• 更新日 : 2026年7月14日

Slackの色を変更するには?テーマ設定の手順を解説

Point Slackの色変更はどこから設定する?

Slackの色変更は、環境設定の「表示」メニューから数クリックで完了します。なお、Slackのテーマとは、サイドバーの配色や画面の明るさなど画面デザインを変更できる機能を指します。

  • プリセットから配色を選んで切り替える
  • HEXコードでサイドバーの各要素を細かく指定する
  • ワークスペース別に配色を変えて誤送信を予防する

メッセージ本文の文字色変更は2026年5月時点では対応していないため、強調はコード形式の赤文字や絵文字で代用するのが一般的な方法です。

Slackの色変更は、環境設定の「表示」メニューから数クリックで完了します。プリセットテーマの切り替えからダークモードの設定、HEXコードによるカスタムテーマまで対応しており、配色を自分好みに調整できます。本記事では、テーマ設定の手順、カスタムテーマの活用方法、文字色の扱い、反映トラブルの対処法までを実務目線でまとめます。

Slackの色をテーマで変更するには?

Slackの色変更は、環境設定の「表示」メニューから数クリックで完了します。デスクトップ版ではプリセットテーマの選択とライト/ダークモードの切り替えに対応しており、見た目の印象を手軽にカスタマイズできます。

設定画面からテーマを選ぶ

Slackのテーマ変更は、サイドバーや背景の配色を一括で切り替える機能です。操作手順は以下のとおりです。

  1. 画面左上のワークスペース名(または自分のプロフィール写真)をクリックし、「環境設定」を開く
  2. メニューから「表示」を選択する
  3. 表示されるプリセットテーマの一覧から好みの配色をクリックする
  4. プレビューが即時反映されるので、イメージどおりか確認する

デフォルトのテーマは紫色を基調とした「オーバージーン(Aubergine)」で、ほかにも複数のテーマパターンが用意されています。テーマの変更は自分のアカウントだけに適用され、チームメンバーの画面には影響しません。気軽に試せるので、まずはプリセットから好みの配色を探してみるのも一つの方法です。

参照:Slackのテーマを変更する|Slack

ダークモードに切り替える

長時間Slackを使うバックオフィス担当者にとって、ダークモードは目の負担を軽くする選択肢になります。

テーマ設定画面の上部に「ライトモード」「ダークモード」の切り替えがあり、ワンクリックで変更できます。ダークモードでは背景が暗い色調に変わり、白い画面のまぶしさが軽減されます。夜間や照明を落とした環境での作業が多い場合に向いているといえるでしょう。OSの設定に連動させる「OSの設定と同期する」オプションもあり、時間帯に応じた自動切り替えにも対応しています。

なお、ダークモードの設定はデバイスごとに別管理になっています。デスクトップ版でダークモードをオンにしてもモバイルアプリには自動で適用されないため、スマートフォンでもダークモードを使いたい場合はモバイルアプリ側で改めて設定する必要があります。

参照:Slackでダークモードを使用する|Slack

Slackのカスタムテーマで色を変えるには?

カスタムテーマを使うと、HEXカラーコード(16進数の色指定)でサイドバーの各要素を自由に配色できます。コーポレートカラーやチームカラーを反映させたい場面で活躍する機能です。

カスタムテーマで配色を変更する

プリセットテーマ以外の配色にしたい場合は、カスタムテーマを利用するとサイドバーの色を自由に変更できます。

テーマ設定画面で「カスタムテーマ」を選ぶと、サイドバーの配色を変更できます。HEXコードを入力して好みの色を指定できるため、企業のコーポレートカラーに合わせたり、見やすい配色へ調整したりすることが可能です。

例えば、コーポレートカラーが濃紺(#1B2A4A)の企業であれば、濃紺を基調とした配色に設定すると、ブランドイメージに合わせた画面デザインに統一できます。

配色に迷う場合は、Adobe ColorやColor Huntなどのカラーパレットツールを利用すると、相性の良い色の組み合わせを見つけやすくなります。

テーマをメンバーに共有する

作成したカスタムテーマは、カラーコードの文字列をコピーしてメンバーに共有できます。手順は以下のとおりです。

  1. 「カスタムテーマ」の編集画面で「共有」をクリックし、カラーコードをコピーする
  2. コピーされたカラーコードをSlackのメッセージやメールで相手に送る
  3. 受け取った側は、自分のテーマ設定画面の入力欄にコードを貼り付ける
  4. プレビューで確認し、問題なければ設定を保存する

