあるでしょう。しかし、適切な戦略を持って運営すれば、ブログ収益化も十分に可能なビジネスモデルです。
ブログの主な収益源はアフィリエイトやGoogleアドセンスといった広告収入です。かつてのような日記形式の運営では収益を生むことは難しくなりましたが、読者の悩みを解決する情報提供や、個人の体験に基づく一次情報を発信することで、競合と差別化を図ることはできます。
この記事では、ブログで儲けるための仕組みや始め方、利益が出た後の確定申告まで、事業としてブログに取り組むために必要な知識を解説します。
なお、マネーフォワード クラウド確定申告では、副業をしている人が確定申告する際に知っておきたい基礎知識や、確定申告の準備、確定申告書の作成方法・提出方法などを1冊にギュッとまとめた「副業の確定申告パーフェクトガイド」を無料で用意しております。
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目次
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ブログは今から始めても儲かる?
ブログは、正しい戦略と継続的な改善を行えば、今からでも収益化は可能です。ただし、単なる日記ブログは淘汰されており、読者の課題解決に特化したメディア運営が求められます。
大切なのは、短期的な成果を求めすぎず、中長期的な視点で運用することでしょう。
稼げる人と稼げない人の二極化が進む現状
ブログ収入の現実は、まったく稼げない層と大きく稼ぐ層に二極化しています。特定非営利活動法人アフィリエイトマーケティング協会の2025年の調査によると、月収1,000円未満の人が全体の約4割を占める一方で、月収100万円以上を稼ぐ層も1割以上います。
参照:アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2025|特定非営利活動法人 アフィリエイトマーケティング協会
「ブログはオワコン」といわれる理由
「ブログはオワコン(終わったコンテンツ)」といわれることがあります。特に近年は、企業が運営するメディア(オウンドメディア)や、専門家による高品質な記事が増え、個人ブログが検索上位に表示されにくい傾向があります。
また、SNSや動画コンテンツへのユーザー移行が見られます。
さらに生成AIの台頭により、誰でも平均的な記事が書けるようになったため、ただ情報をまとめただけの記事には価値がつかなくなりました。
テキスト情報は動画やSNSに比べて、必要な情報をピンポイントで、自分のペースで確認しやすいメリットがあります。深い悩みや専門的な情報を検索する需要は依然として高く、その受け皿としてブログの価値がなくなったわけではありません。
これから稼ぐためには、AIには書けない実体験や独自の視点を盛り込み、検索エンジンだけでなくSNSからの流入も確保するなど、複合的な戦略が必要です。
ブログで儲かる仕組みとは?
ブログで儲かる主な仕組みは、広告収入です。人が集まる場所を作り、そこに広告を掲載することで対価を得ます。商品を紹介して購入につなげるアフィリエイトと、クリックされるだけで報酬が入るアドセンスの2種類が基本となります。
アフィリエイト(成果報酬型広告)の仕組み
大きく稼ぐための本命となるのがアフィリエイトです。アフィリエイトは、ブログ記事で紹介した商品やサービスが、読者によって購入・契約された場合に、その成果に応じて報酬が支払われる仕組みです。
これは成果報酬型広告と呼ばれ、記事内で紹介した商品やサービスを読者が購入・契約した時点で報酬が発生します。1件あたりの報酬単価は、数百円から数千円の案件もあり、少ないアクセス数でも成約率を高めることで大きな収益を上げることが可能です。
ただし、読者に商品の魅力を伝え、購入を決断させるライティングスキルが求められます。
Googleアドセンス(クリック型広告)の仕組み
もう一つがGoogleアドセンスに代表されるクリック型広告です。記事内の広告枠がクリックされるだけで報酬が発生するため、商品を売る必要がなく初心者でも導入しやすいのが特徴です。
しかし、1クリックあたりの報酬は数円から数十円と低く、まとまった金額を稼ぐには膨大なアクセス数が必要になります。
事業として月5万円以上の収益を目指すのであれば、アフィリエイトを中心に設計するのが効率的です。
その他の収益化(自社商品・記事制作など)
企業や個人事業主がブログを運営する場合、広告収入だけでなく、自社の商品やサービスを紹介し、販売につなげる手段としても活用できます。
例えば、会計事務所が税務に関する役立つ情報を発信し、記事の最後に顧問契約や確定申告サポートの案内を掲載するケースです。また、ブログで専門性や文章力を示すことで、外部から記事の執筆依頼(ライティング案件)や講演依頼につながる可能性もあるでしょう。
儲かるブログを作るには無料ブログとWordPressのどちらが良いか?