共有されるのはあくまでカラーコードのテキスト情報です。受け取った側がコードを貼り付けるだけで同じ配色を再現できるため、チーム全体のSlack画面を統一する際にも手間がかかりません。

ただし、テーマの適用は個人単位のため、管理者が全員に強制的に適用する仕組みはありません。チャンネルのブックマークやピン留めメッセージにコードを貼っておくと、メンバーが好きなタイミングで適用できます。

参照:Slackのテーマを変更する|Slack

Slackの文字色は変更できる?

Slackのメッセージ本文で自由に文字色を変える機能は2026年6月時点では提供されておらず、唯一対応しているのはバッククォートで囲むコード形式の赤文字表示のみです。配色を変えたい場合は、テーマ機能のほうで対応する形になります。

コード形式の赤文字で強調する

Slackの書式設定にある「コード」を使うと、テキストが赤色になり囲み枠がつきます。

方法はシンプルで、強調したい単語やフレーズをバッククォート(`)で囲むだけです。例えば、`期限:5月31日` と入力すると、「期限:5月31日」の部分が赤い文字でハイライトされます。経理担当者が締め切り日を共有する場面や、エンジニアがコマンドを共有する場面で視認性が上がりやすくなります。

ただし、この赤文字は本来プログラムのコードを示すための書式です。文章全体を赤くする用途には向いておらず、装飾目的で多用するとかえって読みにくくなる傾向があります。強調したい箇所にピンポイントで使うのが望ましいでしょう。

Slackがメッセージの文字色変更に対応していない背景には、チャット画面の統一性を保つという設計思想があるとされています。色が自由に使える環境では、視認性のばらつきが大きくなり、かえって情報伝達のスピードが落ちるリスクがあるためです。

絵文字やリアクションで視覚的に補う

文字色を変えられない代わりに、絵文字やカスタム絵文字を活用すると視覚的なアクセントを加えられます。活用例は以下のとおりです。

  • 🔴🟡🟢などの色付き丸絵文字を見出し代わりに使い、優先度を色で示す
  • 📌ピン絵文字を冒頭に置いて、重要な連絡であることを伝える
  • 部署名やステータス(承認済み・差し戻しなど)をカスタム絵文字として登録し、リアクションで状態管理する

例えば、経費精算の承認フローで「✅承認」「❌差し戻し」のリアクションをルール化しているチームもあります。文字色に頼らなくても、絵文字の色や形で情報を整理できるでしょう。

Slackのテーマ色を分けるメリット

ワークスペースごとにテーマの配色を変えておくと、送信先の取り違えを防ぎやすくなります。複数のワークスペースを行き来するバックオフィス担当者や、クライアントごとにワークスペースを分けている経営者にとって、色による視覚的な区別は誤送信リスクの軽減につながります。

複数ワークスペースを色で区別し見やすくする

ワークスペースごとに異なるテーマカラーを設定しておけば、サイドバーの色を見るだけで「今どのワークスペースにいるか」が一目でわかります。

社内用・クライアントA社用・クライアントB社用など、ワークスペースを複数持っている場合を考えてみましょう。すべてがデフォルトの紫(オーバージーン)のままだと、切り替えた際にどのワークスペースを開いているのか瞬時に判断しにくくなる場面もあります。設定例を挙げてみましょう。

ワークスペース 設定例カラー 選ぶ理由
社内用 ネイビー系(#1B2A4A) 落ち着いた印象で日常使いになじむ
クライアントA社用 グリーン系(#2D6A4F) 社内用との視覚的な差が明確になる
クライアントB社用 ボルドー系(#6B2737) 暖色でほかの2つと容易に区別できる

取引先専用のワークスペースで社内向けのやり取りを誤送信してしまった、という事例も珍しくありません。色の違いが「送信前にワンクッション置く」きっかけになり、こうしたトラブルの予防につながります。