Amebaブログ(アメブロ)や、はてなブログに代表される無料ブログサービスで収益化を目指すこともできますが、本気で儲かるブログを目指すなら、独自ドメインを取得してWordPressで運用するのが良いでしょう。
無料ブログで運営するメリット
無料ブログは、コストがゼロで、専門知識がなくてもすぐに記事の立ち上げができます。まずは記事作成や運営に慣れるために、手軽に始められるのは大きなメリットといえます。
ただし、本格的な収益化を考える際にはいくつかの制約も出てきます。
- サービス運営側の広告が意図しない場所に表示される。
- 掲載できるアフィリエイト広告に制限がある。
- デザインのカスタマイズ性が低い。
大きな収益を目指すには不向きな面もありますが、「まずは始めてみる」というスタート地点としては有効な選択肢です。本気で「ブログで稼ぐ」ことを事業として考えるのであれば、運営の自由度が高いWordPressへの移行も視野に入れると良いでしょう。
WordPressで運用するメリット
WordPressは自分でサーバーを契約し、独自のドメイン(インターネット上の住所)を取得して運営するため、自分の資産として残ります。デザインや広告配置の自由度が極めて高く、SEO(検索エンジン最適化)の観点でも有利な設定が可能です。
月額1,000円程度のサーバー代はかかりますが、これを事業経費として必要な投資と捉える視点が重要です。
現在、ブログで儲かっている運営者のほとんどがWordPressを利用していることからも、その優位性は明らかでしょう。
初心者が儲かるブログを作るための始め方は?
ブログで稼ぐためには、まずは「記事を作成し、公開する」という作業に慣れることが大切です。アメブロやはてなブログなどの無料ブログサービスは、コストをかけずにすぐ始められるメリットがあります。
まずは無料ブログで記事作成の感覚を掴み、記事のボリュームがある程度増えてきた段階で、本格的な収益化のためにWordPress(ワードプレス)へ移行する方法も有効です。
もちろん、最初から本格的に収益化を目指す場合は、WordPressとレンタルサーバーで独自ブログを開設する方法でも良いでしょう。WordPressはデザインの自由度やカスタマイズ性が高く、広告掲載の制限もないためです。
STEP1:ブログを開設する
まずはブログを開設するプラットフォーム(場所)を決めます。ご自身のスキルや目的に合わせて選びましょう。
- 無料ブログサービス(アメブロ、はてなブログなど):
コストがかからず、すぐに記事を書き始められます。まずは記事作成に慣れたい、という場合に適しています。ただし、デザインの制約や広告掲載の制限がある場合があります。 - WordPress(有料レンタルサーバー):
本格的に収益化を目指す場合の方法です。レンタルサーバー(エックスサーバーやロリポップ!など)と独自ドメイン(「〇〇.com」など)を契約します。初期費用や月額費用がかかりますが、運営の自由度が格段に上がります。
STEP2:テーマ・ジャンルを決める
次に、ブログで発信する情報の中心的なテーマ(ジャンル)を決めます。
選定のポイントは「自分が専門性(または強い興味)を持って継続できるか」と「広告案件があるか」です。まずはASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)に、自分が選ぶジャンルの広告が豊富にあるかを確認しましょう。
ただし、金融、医療、法律などのいわゆる「YMYL(Your Money or Your Life)」と呼ばれるジャンルは注意が必要です。これは読者の財産や健康に影響する情報を指し、Googleは情報の信頼性を厳しく評価します。
公的機関や専門家が監修する企業サイトが優先されるため、個人ブログがこれらのジャンルで大きく収益を上げるのは難易度が非常に高いのが実情です。
STEP3:SEOを意識した記事を作成する
ジャンルが決まったら、記事を作成していきます。収益化を目指すには、検索エンジン(Googleなど)で上位表示させ、多くの人に読んでもらう必要があります。
このための対策をSEO(検索エンジン最適化)といいます。具体的には、読者がどのようなキーワードで検索するかを予測し、そのキーワード(検索意図)に対する答えを、わかりやすく網羅的に記事に盛り込んでいきます。
STEP4:広告を掲載する
記事がある程度(目安として30記事程度)蓄積されたら、広告を掲載します。
アフィリエイトの場合は、A8.netやバリューコマースといった主要ASPに登録し、記事の内容に合った広告を探して提携申請を行います。Googleアドセンスの場合は、申請して審査に通過すれば広告を掲載できます。
STEP5:分析と改善を繰り返す
ブログは開設して終わりではありません。継続的に収益を上げるには、公開した記事の成果を分析し、改善(リライト)を繰り返す地道な作業が不可欠です。
Googleアナリティクス(アクセス解析ツール)やGoogleサーチコンソール(検索パフォーマンス分析ツール)などを活用し、「どの記事が読まれているか」「どのキーワードで流入しているか」「広告はクリックされているか」といったデータを分析しましょう。
ブログで儲かるジャンル選びの鉄則とは何か?
ブログで儲かるジャンル選びのコツとしてまず、「悩み解決のニーズが深いこと」と「売る商品(広告)があること」の2点があげられます。個人が企業に勝つには、市場の大きさと競合の強さを見極めるポジショニングが重要になります。
人の悩みが深い「HARMの法則」を狙う
ブログで儲かるためには、読者が「お金を払ってでも解決したい」と願う強い悩みに寄り添う必要があります。この悩みの分類として有名なのが「HARMの法則」です。
- Health(健康・美容):
ダイエット、脱毛、スキンケア、メンタルヘルスなど - Ambition(夢・キャリア):
転職、就職、プログラミング学習、英語、資格取得など - Relation(人間関係):
結婚相談所、マッチングアプリ、離婚、職場の人間関係など - Money(お金):
投資(NISA・iDeCo)、節約、クレジットカード、不動産など
これらのジャンルは市場規模が大きく、高単価なアフィリエイト案件も豊富です。「何を書くか」に迷ったら、まずはこの4つの領域から、自分の経験や興味と重なる部分がないかを探すのが鉄則です。
記事を書く前にASPで「売る商品」を確認する
ブログで儲かるジャンルを選んだつもりでも、肝心の紹介できる商品(広告)がなければ収益化はできません。よくある失敗が、一生懸命記事を書いた後に「紹介できるアフィリエイト案件が存在しなかった」と気づくケースです。
ジャンルを決定する前に、必ずA8.netやもしもアフィリエイトなどのASPに登録し、検索機能を使いましょう。そのジャンルに広告案件があるか、報酬単価は低すぎないか(最低でも1,000円以上が目安)を確認します。
売りたい商品から逆算して、その商品を必要とする人はどんな悩みを持っているかを考えることが、収益化への最短ルートです。
ブログで儲かるまでの期間と短縮方法は?
検索エンジンの評価が得られるまで半年から1年はかかります。この期間を短縮し成果を出すには、初期に記事数を増やしてサイトの網羅性を高め、その後にリライト(修正)で質を上げることが不可欠でしょう。
収益化までの我慢の時期
ブログを始めてから最初の数ヶ月間は、どれだけ良い記事を書いてもアクセスがほぼゼロという状態が続きます。これはGoogleなどの検索エンジンが、開設したばかりの新しいブログをまだ信頼していないためです。多くの人がここで挫折してしまいがちですが、この期間を耐えながら、日々記事の本数を増やし、更新していきましょう。
初期では記事の本数を増やして専門性を証明する
検索エンジンに早く認められるためには、まずは一定の記事数を投入してサイトのコンテンツを充実させる必要があります。ブログの中に記事が数本しかない状態では、Googleはそのブログが何の専門家なのかを判断できません。
例えば「英語学習」のブログなら、単語の覚え方、リスニング対策、オンライン英会話の比較など、関連する記事を網羅的に作成し、記事同士を内部リンクでつなぎます。
まずは質にこだわりすぎて手が止まるよりも、60点から70点の完成度でも良いので記事を公開し、本数を増やすことを優先してください。一定の記事数が蓄積されることで、検索エンジンはサイト全体を「このジャンルの情報が豊富な有益なサイト」と認識し、順位を上げ始めます。
順位を上げるにはリライトが必要
記事数が増えてきたら、新規記事の作成ペースを落としてでも取り組むべきなのが「リライト(過去記事の修正)」です。ブログは一度書いて終わりではありません。
公開して3ヶ月ほど経つと、Googleサーチコンソールなどのツールで「どのキーワードで検索されているか」「現在の順位は何位か」というデータが蓄積されます。
例えば、検索順位が20位(2ページ目)にある記事は、あと少しの改善で1ページ目に表示され、アクセスが急増する可能性があります。
最新の情報に書き換える、読者が求めているのに欠けている情報を追記する、タイトルをより魅力的にするといったリライト作業は、新規記事を書くよりもはるかに効率的に収益を伸ばす手段です。稼いでいるブロガーほど、このリライト作業に多くの時間を費やしています。
SNSの活用も行う
検索エンジン(SEO)流入だけに頼らず、SNSを活用して集客経路を増やすことも有効です。アフィリエイトマーケティング協会の調査(2025年)によれば、アフィリエイターの3割が「SNSのフォロワー集客」を実践しています。X(旧Twitter)やInstagramで記事の更新を告知すれば、ブログのアクセス源にもなります。
参照:アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2025|特定非営利活動法人 アフィリエイトマーケティング協会
ブログで儲かったら確定申告は必要か?