目に優しい配色で長時間作業の疲労を減らす

Slackの色変更は見た目の好みだけでなく、目の疲れにも関わる要素です。

1日に長時間画面を見る事務系スタッフにとって、配色選びは作業効率にも影響します。疲労を軽減しやすい配色のコツは以下のとおりです。

  • 背景色と文字色のコントラスト比を4.5:1以上に保つ(WCAG 2.1の基準が目安)
  • 彩度の高い原色(純粋な赤・青・緑)をサイドバー全体に使うのは避ける
  • ダークモードでは純白(#FFFFFF)よりも、やや暖かみのあるライトグレー(#E0E0E0前後)をテキスト色に選ぶ
  • 色覚多様性への配慮として、色だけに頼らずテキストラベルも併用する

コントラスト比のチェックには、WebAIM Contrast Checkerなどの無料ツールが役立ちます。背景色と文字色のHEXコードを入力するだけで、WCAG基準を満たしているかを即座に判定できます。

色の心理効果も配色選びの参考になります。一般に青系は集中力の維持に向いているといわれ、緑系はリラックス効果が期待されています。業務内容や利用シーンに合わせて選んでみるのも一つの方法です。

参照:Contrast Checker|WebAIM
参照:Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.1|W3C
参照:カラー(アクセシビリティ)|デジタル庁デザインシステムβ版

Slackの色変更が反映されない場合の対処法は?

設定したテーマが画面に反映されないときは、アプリのバージョン・キャッシュ・HEXコードのスペル・OSとの競合の4点を順にチェックします。編集中のテーマがプレビューに即反映されない場合や、再起動後に元の配色に戻ってしまう場合にも有効な手順です。

確認すべき4つのポイント

テーマが反映されない原因の多くは、アプリの状態かHEXコードの記入ミスに集約されます。順番に確認するとスムーズです。

  • Slackアプリを最新バージョンにアップデートしているか
  • ブラウザ版を使っている場合、キャッシュのクリアを試したか
  • カスタムテーマのHEXコードにスペルミスや余分な記号が混入していないか
  • OSのダークモード設定がSlackのテーマ設定と競合していないか(「OSの設定と同期する」がオンの場合、手動テーマが上書きされるケースがある)

それでも解決しない場合は、一度テーマをデフォルト(オーバージーン)に戻し、改めてカスタムテーマを設定し直すと正常に反映される場合があります。アプリの再起動とあわせて試すと、より確実に変更が反映されやすくなるでしょう。

参照:Slackのテーマを変更する|Slack

Slackの色変更に関するよくある質問

実務でつまずきやすいポイントをQ&A形式でまとめます。

Slackのテーマ変更はチームメンバーの画面にも反映される?

テーマ変更は個人のアカウントだけに適用され、ほかのメンバーの画面には影響しません。

同じワークスペースのメンバーで配色をそろえたい場合は、カスタムテーマのカラーコードをチャンネルやダイレクトメッセージで共有し、各メンバーが任意で適用する形になります。管理者が全員に強制適用する仕組みは用意されていません。

モバイルアプリのテーマも自動で同期される?

カスタムテーマで設定した配色は、同じアカウントでログインしているモバイルアプリにも反映される仕様です。

一方で、ライト/ダークモードの切り替えはデバイスごとに別管理になっており、デスクトップ版で設定した内容はモバイルアプリには自動で引き継がれません。スマートフォン側で同じ表示モードを使いたい場合は、モバイルアプリの設定画面から個別に切り替える必要があります。

色覚多様性に配慮したテーマはある?

色覚多様性のあるメンバーに見やすい配色(視覚補助)のプリセットテーマが用意されています。

チームに該当するメンバーがいる場合や、社内で公式に共有する画面のテーマを選定する場面では検討する価値があるでしょう。カスタムテーマで自作する際も、文字と背景のコントラスト比を意識し、色だけに依存しないラベル設計を組み合わせると、より多くの人にとって読みやすい画面に近づきます。

Slackの色変更はテーマ設定から手軽に行える

Slackの色変更は、環境設定の「表示」メニューからテーマを設定することで、プリセットテーマの選択や、HEXコードを使ったカスタムテーマの設定に対応できます。複数ワークスペースを使い分ける場面では、ワークスペースごとに配色を変えておくと誤送信の予防にもなるでしょう。文字色を直接変える機能はない代わりに、コード形式の赤文字や絵文字を使った強調が代替手段です。

まずはプリセットテーマから試し、必要に応じてカスタムテーマでコーポレートカラーを反映させると、業務環境に合わせた使いやすい画面に整えやすくなります。

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