副業でも年間所得が20万円を超えると確定申告が必要です。サーバー代などの経費を正しく計上し、適正な納税を行うことが大切です。
確定申告が必要になる所得は?
確定申告が必要かどうかは、ブログ運営を副業として行っているか、本業(事業)として行っているかで基準が変わってきます。
所得(儲け)の計算方法(売上 − 経費)
確定申告で申告する「所得」は、ブログによる「売上(アフィリエイト報酬やアドセンス収益など)」から、「経費」を差し引いた金額です。
もし売上が年間30万円あっても、経費が15万円かかっていれば、所得は15万円(30万円 – 15万円)です。この場合、副業であれば所得20万円以下なので、原則として所得税の確定申告は不要となります(ただし、住民税の申告は必要です)。
ブログ運営の経費として認められるもの
ブログ運営に関連する支出は、必要経費として売上から差し引くことができます。経費を正しく計上することは、所得を圧縮し、結果として税金の負担を抑える(節税する)ことにつながります。
申告しない場合のペナルティ
所得が基準額を超えているにもかかわらず、確定申告をしなかった場合、税務調査などで発覚するとペナルティが課されます。
本来納めるべき税額(本税)に加えて、「無申告加算税」や「延滞税」といった追徴課税が発生します。ブログの収益はASPやGoogleからの振込履歴(データ)として残るため、税務署は把握しやすいといえます。収益が出始めたら、経費の領収書や売上の記録をしっかり管理しましょう。
ブログ運営の経費と会計処理の効率化は?
経営者や個人事業主がブログを運営する場合、その会計処理をいかに効率的に行うかが課題となります。
サーバー代やツール利用料などを事業経費として適切に処理し、会計ソフトを活用することで、節税とバックオフィス業務の効率化が図れます。
経費計上の具体例と注意点
ブログ運営の経費は多岐にわたりますが、計上の際は「ブログ運営(事業)に直接関連するかどうか」が判断基準です。
例えば、プライベートと共用しているPCやインターネット回線費は、事業で使用した割合(時間や面積など)に応じて合理的に按分(家事按分)して計上する必要があります。また、高額なPC(10万円以上)などは、一度に経費にせず、耐用年数に応じて数年に分けて経費化する「減価償却」の処理が必要になる場合があります。
会計ソフト(クラウド会計)を活用するメリット
ブログの売上(ASPからの入金)や経費(サーバー代の支払いなど)の管理には、クラウド会計ソフト(マネーフォワードなど)の活用が有効です。
銀行口座やクレジットカードと連携させることで、取引データを自動で取り込み、仕訳を半自動化できます。これにより、確定申告書の作成にかかる手間を大幅に削減できるだけでなく、リアルタイムでブログ事業の収支状況を把握することも可能になります。
ブログで儲かるには戦略と継続が大切
ブログで儲かるには、アフィリエイトやアドセンスといった収益の仕組みを理解し、中長期的な視点で読者の役に立つ記事の作成と分析を継続することが求められます。
収益化までの道のりは平坦ではなく、「ブログ収益化は難しい」と感じる場面も多いでしょう。しかし、正しい手順で継続すれば、自社の認知度向上や新たな事業の柱に育つ可能性も秘めています。
そして、事業としてブログを運営する以上、発生した収益(所得)に対する税務は切り離せません。サーバー代などの経費を正しく管理し、基準額を超える所得が出た場合は、確定申告を忘れずに行いましょう。
マネーフォワード クラウド確定申告の導入事例
データ連携機能を使って、銀行やクレジットカードの明細データを自動で取り込むようになってからは、会計ソフトへの入力作業が減ったので、作業時間は1/10くらいになりましたね。
ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
確定申告の知識をさらに深めるなら
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